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ダーク・タワーY スザンナの歌
スティーヴン・キング





スザンナが消えた。あの忌まわしき魔道士の水晶玉<十三番目の黒球>とともにーー。<狼>との死闘の前後、密かに支配力を増していた第四の人格マイアの意志のもと、スザンナは妖魔の子を産むためにひとり1999年のニューヨークへの転移していた。何者かに操られるように行動するマイアの意図とは。そして、残された一行に彼女を追う術はあるのか。いよいよ大詰めの第Y部、緊迫の開幕! (裏表紙より)



狼との激しい戦いが終わったあと、喜ぶ暇もなく、ガンスリンガーたちには、新たな困難が待ち受けていた。 スザンナが消えてしまったのだ。
彼女は妊娠中で、しかも、第四番目の人格が支配しているのだ。

ニューヨークに出現した彼女は、とてもややこしい状況で、新しい人格とスザンナとが、彼女の体を取り合っているので、彼女の見た目も、めまぐるしく変化している様子。
このパートは、読んでいても、何がなにやら分からなくて、苦労しました(^_^;。
そして、いよいよ彼女の妊娠は、最終段階に突入します・・・。

一方、ガンスリンガーたちは、赤いバラの植わっているタワーの土地を手にするために、再び、ドアをくぐるのだが、ここで、ローランドとエディ、ジェイクとキャラハンの二手に分かれてしまうのです。
面白かったのは、ローランドとエディの行った先。
激しい銃撃戦の後、彼らの向かった場所は、なんと、”スティーブン・キング”の家だった!?

今まででも、この物語は、いろいろな趣向が凝らされていましたが、今回のキングとの遭遇には、驚きました・・・というか、笑えました。
だって、キングが、自分のことを小説に登場させてるんですからね〜。
本当に、彼って、奇想天外なお方です。

さて、次はいよいよ最終章。
でも実は、もっと続くのかと思っていたので、案外早く終わってしまうんだなという印象。
キングも、さすがに長すぎると思ったのでしょうか?
私は、もっと続いてもいいんですけどね(^_^) 。 (2016,10,27)