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「悪魔の眼」    
アレックス・カーヴァ   03.06.29




    
少年連続殺人犯ロナルド・ジェフリーズの死刑執行から3ヶ月、ネブラスカ州の田舎町プラットシティで、行方不明だった新聞配達の少年が遺体で発見された。FBI特別捜査官マギー・オデールは模倣犯を念頭に捜査に加わるが、怯える人々を嘲笑うかのように新たな少年が行方を絶った。”本当の悪魔は外にいる”ジェフリーズの最後の懺悔が真実なら、悪魔は今、この町のどこかだ!デビュー作とは思えぬ完成度と世界各国で絶賛。衝撃のサイコ・スリラー。
(背表紙より)



面白かったです(^^)。
一部分、あの映画化もされたサイコ小説かと見まごうばかりの設定もありますが、まあ、そこら辺は、広い心で許しましょう(^^)。
なにより、読みやすくて、次がどうゆう展開になるのか知りたくて、サクサク読んでしまいました。
犯人も、もう絶対あの人!と思っていたのに、あれ?あれれ??と、どんでん返しがあったり、なかったり・・・(^^)。最後まで面白く読めました。

この作家さんは、この作品がデビュー作だそうで、それも驚きですね〜
この続編もあるらしく、早くそれも読みたいです(^^)。
ただ、出版社があのハーレクインロマンスの会社だからか、出てくる二人の主役が、美男美女で、まあ、ロマンスもたっぷり。
そんな事している場合じゃないでしょうと、読みながら、ついつっこみを入れてしまいました(^^)。
でも、そんな話も中に挿入されているから、悲惨な話も、ちょっとソフトになって、読みやすくなっているのかもしれません。

映画のように、この本のHPもあります。
完璧なハンサムらしいニックの顔を拝みたかったのですが・・・・。
映画化するとしたら、誰がいいかな〜〜?