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ダーク・ブルー      2001年 チェコ・イギリス 戦争   
<監督>ヤン・スヴェラーク
<キャスト>オンドジェイ・ヴェトヒー , クリシュトフ・ハーディック , タラ・フィッツジェラルド , チャールズ・ダンス
<ストーリー>1939年。第2次世界大戦下のチェコ。ドイツ軍に侵攻され、空軍基地を明け渡すことになった教官のフランタ(オンドジェイ・ヴェトヒー)は、教え子のカレル(クリシュトフ・ハーディック)とともに、イギリスへと向かう。イギリス空軍に入った彼らは、ドイツ軍との空中戦の末、カレルが墜落してしまう。近くの民家に助けを求めた彼は、美しい人妻スーザン(タラ・フィッツジェラルド)に一目惚れしてしまう・・・。
*****

チェコの映画?と、あまり期待せずに見たのですが、良かったです〜〜。
それもそのはず、この監督は、「コーリャ 愛のプラハ」の監督なんです。あの映画も、すばらしかったですよ。題名に、「愛のプラハ」なんて、余計なものが付いているので、誤解されそうですが、コーリャって、とっても可愛い5歳の子供なんですよ。この映画もお薦めです。

さて、「ダーク・ブルー」ですが、キャストに魅力があって、それが、第一にいいんですね〜。
若い飛行士、カレル役のクリシュトフ・ハーディックは、まだ子供っぽい俳優さんですが、その純真さ故に、後半、辛い思いをすることになります(T_T)。
もちろん主演のフランタを演じるオンドジェイ・ヴェトヒーも、渋くて、いいんですよ。チェコでは、名優の誉れ高い俳優さんだそうです。
少々困った人妻、スーザン役のタラ・フィッツジェラルドも、くっきりした美人です。
それから、忘れてならないのが、フランタの愛犬ですね。賢くて、表情豊かで、笑いも、涙も、誘われます。

ただ、戦闘機の空中戦は、相変わらず私にとって苦手中の苦手で、どっちがどっちで、いったい誰が撃ってて、誰が勝ったのか分かりにくいんですよね(^^;。
でも、これは、ちゃんと言葉で状況説明してくれるので、分からなくても、問題なかったです(^^;。

チェコの歴史も、なかなか複雑で、それに翻弄される人々が、哀れでした。その後も戦争の傷跡は、深かったようです・・・。
この良質なチェコ映画、お薦めですよ。(2005,04,13)

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ダークネス       2002年 スペイン・アメリカ  ホラー・ミステリー   
<監督>ジャウマ・バラゲロ 
<出演>アンナ・パキン , レナ・オリン , フェレ・マルティネス 、 イアン・グレン 
<内容>アメリカから昔住んでいたスペインに戻って来たレジーナ(アンナ・パキン)一家。しかし、レジーナの父マーク(イアン・グレン)は、昔病んでいた神経症が再び悪化してしまう。医師である母メアリー(レナ・オリン)は、薬を飲めば大丈夫だとレジーナに話すが、日に日に悪くなる父の様子が心配でならない。そんな折り、レジーナは、弟のポール(ステファン・エンキスト)についているアザに気が付く・・・。
*****

ラストが分からなくて、もう一度見直しました。

題名通り、画面が暗くて、明るい部屋で見るのはとても見にくかったです。と言って、ひとりで、部屋を暗くしてホラーを見るのは私には怖すぎる・・・(^^;。でも、本当は、真っ暗の部屋で見たい作品です。

俳優さん達は、皆、個性的で、とても雰囲気があって、良かったです。怖くても、キャーキャー言わないところも、重みがありました。

ありきたりのホラーのようだった予告編と、ちょっとイメージが違いましたねぇ。でも、本編の方が、ずっと面白かったです。
この頃多い絶叫ホラーとは、ちょっと趣の違う深みのあるホラー、オカルトホラーですね。
でも、一度見ただけでは、理解しがたいかもしれません。2度見ると、面白さ倍増でした(^^)。ラストがなんだか分からないと感じた人は、もう一度観てみましょう。なかなかいいです(^^)。
道具立ても、円形の家、日食、古い絵、ウロボロス、子供達の亡霊・・・と、あちこちにちりばめられていてます。

それにしても、あんな、人里離れた寂しげな一軒家に、神経を病んだ父親と、忙しい母親・・・なんていう環境は、ゾッとしますね。しかも、向こうの照明は、間接照明。夜でも、天井からこうこうと明かりをつけている日本人にとって、あの闇の空間を作り出す照明は理解しがたいです。


結局、悪魔の儀式に必要で、狙われていたのは、ポールではなく、昔狙われた、父親のマークでしたね。これは、ちょっとした驚きでした。そして、その首謀者が祖父。祖父がレジーナを最後の最後に逃がしたのは、レジーナの父親への愛を確かめたからですね。そして、その思惑通りに、儀式は、完了。あの家は、hell house になってしまい、まやかしの母親、まやかしの子供達、そして、まやかしの恋人が、人間を襲いはじめる。結局、悪魔の儀式が完了してしまうってことですよね。いやん、こういうの好きかも〜(^^)。(2004,05,06)

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ターザン      1999年 アメリカ アニメ
<監督>ケヴィン・リマ, クリス・バック
<声の出演>ナイジェル・ホーソーン , トニー・ゴールドウィン <内容>難破した船から逃げ、かろうじてアフリカに辿り着いた両親と赤ん坊。彼らは、その地で何とか生き延びていたが、ある日、虎に襲われて両親が死んでしまう。しかし、赤ん坊は、子供を失ったばかりの雌ゴリラ、カーラに拾われて立派に成長する。そんなある日、ジャングルに人間達がやってきた・・・。
*****

ターザンの赤ん坊時代、子供時代が可愛かったですね〜(^^)。それと、お母さんゴリラ、カーラの優しさにグッと来ました。あと、ジェーンの元気の良さもよかったなぁ。・・・気が付くと、他に感想を書くことがなかったりして・・・(^^;。(2003,08,30)

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ターミネーター2      1991年 アメリカ アクション・SF
<監督>ジェームズ・キャメロン 
<出演>アーノルド・シュワルツェネッガーリンダ・ハミルトンエドワード・ファーロング , ジャネット・ゴールドスタイン
<内容>サラ・コナーは、前回のターミネーターとの戦いの後、逮捕され、精神病院に送り込まれ、息子のジョンは、親戚の家に預けられていた。そして、未来から、また、新たに、ジョンを殺すために、新型ターミネーターT−1000が送り込まれてきた・・・。
*****

これで、この映画を見るのは、何回目だろう・・・。何回見ても、楽しめます。10年も前の映画とは思えないほどの技術で、古さも感じませんでした。シュワちゃんと、ファーロングとの関わりも、微笑ましいし、リンダ・ハミルトンも、かっこいいし(^^)。そして、T−1000を演じた、ロバート・パトリックの、あの無機質な演技も、見逃せない!(^^)。 今回は、特別編として、劇場公開時のものより、16分追加されていました。あのシーンと、あのシーンかしら・・・(^^)。(2001.10)

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ターミネーター3      2003年 アメリカ SF・アクション   
<監督>ジョナサン・モストウ
<出演>アーノルド・シュワルツェネッガー , ニック・スタール , クレア・デインズ , クリスタナ・ローケン
<内容>あれから10年、人類の危機は避けられたが、ジョン・コナー(ニック・スタール)は、目的を失い、未だに悪夢にさいなまれる。放浪する彼の前に、再び未来から女性型ターミネーターT-X(クリスタナ・ローケン )が送り込まれてきた。そして、彼女を追ってT-850型ターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)も出現する・・・。
*****

いやー、面白かった!この頃アクション映画を見ても、そんなに面白く感じられなかったので、ちょっと悲しかったのですけど、これは、堪能できました。よかった〜〜(^^)。
今までのファンを意識しての笑いも盛り込んであるし、なんと言ってもシュワちゃんが、若い!前作から12年というブランクを感じさせません。それに、今回の敵、女性型ターミネーターのクリスタナ・ローケンが、意外とはまり役でよかったです。彼女のちょっと機械っぽい動きがイヤミがなくてちょうどいい感じ。T-Xが、様々な武器で戦ってくるのに対して、やっぱり型落ちしている(?)シュワちゃんの方は、力での戦いでした。
また、続編を意識した作りになっていたけれど、やっぱり、ターミネーターは、もう一度彼、シュワちゃんにやってほしいですね〜。

とはいえ、文句がないわけではありません。ジョン・コナー役のニック・スタール。私の趣味でないからか、最後まで何となく違和感がありました(「顔のない天使」の時は、とっても可愛かったのにーー(^^;)。やっぱり、エドワード・ファーロングのイメージが、強すぎるんですね。USJのアトラクションでも、成長した彼を使ってるわけだし、どうして?という感じ。でも、そうはいっても、今の彼では、ちょっと頼りない気もするし、麻薬問題もあったりして、俳優を変えたのは、しょうがなかったのかもしれませんけどね。
あと、クレア・デインズが、「ロミオとジュリエット」から7年。随分大人びていてました。と言うより、老けたなぁー(^^;。しっかりした女性というイメージでの役作りなのかもしれませんがちょっとびっくり。
また、基本的なところでは、どうしてスカイネットが出来てしまったのか??そこのところが、ちょっと説明不足でしたねー。でも、面白かったから、いいや!(^^)。(2003,07,27)

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ターン      2000年 日本 ファンタジー   
<監督>平山秀幸
<原作>北村薫
<出演>牧瀬里穂 , 中村勘九郎 (6代目), 倍賞美津子 , 北村一輝 , 柄本明 , 小日向文世
<内容>銅版画家の真希(牧瀬里穂)は、ある日、運転中に交通事故に遭ってしまう。しかし、目覚めてみると、自宅の居間にいた・・・。不思議に思って外に出てみるとそこは、人っ子一人いない無人の世界が広がっていた。そして、それ以降は、2時15分になると、同じ所で目覚める不思議な世界に迷い込んでいたのだった・・・。
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これは、北村薫さんの原作を読んでいるときに、映画化の話を聞いて、見てみたかった作品です。
映画も、作品のイメージを損なうことなく、丁寧に作ってあって、とてもよかったです。突然投げ込まれた繰り返しの世界。そこには、自分以外、誰もいなかった・・・。こんな時ほど、その人間の本質が分かる時は、ないでしょう。
その世界で、真希は、困惑し、絶望しながらも、自分を失わずに凛と生きてゆく。そのけなげな力強さが、主演の牧瀬里穂にぴったりで、見ていて思わず引き込まれました。 そして、原作を読んだときと同じように、気が付くと涙が一筋・・・。心に力をもらえる、そんな作品です。(2003,05,02)

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ターンレフト・ターンライト      2002年 香港・シンガポール ロマンス   
<監督>ジョニー・トゥ,  ワイ・カーファ
<出演>金城武 , ジジ・リョン 
<内容>アルバイトでやっと暮らしているバイオリニストのジョン(金城武)。極度の恐がりで、ホラー小説の翻訳が進まない翻訳家のイブ(ジジ・リョン)。ある日、二人は公園で偶然に出会い、お互いに子供時代のあこがれだったことを知り、運命的な出会いに驚くのだった。別れ際に、電話番号を交換するのだが、雨にぬれて番号が読めなくなってしまい、連絡がとれなくなってしまう・・・。
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サスペンスやミステリー、ホラー映画好きの私がこんなラブ・ロマンス映画を映画館で見るのは珍しいのですが、それもこれも、「LOVERS」以来、金城武のファンになってしまったからなのでした(^^)。

原作は、台湾の絵本作家、ジミー・リャオ原作の絵本だそうで、なんとまあ、かわいらしい映画なんでしょう。
たわいないと言えば、たわいないのですが、二人のすれ違いのすさまじさに、思わずほほえんでしまいました。
それに、金城君のバイオリニスト姿のかっこいいこと!!!(^^)。やっぱり映画館で見てよかったわ〜〜(^^)。

ラストは、いかにも香港映画らしいと言ったらナンですが、すごいラストでしたねぇ。でもそこに至るまでのけなげな二人の姿に思わず涙を誘われました。(2004,11,05)

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タイガーランド      2000年 アメリカ 戦争・青春   
<監督>ジョエル・シューマカー
<出演>コリン・ファレル , マシュー・デイヴィス , コール・ハウザー  , トリー・キトルズ , マイケル・シャノン
<内容>泥沼化しつつあるベトナム戦争に送り込まれる直前の訓練兵の中に、秩序を乱す一人の兵隊がいた。彼の名はボズ(コリン・ファレル)。彼は上官の命令に従わない厄介者だった。しかし、兵隊に不向きな者の除隊にも力を貸す彼は、次第に仲間の信頼を得てゆく・・・。
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脚本のロス・クラヴァンが、自身の体験に基づいて書き上げたストーリーだそうです。凄いですねぇ。こんな人物のモデルが本当にいただなんて!
兵隊の訓練については、「フルメタルジャケット」などの映画で、だいぶ勉強しましたので、上官の命令には、絶対服従。どんな無理難題でもやり遂げることが、生き残るセオリーだと、私でさえたたき込まれているのです。それなのに、このボズは、なんとしたことでしょう。上官の命令に従わないんですから、恐れ入りました。あとの懲罰は、すさまじいものだったろうと思われますよね。もちろん、こんな時は、上官の風当たりが周りにもきつくなり、私だったら、「もう、余計なことを!」と、迷惑と感じてしまうでしょうねぇ。実際、映画の中にも、そういうシーンがたくさんありました。
でも、彼のすばらしさは、他人のことがちゃんと見えていたということでしょうね。そして、目先のことだけでなく、軍隊のこと、アメリカのこと全体が、見えていたのでしょう。

そんな熱い男をコリン・ファレルが演じています。この役にぴったりの彼。この作品に出演以来、あれよあれよという間に人気スターになったのもうなずける素晴らしい演技でした。(2004,02,04)

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タイタス      1999年 アメリカ 歴史      
<監督>ジュリー・テイモア 
<出演>アンソニー・ホプキンスジェシカ・ラング 、 ジョナサン・リス=メイヤーズ 
<内容>シェイクスピアの戯曲「タイタス・アンドロニカス」原作。戦士タイタスはゴート族との戦いに勝ち、兵士を率いて、ローマに凱旋した。先帝の死後、新皇帝となった長男サターナイアスは、人質となっていた、ゴートの王女タモラを妻にする。そして、タモラによるタイタスへの復讐が、始まった。
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この謀略と、残虐さ、いかにもシェークスピアですね。残虐シーンがだめな人は、要注意です。私でも固まる場面が、何回かありました(^^;。古代ローマの重々しい言い回しと、当然のように現れる現代の道具である自動車などが、あまり違和感なく調和してしまうのが、面白かったです。シェークスピアを現代に置き換えた、バズ・ラーマンの「ロミオとジュリエット」を思い出しました。現代から連れ去られた男の子が、傍観者みたいな感じで、最後までいくのかと思ったら、いつの間にか、タイタスの孫になってましたね。最後は、あの子の夢だったということで、終わるのかと思っていたのに、意外でした。はじめのローマ兵の凱旋の、一糸乱れぬ行進や、タイタスの娘が悲惨な姿で、叔父に発見される情景が、内容に比して、映像的に美しかったです。それにしても、あのパイは、見るのも、おぞましいーーー(泣)。(2002.03)

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タイタニック      1997年 アメリカ ロマンス   
<監督>ジェームズ・キャメロン 
<出演>レオナルド・ディカプリオケイト・ウィンスレットビリー・ゼインキャシー・ベイツ , ジャネット・ゴールドスタイン
<内容>豪華客船タイタニック号は、処女航海で、アメリカに向かっていた。その船に乗り合わせた、3等乗客のジャックは、1等乗客のローズを助けたことから知り合い、お互いにひかれてゆく。しかし、タイタニック号の前には、氷山の海が待ち受けていた・・・。
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映画史上最大のヒット作です。私も恥ずかしながら、これで、5回目?6回目??(^^;。何回見ても、はじめの海底探査のシーンから、飽きることのない娯楽超大作で、3時間以上の時間の長さを感じさせません。ただ、今回見て、映画館との映写法の違いと、この4年ばかりの間に、おそらく驚異的に進歩したであろうCG技術のせいで、タイタニックのCGが、CGっぽくみえてしまったのが、残念でした。でも、この技術の進歩は、しょうがありませんね。内容的には、ジャックとローズの(少々陳腐な)ロマンスも、タイタニック沈没の際のパニック場面も、よく出来た映画だと、改めて思いました。また、今回は、吹き替えだったのですが、若手俳優なんぞを使わず、ちゃんとしたせりふの言える声優さんに吹き替え直して欲しいです〜〜(T_T)。(2001.09)

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タイタンズを忘れない      2000年 アメリカ
<監督>ボアズ・イェーキン
<出演>デンゼル・ワシントン , ウィル・パットン , キップ・パルデュー , ライアン・ゴズリング , ケイト・ボスワース , ヘイデン・パネッティーア 
<内容>1971年、公民権運動の波が押し寄せるアメリカのある町で、白人の高校と黒人の高校とが統合された。フットボールチームのヘッドコーチだったヨースト(ウィル・パットン)は、そのあおりを受けて、黒人高校から来たブーン(デンゼル・ワシントン)にヘッドコーチの座を明け渡すことになってしまう。一度は、コーチを辞めようとしたヨーストだったが、ブーンの人柄に惹かれ、ディフェンスのコーチとして残ることにするが・・・。
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実話なんですね〜、感動しました。
あまり実話の映画化って好きじゃないけれど、これは、よかったです。

人種の壁は、本当に厚くて、さぞや大変だったでしょうに、ブーンコーチは、凄いです。
一つ間違えたら、殺されかねないほどの差別のなかにあって、よくぞそれに立ち向かい、また、生徒達をうまく導いていったと思います。
大人の考えを変えていくのは大変だけれど、若い人、特に、同じ目的を持っている者同士の結束力と、壁を乗り越える力は、すばらしいですね〜。
でも、あの合宿は、まるで軍隊でした。あのおデブさんが、あの過酷な練習に耐えられたのは、奇跡のようです(^^)。

こんなドラマティックなことが、実際に起こったなんて、本当に、事実は小説より奇なりです。
アメフトのルールが全然分からなくても、「エニイ・ギブン・サンデー」の時のようなイライラ感はありませんでした。でも、ラストは、あと、どういう状態になったら、タイタンズが勝つのかは、知っておきたかったですねぇ(^^;。

俳優陣の二人のコーチ、デンゼルも、ウィル・パットンも、すごくよかったです。ヨーストのおしゃまな娘も、可愛かったです(^^)。(2004,05,18)

タイタンの戦い      1981年 アメリカ アドベンチャー・アクション・ファンタジー・ファミリー・ロマンス
<監督>デズモンド・デイヴィス 
<キャスト>ハリー・ハムリン , ローレンス・オリヴィエ  , マギー・スミス 
<ストーリー>ギリシャ神話。美人に目のないゼウス(ローレンス・オリヴィエ)は、幽閉されていたアルゴスの王アクリシオスの娘ダナエの元へ、黄金の雨となって現れ、ダナエを妊娠させてしまう。そのことに怒ったアクリシオス王は、娘ダナエと生まれた子供ペルセウス(ハリー・ハムリン)を海に流してしまう。実の娘と孫を殺そうとしたアクリシオス王に腹を立てたゼウスは、アルゴスを滅ぼすのだが・・・。
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まあ、大変なものを見てしまいました。
この特撮は、なんと言うことでしょう!(^^;。まあ、年代が年代だからしょうがないのかなとも思いますが、それにしても、もう、「スターウォーズ」なども公開されていた時代に、いかにも、作り物の、この特撮は、レトロ感を狙ったのか、何かの間違いなのか・・・(^^;。25年前の映画なのに、50年ぐらい前の映画かと思いました。
ですが、あとで調べてみると、これは、特撮の帝王レイ・ハリーハウゼンの引退作品という意味合いがあったそうです。彼は、1949年からずっと特撮一筋の道を歩いてきて、数々の名作を作り出した人らしいです。なるほど、それなら、この古くささも分かるというものですね〜。
だからなのかどうなのか、出演者は、ローレンス・オリヴィエ、マギー・スミスと、一流どころなんですよーー。

映画としては、ギリシャ神話を題材にしてあるので、神話をほとんど知らない私には、とても面白く、ギリシャ神話をもっと詳しく知りたくなりました。
登場するのは、ゼウスをはじめとする神々や、ペガサス、メデューサ、クラーケンと、馴染みのある名前が並びます。
そして、このゼウスをはじめとする神々の、なんと人間くさいことでしょう。神ならもっと神々しくあればいいのに、浮気や嫉妬や身内びいきが渦巻いて、その影響が、下界にもたらされるのだから人間たちは大変です(^^;。

そんな神々の気まぐれから、ゼウスの子、ペルセウスは、冒険の旅へと旅立つことになるのですが、そのお供として、フクロウを神から授けられるのですが、このフクロウちゃんが、なかなかお茶目。動きは、まるで「スターウォーズ」のC−3POフクロウ版で、役に立つような、立たないような・・・(^^)。
主役のペルセウスに愛されるアンドロメダ姫(ジュディ・バウカー)も、とっても可愛らしいし、色々と見所満載な映画ですので、興味のある方は是非どうぞ(^^)。(2006,04,17)

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大統領の陰謀      1976年 アメリカ ミステリー
<監督>アラン・J・パクラ 
<出演>ダスティン・ホフマン , ロバート・レッドフォード , F・マーレイ・エイブラハム , マーティン・バルサム
<内容>ウォーターゲート事件の真相を追求し、ニクソン大統領を辞任にまで追い込んだワシントン・ポスト紙の記者、カール・バーンスタイン(ダスティン・ホフマン)とボブ・ウッドワード(ロバート・レッドフォード)の活躍を描く社会派ドラマ。
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ウォーターゲートビル盗聴事件が起こったのが1972年年6月17日。ニクソン大統領が辞任したのが2年後の74年8月8日。そして、この映画がアメリカで公開されたのが、その2年後の76年です。早いですよね、映画化。だから、もちろん当時の観客は事件のことを鮮明に覚えていて、この映画に、高い評価を与えたのだと思います。アカデミー賞も、8部門ノミネートで、脚色賞、助演男優賞など4部門の受賞をしました。
ただ、今観ると、正直なところ、何がなにやら分かりません(^^;。もちろん、私の勉強不足が一番の問題でしょうけれど、映画って、勉強してから見るものなのでしょうか・・・?

