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バイオハザードX リトリビューション      


2012年 アメリカ (Resident Evil: Retribution)
アクション・ホラー・SF 3D  

<監督>ポール・W・S・アンダーソン
<キャスト>ミラ・ジョヴォヴィッチ, ミシェル・ロドリゲス, シエンナ・ギロリー, オデッド・フェール, 中島美嘉

<ストーリー>
アルカディア号で戦い、傷ついたアリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、アンブレラ社の中で目覚めた。強固な警備の隙を突き、彼女は逃げ出すが、そこには、アメリカ、ロシア、東京の仮想世界が広がっていた。そして、彼女の前には、過去の仲間や敵が現れる・・・。

<感想>
バイオハザードシリーズ5作目です。
どんどん荒唐無稽な話になってきた・・・まあ、元々荒唐無稽な話なんだけど・・・このシリーズ。
でも、好きなんです、ミラのアクション(^^)。

今回の逆回しスローモーションの冒頭には、ちょっと意表を突かれましたが、迫力があって、面白かったです。
見ているときは、ちょっと長さを感じてしまって、早く、普通の映像として見たいなと思っていたところ、順回しの普通の早さで見ると、あっという間のシーンなんですね、これが。
それで、改めて、あの一瞬のシーンで、こんなにいろいろな事が描かれていたんだ!と、改めて感じ入るのです。
こんな見せ方をするということは、監督のお気に入りのシーンなのかな。
ミラのアクションも、相変わらずキレがあるし、こうやってじっくり見せてくれると、なおさら、その良さが分かりますねぇ〜(^^)。

ミラが意識を回復するシーンは、いつもながらの、半裸状態のミラ!
いつものような過激な衣装?!は、彼女もお気に入りなのかしら??
でも、やっぱり、戦闘服を着て、武器を持つミラが一番かっこいいわ。

また、今回のお楽しみ?である、昔の懐かしい面々を、再び見ることができたのも、うれしかったです。
特に、ミシェル・ロドリゲス。やっぱり、タフだし、肝が据わってるし、いいよね〜〜〜(^^)。

ただ、中盤から後半は、仮想世界の中をさまよったり、激しい銃撃戦の応酬ばかりになって、面白味が欠けました。
銃を使った戦いって、退屈なのよね、実は。
やっぱり、体を張ったアクションの方が、ずっと面白いです。

前作の「アフターライフ」は、「マトリックス」風でしたが、今回は、「エイリアン2」風だったかな(^^)。
こうシリーズが続くと、ネタ切れになり、何かに似てしまうのは、仕方のないことなのよね、きっと。

他にも、シエンナ・ギロリーの髪型とか、アンデッドたちの存在の薄さとか、エイダって、何者?とか、色々思うことはありますが、このぐらいにしておきましょう。

とにかく話が、さらに、無茶苦茶になってきているわけですが、次でやっと最後になるのかなと思いつつ、やっぱりそれが楽しみな私なのでした。ふ〜。(2012,09,14)






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