「ホルモー六景」 万城目学 全国のホルモー愛読者に告ぐ！！ 今度は恋だ！！ 「鴨川ホルモー」続編、満を持して堂々凱旋！！ 鬼才マキメ、今回も策謀の限りを尽くします！！ （帯より） 「鴨川ホルモー」の続編・・・と言うよりも、サイドストーリーですね。 前作で活躍した人が登場して、懐かしさを感じると共に、彼らにこんな背景があったorあるんだ〜と、なんだか感慨深かったです。 まず、衝撃的だったのが、第一景の「鴨川（小）ホルモー」。 誰もいないところで、彼らだけでやるのがホルモー。でも彼女たちは・・・。 その一生懸命さと、恋心と、女心が、やるせなかったです。 でもこれ、電車の中で読んでいたので、鬼語の連発には、困りました(^^;。おかしさと切なさで、公衆の面前で一人ニヤニヤしてしまって、変な人状態でした・・・(^^;。 「ローマ風の休日」 やっぱり楠ふみ、ただ者じゃないですね。 「もっちゃん」 好きな作家は？と聞かれると、ちょっと気取って、彼の名前を挙げていました、私。 こんなところで再会できるとは・・・。 青春って、やっぱり甘くて酸っぱいですね〜〜。 「同志社大学黄竜陣」 そんな人たちまで関わっていたとは！！ そして、彼女の涙には、こんな、いきさつがあったとは！ そして、そして、黄竜陣の復活は？！ 「丸の内サミット」 えぇーーっ！！そうだったの？？！！と、びっくり。 彼らの正体は？？ 続編もあり？？ 「長持の恋」 こっちに来るか！ 歴史的な淡い想いも、切ないですね〜〜。 (2009,05,18)