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「ハリー・ポッターと謎のプリンス」上・下
  L・K・ローリング  松岡佑子訳






ヴォルデモートの復活のせいで、夏だというのに国中に冷たい霧が立ち込めていた。そんな中を、ダーズリーの家にダンブルドアがやって来るという。いったい何のために?そして、ダンブルドアの右手に異変が……。17年前の予言は、ハリーとヴォルデモートとの対決を避けられないものにした。過酷な運命に立ち向かう16歳のハリーに、ダンブルドアの個人教授が始まる。 (「BOOK」データベースより)


前作「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」を読んでから1年半。やっと、新作?を読みました。
ただ、1年半という長さは、私にとっては、前の本の内容を忘れるのには、十分な長さな訳で、はじめのうちは、えっ?えっ?!と、いう感じ。本当に、忘却の力って、凄いですね〜〜。
何が起こったんだっけ?というのと、誰だっけ??という疑問にさいなまれながらも、読み進むと、これがまた不思議と、思い出してくるもんです(^^)。
上巻は、そんなわけで、思い出しつつ読んでいたので、大変だったのですが、下巻にはいると、もう、あっと言う間に読み進むことが出来ました。
そして、ラスト辺りになると、涙涙(T_T)。
最終章である第7巻を早く読みたい〜〜(^^)。

この6巻では、ハリーたちは、16歳から17歳という事で、思春期真っ最中。
前作以上に、男子と女子との駆け引きが多くて、やきもきでした。この時期って、ちょっとした相手の態度とか、言葉とかに、過剰反応してしまうんですよね〜〜。

もちろんそればかりではなく、ヴォルデモートの出生の秘密や、彼の成長過程も、描かれていて、今までの謎が晴れたり、逆に、また謎が深まったり。
ラストは、凄いことになってしまって、嘘でしょうーーー!!?って感じでした(T_T)。
いったいこれからどうなってしまうのでしょう〜〜。

7巻が出る前に、「不死鳥の騎士団」の映画が7月公開なので、とりあえず、これが楽しみですね〜〜(^^)。 (2007.03.10)









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