この映画も、もう28年も昔の映画。今観るには、あまりにも、前知識が必要な映画となっていますが、映画とは、時代を映す鏡でもあるわけですから、その時代に合った映画、合わない映画もあって当然でしょう。

話としての面白さは時代と共に多少削がれても、二人のジャーナリストの頑張りと編集長の断固たる姿勢はマスメディアの鑑であることは変わりません。
事件の本質を見極める力量、きちんとした調査、裏付け、そして、圧力に屈しない姿勢。これらは、見ていてすがすがしささえ感じました。
若き日のダスティン・ホフマンと、ロバート・レッドフォードのかっこいいこと!(^^)。
今はもうほとんど使われることもなくなったであろうタイプライターの音も小気味よいです(^^)。(2004,02,08)

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ダイナー     1982年 アメリカ 青春
<監督>バリー・レヴィンソン
<出演>ミッキー・ローク, スティーヴ・グッテンバーグ, ダニエル・スターン, ケヴィン・ベーコン, エレン・バーキン 
<内容>1959年、20代後半の若者達がダイナーに連日のように集まって、たわいのない話を深夜遅くまで続ける。ブギー(ミッキー・ローク)は、バスケットの試合の賭で大負けをしてしまう。その金策のために、皆の憧れの的のキャロルをものに出来るかどうか、賭をするのだが・・・。
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ダイナーとは、深夜まで営業している簡易食堂。ファミレスみたいなものでしょうか。ここに、高校時代の仲間が集まって、遅くまで飲んだり食べたり、喋ったり。皆20代後半で、大学の修士課程にいる男、昼は美容師、夜は法科の学生の男、無職の男、既婚者、結婚間近な男など、今はもう違った道に進んだ男達が集まり、学生時代のようなたわいのない会話が深夜まで続くのです。
私には、あまり面白くありませんでした。でも、青春万歳!ということで、2点です。
この人達、20代後半になっても、まるで高校生みたい。それぞれのエピソードは、面白いのもありましたが、全体としては、退屈でした。というのも、主役のミッキー・ロークに好感が持てなかったからです。どうも、彼のキャラではないような・・・。彼なら、何でもしちゃいそうな気がしてしまいました。ケビン・ベーコンも、ちょっと普通でないし・・・(^^;。一番よかったのは、可愛いエレン・バーキンかな。
レオの出た「あの頃僕らは」も、この映画の踏襲でしたね。(2003,01,23)

第七の予言      1988年 アメリカ ファンタジー・スリラー
<監督>カール・シュルツ
<キャスト>デミ・ムーア , マイケル・ビーン 
<ストーリー>1987年、死んだ魚が大量に打ち上げられたり、砂漠が寒波に見舞われたりと、世界各地で異常現象が頻発していた。そんなある日、妊娠中のアビー(デミ・ムーア)と、夫のラッセル(マイケル・ビーン)は、隣に建つ貸家に、デイヴィッド(ユルゲン・プロフノウ)という名の男の入居を決めるのだが、そのうち、男の行動に不信感を持ちはじめる・・・。
*****

20年ほど前の映画で、今更見る映画でもないのですが・・・(^^)。
この年代は、ノストラダムスの大予言が話題になったり、この手のホラー、オカルトっぽい映画がもてはやされた時代なのかもしれないですね、そんな匂いがプンプンしました。

聖書にまつわる話なのですが、魚の大量死や、異常寒波などの異常現象が、大規模に描かれていないので、世間で話題にならないうちに、あれよあれよと、事が進んでしまった感じです。
今この映画を作ったら、もっとすごいシーンの連続になってたでしょうね〜。
どちらかというと、この映画は、そういうスペクタクルよりも、普通の主婦の身の上に降りかかった世界救済の役割、というものを描いたようです。なるべくなら、そんな当事者には、なりたくないですねーー。彼女も、敬虔なキリスト教者というわけではないのに、どうして、そんな役割が降りかかったんでしょう。もっとキリスト教について、勉強しろという啓蒙映画なのかしら・・・(^^;。

それと、この映画制作時の話題は、どうも、デミ・ムーアの妊婦ヌードにあったようです。この時、彼女は、ブルース・ウィリスと結婚してたんです。
あのお腹は、実は、本物だったんですねーーー。そこまでしなくても・・・とも思いますが、人生全てセンセーショナルなお方ですから、別にいいのかな・・・。

デミの夫役が、大好きなマイケル・ビーンです。彼って、洋服着てると、細身だけど、脱ぐとすごいのよね〜〜(^^)。(2006,02,22)

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ダイ・ハード      1988年 アメリカ アクション・スリラー
<監督>ジョン・マクティアナン
<出演>ブルース・ウィリス , アラン・リックマン , ボニー・ベデリア 
<内容>ニューヨーク市警の刑事ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)は、クリスマス休暇に家族に会うためにロスにやってきた。妻ホリー(ボニー・ベデリア)の務める会社のあるビルに着いたマクレーンは、テロリストたちのビル襲撃に巻き込まれ、孤立無援の戦いをする羽目になる・・・。
*****

映画界に一大旋風を巻き起こした「ダイ・ハード」。それまでの、かっこいい主人公とはかけ離れた、薄汚れた下着姿の、しかも裸足!の人間らしいヒーローを、この映画で一躍トップスターになったブルース・ウィリスが演じます。
もう3回ぐらいは見ていますが、何回見ても面白いですね〜。
張ってある伏線が、みな見事に収まるところに収まって、最後の最後まで楽しませてくれる映画です。
今回は、久しぶりに見たので、すっかり忘れているところ(リムジンの運転手とかね)もあって、新鮮で面白かったです。
それにしても、ブルース・ウィリスの細いこと、若いこと!(^^)。なんともう16年も前の映画なんですね〜。この作品以降の彼の映画を私は、25本も見ていました。ほんと、彼って働き者ですよね。
「ダイハード4」もあるとかいう噂ですが、どうなんでしょう。このときからずいぶん太っちゃって年もとってるから、今まで以上に、ダサイ「オヤジ」旋風を巻き起こしてくれるかも(^^)。手前みそですが、何しろ期待感は、高いみたいです。映画投票(2004,10,01)

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ダイ・ハード2     1990年 アメリカ  アクション
<監督>レニー・ハーリン 
<出演>ブルース・ウィリス, ボニー・ベデリア 
<内容>ワシントンに護送されてくる麻薬王。その奪還を図る男たちによって空港の機能は止められ、上空で待機する旅客機全てが人質となった。妻の到着を待っていたマクレーンが、またまた大活躍する。
*****

結末をすっかり忘れていたので、興奮した。(1999.01)
またまた見てしまいました。やっぱりマクレーンは、不死身だった!!(^^)。スワット隊がバタバタと撃たれたのに、彼だけは何故か弾に当たらない(^^)。強運としか言いようがないですね〜。それでもいやみじゃないのは、ブルース・ウィリスが、2枚目ヒーローじゃないからかな。(2002,10,11)

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ダイ・ハード3   1995年 アメリカ  アクション
<監督>ジョン・マクティアナン
<出演>ブルース・ウィリス ジェレミー・アイアンズ サミュエル・L・ジャクソン 
<内容>テロリストに、指名されて、その指示で、走り回されたりクイズを解かされたりと、さんざんなマクレーン刑事。今回は、今までとは違って、サミュエル・L・ジャクソンが、相棒となって、頑張る。
*****

◎クイズとか地下鉄爆破とか、「スピード」みたいで、比べると、やはり「スピード」の方が上。(1999.04)

◎もう見たのは何回目でしょうか。今回観たのが一番面白かった。というのは、観てるこっちに余裕があったからでしょうか。
この映画は、面白いところがてんこ盛り過ぎて、濃すぎて観てると疲れます。
映画館で観たときは、前半のゲームを解くのに一生懸命で、筋がよく分からなくなったりしましたっけ・・・(^^;。
それにしても、不死身すぎるマクレーン刑事。まるで漫画よね・・・(^^)。(2003,09,28)

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ダイナソー      2000年 アメリカ アニメ
<監督>エリック・レイトン, ラルフ・ゾンダグ
<日本語吹き替えキャスト>袴田吉彦江角マキコ
<ストーリー>6500万年前の白亜紀。突然落ちてきた巨大隕石によって、世界の様子は一変してしまう。生き残った恐竜たちは、クローンをリーダーとして、「生命の大地」を目指して、決死の行進をするが・・・。
*****

実写とCGを融合させて、リアルな白亜紀の世界を描き出しています。背景が実写なだけに、本当に雄大で、美しい世界です。これを大画面で見たら、子供たちは、もう夢中になっちゃうでしょうね〜〜。さすが、ディズニー映画です。

しかし、私は残念ながら大人。しかも、少々ひねていますので、ストーリーが進むにつれて、こんなんでいいの?と、映像がリアルなだけに思ってしまうのでした。
危機に瀕した動物たちが、弱った動物を助けながらみんなで理想郷を目指す姿は、なんと美しいことでしょう。
でも、動物、特に、恐竜なんて、弱肉強食で生き抜いてきたはずで、自分の危険を顧みずに、助け合いましたなんて、間違ったことを、子供たちに吹き込んでいいのかなぁと、思ってしまうのです。
これがアニメだったら、まあ、マンガだからと、思うのですが、こうリアルだと、なんだか子供の記憶にこんな優しい野生動物の姿をすり込んでしまっていいのかなと、いらぬ心配をしてしまうのでした。
特に、ドキュメンタリーの動物映画(「皇帝ペンギン」)を見た後では、あまりにも、ヤワな話の進行に、ため息が出ました。
でも、いいんですよね、子供向けディズニー映画なんだから、きっと・・・(^^;。

それと、個人的に、あの恐竜の顔が嫌いでした・・・(^^;。(2005.08.27)

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タイムトラベラー/きのうから来た恋人      1999年 アメリカ ロマンス・コメディー
<監督>ヒュー・ウィルソン
<出演>ブレンダン・フレイザー アリシア・シルバーストーン クリストファー・ウォーケン 、 シシー・スペイセク, デイヴ・フォリー 
<内容>科学者の父は、冷戦下にあった世界に不安を抱き、秘密裡に地下核シェルターを作っていた。キューバ危機の起こった日に、飛行機が家に墜落した事から、核戦争が勃発したと思った彼は、妻とともに、核シェルターに入り、そして、その中で、アダムが生まれた。それから35年後、核シェルターのロックが開き、アダムが、初めて、外の世界と触れあうことになった・・・。
*****

うふふ、最高におもしろかった!!(^^)。ブレンダン・フレイザーが、「ハムナプトラ」で、ブレイクする前の作品です。「ハムナプトラ」では、かっこいい彼が、この作品では、朴訥で、まじめな、35年前製の好青年!また、その役が、ぴったりなのですねぇ(^^)。ちょっと変わってるけど、人の良い両親も、いいです。母親役は、ホラーの名作「キャリー」のキャリーだったのですね。全然気が付かないほど、変わっていました(^^;。シェルター内の、完璧な設備や、備蓄品など、見所もたっぷり(^^)。絶対おもしろいので、お奨め!!(^^)。(2002.01)

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タイムマシン      2002年 アメリカ SF・アドベンチャー   
<監督>サイモン・ウェルズ
<出演>ガイ・ピアース 、 サマンサ・ムンバジェレミー・アイアンズオーランド・ジョーンズ , シエンナ・ギロリー 
<内容>1890年代のニューヨーク。大学教授のアレクサンダーは、恋人のエマを暴漢に殺されてしまう。それ以来、彼は、研究に没頭して、ついにタイムマシンを完成させ、過去に戻って、エマを暴漢から守ろうとするのだが、結局、エマは、死んでしまう。そこで、彼は、未来に望みを託して2030年の時代に向かう。
*****

何で今H・G・ウェルズなのか? 特殊効果の技術の向上によって映像化が可能になったからなんでしょうけど、ちょっと、今の時代には、古めかしすぎたような気がします。でも、空想科学冒険小説が、小さい頃好きだった私には、懐かしく、幼さなかりし頃を思い出しました。しかしながら、原作を現代風にアレンジしてあるのでしょうけど、何かと矛盾点が多くて、ちょっと物足りないですね〜。もう過去を変えられない、もしくは、変えてはいけないって事は、常識ですもんね。それから80万年後の世界には、正直がっかり。原作があるからしょうがないのだろうけど、地形も変わって、月もない?!のだから、もっと、違う世界を想像してました。でも、モーロック人が出てきてからは、眠気も吹っ飛んだけど(^^)。監督が、H・G・ウェルズの曾孫さんなので、彼にとっては、どうしても作らなくてはならなかった作品の一つなのでしょう。(2002.08.13)

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タイムライン      2003年 アメリカ SF・アドベンチャー・ファンタジー   
<監督>リチャード・ドナー
<出演>ポール・ウォーカー , フランシス・オコナー , ジェラード・バトラー , アンナ・フリエル , デヴィッド・シューリス , ビリー・コノリー , マイケル・シーン , マートン・ソーカス
<内容>フランス南西部で行われていた遺跡の発掘現場で、メガネのレンズと数日前から行方不明になっていた考古学教授が書いた「help me」のメモが見つかった。発掘チームは、教授が最後に向かったスポンサー企業ITCに向かい、驚くべき事実を聞かされるのだった・・・。
*****

あまり期待しないで映画館に向かったのですが、満足して帰ることが出来ました。
やっぱりこういうスケールの大きい映画は、大画面で見るに限りますね。きっとTVサイズで見たら、「普通」というイメージだったことでしょう(^^)。

原作がマイケル・クライトンなので、壮大なスケールの物語を堪能出来ました。
特に、先日来読んでいた本「オクシタニア」で、イヤというほど投石機のことが出てきていたので、なるほど、こんな形をして、こんな威力があるのかと、目で見て納得出来て、よかったです。夜空に向かって飛ぶ石は、なかなかの迫力でしたね〜。
でも、全体としてみると、ひょっとすると、原作の方がより面白いのかも知れません。というのは、タイムトラベルとしてはあまりハラハラしなかったからです。時間的広さ的な制約があるのに、何故こんなにハラハラしなかったのか、自分でもちょっと不思議です(^^;。きっとマイケル・クライトンの原作は、もっと事細かに状況が描かれてあるに違いありません。

また、タイムマシン物では、タイムパラドックスが生じるのは、しょうがないことですが、この映画は、大胆にそれを行っていました(^^;。まあ、小さいことをちまちま考えていたら、タイムトラベル物の映画は、作れませんけどね。それをふまえた上でのラストは、ほのぼのとしてよかったです。

今回の私のお目当ては、ポール・ウォーカーでしたが、アンドレ役のジェラード・バトラーの方が得な役でしたねぇ(^^)。
ポールは、髪型も役回りも、もひとつパッとしませんでした。(2004,01,31)

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タイムリミット      2003年 アメリカ 犯罪・スリラー   
<監督>カール・フランクリン
<キャスト>デンゼル・ワシントン , エヴァ・メンデス , サナ・レイサン 
<ストーリー>フロリダの小さな町の警察署長、マット(デンゼル・ワシントン)は、妻、アレックス(エヴァ・メンデス)と別居し、人妻のアン(サナ・レイサン)と不倫中だった。夫の暴力からアンを守るために、署に保管されている押収金をアンに渡した夜、アンの家が火事になり、アンと、その夫が焼死してしまう・・・。
*****

日本では、あまり評判にならなかったので、期待せずに見ましたが、意外にも、ハラハラドキドキと面白かったです。
善良な人物が、ちょっとした出来心を起こしたがために、のっぴきならない状況に追い込まれてしまう。出来心といっても、女のために署の金を横領してしまうんですから、贔屓目に見てもあまりにもいい加減、行き当たりばったりとしか言いようがないですが、あのラフな格好の所長ですから、そんなもんかなぁとか思ってしまいました。
しかし、そんなルーズな彼が陥った窮地には、同情してしまいます。どんどん罠にはまってゆく彼は、何とも痛々しい。それがいかにも善良な顔のデンゼルですからなおさらですね〜。
そして、その絶体絶命の危機を、すれすれの所で回避してゆくスリル感は、見ている者を高揚させ、ドキドキハラハラの連続でした。
元妻との関係がいい加減で、お互いにどうしたいのかがすっきしりないのが気になりましたが、全体にはとても楽しめました。(2005,08,21)

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ダイヤルM   1998年 アメリカ  サスペンス
<監督>アンドリュー・デイヴィス
<出演>マイケル・ダグラスグウィネス・パルトロー 
<内容>ヒッチコックの「ダイヤルMを廻せ」のリメイク。実業家スティーブンは破産直前で、妻を殺して遺産を手に入れようと、彼女の浮気相手に、妻殺害を依頼するが・・・
*****

なかなかおもしろかったです(^^)。グイネス・パルトローも、ショートヘアーが、よく似合ってて、かわいらしい。それにしても、マイケル・ダグラスって、金持ちの、いやな役が、多いなあ。この題名のダイヤルMって、何のことなんでしょうか?(^^;(2000.12)

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太陽がいっぱい   1960年 フランス、イタリア  サスペンス
<監督>ルネ・クレマン
<出演>アラン・ドロン , マリー・ラフォレ ,モーリス・ロネ
<内容>イタリアにバカンスに来ていた、フランスの友人を、その父に頼まれて、連れ戻しに来た貧しい青年が殺害し、彼に成り済まして財産を奪おうとする。
*****

友人の顔色をうかがったり、さげすまれて卑屈になった時の、アラン・ドロンの表情。そして、友人を殺すときの冷酷な顔。美しい!そして、やっぱり、最後のシーンが、秀逸。(2000.08)

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太陽の誘い      1998年 スウェーデン 
<監督>コリン・ナトリー
<出演>ロルフ・ラッスゴル , ユーハン・ヴィーデルベリ , ヘレーナ・ベルイストレム
<内容>スウェーデンの田舎町の農夫、オロフ(ロルフ・ラッスゴル)は、40歳独身、女性経験なし。そんな彼が、一大決心をして、家政婦募集の記事を新聞に出した。やってきたのは、33歳の美しい女性、エレン(ヘレーナ・ベルイストレム)。同じ家に住むようになっていつしか二人の間にはある感情が芽生えるのだった・・・。
*****

スウェーデンで、大ヒットした映画らしいです。「誘い」は、「いざない」と読みます。俳優さん達も、なじみのない人だったけど、とてもいい映画でした。

オロフは文盲であることを恥じて、その事を親友のエリックにしか話していない。しかし、このエリックがどうにもうさんくさいのですね〜。そのうさんくささと、家政婦としてやってきたエレンのあまりの美しさによって、ストーリーにミステリアスな面白さが加わっています。

鈍重なイメージのオロフがだんだんと素敵に見えてきてしまうのが、不思議です。
しかし、彼が、新聞広告に39歳独身。と、するのを嘘だろーーと思っていたら、やっぱりひとつだけ年をごまかしていましたね。でも、40歳とは・・・(^^;。どう見ても、50歳以上のように思えました(^^;。
でも、途中から、そんなことは、どうでもよくなってしまうのです。美しいエレンを前にどぎまぎするオロフ。ダンスする二人。エレンを邪魔者扱いするエリック。
そしてラストは・・・・。

アクション映画ばかりでなく、たまには、こういう映画を見て、心を清めましょう。お薦めです!(^^)。(2003,08,25)

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太陽の雫      1999年 オーストリア・カナダ・ドイツ・ハンガリー
<監督>イシュトヴァン・サボー
<出演>レイフ・ファインズ , ジェニファー・エール , レイチェル・ワイズ , デボラ・カーラ・アンガー , ジョン・ネヴィル , ウィリアム・ハート 
<内容>20世紀にハンガリーに住んだユダヤ系家族四世代の歴史を描く一代叙事詩。「太陽の雫」という名前の薬草酒で成功を収めたゾネンシャイン家。その酒のレシピを家宝にしながら、時代の波に押し流されてゆく一族の運命は・・・。
*****

素晴らしかったです。
3時間の大作ですが、激動の四世代の話を一気に見せてくれました。

二十世紀において、ユダヤ人であることは、そのこと自体が苦難です。
名前を変え、宗教を変えても、そこから逃れられることは出来なかったんですね。本当に、何の意味があったのでしょう、ユダヤ人政策は・・・。
その後も、政変のあるたびに、翻弄される人々。
ただ、この映画を観ていると、トップが変わっても、民衆は、それをそのたびに受け入れ、従順に飲み込まれてしまったという感が否めませんでした。
変わるのは、トップ。翻弄されるのは、トップを支持した人々。
その悲劇を礎にして、今の時代があると言うことを、また、しみじみ感じた映画でした。

主演のレイフ・ファインズが、三世代の男を演じています。判事、ファンシングの選手、警察官それぞれを味わい深く演じて、心に深く思いを残してくれました。
そして、彼を取り巻く女性達。彼女たちは、驚くほど、積極的です。
中でも、中核を担うのは、ヴァレリー。演じるのは、ジェニファー・エール。彼女、素敵でしたねぇ。あまり知らない女優さんですが、メリル・ストリープ張りの演技派でした。

同じように、何世代かに渡って家族を描いた作品に「愛と哀しみのボレロ」がありますが、「太陽の雫」は一つの家族を描いているので、あの作品よりも数倍分かりやすいです。
映画を観ながらハンガリーの歴史も勉強出来ます。
出てくる俳優さん達も豪華でした(^^)。(2003,12,27)

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太陽の帝国   1987年 アメリカ  ドラマ
<監督>スティーヴン・スピルバーグ 
<出演>クリスチャン・ベール ジョン・マルコビッチ
<内容>第二次世界大戦下の上海で、日本軍捕虜となったイギリス人少年が、たくましく、生き抜く様。SF作家、J・G・バラードの自伝的小説の映画化。
*****

何不自由なく育った少年が、両親と、離ればなれになり、一人で、どうやって、生きてゆくのか。初めは、何もできずに、呆然としていた少年が、徐々に、生きる方法を見つけて、ふてぶてしく、また、要領よく生きてゆく。その少年の成長を、クリスチャン・ベールが、すばらしく演じていた。少々長かったが、ラストが、その分感動的。(1999.11)

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太陽は夜も輝く      1990年  イタリア
<監督>パオロ・タヴィアーニ , ヴィットリオ・タヴィアーニ
<原作>L・N・トルストイ「神父セルギィ」
<出演>ジュリアン・サンズ , ナスターシャ・キンスキー , シャルロット・ゲンズブール 
<内容>イタリア国王の副官に任命されたセルジョ・ジュラモンド(ジュリアン・サンズ)は、天にも昇るような幸せをかみしめていた。しかし、王の指示で結婚が決められた婚約者のクリスティナ(ナスターシャ・キンスキー)は実は、王の愛人であった。裏切られたセルジョは、身分を捨て、修道院に入ってしまう・・・。
*****

実は、ジュリアン・サンズ目当てで見たのですが、後で原作がトルストイだと知って驚きました(^^;。しかも監督は、あの「グッドモーニング・バビロン!」のタヴィアーニ兄弟です。
そう考えると、この重厚さも分かりますねぇ(^^)。

宗教には無縁なので、この潔癖さ、この無欲さには、ただただ驚くばかりですが、これほどの人でも、過ちは犯してしまうというところが、人間的ですねぇ。
娼婦のような悪女には、改心させるほどの信心パワーを見せるのに、少女のような無垢な女性には、本能の赴くまま・・・。こんな所は、男性ならではの永遠の苦悩の象徴でしょうか。
それとも、奇跡を起こす男として、祭り上げられることに耐えられず、わざとそんなことをして、逃げ出す口実を自分に与えたのでしょうか。
ただ一人で、清貧に耐えることが彼には、最大の喜びだったのかな。それは、一種の自己満足で、聖職者の衣を着たストイック男という気もします(^^;。
宗教のことは分からないので、この映画の真の意味は、理解不能ですが、彼の周りに起こる裏切りや、災難などは、彼の心情を察することが出来て、面白く見ることが出来ました。(2005,01,17)

