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ランゴ      


2011年 アメリカ (RANGO)
アニメ  

<監督>ゴア・ヴァービンスキー
<声のキャスト>ジョニー・デップ , アイラ・フィッシャー , アビゲイル・ブレスリン , アルフレッド・モリナ , ビル・ナイ , ハリー・ディーン・スタントン , レイ・ウィンストン , ティモシー・オリファント

<ストーリー>
水槽で飼われていたペットのカメレオン、ランゴ(声:ジョニー・デップ)は、ある日、車で移動中に砂漠に置き去りにされてしまう。途方に暮れる彼は、寂れた町”ダートタウン”にたどり着き、そこの酒場で嘘八百を並び立て、いつしか、町のヒーローになっていた・・・。

<感想>
アニメだし、カメレオンだし・・・と、なかなか見る気になれなかったのですが、実際に見てみると、なかなかシュールで面白かったです。

シュールなのは、登場する動物たち。
主役のランゴが何よりシュールで、元々は、飼われていた水槽の中で、水槽グッズを相手に冒険寸劇を楽しむ・・・というカメレオン。
それが、実際の砂漠に置き去りにされ、初めて命の危険を味わう・・・という冒頭からからしてシュールじゃないですか!?(^_^)。
あんまりシュールすぎて、最初は話について行かれませんでしたーーー(^_^;。

その後は、熱血西部劇風な冒険活劇になり、登場する様々な動物たちの姿にも、いつしか慣れてきて、物語にの中に入り込んでゆけました。

監督はゴア・ヴァービンスキー、出演(声とモーションキャプチャー)は、ジョニー・デップの「パイレーツ・オブ・カリビアン」コンビなので、子供向けのかわいらしい動物アニメというより、大人向け作品でしょうか?

冒頭に”シュール”と書きましたが、動物たち、特にランゴは、変にリアルで、小さな目をきょろきょろさせて、ほとんど表情らしいものはありません。それなのに、見ているうちに、表情が見えてきて、感情移入出来るのが面白いところです。
しかし、ぱっと見は、ちっとも可愛くないので、爬虫類が苦手な人には、敬遠されそうですね(^_^)。
マメータなんて、ハエだし・・・(^_^;。

ストーリーは、冒険あり、戦いありの西部劇活劇風で面白かったです。
西部劇って、ヒーローを限りなくかっこよく魅せてくれるんですよね〜。
それに、映像がなにしろとても綺麗。
最初は、かわいらしくもなく、表情もないカメレオンが、途中からは、いい意味でリアルに、かっこよく見えてくるのだから、不思議です。(2015,07,12)



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