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「アマゾン漂流日記」 
坪井伸吾 2001.10.04





アマゾン川5000キロを4ヶ月かけてイカダで下る!
ドキドキのノンフィクション!ゆったりと流れる大河アマゾンではイカダの座礁と釣りとマージャンの日々。
貧しいけれど陽気な人たちや、日系移民達のたくましさに感動しながら僕らのオトボケ冒険旅行は続く。(紹介文より)

この冒険記は、同じく、冒険が大好きで、私の大好きな作家椎名誠さんの本の中(「くじらの朝がえり」)で紹介されたものです。
題名通り、アマゾン川をイカダで漂流する冒険記です。
彼らの言う、イカダでの漂流って、どういう物かが、ちょっと想像できなかったのですが、
そのまんま、木でイカダを組み立てて、その上に、小屋を建てて、川の流れに任せて、漂流するものでした。
イカダそのものは、やはり、相当頑丈な物でないと、ダメみたいで、現地で、作ってもらったそうです。
それでも、幾たびも、嵐に見舞われて、そのたびにあちこち修理していました。
そして、その大きさ故に、座礁すると、そこから抜け出すのが、大変みたいで、
しかも、自分の行きたい方向にもなかなか進めず、四苦八苦したそうです。
また、川の周辺に住む人たちも、さすがに、イカダでの漂流者は、物珍しいみたいで、
漂流中に、たくさんの人が、遊びに来たり、食料を分けてもらったりしている箇所があり、その交流が微笑ましい。
アマゾンって、私には、未知の世界で、一生見ることさえ、ないかもしれない所だけれど、
この本のおかげで、たくさんのことを知りました。

アマゾン川に、イルカがいるって、知ってますか?(^^)

坪井伸吾さんのHPです