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太陽は、ぼくの瞳      1999年 イラン
<監督>マジッド・マジディ 
<出演>モフセン・ラマザーニホセイン・マージウーブ
<賞>モントリオール国際映画祭グランプリ受賞
<内容>全盲のモハマドは、盲学校が、夏休みに入ったので、父に連れられて、家に戻ってきた。家には、妹たちと、祖母が、待っていて、モハマドも、のびのびと、過ごすことが出来る。しかし、やもめの父は、再婚を考えていて、そのためには、モハマドが、足手まといだと考えていた。
*****

何とも、切なく、哀しい話です。貧しい父親は、妻に死なれ、幼い姉妹と、全盲のモハマドを抱えて、途方に暮れている。そこに、再婚話・・・。再び、幸せをつかみたいために、子供を邪魔にする父親。それを敏感に感じるモハマド。モハマドの悲しさが、胸を打ちます。そんな、哀しい話ですが、自然の映像の美しさに、救われます。目の見えないモハマドが、感じ、触れる自然を、カメラが、優しく撮してくれて、私も、感じることが出来るようでした。巣から落ちた、ヒナを触る感覚、冷たい水の感触、畑の葉の手触り、そして、太陽の暖かさ・・・。自然の恵みを、身体に感じることの出来る映画です。(2001.11)

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ダウン      2001年 オランダ・アメリカ ホラー・サスペンス   
<監督>ディック・マース
<出演>ジェームズ・マーシャル , ナオミ・ワッツ , ダン・ヘダヤ , ロン・パールマン , マイケル・アイアンサイド 
<内容>ニューヨークにある超高層ビル「ミレニアム・ビル」。ある日、突然、ビルのエレベーターが、誤作動を起こし始める。エレベーターの管理会社の技師、マーク(ジェームズ・マーシャル)は、新聞記者のジェニファー(ナオミ・ワッツ)の協力を得て、エレベーターについて、詳しく調べ始めるのだが、ついに大惨事が起こる・・・。
*****

いつも何気なく使っているエレベーターも、いったん事故が起こると、それは、恐怖の対象になる。年間のエレベーターの閉じこめ事故数の多さ(183万2千人)に、思わず絶句してしまいました(^^;。私が住む所はマンションではないので、エレベーターは、あまり縁がないのですが、やはり、買い物先で、使用したりするので、もしもの時は、怖いですよね〜。

映画の中で、中途半端な高さに止まったエレベーターに、身を乗り出したりするシーンがあると、思わず、「早くどいてー!」と、小さく叫んでしまいました。あの状態が、一番怖いです(^^;。
その他にも、エレベーターで起こりえる色々な恐怖シーンが次から次に出てきて、怖ろしかったですーー(^^;。
このような、人の恐怖心をついたパニックシーンは、なかなかの迫力なのですが、それ以外は、単調です。
特に、マークと、ジェニファーの会話部分が解説調で、全くセリフとして面白くないのが、致命的。
脚本に問題があるのか、日本語訳が、面白味に欠けるのか?
それに、これらの事故の原因が、あまりにもB級ホラー的なので、ちょっと白けてしまいました。
深夜、眠れない時の暇つぶしにする映画としてなら、いいかもね。(2003,11,30)

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ダウンタウン物語      1876年 イギリス ミュージカル・ファミリー
<監督>アラン・パーカー
<出演>スコット・バイオジョディ・フォスター 
<内容>禁酒法時代のアメリカ。ギャングの2大勢力が、なわばりを広げようと、抗争を繰り広げていた。そんな中、女優志願の歌手と、ちんぴらのバグジーが恋に落ちる。出演者全員が、子供からなるミュージカル。
*****

まあ、びっくりしました。子役時代のジョディー・フォスターが出るというので見たら、彼女だけでなく、全員が子供。子供が、ギャングの格好をしたり、クラブで、歌い踊ったりする映画です。大人の世界の、真似というか、風刺なのでしょうね。ただ、子供なので、銃で撃ち合うのも、銃から、クリーム?が出てきたり、パイ投げをしたり(^^)。自動車も、足こぎ自動車なのでした。ここら辺が、微笑ましかったです。また、アメリカの話なのに、イギリスが制作国なのも、面白いですね。(2001.10)

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タキシード      2002年 アメリカ アクション・SF・コメディー   
<監督>ケヴィン・ドノヴァン
<出演>ジャッキー・チェン , ジェニファー・ラヴ・ヒューイット , ピーター・ストーメア , ジェイソン・アイザックス
<内容>自分に自信が持てず、一目惚れの女性に声をかけることもできない運転手のジミー(ジャッキー・チェン)だったが、ある日、運転の腕を見込まれて、億万長者デヴリン(ジェイソン・アイザックス)のお抱え運転手に雇われた。デヴリンにすっかり気に入られたジミーだったが、ある日、デヴリンは事故に遭い、瀕死の状態で、ジミーに、あることを託すのだった・・・。
*****

あまり期待しないで見ましたが、まあ、予想通り、普通でした。
ジャッキーのアクションは、さすがにすごいなと思いましたが、小さくまとまっていて、豪快さに欠けるような気がしました。まあ、タキシードによって強くなるんだから、こんなもんかな。
ストーリーも、途中で、あれ?!と思うところもあって、話がうまく繋がってない感じ。これは、ストーリーを真剣に見ていなかった、こちらの責任もあるんでしょうけど・・・(^^;

思ってたより良かったのが、ジェニファー・ラブ・ヒューイット。子リスちゃんみたいにかわいいし、針金のように細いのに、胸はたっぷりという、理想の体型ですね〜(^^)。コメディアンヌとしても、なかなか良かったです(^^)。
ラストに付くNG集が面白いので、見終わった直後は、満足してしまいます(^^)。(2004,10,17)

黄昏      1981年 アメリカ 
<監督>マーク・ライデル
<キャスト>ヘンリー・フォンダ , キャサリン・ヘプバーン , ジェーン・フォンダ , ダブニー・コールマン 
<賞>アカデミー主演男優賞・同主演女優賞・同脚色賞
<ストーリー>ニューイングランドにある湖畔の別荘にやってきた老夫婦、ノーマン(ヘンリー・フォンダ)とエセル(キャサリン・ヘプバーン)。彼らは年老いて、お互いにいたわり合いながら生活していた。ノーマンの誕生日を迎え、娘のチェルシー(ジェーン・フォンダ)が、恋人ビル(ダブニー・コールマン)とその息子ビリー(ダブ・マッケオン)を伴ってやってきた。実は、ノーマンとチェルシーとは、長いこと疎遠になっていたのだった・・・。
*****

当時70代だったベテラン俳優二人の共演で、この年のアカデミー賞主演賞を二人そろって受賞した作品です。
しかも、父娘を演じているヘンリー・フォンダ、ジェーン・フォンダ父娘も、この映画同様に、長いこと反目し合っていたそうで、それを乗り越えて、娘のジェーンの提案でこの映画を撮影したそうです。この物語のように、二人は和解できたのでしょうか。この作品が、ヘンリーの遺作となりました。

とはいえ、私は、ヘンリー・フォンダの映画を見たことがないので、これが、彼の演技を見る最初です。こんなに有名な俳優さんなのに、こうゆう顔の人だったのかと、今頃になって知るなんて情けない話です(^^;。

とにかく、ベテラン俳優の演技です。二人とも、年を取って、老人特有の台詞回しなのが、少々痛々しかったですが、それも、年齢を重ねたからこその年輪なのでしょう。最初は、違和感がありましたが、見ているうちに映画に引き込まれました。
娘との反目、そして、若い世代とのギャップ。孫のような子とのギャップがなくなり、触れあいが深まってゆくところが微笑ましかったです。
そして、何よりいいのが、長い間連れ添ってきたノーマンとエセルの、お互いを尊敬し合い、いたわり合う姿です。
いつかは永遠の別れをしなければならない二人の、深い愛情に心を打たれました。

また、人はどうして、いがみ合ったり、傷つけ合ったりしてしまうのだろうと、しみじみ考えさせられる映画です。その距離が近ければ近いほど、反目は強くなるようです。
本当は、みんな仲良く暮らせたらいいんでしょうけど、それはやっぱり、なかなか難しいんでしょうねー。悲しいけれど、それが、人間なのかもしれないなと考えさせられました。

本当は、ヘンリー・フォンダと、キャサリン・ヘプバーンのいろいろな作品を見てからこの映画を見たら、もっといろいろな感慨を持って、見れる作品なのだと思います。自分には、まだまだ多くの未見の映画があるんだなと、残念に思えた作品でした。(2005,11,18)

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たそがれ清兵衛      2002年 日本 時代劇・ロマンス  
<監督>山田洋次
<出演>真田広之宮沢りえ, 草村礼子
<内容>幕末。海坂藩の侍、井口清兵衛(真田広之)は妻を亡くし、二人の幼い娘とボケた母との4人暮らしだった。50石の彼は生活が苦しく、仕事が終わって下城しても、内職に励まなければならず、ましてや妻のいない彼は、だんだんと薄汚れてゆくのだった。そんな彼の家に、幼なじみの朋江(宮沢りえ)がやってくる。
*****

映画館で時代劇を見るのは、初めてだったかもしれません(ああ、でも、「陰陽師」は見たんだわ)。TVドラマでも時代劇なんて、ほとんど見ないですから、どうなる事やらと思ったのですが、これが意外に面白かったです。下級武士の苦しい生活の様子が新鮮でしたし、今に通じるサラリーマン武士の悲哀も感じました。苦しい生活ながら、親と子の愛情がたくさん感じられて、心が安らぎました(この子役がかわいいの!(^^))。また、清兵衛の、控えめながら自分の意志を貫く意志や、使い手でありながら、それをひけらかさない奥ゆかしさ。日本人のいいところをたっぷりと見せてもらいました。真田広之の殺陣もさすがに決まっていてかっこいいし、宮沢りえも綺麗で、しっとりしていて、着物姿の立ち居振る舞いも美しかったです。また、日本映画にありがちな、ぼそぼそしゃべりもなくてわかりやすくよかったです。ただ、画面が暗くて、顔の見分けや表情がわからないところがあって、そこだけがちょっと残念でした。(2002,12,01)

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卓球温泉      1998年 日本 コメディー
<監督>山川元
<出演>松坂慶子 , 牧瀬里穂蟹江敬三窪塚洋介
<内容>平凡な主婦、園子(松阪慶子)は、夫(蟹江敬三)や子供(窪塚洋介)の世話に追われるだけの毎日を送っていた。そんな時、ラジオ番組で、DJの南かなえ(牧瀬里穂)に「家出しちゃえば!?」と言われ、本当に家出をしてしまう。そして、車を運転して着いたところは、かつて、夫と一緒に泊まった温泉旅館だった。しかし、その温泉は、今はもう寂れ、旅館も閉鎖寸前だった。
*****

温泉と言えば、やっぱり卓球!は、もう古いんですね。今は、どこに行っても、ゲーム機が、並んでいます。でも、温泉で家族とやる卓球って、私も好きでした〜(^^)。そんな郷愁を誘う映画でした。松坂慶子の演じるコメディーって、なんとなく、ほんわかしてて、好きなんですよね。窪塚君も金髪で出ています。でも、映画としては、ちょっと教訓臭いし、題名で、ほとんど内容が分かるし、卓球のラリーは、やってる方は、楽しくても、見てる方は、飽きてきてしまうしで、思ったほどではありませんでした。でも、みんな卓球の練習、大変だっただろうなぁ〜。特に、最初の松坂慶子のラリーには、恐れ入りました。(2002.10.03)

タッチ・オブ・スパイス       2003年 ギリシャ コメディー    
<監督>タソス・ブルメティス
<キャスト>ジョージ・コラフェイス , タソス・バンディス 
<ストーリー>1960年代。トルコ、イスタンブールで、スパイスの店を構えている祖父ヴァシリス(タソス・バンディス)と、その家族。しかし、ギリシャ人であるファニス(ジョージ・コラフェイス)の父親サヴァス(イエロクリス・ミハイリディス)は、トルコからの強制退去を命令され、祖父だけを残して、アテネに移住することになる。それから40年後、祖父が初めてアテネにやってくる・・・。
*****

スパイスの香り漂う良作でした。
料理も色々出てきますが、トルコ、ギリシャ料理なので、あまり馴染みがなくて、どんな味と香りなんだろうと想像しながら見ていました。映画のオフィシャルページに行くと、コンスタンティノーブル料理として、シシカバブーのレシピが出てました。映画の中に出てくる料理の中に、きっとこれもあったのでしょうね〜。
料理によって、色々なスパイスを入れることはもちろん知っていますが、出す相手によって、スパイスを使い分けるとか、さすがにかなり高度なスパイス使用法を見ることが出来ます。日本人はあんなにスパイスを使わないから、かなり興味深かったですね〜。
また、絵はがきにスパイスの香りを付けたりすることは、初めて見たので、とても新鮮でした。

とはいえ、映画の内容は、かなり深刻な話も含まれています。
トルコとギリシャの関係をよく知らなかったのですが、1960年代以降、キプロスを巡る争いで、両国の関係が悪化し、ギリシャ国籍の人々のコンスタンティノーブル強制退去、財産没収が行われたそうです。そして、家族離散・・・。この映画の登場人物たちも、この悲劇に見舞われたのでした。
こう書くと、とても暗い映画のように思われそうですが、これらの暗い内容を、スパイスで軽妙に味付けしてあって、とても味わい深い映画となっていました。映画としてのセンスも、抜群にいいんですよ〜〜。

中でも一番のお気に入りは、彼らの磁石体質。これって、大阪人にも通じるところがあって、笑いました。ただし、にわか大阪人の私の体内には、磁石がないんですよ、悲しいーー(T_T)。

ギリシャ映画って、馴染みがないですが、この映画は、とても分かりやすくて、楽しいので、お薦めです。(2006,04,09)

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堕天使のパスポート      2002年 イギリス スリラー   
<監督>スティーヴン・フリアーズ
<キャスト>オドレイ・トトゥ , キウェテル・イジョフォー , セルジ・ロペス 
<ストーリー>イギリス、ロンドン。移民の多いこの街に住むシェナイ(オドレイ・トトゥ)も、トルコから来た不法滞在者。そして、同じ部屋を、彼女のいない昼間だけ、使っているオクウェ(キウェテル・イジョフォー)もまた、同じ不法滞在者だった。ある日、オクウェは、勤めているホテルのある部屋のトイレで、人間の心臓を見つけた・・・。
*****

何かしらの過去を背負って不法入国し、胸にそれぞれの夢を秘めて、最低限の生活を送る人々。
その中のひとりにオクウェがいた。彼の生活と人物像は、はじめ、謎に包まれています。
いったい彼は、何者で、何があって、そして、何をしようとしているのか。

そして、ある事件が起こります。そう、心臓です。ここから話が急転直下、不法滞在者の問題に、さらなる広がりが出てくるのです。
この話の展開は、サスペンスタッチで、面白かったです。
でも、話の盛り上がりとは逆に、ヒロインのシェナイは、どんどん窮地に落ちていってしまいます。彼女のあまりにも悲惨な運命に、途中、見ていて、苦しくなってしまいました。

このヒロイン、シェナイ役に、オドレイ・トトゥが扮しています。フランス人の彼女は、今回、トルコ人の役なのですが、そう思うと、そう見えてくるのが不思議です。
こんなに暗く、辛い女性の役の彼女もはじめて見ました。底辺に生きる女性をけなげに、そして力強く演じています。
そして、正しき人、オクウェは、キウェテル・イジョフォー。彼、適役でした。よかったです。

全体に、サスペンスタッチで、面白かったのですが、事件の発端になった心臓。あれはいけません。心臓だけトイレにあったなんて、ちょっと不自然すぎました。そこだけが、引っかかりましたが、後は、ラストも含めて、とても良かったと思いました。(2005,09,15)

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旅立ちの時      1988年 アメリカ  ドラマ
<監督>シドニー・ルメット
<出演>リバー・フェニックス,クリスティーン・ラーチ,マーサ・プリンプトン 
<内容>反戦運動のテロリストで、FBIに追われている両親を持つ少年は、名前を変えて、各地を転々と移動する逃亡生活を送っていた。が、大学進学の年齢になり、また、ピアノの才能を持つ少年は、そんな生活が、重荷になってゆく。
*****

リバー・フェニックスの、少年から、青年に、変わりゆく年頃の一途で、ピュアな、演技が光る。彼の作品は、3本ほどしか見てないが、この作品が、一番すばらしい。家族への愛と、自分の将来の夢の間での葛藤。思わず泣けてしまった。このときリバー、17歳。アカデミー賞助演男優賞ノミネート(なんで、助演なんだろう??)。また、反戦運動家の母親が、かつて、その両親を悲しませたように、今度は、自分が、子供を手放さなければならないことを悟るシーンも、とっても胸に迫るものがあった。なにせ、ストーリーも、演技者も、ともに、すばらしいです。(2000.10)

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ダブル・ジョパディー      1999年 アメリカ サスペンス
<監督>ブルース・ベレスフォード
<出演>アシュレイ・ジャッドトミー・リー・ジョーンズブルース・グリーンウッド 
<内容>夫と、子供に囲まれて、幸せに暮らしていたリビーは、ある日突然、夫が殺され、さらにその上、夫殺しの罪を着せられて、服役することになってしまう。そして、ある時、死んだはずの夫が、生きていることを知り、自分が、罠にはめられたことを知り、復讐を誓う。
*****

おもしろかったです。アシュレイ・ジャッドの好演が光ります。彼女は、作品ごとに、いろんな顔を見せてくれるのですが、この作品の彼女は、とってもきれいで、しかも、表情豊か。アクションシーンもあり、体当たりの演技です。内容も、はらはらドキドキのサスペンスで、飽きませんでした。保護観察官のトミー・リー・ジョーンズもいい感じで、元大学教授というよりも、元刑事という風情で、見事に謎を解いてくれます。(2001.11)

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ダミー      2001年 アメリカ コメディー・ロマンス
<監督>グレッグ・プリティキン
<出演>ミラ・ジョヴォヴィッチ , エイドリアン・ブロディ , ヴェラ・ファーミガ
<内容>高校時代から人づきあいの苦手なスティーブン(エイドリアン・ブロディ)は、仕事をクビになり、職業安定所に行く。そこで担当職員のロレーナに好意を抱くが自分の気持ちをうまく伝えられない。とりあえず彼は好きな腹話術の人形を買って練習を始める・・・。
*****

ストーリーはともかく、主役の二人が見せてくれます。
ダミーとは、スティーブンが趣味とする腹話術の人形のことで、口べたな彼のために彼の本心を喋ってくれるという趣向です。と言っても、ホラーとかファンタジーではないので、ダミーを操っているのは、スティーブン本人なわけで、ダミーが喋る言葉はスティーブンの言葉そのものです。普段は、オドオドとしか喋れない彼が、ダミーの口を借りると、すらすらと自分の気持ちを伝えられ、冗談なんかも言えるのは、ちょっと分かる気がしますねぇ。
この腹話術のテクニックがエイドリアン、すごくうまいので、もうびっくり。字幕を読まなくちゃいけないし、エイドリアンの表情も見なくちゃいけないし、ダミーも見なくちゃいけないしと、すごく忙しい思いをしましたが、そのかいは十分あります。これは、彼、相当練習したと思われます。

そして、変な女の子ファンゴラ役のミラ・ジョヴォヴィッチ。この手の変な女の子をやらせたら、この人は、随一でしょう(^^)。「ミリオンダラー・ホテル」も見てください(^^)。
彼女は、バンドのヴォーカルという設定なので、歌も披露してくれています。きれいな声で、上手でした。(これは吹き替えかもしれないけど・・・)
そして、彼女の衣装も、とってもキュートで可愛いです(^^)。
ただ、最初にも書いたようにストーリーはそんなに面白いわけではありません。だから、劇場未公開なのかな。でも、他にも、個性的な出演者が出てるので、十分楽しめました(^^)。(2004,03,16)

誰にでも秘密がある      2004年 韓国 コメディー・ロマンス・エロティック   
<監督>チャン・ヒョンス
<キャスト>イ・ビョンホン , チェ・ジウ
<ストーリー>レストランに客としてやってきたスヒョン(イ・ビョンホン)にシンガーのミヨン(キム・ヒョジン)は一目惚れ。初デートで、彼を家に招待したミヨンは、彼を長姉ジニョン(チュ・サンミ)、次姉のソニョン(チェ・ジウ)に紹介するのだが・・・。
*****

先日見た「アバウトアダム アダムにも秘密がある」の韓国版リメイクです。
韓流ブームで大人気のイ・ビョンホンと、チェ・ジウが主演。どうも、イ・ビョンホンの魅力が分からない私は、「JSA」に続いて、彼を見たのは2度目ですが、う〜んそうですねぇ、やっぱり笑顔は、可愛くてステキかな〜〜(^^)。

オリジナルを見たばかりなので、どうしても二作を比べてしまいましたが、基本的には、ほとんど一緒で、こちらは、ガリ勉タイプの次女(チェ・ジウ)がメインになっているのが、違うところでしょうか。
ただ、車のエピソードがぬけているので、どうも、彼のうさんくささが薄められているような気がします。全体のまとまりとしては、オリジナルの「アバウトアダム〜」の方が、おしゃれで、数段上でしたねぇ。
それに、ジャンルもエロティックになっているほど、エッチなシーンも多いのですが、やはり、東洋人のそれは、西洋人のよりも生々しく感じてしまうのは、見慣れていないせいでしょうか?ちょっぴり恥ずかしかったです。

ラストも、ちょっと違ってました。でも、オリジナルの方も、結局は、そういうことなんだと思います。(スヒョン=天使)(2006,01,01)

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誰も知らない      2004年 日本   
<監督>是枝裕和
<出演>柳楽優弥 , 韓英恵 , 加瀬亮 , 木村祐一 , 北浦愛
<内容>アパートに引っ越してきた福島けい子(YOU)と12才の息子、明(柳楽優弥)。表向きは二人暮らしだったが、実は、他に、父親の違う3人の子供がいた。子供の数が多いことで、アパートを追い出されないようにと、けい子は子供を隠して育てていたのだ。5人は、貧しいながらも幸せに暮らしていたが、ある日、けい子は、新しい男が出来て、子供を残して家を出て行ってしまう・・・。
*****

心の隅で、映画を、いつまでも引きずってしまう、そんな感じの映画でした。思い出すと、今でも泣けてきます。
16年前に実際に起こった事件をモチーフとした映画です。この事件、おぼろげながら覚えていました。

演技をするのは初めてというキャストたちが、ごく自然な演技をしていて驚かされました。彼らから、これらの表情を引き出した監督はすごいですね〜。特に、カンヌ映画祭で最年少で男優賞を獲得した柳楽君の演技には泣かされました(T_T)。
12才の子には厳しすぎる現実。よく頑張ったねと、映画の中の明君に言いたいです。

2時間を超える上映時間でしたが、ちっとも長いと感じませんでした。
映画を見た後、街で12才ぐらいの男の子を見かけると、明のことを思い出して、胸が痛くなりました。色々不満とかあるだろうけど、君たちは、幸せなんだよと言いたくなりますね。(2004,08,07)

丹下左膳 百万両の壺      2004年 時代劇・コメディー   
<監督>津田豊滋
<キャスト>豊川悦司 , 和久井映見 , 麻生久美子 , 山下徹大 , 豊原功補, 柏原収史
<ストーリー>以前、主君に裏切られ、右目と右腕を失った丹下左膳は、矢場の用心棒として暮らしていた。ある日、左膳は、矢場でのいざこざに巻き込まれて殺されたそば屋の主人に、孫のちょび安を託された。その、ちょび安が金魚鉢として使っていた汚らしい壺は、実は、柳生家の家宝の壺だった・・・。
*****

丹下左膳の名前は知っていても、どういう話なのかは知りませんでした。
剣豪の話なので、チャンバラが、あるのが当たり前ですが、冒頭の、左膳が片腕隻眼となった事件の説明が全くなくて、ちんぷんかんぷん。左膳が奪われてしまった、あの刀らしきものは、何だったのでしょうか??

