デッド・ドント・ダイ　　　　　　 ２０１９年　アメリカ　（THE DEAD DON'T DIE） コメディー・ファンタジー・ホラー　　　　 ＜監督＞ジム・ジャームッシュ ＜キャスト＞ビル・マーレイ, アダム・ドライヴァー, ティルダ・スウィントン, クロエ・セヴィニー, スティーヴ・ブシェミ, ダニー・グローヴァー ＜ストーリー＞ アメリカの田舎町、センターヴィルでは、異変が起こっていた。そしてついに、ダイナーで、凄惨な死体が発見される。警察署長のクリフ（ビル・マーレイ）らは、町を守ろうとするが・・・。 ＜感想＞ ゾンビ映画です。 それにもかかわらず、前半は、長閑（のどか）に進んでゆきました(^▽^)。 しかし中盤以降、続々とゾンビが登場すると、そんな余裕はありません。 ぞろぞろとゾンビが歩き出し、人々を襲っていきます。 ただ、これが怖かったかというと、そんなことはなく、脳みそのないゾンビらしいユーモラスささえ感じました。 特に、自分の拘りのあることを何か一つ繰り返しつぶやいているのには笑えます。 この辺りが世の中の風刺なんでしょうかね。 自分だったらなんとつぶやくのか、あまり恥ずかしいことでないといいんだけど(^_^)。 警察所長をはじめ、巡査たちは使命感があって頼もしいです。 そして、ティルダ・スウィントンの存在が、なんとも訳が分からなくて、この映画を象徴しているようでした。キャストは豪華なので、好きな人は好きな作品でしょうね(^▽^)。 私はというと、嫌いではないけれど、大好き！というわけでもありません。ただ、ゾンビ映画なので、好ましいって感じですかね(^_^;。(2021,04,29)