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「1Q84」
BOOK 1,BOOK 2
   村上春樹


「こうであったかもしれない」過去が、その暗い鏡に浮かび上がらせるのは、「そうではなかったかもしれない」現在の姿だ。書き下ろし長編小説。 (「BOOK」データベースより)




やっと図書館の順番が回ってきました〜(^^)。

いつも村上さんの本の感想を書くときは、「苦手だけど〜」と、書き始めてしまうのですが、
この本も、同じです。
苦手なのですが、面白かったです・・・(^^)。

殺し屋の青豆と、作家の卵の天吾の話が交互に出てきます。
この本の前に読んだ伊坂幸太郎さんの「SOSの猿」も、偶然にも、同じような体裁だったので、驚きました(^^)。

BOOK1では、二人の話が面白くて、すいすい読めました。
青豆の、今と過去の物語の面白さ。
天吾が巻き込まれた小説の不思議さ。

話が交互に出てくる小説の場合、実は、二つの時代が違っていたり、実は、パラレルワールドだったり、はたまた、実は、一方が、一方の創作だったりすることがあり、予断を許しません。
そんなわけで、私なりに、注意深く読み進みました。

そしてBOOK2。
いろいろなことが分かりかけてきて、
そして、いよいよ対決!
これで全ての謎が解けるのか?!と思ったら、
・・・う〜〜ん、意外にも、一層分からなくなってしまい・・・
でも、青豆さんが説明してくれて、ちょっと分かってきたと思ったら・・・
このラストですか・・・(^^;。

続編が出てくれるそうなので、
とりあえず、良かったわ〜〜(^^)。 (2010,02,23)