ストーリーも、なんだか面白くありませんでした。
毎週やっているTV時代劇の中の1話を、2倍の時間をかけて見せられた感じです。
さすがに、配役は、豪華で、豊川悦治の左膳もかっこいいのですが、その相手役の和久井映見がちっとも様になっていないのが、致命的でした。彼女も頑張って、それらしく演じているのですが、彼女のキャラには、合ってないですよ、あの役は・・・。
この話の面白さは、二人の掛け合いにあると言っても過言ではなさそうなのに、それが面白くないので、映画自体がつまらなくなるのは、しょうがないのかもしれません。

久しぶりに見る野村宏伸や、思いがけない役の渡辺裕之なんて、とってもいいのですがねぇ。あぁ、でも、一番良かったのは、萩乃役の麻生久美子でしょうか。彼女は、はまり役でした(^^)。(2005,12,19)

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タンゴ      1992年 フランス ロマンス
<監督>パトリス・ルコント
<出演>リシャール・ボーランジェ , ミュウ=ミュウ , ティエリー・レルミット , フィリップ・ノワレ , ジュディット・ゴドレーシュ , キャロル・ブーケ
<内容>不倫した妻とその愛人を殺したバンサン(リシャール・ボーランジェ)。無罪となった彼は、その後、静かに暮らしていたのだが、その時の裁判官エレガン(フィリップ・ノワレ)に甥ポール(ティエリー・レルミット)の妻マリー(ミュウ=ミュウ)を殺すことを依頼される。ポールとマリーは、別居中だが、ポールは彼女を思うあまり、いっそ死んでくれたらと、願っていたのだった・・・。
*****

ストーリーを書いてみると、おどろおどろしい妻殺しの話なのですが、映画の方はコメディータッチで、ほのぼのしています。
出だしのバンサンの妻殺しも、あっけらかんとしています。
夫の留守に不倫する妻も明るいですし、その不倫中に飛行機に乗って空に字を描くなんて、バンサンもしゃれて?ます。そして、その彼がふたりを殺す方法も、なんともダイナミック。えっ?!と、一瞬思ってしまいました(^^)。
あくの強いバンサン役をリシャール・ボーランジェが、楽しそうに演じています。

その後、妻に逃げられたポールが、彼女を思うあまり殺そうと思い始める思考回路は、謎ですね〜。かわいさ余って憎さ百倍って感じでしょうか。
彼の願望を煽る叔父と、彼女の殺し屋に任じられたバンサンとの3人の珍道中がなかなかの面白さです。
旅先に出てくる男も女もちょっと変わっている人ばかり・・・。男と女って、永遠に謎ですね〜。
こういうとぼけた面白さは、パトリス・ルコント監督のお得意です。
ちょっとした役にルコント監督作品常連のジャン・ロシュフォールの顔も見えました。(2003,11,11)

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ダンサー      1999年 フランス
<監督>フレッド・ギャルソン
<出演>ミア・フライア , ガーランド・ウィット  , ロドニー・イーストマン
<内容>土曜の夜のクラブでダンサーのインディア(ミア・フライア)は、見事なダンスを踊り、皆の喝采を受けていた。しかし、彼女は、言葉を話すことが出来ないというハンディキャップを背負っているため、プロードウェイの舞台に立つチャンスもない。そんな時、彼女のダンスに熱い視線を送る一人の若い科学者・アイザック(ロドニー・イーストマン)がいた・・・。
*****

この映画には、二つの柱があります。一つは、ダンサー・インディア。そして、もう一つは、若き科学者。
インディアの方の話は、それなりにいいのです。ハンディを背負っているために、自分の実力を発揮できない彼女の悔しさ、悲しさ、あきらめ。そんな彼女を守るために彼女の飛躍の障害にさえなってしまう兄。ミア・フライアのすばらしいダンスと共にいい話になっています。
でもですねぇ、科学者の方が、さっぱりなのです。だいたい何の研究をしているのか謎ですし、完成した発明品を見ても、依然として謎は深まるばかり・・・(^^;。
彼女の身体の動きから、彼女の思いを表現する手段を発明した・・・のかな?
そんな機械をつけなくても、彼女は、ダンスという手段でそれを表現していたというのに。
そしてラスト、それはいったい成功したのか?みんなの晴れ晴れした表情を見る限り成功したんでしょうが、私には、分かりませんでした(^^;。
確かに、最後の彼女のダンスは、それまでのダンス以上に喜びを表していたように思えましたが、あの機械の効力は、どこに??(^^;。
何がなんだかさっぱりです・・・(^^;。(2003,07,13)

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ダンサー・イン・ザ・ダーク   2000年 デンマーク  ドラマ 
<監督>ラース・フォン・トリアー 
<出演>ビョーク、カトリーヌ・ドヌーヴデヴィッド・モースピーター・ストーメア 
<内容>遺伝性の失明する病気にかかっているセルマは、一人で、息子のジーンを育てながら、息子にだけは、目の手術を受けさせようと、手術費用を少しづつ貯めていた。しかし、ほぼ視力を失っていた彼女は、仕事を首になり、また、貯めていた手術費も、信頼していた、男に、盗まれてしまう。
*****

レディースデイとはいえ、平日昼間で、チケット完売、満席でした。でも、はっきり言って、これは、救いのない映画です。こんなに、落ち込む映画は、「デッドマン・ウォーキング」以来です(T_T)。映画は、ドキュメンタリータッチで、カメラも固定していないので、気分の優れないときは、要注意です。出演者は、歌姫ビョークの他にも、有名な人ばかり。確かに、ビョークの歌と、演技は、すばらしかったです。でもあまりに、真に迫っていて、映画としては、見られませんでした。辛かったです。ネタばれ感想が、映画掲示板過去ログにあります(^^)。(2001.01)

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ダンジョン&ドラゴン      2000年 アメリカ SF・アクション・ファンタジー     
<監督>コートニー・ソロモン
<出演>ジェレミー・アイアンズジャスティン・ホウェリンマーロン・ウェイアンズ 、 ソーラ・バーチ
<内容>魔法を操る貴族メイジたちが支配するイズメール王国では、魔法を使えない平民達は、奴隷のような扱いを受けていた。その現状を憂え、国民を皆平等な国にしようとする女王サヴィーナは、権力を我がものにしようと企む宰相ポロフィオンと対立していた。二人は、それぞれの願望を叶えるために、最強のレッドドラゴンを支配できる魔法の杖を手に入れようと動き出すのだった。
*****

これは、有名なRPGの映画化らしいですね。さすがに特撮は、すごいです。絵的には、なかなかのものでした。でも、なんか面白くなかったです。登場人物達が魅力的でないからでしょうか。ダンジョンも、大したことないし(あんなに簡単に最強の魔法の杖が見つかっていいもんでしょうか(^^;)。それに、悪の宰相ポロフィオンが、すごい魔法を使う割には、髪型が、七三分けで、サラリーマン風なのが、見れば見るほど合ってなかった・・・(^^;。ラストは、続編を作るつもりな感じだったけれど、むなしいかも。(2002.05)

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ダンシング・ヒーロー      1992年 オーストラリア 青春・スポーツ
<監督>バズ・ラーマン 
<出演>ポール・マーキュリオ , タラ・モーリス , ビル・ハンター
<内容>社交ダンス教室を経営する母親に育てられたスコット(ポール・マーキュリオ)は、社交ダンス界の若手のホープ。しかし、彼は大会で規定されたステップ以外のダンスを踊って優勝を逃してしまう。身勝手な彼に見切りをつけたパートナーが去り、彼は、窮地に陥るのだが・・・。
*****

いかにもバズ・ラーマンらしいカメラワーク、カット割り。彼のスタイルは、昔も今も変わりませんね。彼の監督デビュー作です。

この映画の見所はズバリ、ダンス。だから、ダンスシーンが満載です。ただ、それが、ちょっと満載過ぎる気もしました。だから途中で、少々飽きてしまったのですが、ラストでそれも帳消しです。最後の大会で踊り出すスコットの素敵なこと!!見惚れてしまいました。コスチュームもステキ!(^^)
相手の女の子、フランも、最初に出てきたさえない子とはまるで別人のように颯爽としています。

ただ、あまりにも時間の観念が無茶苦茶で笑ってしまいました。名前を呼び上げられているのに、それから衣装に着替えたり化粧したり、あれでは、普通絶対間に合いませんよね〜。まあ、映画なんだから、いいんですけどーーー。

爽やかな、感動スポーツ恋愛映画です。(2004,01,21)

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箪笥      2003年 韓国 ホラー・サスペンス・ミステリー   
<監督>キム・ジウン
<出演>イム・スジョン , ヨム・ジョンア , ムン・グニョン , キム・ガプス
<内容>長期入院を終えてスミ(イム・スジョン)とスヨン(ムン・グニョン)の姉妹はソウル郊外の家に帰ってきた。継母ウンジュ(ヨム・ジョンア)は、二人を温かく迎え入れるが、二人はそんなウンジュを冷淡に見つめるのだった。そして、その夜、スミとスヨンは部屋で何かを感じて怯えるのだった・・・。
*****

「号泣ホラー」だと聞いていたので、随分構えて見に行きました。
出だしは、幸せな二人姉妹の話が続きます。が、その一見のどかな雰囲気がくせ者なんですねーーー(^^;。
次々と起こる不気味な出来事。
きっとビデオで見ていたら、椅子に深く深く沈み込み、顔を隠しながら見ていたことでしょう。
映画館では、さすがに人の目があるので、ハンカチで口を押さえるぐらいのモーションで堪えました(^^;。
それでも、何カ所かで、飛び上がりましたが・・・(^^;。

何を言ってもネタバレになりそうですが、言えるのは、なかなか複雑で、必ずもう一度観たくなると言うことでしょうか。そして、自分自身を納得させたい!
号泣はしなかったけれど、シンと胸にしみる悲しみのホラーでした。

主演のイム・スジョンをはじめ、主要4キャストがとても上手です。イムは、今年24才ですが、韓国女優さんの多くが実年齢よりも大幅に若い役が出来るように、無理なく10代の女の子の役をやっています。次から次とこうした実力のある役者を出してくる韓国の層の厚さは、本当にすごいですね〜。

今度は、しばらく、流しの下と箪笥が怖くなりそうです・・・(T_T)。(2004,07,29)

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チアーズ!       2000年 アメリカ コメディー・青春・スポーツ  
<監督>ペイトン・リード
<出演>キルステン・ダンスト , エリザ・ドゥシュク , ジェシー・ブラッドフォード 
<内容>高校のチアリーダーチーム「トロス」のキャプテンに決まったトーランス(キルステン・ダンスト)は、チアリーディングの全国大会に全精力を注ぎ込む。しかし、大会まであと3週間のある時、自分たちのチームの振り付けが、他のチームからの盗作だと知って慌て、プロの振り付け師に振り付けを依頼するのだが・・・。
*****

いいですね〜。元気になります!あまり美人とはいえないキルステン・ダンストがどうして人気があるのかが、この映画を見ると分かります。それにしても、チアリーダー達って、体操選手並みの運動神経が必要なんですね。これは、なかなか大変そう。でも、見たあと、私まで体を思いっきり動かしてポンポンを振りながらダンスとかしたくなりました。ストーリーは、昔からある青春ものと同じようなものだけれど、心と体が、リフレッシュしました!(^^)。「トロス」だけでなく、マイノリティーのチーム「クローヴァーズ」も、素敵でした。黒い肌が美しい。ラストも、あれで、よかったです。元気になりたい人にお勧め!(2003,02,24)

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小さな赤いビー玉      1975年 フランス
<監督>ジャック・ドワイヨン
<出演>リシャール・コンスタンティーニ , ポール=エリック・シュルマン
<内容>パリで床屋を営むユダヤ人一家に、いよいよナチスドイツによる迫害が迫ってきていた。一家はバラバラに非占領地域に向かうことにし、まずは、年長の兄二人がニースへと旅立った。その後、12歳のモーリスと10歳のジョゼフが後を追う。しかし、ユダヤ人に対する風当たりは、刻々と悪化しているのだった・・・。
*****

この時代、子供だからといって自分の運命を人任せには出来ない。自分の持つ最大限の力を使いきって、自分の命を守らなければならなかった子供達・・・。ある意味、大人よりも生きることに貪欲だったのかもしれません。
たった12歳と10歳のモーリスとジョゼフ。彼らに次々と降りかかってくる危険の数々。
二人は、それらを奇跡のようにクリアしてゆきます。
特にお兄ちゃんのモーリスは、弟と2歳しか違わないのに、弟の面倒をよく見て、本当に偉かったです。とはいっても、こんな大変な時でも、兄弟喧嘩を、ちゃんとやったりするのだから、やっぱり子供ですね、微笑ましいです。
そんな戦時下のユダヤ人の子供の世界の喜怒哀楽の出来事を淡々と描いています。

その当時のユダヤ人迫害を、私たちは、今ならば冷静に批判できるけれど、ラジオ放送で毎日ユダヤ人の悪口を吹き込まれ、学校に行けば先生までもが差別をする状況で、それが正しくないことだと思えるかどうか、不安に感じてしまいました。怖ろしいことですねー。(2003,08,29)

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小さな恋のメロディー   1971年 イギリス  ロマンス
<監督>ワリス・フセイン 
<出演>マーク・レスター , トレイシー・ハイド 
<内容>ダニエルは学校でバレエの練習をのぞき見をしていたが、その中の一人のメロディに夢中になってしまう。
*****

この、マーク・レスターのむっちゃかわいいこと!!トレーシー・ハイドの方が、年上に見えるのだが、この頃の子どもは、女の子のほうが、大人びて見えるものだから、さほど違和感はない。それにしても、マーク・レスター、まだまだ、お腹が出てて、赤ちゃん体型なんだわ。

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小さな目撃者      1999年 アメリカ サスペンス・アクション      
<監督>ディック・マース
<出演>ウィリアム・ハート , ジェニファー・ティリー, フランチェスカ・ブラウン, デニス・リアリー , マイケル・チクリス , コーリイ・ジョンソン 
<内容>アメリカから父親の仕事を兼ねた家族旅行で、アムステルダムにやってきたメリッサは、着いたばかりのホテル内で、迷子になってしまう。ホテルの中を歩き回るうちに殺人事件を目撃してしまい、犯人から命をねらわれるが、事故で口のきけない障害を持つメリッサは、助けを求めることも出来ない・・・。
*****

メリッサが殺し屋から逃げ回るところは「ホームアローン」的で、小さな彼女が、大人顔負けの逃走劇をします。そして、この殺し屋が、ちょっとお間抜けで、笑えました。ラストは、結構激しいカーチェイスとアクション。母親役のジェニファー・ティリーのかすれ声がちょっとセクシー(^^)と、家族みんなで見て楽しめる?・・・かも(^^;。でも、何の関係もないロック歌手(?)が、ひたすらかわいそうに思えるのでした。(2002.04)

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チェーンリアクション   1996年  アメリカ  アクション
<監督>アンドリュー・デイヴィス
<出演>キアヌ・リーヴス モーガン・フリーマン レイチェル・ワイズ , スティーヴ・ビズレー 
<内容>シカゴ大の研究員、エディらは、新エネルギー発生装置を開発するが、実験成功後、ふたたび研究所に戻った彼は、殺された博士の死体を発見し、さらに研究所は大爆発してしまう。エディは嫌疑をかけられ、逃げ回るが・・・
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結構な大がかりな作品で、爆発シーンも、ものすごい。しかも演技派モーガン・フリーマンも出てるのに、途中で、何度も寝てしまった。キアヌ・リーブスは、大ヒット作「スピード」の続編オファーを断って、この作品に出演したという。(1999.05)

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チェイシング・エイミー      1997年 アメリカ 青春
<監督>ケヴィン・スミス
<出演>ベン・アフレックジョーイ・ローレン・アダムス ジェイソン・リー
<内容>ホールデン(ベン・アフレック)は、20年来の親友バンキー(ジェイソン・リー)と共同で人気コミックを書く漫画家だった。ある日、アリッサ(ジョーイ・ローレン・アダムス)という女性漫画家に紹介されて、一目惚れするのだが、彼女は、レズビアンで、彼のことを恋愛の対象としてみてくれない・・・。
*****

見始めた時は、ハズレかと思いました。ベン・アフレックのありきたりの恋愛物なんて見たくないですから・・・。でも、途中から、俄然面白くなりました。レズビアンのアリッサと、ホモ、ゲイ、大嫌いのバンキーの酒場での会話!最高です。ストレートな表現で、いろいろ勉強になりました(^^)。この映画は、レズビアンと、ノーマルな男との恋愛という筋立ても面白いのですが、配役も、また、いいのです。中でも、ジェイソン・リー、いい男ですね〜〜(^^)。アリッサ役のジョーイ・ローレン・アダムスも、ハスキーな声が、セクシーです。ベン・アフレックは、ちょっと苦手なのですが、彼が、彼女に告白するシーンは、なかなかジーンとしました。ラスト、ベン・アフレックの提案が却下されて、良かった〜〜(^^;。あんな事を考えつくなんて、ちょっとがっかりでしたね。 監督のケヴィン・スミス(たぶん、あの人ね!=あれは、実話なのかな??))も、出演していますし、マット・デイモンも、友情出演(?)しています。そして、エンドロールの最後の最後まで見ましょう。(2002.08.29)

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チェンジング・レーン      2002年 アメリカ スリル   
<監督>ロジャー・ミッシェル
<出演>ベン・アフレック , サミュエル・L・ジャクソン , トニー・コレット , ウィリアム・ハート , シドニー・ポラック , アマンダ・ピート , リチャード・ジェンキンス
<内容>将来を嘱望されている若き弁護士バネック(ベン・アフレック)は、重大な要件で裁判所に急いでいた。しかし、道は渋滞中で、焦ったバネックは、無理な車線変更をして、隣の車にぶつけてしまう。動転したバネックは、相手の車の運転手ギブソン(サミュエル・L・ジャクソン)の話を聞かずに、小切手を押しつけて走り去ってしまう。しかし、それにより、二人の運命が大きく変わってしまうのだった・・・。
*****

普通に生きてきた人が、一つの小さな間違いによって、人生のレールから外れていってしまう話です。このような、いつ我が身に降りかかってもおかしくないような悲劇の話は、見ていて、非常に辛く、始終胸がざわついて、苦しかったです。

後で考えると、結局は、同じ裁判所に向かう二人だったのに、時間ぎりぎりだったことから、ついお金で片を付けようとしてしまうバネック。こういう所に人間の本性が出てしまうのだと、ちょっと自戒しますね。
特に、おっちょこちょいの私は、大事な書類をなくしてしまうなんて事、ありそうで怖いです。
でも、せっかく再会したギブソンに、どうしてもっと誠心誠意謝って、書類を取り戻そうとしないのか、自分の一生に関わることなのに、もっと、何とかしろよーー!と思ってしまいました。
その後の二人の行動は、大切な物を失ったのは分かるけど、少々常軌を逸してませんか?(^^;。特に、バネックの方は、ひどいですねぇ。もっとやり方は、あったでしょうに。
踏んだり蹴ったりのギブソンが可哀想でした。でも、彼にしても、すごい事しちゃうし・・・(^^;。
結局は、この事故によって、大事な物が見えたバネックにとって、いいお勉強をしたと言うことでしょうかね。(2004,06,17)

父、帰る      2003年 ロシア 
<監督>アンドレイ・ズビャギンツェフ 
<キャスト>イワン・ドブロヌラヴォフ , ウラジーミル・ガーリン , コンスタンチン・ラヴロネンコ 
<ストーリー>ロシアの田舎町。アンドレイ(ウラジーミル・ガーリン)とイワン(イワン・ドブロヌラヴォフ)兄弟は、母(ナタリヤ・ヴドヴィナ)との3人暮らしだった。ある日、12年ぶりに突然、父親(コンスタンチン・ラヴロネンコ)が帰ってくる。父も母も事情を説明しようとしない上、父親の顔を知らない二人は、戸惑い、混乱する。翌日、父親は、二人を旅行に連れ出すのだが・・・。
*****

なんて無責任な両親でしょう。子供のことを考えているんでしょうか??
兄弟にとって、初対面も同様の父親なのに、突然帰ってきたことの説明もなく、兄弟は、あの男が本当に父親なのか、ひょっとしたら、殺されるのではないかとまで思ったりしてしまうのでした。
映画を見ていると、父親にも、色々事情があるのは分かってきますが、混乱したままの兄弟が、可哀相でなりませんでした。

どうして、なんのために父は帰ってきたのか。その答えは、永遠に謎のまま、父は、再び兄弟の前から消え失せてしまうのですが、それによって、逆に、二人の心に父は永遠に深く刻み込まれるのでしょう。
これは、まるで、答えのないミステリーのような映画です。
それ故、非常に不親切な映画ではあるのですが、息詰まる父と息子、兄と弟の感情のぶつかり合いが、淡々とした映画にもかかわらず、大きな緊張感をもたらし、最後まで画面から目が離せませんでした。

映画を見た後、映画のオフィシャルサイトの説明を読んでみると、これは、神話=旧約聖書や、ギリシャ神話を折り込んだ話だと書いてあります。そう言われたら、そうなのかなぁ。聖書をなぞった話だと言われると、聖書のうわべしか知らない私にとって、理解しがたいのも、うなずけるというものです。

映画のほとんどが、この3人だけのシーンなのですが、3人が、またそれぞれ上手い!
特に、撮影当時13歳だった弟のイワン役のイワン・ドブロヌラヴォフ君の、見知らぬ父親に対する不信感、猜疑心そして、反抗心を露わにした演技が秀逸です。これらは、子供が親に対して持つ全ての感情を集約して表していたのかなと、ふと思いました。
それに比べて、ちょっと年が上なだけに、父への信頼感が芽生えかけた、兄、アンドレイ役のウラジーミル・ガーリン君。ラスト近くの彼の行動力は、さすが、お兄ちゃんでしたね〜。しかし、この撮影終了後、彼はあの湖で、事故死されたそうで、残念です。(2006,03,22)

父と暮せば      2004年 日本 戦争   
<監督>黒木和雄
<キャスト>宮沢りえ , 原田芳雄 , 浅野忠信
<ストーリー>昭和23年、広島。図書館に勤める美津江(宮沢りえ)は、戦争の痛手が消えぬまま、一人でひっそりと生きていた。そんな美津江の前に、父竹造(原田芳雄)が現れて、美津江の芽生えかけた恋心を応援するのだが・・・。
*****

戦争が終わって60年。人々の記憶から消えつつある戦争の悲しみ。それを再び心に刻みつけてくれるのは、文学、そして、こうした演劇でしょう。日々の暮らしに追われるばかりでなく、過去の人々の思いや苦しみに思いを馳せ、二度と再びこのような悲しみを繰り返してはいけないと改めて感じることも必要だと思います。

