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「あふれた愛」 天童荒太 2001.01.17







ふたりでいてもかなしい。ひとりでいてもいとしい。
生きていくということ−−−その意味と真実とは。
人々の交錯する心情を通して問いかける四つの物語。
「あふれた愛」は、永遠の仔の執筆過程で生まれた。
雑誌に発表し、その反響に「・・・仔」の表現も励まされた。
今度は「・・・仔」に寄せられた声に確かな形で答えるため、この物語をすべて書き改めた。
「・・・愛」が「・・・仔」を支え、
「・・・仔」の読者が「・・・愛」を育ててくれたと信じている。(帯より)

4編の短編から出来ています。
それぞれ、心の傷つきやすい人たちの話です。
周りのちょっとした、気遣いや、思いやりで、人は、生きてゆけるのです。