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シャイニング
スティーヴン・キング


“景観荘”ホテルはコロラド山中にあり、美しいたたずまいをもつリゾート・ホテル。だが冬季には零下25度の酷寒と積雪に閉ざされ、外界から完全に隔離される。そのホテルに作家とその妻、5歳の息子が一冬の管理人として住み込んだ。S・キューブリックによる映画化作品でも有名な「幽霊屋敷」ものの金字塔が、いま幕を開ける。 (「BOOK」データベースより)



映画「レディ・プレイヤー1」で、この映画の一部が登場するのを見て、どうしてもまた見たくなって、スタンリー・キューブリック監督映画を再見し、そういえばと、今まで読んだことのなかった原作まで読んでみました。
映画と基本は同じ話ですが、やはり原作は、奥深さが違います。
原作者のスティーヴン・キングは、キューブリック監督の「シャイニング」が気に入らず、自分でTV版の「シャイニング」を製作したことが有名ですが、原作は、やはりキング版「シャイニング」そのままでした。

不穏なボイラーの動きや、庭園の刈り込みの動物たち、そして、彼らを助けるべく、遠くから命をかけてやってくるハローラン!
キューブリック版「シャイニング」との違いも面白かったし、映画では省略されてよく分からなかったところも分ってなるほどねと思いました。

この原作を、映画では、あのような味付けにするのかと、あらためてキューブリック版「シャイニング」のすごさも感じるところです。 (2018,08,03)