この映画は、井上ひさしさん原作の舞台劇の映画化です。映画としては、黒木和雄監督の戦争レクイエム三部作完結編だそうですが、前2作は、見ていません。
主演の宮沢りえは、ブルーリボン賞を獲得しています。
それも、うなずける、力演、名演技でした。

話は、原爆の被害にあった女性の戦後の物語なのですが、その当時の悲惨な情景と、残された者の心の葛藤が、彼女と、その父親の語る言葉によって表現され、涙を止めることが出来ませんでした。というか、もう、号泣です(T_T)。映画館で見なくて、本当に良かったと思う映画の一本になりました。

宮沢りえも、すばらしいのですが、父親役の原田芳雄も、本当に、すばらしいです。
登場人物は、他に、美津江と心を通わす木下(彼は、ほんのちょっとしか出ませんが)のたった三人です。ですが、映画の中に引き込まれる強さは、尋常ではありません。派手さはないですが、多くの方に見て欲しい映画です。(2005,12,24)

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父の祈りを      1993年 イギリス・アメリカ
<監督>ジム・シェリダン
<原作>ジェリー・コンロン
<出演>ダニエル・デイ=ルイス, エマ・トンプソン, ピート・ポスルスウェイト, ジョン・リンチ
<内容>1974年、アイルランドに住む青年ジェリー・コンロンは、職もなく、うるさい父親のいる故郷から逃げるようにイギリスへと渡り、ヒッピー仲間と面白おかしく生活していた。しかし、突然、ロンドン郊外のギルフォードで起きた爆弾テロ事件の容疑者として逮捕されてしまう。身に覚えのないジェリーは潔白を訴えるのだが聞き入れられず、彼の父親、親戚までもがテロ支援者として、逮捕されてしまう。
*****

イギリスで起きた冤罪事件で、ジェリー本人の原作を映画化したものです。
この事件は、12世紀から続く民族、宗教の絡んだイギリス・アイルランド紛争が下敷きになっているので、その方面にからきし弱い私は、映画を見た後、又、お勉強してしまいました(^^;。映画の中で、IRAのテロ実行犯が出てくるのですが、筋金入りの活動家で、刑務所内におけるリーダーシップの取り方などは見事でしたが、人を人としてみていない行動が、恐ろしかったです。
かたやジェリーは、どうしようもないチャランポランさで、裁判中も事の重大さが分からないようで、ふざけ続ける態度の悪さ。そんな彼が、刑務所内で、父親やテロ活動家と触れあい、成長してゆく過程が、見応えありました。刑務所内では時の流れが違う・・・。その長い時間の中で、彼は、大切な物を失い、又、大事な物を得たのかもしれません。最後のあたりでは、号泣しました(T_T)。
それにしても、前に見た「グリーンフィンガーズ」でもそうでしたが、イギリスの刑務所は、日本やアメリカのそれとはずいぶんイメージが違いますね。長期刑囚だからなのかもしれないけれども、親子で同じ房に入れる事には驚きました。(2003,01,23)

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チャーリーズ・エンジェル      2000年 アメリカ アクション
<監督>マックG
<出演>キャメロン・ディアスドリュー・バリモア 、 ルーシー・リュービル・マーレイ 、 ティム・カリールーク・ウィルソンLL・クール・J  , トム・グリーン 
<内容>まだ会ったことのない探偵事務所のボス、チャーリーの元で働くエンジェル達3人。彼女たちに下された新しい指令は、誘拐されたハイテク会社社長の救出と、奪われた「音声認識ソフト」の奪回だった。
*****

まじめに見ないで、楽しんでみましょう(^^)。見所はなんと言っても、彼女たち3人のファッションと、お色気アクションですからね(^^)。めまぐるしく変わる彼女たちのコスチュームプレイには、おおいに楽しませてもらいました。もっとゆっくり見ていたかったかも。特に、スイス風?の短パン、ミニスカ衣装(^^)。3人の中では、なんと言っても、キャメロン・ディアスが、スタイル抜群で、ダンスもお上手、アクションの決めのポーズもちょっと大げさでかわいいです。モデル出身とはいえ、同じ人間とは思えません、あのスタイル!(もちろん、私と比べてですが・・・(^^;)。ドリューは、この映画のためのトレーニングのおかげか、「25年目のキス」の時より、いくらかほっそりしていて見やすくなってます(^^;。それでも映画の全ての彼女のシーンは、修正してあるとか言う噂もありますねぇ、本当でしょうか・・・(^^;。メイキング映像を見ると、いくらCGで編集出来るとは言え、彼女たちの演技、動き、アクションを元にした映像であることは変わりなく、トレーニングが、いかに大変だったか分かります。私の偏見かもしれませんが、ドリューの指導は、さぞや大変だったのでは・・・(^^;。しかも、ワイヤーアクションのワイヤーって、人が引っ張ってるもんなんですねー(^^;。こりゃ、大変だわ・・・。来年(2003年)の6月には、同じメンバーでの第2弾が公開予定です。(2002,11,30)

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チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル      2003年 アメリカ アクション・コメディー・アドベンチャー   
<監督>マックG
<出演>キャメロン・ディアス , ドリュー・バリモア , ルーシー・リュー , デミ・ムーア , ジャスティン・セロー , ロバート・パトリック , ルーク・ウィルソン , シア・ラブーフ , ロバート・フォスター , バーニー・マック , ジョン・クリーズ
<内容>拉致された米警察機構の要人カーター(ロバート・パトリック)を救出するため、エンジェル達は、モンゴルのテロ組織のアジトに潜入し、鮮やかに彼を助け出した。しかし、彼の持っていた重要な意味を持つ指輪は、奪われてしまう。そこで、再び、エンジェル達の活躍がはじまる・・・。
*****

1が面白かったので、今回は、勇んで映画館に行きました。
でも、めまぐるしく変わる画面に、真ん中より前の席で見ていた私は、少々辛かったですねぇ(^^;。最初の脱出のシーンも、最後、どうしてヘリコプターに乗っていたのか、不明だったりして(^^;。TV放映の時、ゆっくり見てみなくっちゃ(^^)。この映画は、後ろの方の座席で観た方がいいのかもね。
でも、相変わらず、彼女たちは、キュートで、かっこよくて、楽しめました。
一番良かったのは、キャメロンのサーフィンとか、モロッコでロディオマシンに乗ってるところかな(^^)。結構もういい年(31歳)なのに、可愛かったです(^^)。それにスタイル抜群!女の子の夢ですね〜、あの体型。 それに、アレックスのお父さんが、誤解しっぱないしなところが可哀想で、面白かったです(^^)。
でも、この映画、映画館で見るのもいいけど、DVDをレンタルして、オマケを見るっていうのも魅力的だなぁ。1の時は、メイキングなど、面白かったです。
それに、カメオ出演のブルース・ウィリスとかも、見つけてみたい。
エンドロールの後にもちょっとした映像のオマケがあります。(2003,07,05)

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チャーリーとチョコレート工場      2005年 アメリカ・イギリス アドベンチャー・コメディー・ファミリー・ファンタジー   
<監督>ティム・バートン
<キャスト>ジョニー・デップ , フレディ・ハイモア , デヴィッド・ケリー , ヘレナ・ボナム=カーター , ノア・テイラー , クリストファー・リー , アンナソフィア・ロブ
<ストーリー>貧しいながらも、家族みんなで楽しく暮らしているチャーリー(フレディ・ハイモア)。ある日、彼の家の近所にある、世界一のチョコレート工場の経営者、ウィリー・ウォンカ(ジョニー・デップ)が、チョコレートの中に入っているゴールデン・チケットを当てた者に、工場見学をさせると、発表した。チャーリーも、急いでチョコレートを買いに行くのだが・・・。
*****

ティム・バートンと、ジョニー・デップのタッグ。そして、ジョニーのあのコスチューム・・・と、少々二の足を踏んでいた映画でしたが、やっぱり、評判通りの面白さでした。
ストーリーは、他愛もないと言えば、他愛ないのですが、なんと言っても、ジョニー・デップ。彼のまじめで、不思議で面白い演技に、虜になってしまいました。これは、作りすぎても、嫌みになる微妙な演技で、すばらしいバランスの演技でしたね〜〜。
チョコレート工場の経営者なのに、子供が苦手で、子供の態度にその都度たじたじになってしまう所なんて、もう最高!(^^)。
エレベーターのガラスの扉にいちいちぶつかってくれるのも、大受けです。
それから、チョコレート工場の内部の描写も、まるで毒々しいお菓子の国。この毒々しさが、何ともたまりません。
この映画を見たら、さぞチョコレートを食べたくなるだろうと思っていたのに大違い。あの毒々しさのおかげで、全然食べたくなりませんでしたーーー(^^)。
同じジョニーの出ていた、「ショコラ」とは、大違いです。あの映画は、見ながらチョコレートを渇望しましたっけ・・・(^^)。

映画を見たのは、公開初日。土曜日だったので、もちろん子供もたくさん見に来ていたのですが、子供たちとの素直な感情と共に楽しめたので、上映時間の115分は、あっという間に過ぎてしまい、えっ?もう終わり??という感じでした。あぁ、面白かった!(^^)。(2005,09,10)

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チャイナ・シンドローム      1979年 アメリカ サスペンス
<監督>ジェームズ・ブリッジス
<出演>ジェーン・フォンダ , ジャック・レモン , マイケル・ダグラス , A・ウィルフォード・ブリムリー
<内容>原発の安全性に関する議論の高まる中、TVキャスターのキンバリー(ジェーン・フォンダ)は、原子力発電所の取材をしていた。その時偶然、事故が起こり、その時の模様をカメラマンのリチャード(マイケル・ダグラス)が撮影していた。事故を単なるよくある現象とする会社側と、真実を公表しようとするキンバリー達の闘いが始まる・・・。
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なんでこの題名なのかと思いつつ観ていたら、途中で、その説明がありました。アメリカで原発事故が起こったら、地球の裏側の中国にまでその被害が及ぶという話です。この映画の公開直後にスリーマイル島で、原発事故が起こり、社会的反響が大きかったそうです。

日本でも、原発事故が相次ぎ、たくさんの原発が操業を停止して、今年は、夏の電力不足が大きな問題になっています。事故が起こったら大変なことになる原発。でも、もうそれは、私たちの日常に必要不可欠なものなのです。原発は、安全だという建前を捨てて、事故は起こるものという考えを主軸に、不幸にして事故が起こったときの対策を盤石なものにして欲しいものです。それを真剣に行うには、原発を国会議事堂や首相官邸の隣に作ればいいのではと思う今日この頃なのですが・・・。

話が、映画から大きくそれましたが、この映画、24年も前のものですが、十分面白いです。今でも、同じような話が作れそうってことは、あんまり人間、進歩がないって事でしょうかね。長髪、ヒゲもじゃのマイケル・ダグラスが見られます。(2003,06,28)

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チャイナタウン      1974年 アメリカ ミステリー・サスペンス
<監督>ロマン・ポランスキー
<出演>ジャック・ニコルソン , フェイ・ダナウェイ , ジョン・ヒューストン
<内容>ロサンゼルスで私立探偵をしているジェイク・ギテス(ジャック・ニコルソン)の元に夫の浮気調査を依頼するモーレイ夫人がやってきた。調査を開始したギテスは、首尾よく密会のシーンを写真に収めることに成功するが、その写真が無断で新聞に掲載され、しかも、調査を依頼したモーレイ夫人が偽物だと判明する。その上、調査対象本人のモーレイ氏が、溺死体で発見されるのだった・・・。
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なんとも、久々の本格サスペンスものでした。じっくり見たら、これほど面白いストーリーは、なかなかないでしょう。
浮気調査のつもりで調査していた探偵が、実は、大きな陰謀の渦に巻き込まれて行くなんて、思わず背筋がぞくぞくするほど面白そうです。
しかも、その陰謀が、カリフォルニアの水問題という途方もなく大きなものなのです。まさに陰謀ですね〜。はじめの方で、探偵ギテスが尾行しているモーレイ氏が、夜、水辺でひっそりと何かを待っているシーンなんて、いったいなんなんだろうと、ほんと、ワクワクしてしまいました。(^^)

しかも、探偵役が、ジャック・ニコルソン。30年ほど前の彼は、スマートで、なかなかいい男ですね〜。その上、あの眼光の鋭さは、この探偵役にぴったりです。
フェイ・ダナウエイも、疑惑の中心人物モーレイ夫人役を謎めいた雰囲気で演じていて、さすがです。

しかし、私の悩みは、この題名です。なんで、「チャイナタウン」なのか分からない。確かに、ギテスは警察時代に、チャイナタウンにいたとか、途中で、チャイナ関係のジョーク(これも意味不明だった・・・(T_T))がはさまれたり、ラストが、チャイナタウンで終わるのですが、それらに、何か意味があったのでしょうか??う〜ん、わからないーー。

しかも、家でこれを見ていた私は、この日は、時間や仕事の関係で、何回もビデオを停止させなくてはならない事情もあって、落ち着いて見ることが出来なくて、非常に残念でした。もう一度、じっくり見てみたい映画です。そして、出来れば、これもまたリメイクをお願いしたいですね〜。その場合のギテスは誰がいいかな〜♪(2003,11,10)

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チャイニーズ・ゴースト・ストーリー      1987年 香港 ホラー・ファンタジー
<監督>チン・シウトン
<出演>レスリー・チャン , ジョイ・ウォン 
<内容>借金の取り立てで、ある村にやってきた書生のニン・ツァイ・サン(レスリー・チャン)は、旅館に泊まる金もなく、森の中の蘭若寺を一夜の宿とする。夜になって、どこからともなく琴の音が聞こえ、その音色をたどってゆくと、美しい娘スー・シン(ジョイ・ウォン)がいた。ニンは、たちまち彼女に恋をしてしまうのだが、実は彼女は人間ではなかった・・・・。
*****

あまり香港映画は観ないので、どうだかなぁと思って見始めました。先日亡くなったレスリー・チャンのヒット作です。16年前の彼は、すでに30を超えていたはずですが、まだ10代の頃のような初々しさ!ウブで、純真なニン役がぴったりです。ちょっと堂本剛に似てるかなぁ。
ストーリーは、笑いあり、涙あり、迫力あり、そして、ミュージカルも!(^^)。なかなかのエンターテイメントで、楽しめました。もちろん、ワイヤーアクションの元祖、香港映画ですから、それもたっぷり見せてくれます。この監督さんは、例の「少林サッカー」や、近日公開の「HERO」のアクション監督もしていて、なるほどなぁと思うシーンもありました。
また、チープなミイラ?達にも笑わせて貰いました。なかなかお茶目!(^^)。
そして、クライマックスの魔王との戦いも、ハリウッド映画顔負けの迫力で、見せてくれました。
ラストは、うるうる(T_T)。(2003,06,19)

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チャイルド・プレイ      1988年 アメリカ ホラー・スリラー
<監督>トム・ホランド
<キャスト>キャサリン・ヒックス , クリス・サランドン 
<ストーリー>連続絞殺魔の犯人、チャールズ(ブラッド・ドゥーリフ)は、マイク刑事(クリス・サランドン)に追われて逃げ込んだおもちゃ屋で、射殺される。しかし、息絶える直前に、近くにあった人形に呪いをかけるのだった。その後、その人形は6歳の誕生日のプレゼントとして、アンディー(アレックス・ヴィンセント)のもとへと届くが・・・。
*****

前々から1度見てみたかった映画です。なにせ、有名ですからね〜、チャッキーは・・・(^^)。
日本でも昔から人形は、かわいらしさと同時に、不気味さも持ち合わせていましたが、こんな風に、凶器を持った人形に追いかけられたら、たまったもんではありませんねぇ(^^)。
何故、チャッキーが、そうなったのかが、この第1作を見て、よく分かりました。
たわいないと言えばたわいないのですが、この後、続々と続編が出来たところを見ると、チャッキー大好き!なファンがたくさんいるのでしょうね(^^)。
そう思ってみると、動きも結構リアルだったりして驚かされます。
ラストの方は、まるで、ターミネーターになっちゃってるんですから、あな怖ろしやーーー。
続編を見る機会があったら、また見てしまうんだろうなと思う自分がまた怖ろしやーーー(^^;。(2005.08.28)

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着信アリ      2004年 日本 ホラー   
<監督>三池崇史
<キャスト>柴咲コウ , 堤真一, 吹石一恵 , 石橋蓮司
<ストーリー>女子大生の由美(柴咲コウ)が合コンに出たところ、友人の陽子(永田杏奈)の携帯が鳴った。すぐに留守電を確認してみると、それは、陽子の声で、彼女の携帯から発信されたものだった。しかも、メッセージは悲鳴で終わっていたのだった・・・。
*****

評判が悪かったと記憶していたので、軽い気持ちで見始めたのですが、これが結構恐くて、面白かったですねーーー(^^;。
やっぱりホラーは日本製が一番怖いと再確認できました。
都市伝説から始まって、媒体を通して広がってゆくのは、「リング」と同じですが、その媒体というのが、携帯電話。と言うところが、今風です。
最も身近なアイテムとなった携帯電話の機能を色々使って、怖がらせてくれるのは、斬新ですよね(^^)。
ただ、携帯を未だに使わない人には、さっぱり訳の分からないホラーでしょうけど(^^;。

一番怖かったのは、吹石一恵の話です。十分の盛り上がりと、迫り来る恐怖。いったいあの後あのTV番組は、どうなっちゃったんでしょう?!(^^)。
衆目の中での殺人予告と、その実行。他の幽霊や、怨霊や妖怪などのように、人中にいれば助かるというセオリーが通用しないところが怖いですよね〜〜(^^;。

でも、ラストは、残念ながら、ちょっとトーンダウンかな。なんだか全然意外性がなく、且つまた、怖がらせようという意図が見えてしまって、逆に怖くなかったですね。
ただ、違う意味で怖かったのは、追いつめられた柴咲コウが、物陰に隠れて、目だけ覗かせるシーンです。あのとき、彼女の目がひっくり返って白目が出たら、私ものけぞったと思いますーーー(^^)。(2005,07,29)

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チャタレイ夫人の恋人      1995年  イギリス  ロマンス
<監督>ケン・ラッセル 
<出演> ジョエリー・リチャードソン ショーン・ビーンジェームズ・ウィルビー
<内容>イギリスの文豪D・H・ロレンスの作品の映画化。原作の和訳が、わいせつか、芸術かで、裁判にもなりました。イングランドの貴族チャタレイ伯爵と結婚したコニーだったが、伯爵は戦争で負傷し、下半身不随となってしまう。そんな彼を愛してはいるが、身も心も満たされない生活を送る彼女は、森に息抜きに行き、森番のメラーズと出会い、二人は、やがて、愛し合うようになる。
*****

美しい映画でした。お屋敷の中も、森も、森の小屋の中までも、そのまま、絵本の中に出てくるようです。そして、この主演女優さんも、ほんとにきれい!ちょっと、ユマ・サーマン似の、輝くばかりの、そして、薄幸そうな、美人です。話は、なんと言っても、伯爵が哀れです。戦争で、怪我を負ったばかりに、愛する妻に、自分の子を授けられない。そのため、浮気を奨励しなくてはならない気持ちとは、どんなものなのでしょうか・・・(T_T)。そして、その妻の気持ちは・・・。また、身分違いの恋に、身を焼く森番メラーズは・・・。三者三様の、悲しい話です。(2001.03)

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茶の味      2003年 日本 コメディー   
<監督>石井克人
<キャスト>佐藤貴広 , 浅野忠信 , 手塚理美 , 三浦友和 , 樹木希林 , 加瀬亮 , 武田真治 , 草なぎ剛 , 和久井映見 , 土屋アンナ , 中嶋朋子 , 松山ケンイチ , 岡田義徳 , 堀部圭亮, 森山開次, 庵野秀明
<ストーリー>春野家の人々は、皆それぞれの悩みを抱えて毎日を過ごしていた。長男一(ハジメ)(佐藤貴広)は、好きだった女の子が転校してしまうし、妹の幸子(坂野真弥)は、時々現れる巨大な自分の分身にうんざりしていた。母親の美子(手塚理美)は、現役のアニメーターに復帰しようとしていたし、父親のノブオ(三浦友和)は、そんな美子を遠くに感じてしまっていた・・・。
*****

見始めた時は、失敗したかなと一瞬思いました。妹の巨大な分身や、おじいちゃんのメイクが私の好みでなかったからなのですが、それでも見続けていると、だんだん引き込まれてゆきました。
そのきっかけになったのが、長男一(ハジメ)が女性不信になるきっかけとなった、ふたつの事件の話です。これがとっても面白い〜(^^)。
これは特に、長男役の佐藤貴広君の表情が抜群にいいんですね〜(^^)。
彼のこのふたつのエピソードにおける演技のおかげで、この映画がとたんに違う印象になりました(^^)。
一(ハジメ)は、石井監督の分身なのだそうで、実際、監督と佐藤君がとてもよく似ていて、思わずニヤリとしてしまいました。

ただ、やっぱりついて行けないところも多かったです。
登場人物が不必要に多く、この家族だけの話にコンパクトにまとめたら、もっと充実した映画になったような気がします。
まあ、石井克人監督作品は、私には少々難しくて、彼の代表作「鮫肌男と桃尻女」は、途中で挫折してますので、彼の良さが本当は、分かってないのかもしれませんが・・・。

ラストのおじいちゃんのスケッチブックは、素敵ですね〜。おじいちゃんに、あんな才能があったなんて・・・(映画の解説を読むと、彼は、元アニメーターという設定でした)。最高の贈り物じゃないですか!(^^)。

映画のオフィシャルサイトも、ほんわかしてていい感じですので、お暇なときにでも是非見てみてください。(2005,08,01)

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蝶の舌       1999年 スペイン   
<監督>ホセ・ルイス・クエルダ 
<出演>フェルナンド・フェルナン・ゴメス , マヌエル・ロサノ
<内容>学校に初めて行くことになったモンチョ(マヌエル・ロサノ)は、緊張のあまり、教室でお漏らししてしまう。そんなモンチョをグレゴリオ先生(フェルナンド・フェルナン・ゴメス)は、温かく見守り、励ましてくれるのだった。そんな先生は、モンチョにとって勉強だけではなく、心の教師となっていくのだった・・・。
*****

内戦や、政変は、庶民の生活にも大きな暗い影を落とし、その大切な人までも奪ってしまうのです。
例によって、歴史に疎いので、スペイン内戦の話は、この映画でお勉強することとなりました(^^;。

1931年に王制が崩壊したあと、36年2月に選挙で共和国政権が誕生。しかし、同年7月には、フランコ将軍率いる反乱軍が軍事クーデターを起こし、39年ついに反乱軍が勝利し、内戦が終了。フランコ将軍を中心とした独裁政権が始まる。
この映画の物語は、ちょうど36年の共和国政権が誕生し、内戦の始まるまででの時期が描かれています。

モンチョの住む村でも、政治談義がかしましく、共和国側とそれに反対する人たちの間で、論議が交わされていましたね。でも、この伏線が活かされるのはラストです。それまでは、モンチョの瑞々しい毎日が描かれています。

このモンチョ役のマヌエル・ロサノ君、25000人の中から選ばれただけのことはありますねぇ。ナイナイの岡村クンの子供時代を彷彿させるようなあどけない顔つきは、どこにいても光っています。ペロリと舐めちゃいたいぐらいのかわいらしさ!(^^)。
彼は、色々なことを教えてくれるグレゴリオ先生を心から信頼し、大好きだった。なのに・・・。

