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ダーク・タワーX カーラの狼
スティーヴン・キング





カーラの町に届いた最悪の知らせーー謎の略奪者<狼>の来襲。双子ばかりが生まれるその町に一定の歳月ごとに現れる彼らは、双子の片割れを奪い去り、やがて巨人に育つ愚者として送り返す。いつしか町は諦めつつあった。その蛮行を。子供が聡明さを失う哀しみを。そう、<ガンスリンガー>が現れるまでは。戦うことを思い出すまでは。完結への伏線に満ちた、六年ぶりのシリーズ第X部。 (裏表紙より)



新たな旅へと向かう”ガンスリンガー”の一行、4人と一匹が、たどり着いたのは、静かな街、カーラだった。
しかし、その町には、数十年に一度の恐ろしい知らせが届いていた・・・。
その恐ろしい知らせとは・・・?

よく、こんなこと、考えつくものだと思います。
双子ばかりが生まれる町、そして、そこには数十年に一度、”狼”がやってきて、双子の片割れを連れ去り、知能を奪って返す・・・。
いったいどういうことなのか??
ガンスリンガーたちは、「七人の侍」のように、町人を助けることが出来るのか??

新潮文庫では、この章は、上中下3巻に分かれていて、話の途中には、キャラハン神父の生い立ちや、ニューヨークの町で起こる事件、スザンナの変調などが挿入され、なかなか”狼”の謎の答えを教えてはくれません(^_^;。
でも、それらすべてが、欠かすことの出来ない”ダーク・タワー”の一部なのだからと、一生懸命読みました(^_^)。

本編には、ローランドのダンスシーンや、彼の体の異変、キャラハン神父の過去、町の女たちの思いがけない武器なども描かれていて、その上、スターウォーズや、ハリー・ポッターの話も出てきたりして、なかなか内容の濃い章でもありました。

そして、すべてが終わった時、今度は、スザンナの問題が深刻度を増してゆくのでした。
また、次が楽しみです。
サンキー・サイ! (2016,09,16)