「黒い傷のある部屋」 新井満 2001.01.29







曜子、２３歳。彼女はいかにしてトラウマの呪縛から自分自身を解放できたのか。
傷だらけの絵画に隠された”生と性と死”。
芥川賞受賞作「尋ね人の時間」から１０年。
新井満が問う新しい愛のかたち・・・・救済と再生の物語。（帯より）

不倫関係にある写真家柊と、モデル曜子の、二人の物語。
短編の連作になっていて、そのつながりが面白い。
話は、文章としてではなく、映像として、印象が残る。
でも、なんか、男に、都合のいいお話。