政治のことなんかまだ幼すぎて分からないモンチョ君。しかし、家族を守るために父や母が必死になっていることは、分かったはずです。だからこそのラスト。でも、彼は、先生も大好きだったんですよね、そして、あの言葉が・・・。彼の叫びが先生にも聞こえたでしょうか。(2003,10,21)

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チョコレート      2001年 アメリカ ロマンス   
<監督>マーク・フォースター
<出演>ビリー・ボブ・ソーントン , ハリー・ベリー , ヒース・レッジャー , モス・デフ 
<賞>アカデミー主演女優賞
<内容>死刑囚の看守を務めるハンク(ビリー・ボブ・ソーントン)の家は、父バック(ピーター・ボイル)も元看守、息子ソニー(ヒース・レッジャー)も新人の看守だった。死刑囚ローレンスの処刑の日、ソニーは任務を果たせず、ハンクは強い失望を感じて、息子を激しくののしってしまう。絶望したソニーは、父と祖父の目の前で拳銃自殺してしまう・・・。
*****

アメリカは、北部と南部とでは気質が大いに違っていて、ハンクの生まれ育った南部は、強い人種的偏見、封建主義そして、男女差別が残っているのではないでしょうか。
ハンクの父親は、黒人を蔑視し、妻を軽蔑し、男はタフでなければならないという強い信念を持っているようです。そんな父親に育てられたハンクには、絶対的な父親をそのまま受け入れ、まねる事しかできなかったのだと思います。
そして、大切な息子を失ったことで、やっと目覚めたのです。自我に、自由に、そして優しさに・・・。

ハンクの変わり方が劇的でした。劇的すぎて、ちょっとウソっぽく感じてしまったのが残念です。でも、ビリー・ボブ・ソーントンの押さえた演技はすばらしく、しびれてしまいました。彼の出る映画は、みんな好きです、私(^^)。
全体を通しては、アカデミー主演女優賞を獲得したハリ・ベリーよりも、ビリーの方が、よかったですが、ハリー・ベリーは、ラストの演技が光ったので、得してましたねぇ(^^)。 (なお、私が観たのは、R指定のこの映画を一般鑑賞用に再編集したものでした。劇場で見た場合とは、イメージがだいぶ違うのかもしれません。)
映画には、何回かチョコレートが出てきましたが、中でも、やはりチョコレートアイスクリームは、鑑賞中、ずっと食べたくてしょうがありませんでした。今度、サーティーワンアイスのチョップドチョコレート買ってこようっと!!(^^)。(2003,12,09)

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チルソクの夏      2003年 日本 青春・ロマンス   
<監督>佐々部清
<キャスト>水谷妃里 , 上野樹里 , 夏木マリ 
<ストーリー>1977年、下関。年1回行われる姉妹都市、釜山との親善陸上競技大会に出場するため、釜山に向かった郁子(水谷妃里)は、同じく出場していた釜山の高校生、安大豪(淳評)と出会い、お互いに淡い恋心を抱く。大会が終わった後も、文通を続ける2人だったが・・・。
*****

70年代に韓国とこのような交流があったことを、この映画で初めて知りました。この頃の韓国というと、なんだか物騒な国というイメージがあるので、新鮮な驚きでしたね〜。
それに、国の事情がどうあれ、高校生同士の触れ合いが、初々しくて、微笑ましかったです。
また、郁子の恋の外野とも言える友だち3人の存在が、なかなかよかったです。やっぱりこの年代は、恋愛も大事だけど、女の子の友だちはもっと大事!と、思います。
この友だちの一人が、「スウィング・ガールズ」の上野樹里なのですが、この頃から彼女の存在感は、他を圧倒してますね〜、うまいです(^^)。
彼女に比べると、主演の水谷妃里の表情が硬いのが、ちょっと惜しかったです。

この頃から30年近くたって、最近は、急激に、韓国との距離が近く感じていましたが、また、ここに来て、いろいろな問題が再燃してきて、悲しいですね。(2005,04,03)

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沈黙のジェラシー      1998年 アメリカ サスペンス
<監督>ジョナサン・ダービー
<出演>ジェシカ・ランググウィネス・パルトロージョナサン・シェック
<内容>ニューヨークで、恋人ジャクソンと暮らすヘレンは、妊娠を機に結婚して、彼の実家の牧場で、暮らすことになった。そこでは、彼の母親が、一人で、牧場を切り盛りしていた。はじめは、理想的な母親だったマーサだが、一緒に暮らし始めると、息子を溺愛するが故に、不振な言動をし始める。
*****

ジェシカ・ラングが、怖かったです(^^;。やっぱり、どこの国でも、嫁姑問題は、深刻なようですね。それにしても、ちょっと、常軌を逸している彼女の正体を、義母のアリスだけしか見抜いていないってことは、嫁姑の関係の時だけ、狂ってしまう人なんでしょうか、恐ろしい・・・(^^;。しかも、あんなことまでしなくてもーーーー(^^;。また、ラスト、旦那が、あんなに豹変するなんて・・・!(^^;。サスペンスとしては、初期段階で、だいたいわかってしまうので、あとは、グイネス・パルトローの魅力と、ジェシカ・ラングの怖さで見ましょう。(2001.11)

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追憶(1973年)      1973年 アメリカ ロマンス
<監督>シドニー・ポラック 
<出演>バーブラ・ストライサンド , ロバート・レッドフォード , ジェームズ・ウッズ
<内容>1937年、ケイティー(バーブラ・ストライサンド)は、スペインのフランコ政権打倒を掲げて学生運動に身を投じていた。そんな彼女の演説を聴いて、彼女に目をとめたのが、お気楽な学生のハベル(ロバート・レッドフォード)だった。彼は、女子学生のあこがれの的で、ケイティーも、気になってはいたが、生きる世界の違いから、無関心を装っていた。大学卒業後、それぞれの道を歩んでいた二人はたまたまバーで出会うのだった・・・。
*****

バーブラ・ストライサンドって、歌手のイメージだったのだけれど、これは、全然歌わない映画でしたねぇ。だから、とても意外でした。
役柄も、熱心な女性活動家で、性格は一途で、曲がったことが大嫌い。あ〜、ちょっと苦手ですねぇ、彼女のような信念の人は・・・(^^;。
実は、彼女を見ながら、学生時代の友人を思い出していました。同じように、社会的な活動をしていて、口も達者。なんだか、顔まで似ていたような・・・(^^;。私は、というと、いつも講義をさぼって、喫茶店にいた口で、そこに彼女が参加すると、俄然緊張したことを思い出しました。だって、ケーキを食べながら、○○の問題についてどう思う?!と、政治的なことを聞かれるんですもの・・・(^^;。

そんなわけで映画は、学生運動から、ハリウッドの赤狩りまで描かれていて、普通のロマンスものとは、一線を画しています。
その中に、ケイティーの淡い恋心も描かれていて、女闘志といえども、恋する時は、ただの女の子というところを、うまく表現していました。ただ、ハベルに片思いの彼女がいきなり、同じベッドに入る所にはびっくりしてしまいました。相手は、寝てるというのにねぇ(^^)。
愛する彼のために、話の合わない彼の友達との付き合いをするところとか、ハリウッドでの生活とか、一生懸命彼に合わそうとする彼女がけなげで見ていて辛かったです。それでも、結局は恋愛と、信念とどっちを取るかということになって、辛い選択だったと思いますねぇ。
だから、結末としては、ごく自然な成り行きだったと思います。というか、ロバート・レッドフォードに、早く、きっぱりと彼女をフって欲しかった。このシーンで、私は、ほんとにすっきりしましたよ(^^)。
ラストは、二人の複雑な思いがよく現れていて、よかったです。(2004,12,16)

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追憶(1957年)      1957年 アメリカ 音楽
<監督>マイケル・カーティス 
<出演>アン・ブライス , ポール・ニューマン 
<内容>ショービジネスへの夢を持ち、単身シカゴに上京したヘレン・モーガン(アン・ブライス)だったが、ろくな仕事に恵まれない。しかも、興行師ラリー(ポール・ニューマン)の甘い言葉に身を任すが、翌朝目を覚ますとベッドはもぬけの殻。このときのラリーとの出会いが、彼女の一生を左右するのだった・・・。
*****

家には、未見の映画が何百本もある(これ、決して誇張でないところが怖い・・・(^^;)のですが、そのうちの一本です。ただ、「追憶」という映画は、何作かあって、私が見たかったのは、これではなかったような・・・(^^;。だいたい、1957年制作のしかも白黒映画なんですから、びっくりです(^^;。でも、ポール・ニューマンが出演しているので、とりあえず見てみました。

ヘレン・モーガンという1920年代に活躍したブロードウエイのスターの伝記です。 底辺からはい上がって、その歌唱力でスターの頂点まで上り詰めた彼女が、酒で身を滅ぼし、再び底辺へ転がり落ちてしまうというお話です。
映画は、途中で終わっているので、分かりませんでしたが、あとで調べたところ、彼女は、41歳で、死亡しています。ですから、おそらくあの映画のあと、彼女が、舞台に復帰することは、なかったのかもしれません。

時は、禁酒法時代、この時代に彼女は、なんとアル中で、身体をこわしてしまうんですねぇ。有名になった故に身を滅ぼしてしまったのでしょうか。
スターが、酒や麻薬におぼれる話は、よく聞きますが、哀れですねーー。

主演は、アン・ブライス。小顔で、キュートで、しかも、歌がすばらしかったです。彼女は、元々歌手だったそうですので、吹き替えなしに彼女自身が歌っているのかもしれません。白黒なので、ドレスや、店の装飾の色が分からないのが、惜しいです。
そして、小悪党の興行師ラリーをポール・ニューマンが演じています。若いから(といってもこの時32歳)か、白黒映画用のメイクなのか、なんか、いつもと顔つきが違ってました(^^;。(2004,10,02)

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ツイスター      1996年 アメリカ アクション・スリラー
<監督>ヤン・デ・ボン
<キャスト>ヘレン・ハント , ビル・パクストン  , フィリップ・シーモア・ホフマン , アラン・ラック 
<ストーリー>子供の頃、竜巻で父親を失ったジョー(ヘレン・ハント)は、成長して竜巻警報の研究をしていた。かつて共にその研究の携わっていた夫、ビル(ビル・パクストン)が、離婚届用紙へのサインを求めて、現場にやってきた。しかし、その時、大きな竜巻が発生し、ビルと、その婚約者のメリッサ(ジェイミー・ガーツ)も、ジョーに同行することになる。
*****

バカにしてましたが、結構面白かったです。
この頃、パニック映画が、流行っていたのでしょうね、いろいろとその手の映画が多いですが、どれも、私、好きですから、根っからのパニック映画ファンなのかもしれません。
日本では、大きな竜巻は、ほとんど起こらないので、その怖さは、想像するしかないですが、竜巻がよく発生する地域では、映画にも出てきた竜巻用の地下室が、ちゃんと作ってあるんですね〜。

主人公が研究している竜巻予報。竜巻の発生は予測できても、その進路予想となると、本当に難しいと、素人ながら分かります。その時の気圧の変化や、風向き、障害物などによって、突然方向転換しそうですもんね。
この映画が作られたから、からかれこれ10年ほど経ちましたが、今、この竜巻予報の方は、どうなっているのか、興味のあるところです。
ですが、素人の私には、映画の中で彼女たちが命がけでしていた、あの、たくさんの小さなセンサーを飛ばすことによって、何がどうして、どうなるのかを理解することが出来ませんでした(^^;。

この映画の目玉は、なんと言っても、巨大竜巻のその威力です。
思わず口を開けて見てしまいました。大きなトレーラーが、家が、牛が空高く飛んでゆきます〜〜。
あの竜巻の近くに行って研究しようというのでは、命がいくつあっても足りないでしょう。
ビルの婚約者がいやになる気持ちも分かります。
これは、偉大な自然に対する命知らずの挑戦で、あまりにも無謀で、且つ、限りなく無意味に近い研究なのではないかと思ってしまいました。
でも、いくら危険でも、意味がないように思われても、何かを始めなければ、何も始まらないわけで、彼女たちの仕事の意義は、大きいのかなとも思いました。
それにしても、まさしく自然の驚異=竜巻ですね。映画で見ている分には、楽しいですが・・・。
ところで、この映画のフィリップ・シーモア・ホフマン、いいですね〜。好きです(^^)。(2005,08,01)


●作品名インデックスへ
ツイステッド      2004年 アメリカ・ドイツ スリラー・ミステリー   
<監督>フィリップ・カウフマン
<出演>アシュレイ・ジャッド , サミュエル・L・ジャクソン , アンディ・ガルシア , デヴィッド・ストラザーン , ラッセル・ウォン 
<内容>初の女性サンフランシスコ市警殺人課捜査官になったジェシカ・シェパード(アシュレイ・ジャッド)が初めて担当した殺人事件の被害者は、かつて1度だけ彼女と関係のあった男だった。動揺するジェシカは、酒量が増え、記憶を失う事が多くなる。そして、次に起きた殺人事件の被害者も、彼女が行きずりのSEXをした男だった・・・。
*****

割と最初のうちで、この人が犯人だなと思った、その通りの結末でした。これって、うれしいような、悲しいような(^^;。もっと題名通りツイストして欲しかったなぁ。
もちろん犯人の他にも怪しげな登場人物も出てくるのですが、それが、弱いんですねーー。いかにも犯人っぽい顔つきとかさせるんだけど、それがあざとい割に、行動とか、理由付けが薄い・・・(^^;。

でも、アシュレイ・ジャッドの魅力で、最後まで退屈せずに見れました。いつも途中で顔がコロコロ変わる彼女ですが、今回は、終始きれい!
身体も締まっていて、かっこいい!(^^)
でも、あんな下着みたいなトップで仕事しちゃイカンでしょう(^^;。
それに、私から見ても、あのワインは、やばいよね(^^)。

彼女の男性遍歴は、女を男に入れ替えたら、それほど違和感ないはず。それに、両親の事件のことを思ったら、そのぐらいの障害はあってもしょうがないかなと納得できました。危険すぎるけどねーー。(2004,10,21)

追跡者      1998年 アメリカ アクション・スリラー   
<監督>スチュアート・ベアード
<キャスト>トミー・リー・ジョーンズ , ウェズリー・スナイプス , ロバート・ダウニー・Jr, ケイト・ネリガン  
<ストーリー>囚人護送用飛行機が突然の事故で山中に墜落した。囚人達を護送中だった捜査官ジェラード(トミー・リー・ジョーンズ)は、一人の囚人、シェリダン(ウェズリー・スナイプス)が逃走したことを知る。シェリダンは、外交保安官殺害の容疑者で、元CIA工作員だった・・・。
*****

題名が「逃亡者」の柳の下のどじょうだなぁと思っていたら、実際に、「逃亡者」のサイドストーリーでした(^^;。
私は、「逃亡者」の方は、すっかり忘れていたのですが、ジェラード捜査官の部下も、その当時の人なのでしょうか、やたらにチームワークがよかったです(^^)。

ストーリーは「逃亡者」の続編としてみると作品レベルは落ちるのかもしれませんが、これだけ単体として見ると、なかなか面白かったですよ〜〜。
突発的な交通事故の被害者として現れたシェリダンの本当の顔は、いったい何だったのか。追われる立場になったシェリダンの決死の逃走シーンが、迫力満点でした。
ただ、ジェラード捜査官が、何であそこまで彼を追いつめてしまったのかが、よく理解できませんでした。真実が分かった段階で、もう彼を追いつめる必要はなかったはずなのに・・・?

ちょっと疑問は残りましたが、ハラハラドキドキ、楽しんで見ることが出来ました。
でも、最後に衝撃が!私は、シェリダン役をずっと、ドン・チードルだと思っていたので、エンドロールにウェズリー・スナイプスとなっていたので、本当にびっくりこけました。
ウェズリー・スナイプスって、あんなに痩せてたっけ????あぁ、私って、まだまだだわねーーー(T_T)。(2006,02,15)

●作品名インデックスへ
月とキャベツ      1996年 日本
<監督>篠原哲雄 
<出演>山崎まさよし、真田麻垂美、鶴見辰吾、ダンカン
<内容>かつて一世を風靡したバンドを組んでいた男が、音楽的に行き詰まり、一人ひっそりと、廃校になった学校に、住みながら、キャベツ畑を作っている。そこに、一人の不思議な少女が、やってくる。
*****

郷愁を誘う学校、青々としたキャベツ畑、そこで、踊る少女。山崎まさよしの歌が、とてもせつなくって、胸に、しみじみとしみとおるいい作品だった。とっても良かった。これを見た晩は、やっぱりキャベツ料理にした(^^;。(1999.12)

●作品名インデックスへ
月の輝く夜に      1987年 アメリカ
<監督>ノーマン・ジュイソン
<出演>シェール , ニコラス・ケイジ , ダニー・アイエロ, オリンピア・デュカキス
<賞>アカデミー主演女優賞(シェール)、助演女優賞(オリンピア・デュカキス、脚本賞)
<内容>ニューヨークに住むイタリア系女性で未亡人のロレッタ(シェール)。彼女はジョニーからプロポーズを受け、結婚の準備を始める。しかし、ジョニーと仲違いをしている弟ロニー(ニコラス・ケイジ)との出会いによって、彼女の運命が変わりはじめる・・・。
*****

ちょっとファンタジーっぽくて、おしゃれなストーリーでした。
主演は、この濃い二人(ニコラスとシェールね)です。二人ともあまり好きな俳優さんではないですが、彼ら、特に、シェールによくあったラブストーリーに仕上がっていました。
そして、彼ら二人だけではなく、その家族の人間模様も、きっちり描かれていて面白かったです。特に、第2の主役のようなお母さん。専業主婦で、夫に浮気されている彼女が、一人でレストランに行って食事したり、皆の集まっている朝食の席で、夫に詰問するところは、なかなかステキです。

ところで、ニコラス・ケイジが毛深いのは、すでに承知していたけれど、あんなにボディービルダーみたいな身体だったとは、びっくり!今の彼のイメージとは、ちょっと違いますね〜。
それから、シェール。白髪交じりの女を捨てたような彼女から、ドレスアップしてオペラに行くシーンへの変身は、すごいですけど、やっぱり、彼女のあの髪型は、嫌いですーー(^^;。(2003,08,13)

●作品名インデックスへ
月のひつじ      2000年 オーストラリア 
<監督>ロブ・シッチ
<キャスト>サム・ニール , パトリック・ウォーバートン 
<ストーリー>1969年。アメリカは、アポロ11号を打ち上げ、月面着陸を試みる。その模様を全世界に生中継するため、NASAは、オーストラリア、パークスにあるパラボラアンテナの設備を使う要請をするのだが・・・。
*****

アポロ11号月面着陸中継の裏には、こんな話があったのですね〜。この映画に描かれていること全てを私は、全然知りませんでした。こんな風に、オーストラリアの人々も、あの感動のシーンに関わっていたのですね。
月面着陸は、どこかの特撮スタジオで撮された偽物だって話もまことしやかに流れたりしましたが、この映画を見ると、そんな疑問は、払拭されます。

それにしても、あの華やかな舞台の裏では、こんな大変な努力や決断があったとは!もっと地味な話なのかと思っていたのですが、とんでもない!ドキドキハラハラのストーリーになっていました。よりにもよって、こんな大事なときに、こんな事が起こるなんて!などと、登場人物たちとともに、私まで一緒に苦悩してしまいました(^^)。

また、そのような緊張感とは裏腹に、地元の人たちの、ほのぼの、のんびりした様子も、とても良かったです。、緊張の中の、適度なユーモアが心地よく感じられる、なかなかの良作に出来上がっていますね〜〜。
時代も、そういう時代だったのかもしれませんが、同じ英語圏と、一括りにしがちなオーストラリアですが、アメリカとは、ひと味もふた味も違っていて、見識を新たにもしました。

そして、あのアンテナの巨大さはどうでしょう。あれが、動くシーンは、ほんとうに、感動してしまいます。なんて、雄大なんでしょう。私も、一度、あのお皿の上に座って、のどかに草をはむ、羊のいる景色を眺めてみたいですね〜〜。

この時代は、まだ電卓がなくて、ちょっとした計算は、計算尺を使っていたと聞いたことがあります。それなのに、月に行って、しかも月面を歩くなんて、なんて途方もないことをしていたのでしょう、人類は・・・。なんだか、今見ると、無謀としか思えないですね〜。(2005,06,15)

●作品名インデックスへ
月を追いかけて   1984年 アメリカ  ドラマ、青春
<監督>リチャード・ベンジャミン
<出演>ショーン・ペン、エリザベス・マクガヴァン、ニコラス・ケイジ 
<内容>第2次世界代戦中、出征を1ヶ月後に控えた、青年は、大きなお屋敷に住む、娘に、恋をする。結ばれて、恋人同士になった二人は、付き合ううちに、戦争の悲惨さや、友情の大切さを知る。
*****

16年前のショーン・ペンや、ニコラス・ケイジ、さすがに若い!!ショーン・ペンは、私の中では、デッドマンウォーキングのイメージが強いので、青春ものは、あまりあわない気がした。ニコラス・ケイジなかなか、ワイルド系なキャラだったのね。(2000.11)

●作品名インデックスへ
妻への恋文   1992年 フランス
<監督>ジャン・ポワレ
<出演>ティエリー・レルミット カロリーヌ・セリエ 
<内容>高校教師の美しい妻を持つ男は、自分の妻が、信じられず、不安な日々を過ごしていた。そこへ、妻への匿名の熱烈な恋文が届くようになる。初めは、気味悪がっていた妻も、ついに、その手紙の主との密会に出かける。
*****

こんな疑り深いダンナを持ったら、大変だ。ダンナ自体も、墓穴を掘ってしまうのに、わからないのか・・・?しかも、いくらすばらしい恋文でも、誰ともしれないような人に、会いに行くのは、信じられない。ストーカー殺人が増えてきているこの国に住む故、ロマンティックになれないのが、悲しい(T_T)。(1999.05)

●作品名インデックスへ
冷たい月を抱く女      1993年 アメリカ サスペンス
<監督>ハロルド・ベッカー
<出演>ニコール・キッドマン, アレック・ボールドウィン, ビル・プルマン, ピーター・ギャラガー , アン・バンクロフト, グウィネス・パルトロー, トビン・ベル  
<内容>アンディーの勤務する大学で、連続レイプ殺人事件が起こり、病院に駆けつけた彼は、そこで旧友ジェッドに再会する。そんな時、アンディーの妻が倒れて、緊急手術を受け、彼女は、子供を産めなくなってしまう。そのことで、妻は、執刀したジェッドを告訴し、手術に同意した夫とも別れる決意をする。
*****

前半と、後半で、ニコール・キッドマンが、コロッと変わります。その変化が、楽しい作品でした。サスペンスとしても、なかなかです。でも、終わってみると、そこまでするか〜?と、いう思いも・・・(^^;。それと、話の流れが、何となくとってつけたような・・・。でも、配役が、豪華で驚きました。グイネス・パルトローまで出てるんだから!(^^)。(2002.01)

