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ワールド・オブ・ライズ      


2008年 アメリカ アクション・スリラー   

<監督>リドリー・スコット
<キャスト>レオナルド・ディカプリオ , ラッセル・クロウ

<ストーリー>
世界を飛び回るCIA工作員フェリス(レオナルド・ディカプリオ)は、体を張って危険な任務に就いていた。一方、彼の上司ホフマン(ラッセル・クロウ)はアメリカ国内にいながら、彼に指示を送っていた。二人は、同じ目標を持ちながらも、温度差の違いも、感じていた。そして、捜査の手は、あるテロリストの中心人物に近づきつつあったのだが・・・。

<感想>
中東、テロ・・・この題材は、映画やドラマの題材として、もう、すっかり飽き飽きしていたのですが、レオ主演作とあっては、見逃すわけにはいきません。・・・ということで、初日に見てきました。

アメリカでは、この重苦しい時期に、この映画・・・ということで、あまり集客力はなかったようですが、私の行った劇場でも、比較的小さなスクリーンで、半分という入り。まあ、しょうがないですかね。
でも、映像の方は、迫力があり、引きこまれて見入ってしまいました。

前半は、レオ演じるフェリスの仕事と、彼の置かれている立場を象徴するシーンが続きます。ここが分かっていないと、ストーリーに入り込めないので、一生懸命見ました(^^)。なので、字幕を見ながらレオの演技を堪能する・・・と言う両立は、ちょっと大変でした(^^;。
でも、ここをしっかり見ておくと、後半の面白さが倍増します。私のように、中東情勢に詳しくなくても、十分に面白かったです。

「事件は現場で起こっているんだ!」という、叫びが聞こえてきそうな、上司と、現地のCIA工作員との間の齟齬。そうしたちょっとした違いによって、ひどい痛手を被るのは、工作員なんですよね。
人の命の尊さを胸に刻みながらも、テロに立ち向かうフェリスの使命感は、とてもリアルで、重く感じられました。

そして、フェリスには、上司との軋轢の他に、アンマンのハニとの駆け引きも最重要事項だったのですが、心ならずも、ハニとの行き違いが生じて苦悩するフェリス。
そして・・・。

難しい題材であるにもかかわらず、観客を惹き付けて、夢中にしてしまう監督の手腕は、すばらしいです。
2時間を超える長さの作品ですが、特に後半は、画面に釘付けで、時間が経つのが早かったです。 (2008,12,20)



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