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ロシアン・ドールズ      


2005年 フランス・イギリス コメディー・ロマンス

<監督>セドリック・クラピッシュ
<キャスト>ロマン・デュリス , ケリー・ライリー , オドレイ・トトゥ , セシル・ドゥ・フランス

<ストーリー>
「スパニッシュ・アパートメント」から5年。30歳になったグザヴィエ(ロマン・デュリス)は、小説家を目指しながら、フリーライターとして、種々雑多な仕事をこなしていた。しかし、思うに任せない仕事、そして恋愛に、彼の悩みは、ますます深くなるばかりだった・・・。

<感想>
映画公開中には、どうしても見られず、やっと見ることが出来ました。
久しぶり!ロマン・デュリス!!(^^)。

主演はもちろん、監督も、脇のキャストも、前作「スパニッシュ・アパートメント」をそのまま受け継いでいるので、あの雰囲気のまま楽しめます。

あの時から5年経っているので、皆、学生を卒業して、社会人になっています。
だから、みんなが大人になったかというと・・・?
特に、主人公のグザヴィエは、相変わらずのダメ男ぶりです。
仕事は思うとおりにならず、そのくせ、クライアントの前では、笛を吹いて大言壮語。
恋愛についてはもっとひどくて、フラフラと女性の間を行ったり来たり。本当に、愚かな男だなぁと思いつつも、彼なりの優しさや一生懸命さが好きだったり・・・(^^)。
実際にこんな男が近くに居たら、イライラしっぱなしになるだろうとは思うけれど、ロマンが演じると、許せちゃうのは、ファンだからでしょうかねぇ〜〜(^^)。

前作同様、カメラワークも面白く、コメディータッチで、クスクスクス。懐かしい面々が、相変わらずだったり、すごく意外な面を見せてくれたりと、とても楽しめました。
ただ、前作のファンでない人が見たら、冗長で、つまらないかもしれないですねぇ。
最低限、「スパニッシュ・アパートメント」を見てから見ることをお薦めします。

また、今度の題名が、「スパニッシュ・アパートメント2」ではなくて、何故「ロシアン・ドールズ」なのかは、グザヴィエ自身が、ラストにちゃんと説明してくれました(^^)。
また、数年後に続編ができるのでしょうか・・・?(2007,06,24)



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