●作品名インデックスへ
テープ      2001年 アメリカ 
<監督>リチャード・リンクレイター
<出演>イーサン・ホーク , ロバート・ショーン・レナード , ユマ・サーマン
<内容>モーテルの一室でヴィンセント(イーサン・ホーク)は、高校時代の友人ジョン(ロバート・ショーン・レナード)を待っていた。ジョンの監督作品が明日映画祭に出品されるため、二人は、この地を訪れていたのだった。久しぶりに再会した二人だったが、高校時代のある出来事が、二人の溝を新たにするのだった。そして、その原因となったエイミー(ユマ・サーマン)が部屋に現れる・・・。
*****

まるで舞台劇のようでした。場所は、モーテルの1室と限定され、登場人物も3人のみ。この3人の丁々発止のやりとりが、小気味よい緊張感を生んでいます。
とはいえ、最初の30分は、ひたすらハイテンションなイーサン・ホークと、さっぱり分からない映画の意図に、見るのを止めようと何度も思ったのでした。

面白くなってきたのは、映画が核心の問題に近づいてからです。
高校時代のある出来事が、いまだに二人の心に深くわだかまっていて、久しぶりの再会で、その時の話が蒸しかえされます。そんな10年も前の話!とも思いますが、10年経ったからこそ、話せることもありますし・・・。

そんな時、もうひとりの当事者、エイミーの登場で、話が、また違う方向に向き、別の緊張感が漂いました。私は、彼女が、何を言い出すのか、ヴィンセントと何か事前の打ち合わせがあったのかと、ドキドキしてしまいました〜〜(^^)。
結局、こういう事は、当事者が全員集まって話さないと意味がないし、それに、やっぱり女が一番したたかってことでしょうか(^^)。

途中から私は、映画に引き込まれましたが、彼らの会話に乗れないと、全く面白くない映画だと思う人もいることでしょう。
私も、映画館で見たら、ちょっと退屈だったかも。この手の話は、やっぱり映画より、舞台でやった方が面白いかもよ。(2004,07,14)

●作品名インデックスへ
デーブ   1993年 アメリカ  ドラマ
<監督>アイヴァン・ライトマン
<出演>ケビン・クラインシガニー・ウィーバー, ボニー・ハント , ヴィング・レイムス
<内容>大統領の替え玉が、大統領が本当に病気で倒れたために、その仕事を続けることになり、政治を変えてゆく。
*****

政治ばかりでなく、夫人との仲まで冷え切っていた大統領だったが、替え玉のおかげで、夫人の心も開いた。この夫人役のシガニー・ウィーバーが、夫人としての立場、妻の悲しさ、そして、幸せだった頃を思い出す所など、好演していて、なかなかよかった。「アメリカンプレジデント」と言い、これと言い、大統領物は、何故か好き。

●作品名インデックスへ
デアデビル      2003年 アメリカ アクション・スリラー・犯罪・ファンタジー   
<監督>マーク・スティーヴン・ジョンソン
<出演>ベン・アフレック , ジェニファー・ガーナー , コリン・ファレル , マイケル・クラーク・ダンカン , デヴィッド・キース , ジョン・ファヴロー
<内容>マット・マードック(ベン・アフレック)は、子供の頃に事故で失明したが、その代わりに、他の感覚が超人的に発達した。大人になったマットは、昼間は、弁護士、夜はその才能をフル活用して、デアデビルに変身し、悪を制裁していた・・・。
*****

アメコミが苦手なのに、また見てしまいました(^^;。しかも、主演が、ベン・アフレック。彼って顔が長いから、苦手なんだけど・・・(^^;。

悲しい過去と、人間くさい正義の味方のデアデビル。なかなか彼の背負う背景は、工夫がされていて食いつきはよかったですが、やっぱりちょっとこの手のヒーローものは、食傷気味ですねぇ。
ですが、それより何より、話のつながりが、とても悪く感じました。
デアデビルの話と、エレクトラの話、そして、プルズアイの話、はたまた、デアデビルを追う記者の話が、唐突にポコポコあるという感じ。
それぞれの背景が、描かれていないので、それらの繋がりが分かりにくかったです。
特に、ブルズアイ。彼って、いったい何者だったの?!
それもこれも、映画で彼らのことを紹介する時間がないからでしょうが、結局詰め込みすぎだったと言うことでしょうかね。というより、きっと、この映画は、このコミックを読んでいる人向けに作られたと言うことでしょうねぇ。

見ていると、これって、コメディーだったのか?!というシーンがちらほら見れました。
マットの部屋にずらりと並んだコスチューム。この手の映画で一番困るところは、このシーンです。なんか、笑えますよねーーー(^^)。
しかも、ブラズアイまで、コスチュームを欲しがるし・・・(^^)。彼って、終始、怖さより、笑いを感じてしまいました。元が、コミックだから、これが、彼のねらいどころだったのでしょうか?!

この映画の中で一番よかったのは、ジェニファー・ガーナーが武器を扱うシーンです。予告編を見た時から、すごいなと思いましたが、ほんと、見事に扱ってます、かっこいい!(^^)。ベン・アフレックは、少々動作が鈍いのか、アクションが重いし、マイケル・クラーク・ダンカンは、とうてい悪役には、見えませんでした。(2004,10,10)

●作品名インデックスへ
デイ・アフター・トゥモロー      2004年 アメリカ アクション・SF・スリラー   
<監督>ローランド・エメリッヒ
<出演>デニス・クエイド , ジェイク・ギレンホール , イアン・ホルム , タムリン・トミタ , エミー・ロッサム , セーラ・ウォード, ケネス・ウェルシュ
<内容>地球温暖化が進む中、世界各地で異常気象が起こっていた。温暖化による地球の危機を予見していた古代気象学者のジャック・ホール教授(デニス・クエイド)は、一人でも多くの人を助けようと奔走するが、自分の一人息子サム(ジェイク・ギレンホール)も、スーパーストームにともなう寒波に襲われるニューヨークに取り残されてしまう。彼は危険を顧みず、救出に向かうが・・・。
*****

久々のパニック映画だったので、すごく期待していました。そして、期待通り、いや、それ以上の出来の、見応えたっぷりの映画でした(^^)。
映画を見る前は、温暖化が進むのか、それとも、氷河期が来るのかどっちなのかなと思っていましたが、なるほど、そういうわけでしたか(^^)。そのメカニズムは、詳しくは説明されていませんでしたが、別に学会発表じゃないんだから、だいたいのことが分かれば、いいんです(^^)。私にも、何となく、理解できました。
CG技術もまた数段進歩したようで、どのシーンも、迫力満点。休む暇もなく、次から次へと色々な現象が起きるので、見ていて、力が入りっぱなしで相当疲れました(^^)。
もちろんこの手の映画につきものの、つっこみ所もたくさんありました。中でも、ラストは、自然の驚異の前に、あまりにも都合よすぎかなぁとも思いましたが、救いのない映画は、見ていて辛いので、娯楽大作としてはこれでいいのでしょう。 十分満足いたしました(^^)。(2004,06,05)

●作品名インデックスへ
ディーバ   1981年 フランス  ドラマ
<監督>ジャン=ジャック・ベネックス
<出演>ウィルヘルメニア・フェルナンデス、フレデリック・アンドレイ
<内容>郵便配達夫の青年ジュールは、歌の女神(ディーバ)に魅せられ、コンサートで彼女のアリアをテープに盗み録りする。また、彼のバイクに犯罪組織の暴露テープが投げ入れられたことで、事件に巻き込まれ、パリの町を逃げ回ることになる。
*****

パリの冷たい空気を肌に感じるような、美しい風景。また、この、青年、ジュールを演じるウィルヘルメニア・フェルナンデスの美しいこと!話は、二つのテープを巡るサスペンスと、青年と歌の女神とのロマンス、絡み合った筋がなかなか見応えがある。ネタばれ感想が、映画掲示板過去ログにあります(^^)。(2000.09)

●作品名インデックスへ
ディープ・インパクト      1998年  アメリカ SF・パニック
<監督>ミミ・レダー 
<出演>ロバート・デュヴァルティア・レオーニ 、イライジャ・ウッドリーリー・ソビエスキーモーガン・フリーマン , ジェームズ・クロムウェル , ブレア・アンダーウッド  , ロン・エルダード , ジョン・ファヴロー, マクシミリアン・シェル
<内容>TV局に勤めるジェニーは、辞任した大臣の女性スキャンダルを追っているうちに、ホワイトハウス側の過敏な反応に、疑問を抱き、調べていくうちに恐るべき事実を知る。その後、大統領から、彗星が、地球に衝突する危険があるという、正式な発表があり、それを阻止するためにシャトルが発射されるのだが失敗に終わる。
*****

久しぶりにTVで、やっていたので、見ました。これが公開された同じ時期に、「アルマゲドン」もやっていたので、なんか、内容が、ごっちゃになってまして・・・(^^;。前回見たときの感想は、全然忘れましたが、今回は、結構見ていて、面白かったです。最後は、大分泣かされました(T_T)。やっぱり、愛する人との別れのシーンは、泣けますね(T_T)。それにしても、彗星の方向を変えるのは、大変なことのはずなのに、たった、ワンチャンスにだけかけたのは、疑問です。地下都市に入れそうにない私(くじ運悪いし・・(T_T))としては、もっと、たくさんの方策を立てて欲しかった(T_T)。(2001.10)

●作品名インデックスへ
ディープ・エンド      2001年 アメリカ スリラー
<監督>スコット・マクギー, デヴィッド・シーゲル
<キャスト>ティルダ・スウィントン , ゴラン・ヴィシュニック  , ジョシュ・ルーカス , ジョナサン・タッカー
<ストーリー>静かな湖畔に住むホール一家。夫は船長で長期不在。妻マーガレット(ティルダ・スウィントン)と、二人の子供、そして義父の4人で、静かに暮らしていた。しかしある日、息子のボウ(ジョナサン・タッカー)を訪ねてきた男が水死しているのを発見したマーガレットは、咄嗟に死体を湖に沈めてしまう。
*****

「オルランド」、「ザ・ビーチ」、「コンスタンティン」で、独自の雰囲気を醸し出しているティルダ・スウィントン主演の日本未公開作品です。
私、彼女のこと、好きなんですよね〜〜。「コンスタンティン」の堕天使の彼女も、インパクトありますが、「オルランド」の彼女も必見ですよ。

この映画の彼女は、けなげに家族を守ろうと奮闘する主婦です。途中、あまりの事にパニックになり、脅されている相手に、逆ギレしてしまうというすごさです。
彼女を脅す男は、「ER」のルカ・コバッチュ先生役のゴラン・ヴィシュニックです。彼が恐喝?と思いますよね。どうも、彼のキャラに合わないなぁと思っていると、後半になってくると、納得できる展開になります。
しかも彼は、途中で、人工呼吸を施すなどのサービスさえ見せてくれて、「ER」ファンを喜ばせてくれましたよ(^^)。
どうして、ルカ・ゴランが、あんな行動を取ったのか、元々そう言う人だったのか、それとも、何か理由があったのか。そこら辺をもっと掘り下げていたら、もっと厚みのある映画になっただろうなと、ちょっと残念な出来ではありました。あまりにも、マーガレット以外の人物が薄っぺらなんですよねーー。
それにしても、彼女が泳いでいる姿は、まるでお魚ですね。ますます彼女が好きになってしまいました(^^)。(2005,08,22)

ディープ・クリムゾン 深紅の愛      1996年 メキシコ・フランス・スペイン 犯罪   
<監督>アルトゥーロ・リプスタイン 
<出演>ダニエル・ヒメネス・カチョ , レヒナ・オロスコ , マリサ・パレデス 
<内容>太った子持ちの看護婦コラル(レヒナ・オロスコ)は恋人募集の文通で、ニコラス(ダニエル・ヒメネス・カチョ)と知り合う。実はニコラスはカツラをかぶった結婚詐欺師で、金持ち女を捜していたのだ。ニコラスはコラルと会って子持ちであることと彼女が太っていたことで早々に帰ってしまうのだが、コラルは子供を捨て、彼を追いかけてゆく・・・。
*****

1940年代にアメリカで起こった犯罪を映画化したものだそうです。すごい話でした。

コラルもニコラスも共に、世間に対するコンプレックスを持っていたことが二人を結びつけ、この犯罪の引き金になったのでしょうか。
彼女がいとも簡単に子供を捨て、殺人を犯してしまう(しかも、あっけらかんと)ところが怖ろしかったです。そんな投げやりな雰囲気を彼女は、映画の最初から漂わせていましたねぇ。
それに引き替え、ニコラスの方は根っからの結婚詐欺師。どんな女性も、いちころにしてしまう手管はたいしたものです。実際、カツラをかぶっているときの彼は、本当に男前で、カツラを取ったときのギャップはすごいです(^^)。
その彼の仕事を手伝いながらも、仕事と割り切れずに嫉妬に狂うコラル。そして、簡単に犯罪を重ねてしまう彼女。そんな彼女にだけは真実の自分の姿をさらす事の出来るニコラス。
その二人が本当の愛を得て幸せになる時、それは・・・。
なんか、悲しいですねーー。
でも、ここまで来てしまった二人に残された道は、これしかなかったのでしょう。

ラストの警察の対処もすごかったです。まさかと思いましたが、やっちゃいました(^^;。
この話は、「ハネムーン・キラーズ」として、かつてアメリカでも映画化されたそうです。
(2004,03,28)


☆同じ題材の映画化作品☆
2006年  ロンリーハート

ディープ・ブルー      2003年 イギリス・ドイツ ドキュメンタリー   
<監督>アラステア・フォザーギル , アンディ・バイヤット
<ナレーション>マイケル・ガンボン
<ストーリー>驚異の海洋ドキュメンタリー。
*****

風邪を引いて辛かったので、癒し系映画を見てみようと、あまり見ることのない大自然のドキュメンタリー映画を見ました。
う〜ん、でもこの選択は、少々外してしまったかも。
ちょっと寒気があり、部屋の温度も低いというのに、海のドキュメンタリーは、ますます寒気を増長させてしまったようで、心底凍えてしまいました(^^;。

でも、映像は見事でした。
いったいどのぐらいの時間をかけ、危険を犯してこの映像を撮り貯めたのでしょう。
まさに海の驚異の集大成ですね〜。
カニの産卵、海鳥の子育て、群れをなす小魚たち、ホッキョクグマと白イルカの死闘、珊瑚礁の生物たち、深海の生物たち・・・・。とても美しくて、神秘的です。
ただ、彼らにも、壮絶な生きるための闘いがあるのは、生物である以上、必要不可避な事です。
そうと分かっていても、シャチのアザラシ狩りや、鯨狩りは、胸が痛んでしまいました。海の中が美しいだけに、その残酷さが露わになってしまう気がします。

海の中には、地上よりも多くの生物がいるそうです。まだまだ知られていない生物も、きっといるに違いありません。
こんな身近な神秘の世界である海よりも、宇宙の方に人類はより多くの興味が向かっているような気がします。
宇宙にかける費用と同じだけ、海の中の研究にかける事ができたら、もっと色々なことが分かるかもしれないなぁと、朦朧とした頭で考えていました(^^)。(2006,02,08)

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ディープ・ブルー      1999年 アメリカ ホラー・パニック・SF
<監督>レニー・ハーリン
<出演>トーマス・ジェーン 、 サフロン・バロウズ 、 サミュエル・L・ジャクソン 、 LL・クール・J
<内容>太平洋上に浮かぶ巨大な海洋医学研究所。そこでは、サメの脳組織を使って、アルツハイマー病に対する驚異的な新薬の開発が行われていた。しかし、施設から鮫が逃げ出し、ボートを襲うという事件が起こったために開発は危機的状況に陥った。焦った責任者のスーザン博士は、研究成果をあげるために、国際的に禁止されている、遺伝子操作をしてしまう。そのために、巨大なサメが、高度な知能を持って、人間を襲い始める。
*****

海洋パニック物です。大して期待しないで見たのに、はらはらドキドキ面白かったです。サメのパニック物というと、どうしても、「ジョーズ」ですし、そこに嵐も来るというと、「パーフェクト・ストーム」ということにもなり、そして、閉塞された空間というと、これまた「エイリアン」なのですが、見事に、これらが合体してました。サミュエル・L・ジャクソンが、どうして出演しているのか分かりませんが、彼って、結構こういう物、好きなのかもしれないですね。彼の出演映画の選択は、自分が楽しんで出来る物って感じで、好感持てます(^^)。肝心のサメは、迫力満点で、違和感なく、お見事でした。気楽に、怖がってください。(^^)(2002.04)

●作品名インデックスへ
ディア・ハンター      1978年 アメリカ 戦争
<監督>マイケル・チミノ
<出演>ロバート・デ・ニーロ, クリストファー・ウォーケン,ジョン・カザール, メリル・ストリープ
<内容>アメリカ・ペンシルバニアの田舎町。ベトナム戦争に行く3人の若者の中の一人の結婚式が、盛大に、行われる。そして、戦場で、再び巡り会った3人には、過酷な試練が待っていた。戦争で、心身共に傷ついた若者を描く力作です。
<賞>アカデミー作品賞、監督賞、助演男優賞(クリストファー・ウォーケン)、その他。
*****

はじめの30分ほどは、村の若者の結婚式の模様が、これといった、セリフもなく、延々と、続きます。村あげてのお祭り的な結婚式で、見ている私もウキウキするような感じです。男達は、お酒を浴びるほど飲み、女達は、着飾って、浮かれる。はじめは、なんだか分からないのですが、この結婚式のシーンが、後で、効いてきます。その後の、戦争の描写、あのロシアンルーレット、そしてラスト。決して、戦闘シーンが多いわけではないのですが、辛くて、悲しい映画でした。戦争さえなければ、こんな悲しい思いは、しなくてすんだのに。そんな思いが、伝わってきます。若い頃のメリル・ストリープが、とってもきれい!(2002.02)

●作品名インデックスへ
ティアーズ・オブ・ザ・サン      2003年 アメリカ アクション・スリラー
<監督>アントワーン・フークア
<キャスト>ブルース・ウィリス , モニカ・ベルッチ , コール・ハウザー , ジョニー・メスナー , トム・スケリット
<ストーリー>部族間の対立により内戦状態となっているナイジェリアから、アメリカ国籍の医師、ケンドリックス(モニカ・ベルッチ)を救出する任務を命じられた特殊部隊の隊長ウォーターズ(ブルース・ウィリス)。しかし、ケンドリックス医師は、自分だけでは逃げられないと言って、一緒にいた難民の救助を要請するのだった・・・。
*****

途中まではねぇ、よかったんですけどね〜〜。
どこまでかというと、隊員たちが、医師を救出して、任務を無事完了し、ヘリに乗ったところまでです。
まあ、ここからが、この映画の本題なのですが、私は、ここからがダメでした。
軍人が、命令違反をするなんて、許されるもんじゃないですよ。しかも、自分だけではなく、部下の命まで危険にさらすんですからね。
いえいえ、そればかりではなく、地元の兵士に手を出したら、国の立場も微妙になってしまうでしょう。もちろん、難民たちを見るに見かねての行動だとは、重々分かりますが、納得は出来ませんでした。
そう思って見ていると、全てが否定的に見えてしまって、ちょっとだけ早送りしてしまいました。こんな事、滅多にしないんですけどね。

モニカ・ベルッチも、密林の中、頑張ってはいましたが、あの胸元。あれはいけません。何であんなに不必要に胸の谷間を強調するんでしょうかね。男性ファンサービスなんでしょうけど、私は、怒りに震えましたよ(^^)。
ラストも、命令を無視された上官が、目を潤ませて、彼らを迎えるのには、怒りを通り過ぎて、失笑でした。
ヒーローものも、たまにはいいです。でも、大まじめに、こんなヒーローものを作ってはダメでしょう・・・(^^;。
でも、ブルース以外の個々の兵士たちは、かっこよくて、惚れ惚れしました。重装備の兵士たちが見事な連係プレイを見せて、戦い、あるいは、難民を助けるシーンは、たくましくて、うっとりしますね。(2005,04,11)

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ディアボロス/悪魔の扉   1997年 アメリカ サスペンス   
<監督>テイラー・ハックフォード
<出演>キアヌ・リーヴス , アル・パチーノ, シャーリーズ・セロン , コニー・ニールセン , クレイグ・T・ネルソン
<内容>優秀な弁護士が、得意の絶頂にあって、身内をも省みず、知らずに悪魔に良心を売ってしまう。

*****

あまり評判はよくなかったようだが、面白かった。アル・パチーノが、うまい!もう、存在するだけで、悪魔に見える。そして、所々に出てくる悪の顔も、凝っていて、楽しめた。(2000.08)

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テイキング・ライブス      2004年 アメリカ 犯罪・スリラー・ホラー   
<監督>D・J・カルーソー
<出演>アンジェリーナ・ジョリー , イーサン・ホーク , キーファー・サザーランド , ジーナ・ローランズ , オリヴィエ・マルティネス , チェッキー・カリョ , ジャン=ユーグ・アングラード , ポール・ダノ , ジャスティン・チャットウィン
<内容>工事現場で白骨化した死体が発見された。地元警察はFBIに捜査協力を要請し、捜査官のイリアナ・スコット(アンジェリーナ・ジョリー)がやってきて、犯人のプロファイリングを始める。そして、再び、殺人事件が起こり、彼女は目撃者、コスタ(イーサン・ホーク)の尋問をするのだが・・・。
*****

若者のロードムービーっぽく始まるこの映画。しばらく見ているうちに、これは、入る映画館を間違えたかなと思い始めた頃、状況は、突然、一変するのです。このオープニングは、意外で面白かったですね〜。
ただ、犯人役の俳優が出たとたんに、ああ、この人が犯人だと分かってしまいました。これは、制作者側の意図したところなのかも知れませんが、途中で、怪しげな人物が出てきても、あまり効果がなく、かえって、安っぽく見えてしまいました。

第一、題名である「テイキング・ライブス」、人の人生を乗っ取って生きる犯人の姿が描かれていず、母親までもがおそれる犯人像の描写が甘いです。殺人を犯すこと自体は、いわば、誰でもできること。この犯人の特徴は、被害者の人生を生きることでしょう。そのことについて、あまり描かれいていない点が、残念でした。犯罪そのものに重点を置いているのか、犯人捜しに重点を置いているのか、も一つ中途半端でしたねぇ。
おまけに私は、一連の事件の流れに不自然なところがあるように思うのですが・・・。私お得意の見落としなのかな。あの一番びっくりさせられた死体は、いったい誰だったの?!TV放映の時、もう一度注意してみてみなくっちゃ(^^;。

FBI捜査官役のアンジェリーナ・ジョリーは、相変わらず、美しく、たくましい。でも、今回の映画は、それだけではなく、彼女の弱さも描いているのがみそでしょうか。でも、私は、後半の流れがあまりにも唐突で、納得できなかったですねぇ。
どうして、彼女が、彼に魅力を感じたのか、私にはさっぱり分かりませんでした。まあ、恋愛感情なんて、他人には、分からないものだけどね。
ラストは、あらゆる意味で、結構びっくりしました(^^;。彼女のああゆう格好も、意外とかわいらしく、似合っていたのが新発見かな(^^)。

