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ダーク・タワーU 運命の三人
スティーヴン・キング








旅をともにしてきた少年ジェイクを、「暗黒の塔」への執念から見捨てた「ガンスリンガー」ローランド。旅を続ける彼は「黒衣の男」の言葉通り浜辺へと辿り着くが、そこで待っていたのはロブスターの化け物だった…。右手の指2本を失うという拳銃使いとして致命的な傷を負ったローランドが、毒と熱に苦しむなか、発見した不思議なドアとは―。キング畢生の超大作シリーズ第2部。 (裏表紙より)



”ダーク・タワー”第二部です。
Tの続編で、舞台は、砂漠から海辺へと変わり、”暗黒の塔”を目指してガンスリンガーのローランドが、どことも知れぬ世界を進んでゆきます。
そして、”それ”を見つけるのです。

Tは、塔を目指して、黒衣の男をひたすら追いかけながらさまよい歩いていましたが、Uは、それとは全く違い、驚きの展開でした。
それはまさに奇想天外。
まるで、”どこでもドア”のような、ドアが突然出現し、 それをくぐり抜けると、そこは、時間も空間も全く別の次元の世界で、しかも、他人の頭の中なのです!!
こんな展開になるとは、思いもよらなかったので、本当に驚きました。

他人の頭の中で、その人間を操り、”暗黒の塔”に行くための準備を着々と進めるローランド。
でも、彼の身体は、海辺を狩り場とする奇妙な生き物によって、瀕死の重傷を負わされてしまうのです。
ローランド最大の危機!!
その危機を彼が、どう切り抜けるのか?!
運命の三人と、ローランドとのやりとりが、スリリングに展開して、とても面白かったです。

さて、これからどう進展するのか楽しみです。 (2016,05,22)