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The 11th Hour      


2007年 アメリカ ドキュメンタリー

<監督>ナディア・コナーズ , ライラ・コナーズ・ピーターソン
<キャスト>レオナルド・ディカプリオ

<ストーリー>
レオナルド・ディカプリオが製作とナビゲートを務めた環境ドキュメンタリー。物理学者のスティーヴン・ホーキングやゴルバチョフ元大統領など、世界各国の専門家たちが、様々な地球上の問題を取り上げて、自分たちの出来ることを探って行く。

<感想>
レオナルド・ディカプリオが昔から携わってきた環境問題を、彼自身が製作、脚本、ナレーターとなって作り上げた、日本未公開のドキュメンタリー映画です。

レオの映画は、全て見てきたのに、これだけは、まだ見ていませんでした。
彼自身、車はずっとプリウスだし、環境問題には、とても力を入れていて、この作品が、彼の環境問題に対する集大成の第一歩ということかな。

多くの専門家たちが語る言葉は、重くて、具体的で、なるほどなと納得させられます。

これを見ていると、人類にとって、一番の不幸は、石油の発見なのかもしれないなぁと、思い始めました。
今のように、便利な社会になったのは、石油のおかげなのですが、これが一気に環境への悪影響をもたらした諸悪の根源なんですね。
それによって、人口も倍増し、ゴミも増え続けているのです。

この映画には、人類が、これからどうすればいいのか、どうしてゆけば、地球を守ってゆけるのか、という前向きな話も出てきます。
そのために、いろいろな研究がなされ、実際に動き出しているのです。
日本のJRのブレーキ発電?のことも、ちょっと出てきてて、うれしかったです〜(^^)。

ドキュメンタリー映画というと、切り口や、統計の取り方、分析の仕方によって、全く違う結論が出たりすることがあるので、要注意なのですが、この映画は、とても良心的で、見る価値があると思います。
さすがレオだわ〜〜!(^^)。
ただ、字幕を読むのが大変でしたけどーーー(^^;。(2009,10,01)



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