そのほかにも「24」のキーファー・サザーランドとか、オリヴィエ・マルティネスとか、配役が、とっても豪華です。
それにしても、オリヴィエ・マルティネスって、影の薄い役者ですねぇ。何回も、映画で見ているのに、しかも「運命の女」なんかでは、素敵〜〜と、キャーキャーしたのに、今回、出てきても分からなかったです・・・(^^;。それだけカメレオン俳優なんでしょうか、彼。それとも私が、おバカなだけなんでしょうか・・・(^^;。(2004,09,16)

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デイズ・オブ・サンダー      1990年 アメリカ  スポーツ
<監督>トニー・スコット
<出演>トム・クルーズニコール・キッドマンロバート・デュヴァル, ランディ・クエイド , マイケル・ルーカー
<内容>カー・レース青春もの。有名アーティストが挿入歌を担当し、臨場感あふれるレース・シーンはなかなかのスピード感が楽しめるが、内容的には「トップガン」のカーレース版と言ったところで新鮮味がない。尚、本作の共演がきっかけで、T・クルーズとN・キッドマンは90年に結婚している。
*****

レーサーの話。トム・クルーズが初めて出てくるシーン、オートバイに乗った彼は、かっこいい!この時期トムは、この手の映画ばかり撮っていたようだ。ニコール・キッドマンが、とってもかわいかった。この映画のあと、結婚したらしい(^^)。

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ディナーラッシュ      2001年 アメリカ 
<監督>ボブ・ジラルディ
<キャスト>ダニー・アイエロ , エドアルド・バレリーニ , マイク・マッグローン , ジョン・コーベット , ジェイミー・ハリス 
<ストーリー>ニューヨークのレストラン「ジジーノ」のオーナーであり、賭の胴元でもあるルイス(ダニー・アイエロ)は、ビジネスパートナーをギャングに殺され、また、息子で、チーフシェフのウード(エドアルド・バレリーニ)との確執にも頭を悩ませていた。そんなジジーノでのある晩・・・。
*****

レストランを舞台にしていて、しかも群像劇。これは両方とも、私が大好きなジャンルですから、面白くないわけがありません(^^)。

群像劇は、はじめは、なんだかよく分からないものですが、この映画もそうでした。
ギャングの抗争の話なのかと思っていたら、そうではなくて、レストランと、その厨房で、ある一夜に起こる出来事を描いた物語です。
レストランの客や、ウェイトレス、調理人、ギャング、刑事など、入り乱れて、たくさんの人が出てきます。
しかも、知っている俳優さんは、かろうじて、見覚えのあるダニー・アイエロだけ。そんなんで、おもしろいのか?!そう、それでも十分楽しめました。
細切れの会話の中に、それぞれの人生が、かいま見れて、味わい深いです。しかも、満員のレストランで、一刻も早く料理を作らなくてはならないという緊張感と、スピード感。いいですね〜。
そして、ラストには大きなクライマックスが・・・。あらら、あんな所で・・・(^^;。もうちょっと場所を選んだ方が・・・(^^;。とは思いましたが、舞台がレストランに限られているので、これはしょうがないですね。

このように、群像劇が、いろいろなファクターを絡ませて、ひとつの物語を作り上げていくのは、ため息が出るほど好きです〜〜。
その上、たくさんのお料理が出てくるのも、楽しいです。あぁ〜、イタリア料理食べたい〜〜!(^^)。
ちなみに、あのレストランは、実在するそうです。厨房が地下にあるって言うのは、仕事しにくそうでしたね。あの階段の上り下りは、いかにも重労働で、大変そうでした・・・(^^;。(2005,07,08)

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ディポース・ショウ      2003年 アメリカ コメディー・ロマンス   
<監督>ジョエル・コーエン, イーサン・コーエン 
<出演>ジョージ・クルーニー , キャサリン・ゼタ=ジョーンズ , ジェフリー・ラッシュ , ビリー・ボブ・ソーントン 
<内容>ロサンゼルスで弁護士事務所に勤めるマイルズ・マッシー(ジョージ・クルーニー)。彼は依頼人の勝訴を勝ち取る敏腕の離婚訴訟専門の弁護士として、自信にあふれていた。そんな彼に浮気の現場をビデオに撮影された不動産王レックス(エドワード・ハーマン)が弁護を依頼してきた。マイルズは、訴えを起こしたレックスの妻マリリン(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)が財産目的で結婚したことを突き止め、完全に勝利するのだった・・・。
*****

ジョージ・クルーニーも、キャサリン・ゼダ・ジョーンズも、まったくもって適役です。予告編でもキザったらしいジョージの一挙手一投足が出てましたが、本編でも、十分笑わせてくれます。このような役をさせたら、彼の右に出る人はいないでしょうねぇ(^^)。
キャサリンも、「シカゴ」でのアカデミー賞助演女優賞獲得時の彼女(妊娠中だったからしょうがないとはいえ・・・(^^;)からは、想像も出来ないぐらいほっそりと綺麗で、かつまたゴージャスです。やっぱり、女優は、こうじゃなくっちゃって感じでした。
そんな彼らの、いかにもなお話。騙し騙され・・・、お金持ちって、やっぱり色々大変だわね。
脇役もしっかり固めてあって、コーエン監督の作品としては、珍しく華やかな映画で、十分楽しめました。(2004,04,22)

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ティム・バートンのコープスブライド      2005年 イギリス アニメ   
<監督>ティム・バートン , マイク・ジョンソン
<声のキャスト>ジョニー・デップ , ヘレナ・ボナム=カーター , エミリー・ワトソン , アルバート・フィニー , クリストファー・リー , ジェーン・ホロックス 
<ストーリー>19世紀のヨーロッパのある村で、結婚式のリハーサルが行われようとしていた。花婿は、魚屋で財産を築いたバン・ドート家の息子ビクター。花嫁は、プライドだけはある貧乏貴族エバーグロット家の娘ビクトリア。誓いの言葉がなかなか上手く言えないビクターが、森で練習していると、突然、白骨化した花嫁が地面の下から現れるのだった・・・。
*****

クレイ・パペットを1コマ1コマ動かして撮影するストップモーション・アニメです。
93年の「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」よりも技術が格段に進歩して、時間的にずいぶん短縮されたそうですが、それでも、気の遠くなりそうな時間を掛けて1本の映画を作ると言うことに驚異を感じます。その作品を見ることが出来るだけでも、本当に、ありがたや〜、もったいなや〜と思ってしまいました。

ティム・バートン作品なので、ストーリーは、不気味で暗いです。何しろ、主役がコープスブライド(死体の花嫁)なんですから。
でも、見ていると、あまり不気味さや、暗さは感じなくなりました。
これは、死者の国が割と明るく綺麗に描かれていたからかもしれません。
花嫁も、完全な骸骨って訳じゃなかったですしね〜(^^)。
私のお気に入りのキャラは、花嫁の目から出てくるウジ虫でした(^^)。彼の顔見ると、スティーヴ・ブシェミと重なりましたが、声優さんは、違ってましたねーーー(^^)。

この手のアニメ、しかもマイナーっぽいイメージの映画にもかかわらず、初登場興収2位の成績は、驚くべき事ですね〜。それも、これも、「チャーリーとチョコレート工場」に引き続き、ジョニー・デップが声優をしていることも大きいのでしょう。
私の頭の中でも、彼が声優をしていることが、ずいぶん意識されていて、ビクターの顔と、ジョニーの顔が重なることが多かったです。
特に、今回の作品は、声を先に吹き込んで後からパペットを動かすという作業順序だったそうなので、なおさらそう感じたのかもしれません。
パペットの表情も、人形の顔の内部にギアが付いていて、微妙な表情の変化を可能にしたらしいですね。なんてすごいんでしょう〜〜(^^)。(2005,10,28)


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テイラー・オブ・パナマ      2001年 アメリカ・アイルランド  コメディー・スリラー
<監督>ジョン・ブアマン
<キャスト>ピアース・ブロスナン , ジェフリー・ラッシュ , ジェイミー・リー・カーティス , ブレンダン・グリーソン , キャサリン・マコーマック , ダニエル・ラドクリフ 
<ストーリー>女性がらみで失態をした英国スパイ、オズナード(ピアース・ブロスナン)が飛ばされた先は、アメリカから運河を返還されたばかりのパナマだった。そこで、パナマの情勢を探るために、腕がいいと評判の仕立屋、ハリー(ジェフリー・ラッシュ)に近づくのだった・・・。
*****

ピアース・ブロスナンが英国スパイの役なのです。だから、あぁ、彼のスパイものかぁと、ぼんやり見ていたら、途中からどんどん話がすごいことになってしまって驚きました。キューバ危機のパロディーの匂いまでしましたから(^^)。

舞台は、その管理権が、1999年にアメリカから返還されたばかりのパナマ運河です。この辺りは、この歴史を知っていないと、ピンと来ないかもしれないですね。かくいう私も知らなかったのですが、南北アメリカをつなぐ重要拠点であることは間違いありません。それが、中国や日本に売られてしまったら、アメリカとしては、大打撃な、わけです。そこで、こんな話が出てくるのでした。 ただ、なんだかすっきりしない映画でしたね〜。終わっても爽快感がありません。
2回見て、あぁ、そうだったのかと納得は出来たんですけどね。

オズナード役をピアース・ブロスナンに持ってきたのは、007のパロディーを狙っていたのでしょうけど、彼、はまり過ぎで、私のイメージの彼と、実際のオズナードがこんがらがってしまいました。ここが、この映画の一番のネックじゃないかと思ったほどです。この人をここで使うなら、完全なパロディーコメディーにして欲しかったのに、ラストは、いやにシリアスなのです。ちょっとちぐはぐですねぇ。

すばらしいのは、ジェフリー・ラッシュ。この人は、いつもながらの名演です。生まれながらの嘘つきな男を滑稽に、そして、哀愁漂わせて好演しています。また、演技のみならず、冒頭の、スーツの製図?なんて、見事で見事で、見惚れてしまいました。

2回見たのですが、もっと、脚本にメリハリがあった方が、ハイセンスなコメディーになったような気がします。どの時点で、どの人がこのペテンに気付いたのかが分かりにくかったのが残念でした。配役はコメディーなのに、ストーリーはシリアスに流れていって、少々アンバランスにも感じました。ストーリーは、面白いはずなのに、惜しいな!

可愛い可愛いダニエル・ラドクリフ君が出てました。ハリー・ポッターになる前かしら。メガネを掛けてないので、最初、分かりませんでした。(2005,09,18)

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ティン・カップ      1996年 アメリカ コメディー・ロマンス   
<監督>ロン・シェルトン
<出演>ケヴィン・コスナー , レネ・ルッソ , ドン・ジョンソン 
<内容>一流の腕を持つプロゴルファーのロイ(ケヴィン・コスナー)は、アメリカの片田舎でゴルフ場のレッスンプロをしていた。しかし、昔からのライバル、デイビット(ドン・ジョンソン)の彼女モリー(レネ・ルッソ)に恋してしまった彼は、一大決心をして全米オープンゴルフにチャレンジすることにするのだが・・・。
*****

私がゴルフをしないからでしょうか、全然面白くなかったです。でも、どうもそれだけでもなさそうですね。ゴルフ以外のシーンやロイとモリーの会話も、ちっとも魅力的でなかったですから。ひたすら苦痛の2時間でした。
ケビン・コスナーぐらい男前ならば、ただ見るだけでも、楽しいもんだけど、この頃の彼は、そのカリスマ性も薄らいでますねぇ。
ただ、彼のゴルフの腕は、なかなかのものらしく、一切代役を使わずに、自分でショットしたそうです。でも、そう聞いても、仕事と称して、ゴルフを思いっきり出来たんだから、楽しかっただろうなぁと白々と思ってしまいます(^^)。

レネ・ルッソもこの時42歳とは思えないほどスタイルもいいし、綺麗です。でも、なんか、ミシェル・ファイファーとダブって見えてしまって、インパクトが弱かったですねぇ。

ただ、ラストは盛り上がりました。結末は、見えてるんだけど、やっぱり、ハラハラドキドキ(^^)。私が、単純なだけでしょうかね(^^;。(2004,04,27)

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デヴィッド&リサ 〜心の扉〜   1998年 アメリカ    
<監督>ロイド・クレイマー
<出演>シドニー・ポワチエ , ルーカス・ハース , ブリタニー・マーフィ 
<内容>母一人子一人の少年デヴィッド(ルーカス・ハース)は、父の死から強迫観念に悩まされるようになり、施設に入ることになった。精神科医不信の彼はそこで医者ジャック(シドニー・ポワチエ)と巡り会い、徐々に心をほぐしてゆく。そして同じように心を病んでいる少女リサ(ブリタニー・マーフィ)と出会って、心を通わせ合うのだが・・・。
*****

心に障害のある少年の再生の物語です。最後には感動しますが、はかなくもろいこの子達の精神を、医者や家族は、本当に完治させることが出来るのかすごく疑問でした。投薬と彼らを気遣う看護人や医者達に守られて、やっと、心の平安を保つことが出来る彼らに、果たして、厳しい社会生活が出来るものでしょうか。それにしても、このような仕事に携わる人たちの優しさや辛抱強さには頭の下がる思いです。韻を踏んでしか会話が出来ないリサの役をしているのがブリタニー・マーフィです。この女優さんは、「17歳のカルテ」や「サウンド・オブ・サイレンス 」でも、精神に障害を負った少女の役をしています。すっかり彼女の当たり役になってしまいましたね。(2003,02,04)

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テス      1979年 フランス・イギリス
<監督>ロマン・ポランスキー
<出演>ナスターシャ・キンスキー ピーター・ファース
<内容>イギリスの貧農の美しい娘テス(ナスターシャ・キンスキー)は、先祖が貴族だったことを聞いた両親によって、遠縁に当たる貴族のダーバビル家で、奉公することになる。しかし、屋敷の息子に目を付けられて妊娠したテスは,実家に逃げ帰り、その上、赤ん坊もすぐに死んでしまう。その後、新たに、農場で乳搾りの仕事をしていたテスは、そこで出会ったエンジェルと、恋に落ちるが、過去を告白したテスにエンジェルは、冷たかった。
*****

3時間近くの大作でした。美しい農園風景にうっとりウトウトという感じでした(^^;。テスは、その美貌ゆえに、悲しい運命に翻弄されます。それにしても、エンジェル、自分の過去の許しは請いながら、妻の過去を許せないなんて、それこそ許せん! この時代だと、なおさらそうなんでしょうけど・・・。ナスターシャ・キンスキーこのとき18歳、光り輝くばかりの美しさです。(2002.03)

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デスペラード      1995年 アメリカ アクション
<監督>ロバート・ロドリゲス
<出演>アントニオ・バンデラス, サルマ・ハエック , ヨアキム・デ・アルメイダ , カルロス・ガラルドー , コンスエロ・ゴメス , ダニー・トレホ
<内容>ギター弾きだったマリアッチ(アントニオ・バンデラス)は手を撃たれた上、恋人も殺された仇を討つために、ギターケースに武器を詰めて、町から町にブチョという男を捜し歩いていた。ある町で、ブチョを探し当てたマリアッチだったが、銃撃戦の末、怪我をしてしまう。その彼を助けたのが、本屋を経営するカトリーナ(サルマ・ハエック)だった。
*****

アントニオ・バンデラス〜、何しろ彼の魅力いっぱいの映画です。撃ち合いもあり、歌もあり、人情もあって、セクシー(^^)。ひたすら楽しんでみる映画です。相手役のサルマ・ハエックも、こんなに美しい人がいるのか!?というほど綺麗だし、サービス満点です。他に、クエンティン・タランティーノとか、スティーブ・ブシェミが出るのもうれしい。終盤に出てくる、マリアッチの助っ人二人。この一応かっこはつけてるけれど、情けない二人は、いったい何者?(^^;。ギターケースに武器を隠して持ち歩くのは分かるけれど、そのまま武器に使うのは、何とも無理がありました(^^;。細かいことは考えず、楽しんで見ることをお奨め。思わず笑っちゃったりもします(^^)。フロム・ダスク・ティル・ドーンで、お馴染みの顔も・・・(^^)。(2002.09.22)

テッセラクト      2003年 イギリス・タイ・日本 アクション・犯罪   
<監督>オキサイド・パン 
<キャスト>ジョナサン・リス=マイヤーズ , サスキア・リーヴス 
<ストーリー>タイ、バンコク。安ホテルの303号室に滞在するイギリス人のショーン(ジョナサン・リス=マイヤーズ)は、マフィアのボスからの連絡を待っていた。その下の部屋、203号室には、マフィアに撃たれて重傷を負った殺し屋リタ(レナ・クリステンセン)がベッドに横たわっていた。そして、イギリス人の心理学者ローザ(サスキア・リーヴス)もまた、このホテルに宿泊の手続きをする・・・。
*****

原作は、「ザ・ビーチ」のアレックス・ガーランドの「四次元立方体」。監督は、「the EYE 【アイ】」のオキサイド・バン。両者とも、一風変わったストーリーを好むようで、この映画も、なかなか変わったテイストでした。

三次元は、縦横高さ=立体ですが、四次元は、それに、時間軸が加わります。この作品の特徴は、そこなので、はじめから、とても謎めいていて、スリリングに感じました。
同じ時間に、主要人物達が、何をして、どうなったか、そして、彼ら自身がまだ気づいていない接点とは・・・?
彼らのつなぎ役となるのが、ホテルで働く少年、ウィットです。
彼の行動が、彼らにとって、重大な意味を持ってくるわけです。

ただ、残念なのは、途中から、麻薬に絡む少人数の群像劇っぽくなってしまったことです。それは、観客が全てを見通している神のような存在になってしまったからかもしれません。そのせいで、見ていても、スリル感がなくなってしまいました。

主演は、ジョナサン・リース=マイヤーズです。彼の演技を堪能できるので、彼のファンはもちろん、彼をもっと知りたい!という人には、お薦めです(^^)。

原作の紹介を読むと、少々映画とは違うようです。「ザ・ビーチ」のように、映画よりも、原作の方が面白いのかも。(2006,02,13)

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鉄道員(ぽっぽや)      1999年 日本   ドラマ
<監督>降旗康男 
<出演>高倉健 大竹しのぶ広末涼子志村けん , 小林稔侍 
<内容>浅田次郎の直木賞受賞作。北海道の小さな駅の駅長の乙松もとに不思議な愛らしい少女が訪れる。その日から、彼は、過ぎ去った過去を思い出す。 
*****

最初少し寝た(^^;が、正統派日本映画。男のロマン。女から見ると、男の身勝手か。仕事のためには、家族が犠牲になるのは、当たり前なのか?仕事の代わりは、誰でもなれるが、夫や、父親の代わりに、なれるものは、無いはず。女、子どもは、それに、いつまでも、耐えなければならないのか?あっ、もう、耐える人は、そういないか、だから、映画になるのか・・・(^^)。(1999.07)

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デッド・カーム/戦慄の航海      1988年 オーストラリア サスペンス
<監督>フィリップ・ノイス
<出演>ニコール・キッドマンサム・ニールビリー・ゼイン
<内容>子供を交通事故で亡くした傷心の若夫婦は、ヨットでクルージングに出て、再起を図ろうとしていた。航行中に、沈みかけの船を見つけて、一人の男を助けたのだが、その男は、夫を沈みかけの船に置き去りにして、ヨットを占拠してしまう。
*****

ニコール・キッドマン、21歳の時の作品です。若い!と言うより、ちょっと不細工?(^^;。蝶で言うならまだ毛虫状態ですね(^^)。世に言う、体当たり演技で、頑張りました。
ニコール・キッドマンとは対照的に、サム・ニールは、今とほとんど変わりなく、アクション派俳優って感じで、かっこよかったです。特に、船に精通しているだけあって、危機また、危機を、次々と回避してゆく所なんて、なかなかのものでした。水や海関係の映画は、主人公と一緒に息を止めたりするので、見るのもなかなか大変です(^^;。
ビリー・ゼインも、タイタニックの時より若くて、悪役にしとくのがちょっともったいない感じの肉体美でした(^^)。
海の上では、世界から孤立しているので、何があっても、自分たちで対処しなければならないから、大変ですね。私も、ヨットでクルージングをするような金持ちになったら、ヨットの操作をよくお勉強しなくっちゃ!(^^)。(2002.08.23)

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デッドコースター      2003年 アメリカ ホラー・サスペンス   
<監督>デヴィッド・リチャード・エリス
<出演>アリ・ラーター , A・J・クック , トニー・トッド , ジョナサン・チェリー 
<内容>キンバリー(A・J・クック)は友達3人とドライブに出かけた。しかし、運転中に彼女は、自分たちも巻き込まれる大事故のビジョンをみてしまう。動揺した彼女は車の運転が出来なくなり、ハイウェイで立ち往生するのだが、その直後、彼女が観たビジョンと同じ事故が彼女の目の前で起こった。運転していなかった彼女は九死に一生を得るのだが・・・。
*****

とってもおもしろかった「ファイナル・デスティネーション」の続編です。原題は「FINAL DESTINATION 2」なのに、なんで、邦題だけ変えたんでしょう。1のファンが見逃しそうな気がするけど・・・。
でも、キャッチコピーは、面白いですね〜「生き残るのは、死んでも無理」なんて!(^^)

と、ゴチャゴチャ言ってるのは、映画にがっかりしたからです(^^;。
悪趣味炸裂。ただただ大げさな爆発炎上シーン・・・。やっぱり前作の方が、ずっと良かった気がしますが・・・。こちらが、その運命を知っているからかしら・・・?
いかにして人を殺すかの連続です。まあ、そういう映画なんだけど・・・(^^;。
クレアが、簡単にあの絶対安全ルームから出てくるのも理解しがたいし・・・。

でも、TVCMで何回も流れている車の玉突き事故のシーンは、予想以上の迫力でした。怖いですねーーー(^^;。もう普通に走っている段階から、怖くてドキドキしてしまいました(^^;。
あと怖かったのは、宝くじ当選者のエバンが死ぬところ。ディスポーザーから手が抜けないって、最悪ですよねーーー(^^;。ディスポーザーが動き始めるのかと思ってハラハラしてしまいました。エレベーターも怖かったし・・・(^^;。
・・・結構怖がって楽しんでたみたいね、私(^^)。
こういう映画だっていうのを知ってる人だけ観る映画かも。じゃないと後悔するかもよ。(2003,07,10)




第1作 「ファイナル・デスティネーション」
第2作 「デッドコースター」
第3作 「ファイナル・デッドコースター」
第4作 「ファイナル・デッドサーキット」

●作品名インデックスへ
デッドゾーン      1983年 カナダ SF・サスペンス
<監督>デヴィッド・クローネンバーグ 
<原作>スティーヴン・キング。
<出演>クリストファー・ウォーケン 、 ブルック・アダムス 、 マーティン・シーン, トム・スケリット
<内容>恋人と別れた直後、交通事故に遭い、昏睡状態からさめたジョニー(クリストファー・ウォーケン)は自分が5年間眠り続けていたことを知らされて驚く。結婚を誓った恋人は、もう他の男と結婚していて、ジョニーは、落胆するのだが、その代わり、彼には事故によってある能力が授けられていた。
*****

「ディア・ハンター」を観て以来、とても気になる俳優のクリストファー・ウォーケン主演、スティーブン・キング原作です。恋人と結婚の約束をした直後の事故で、次に目覚めたときには彼女はもう他の人と結婚していたなんて、なんて、悲しいんでしょう(T_T)。隠遁生活をしたくなる気持ちもよく分かります。でも、せっかく与えられた能力をもっとうまく、持続的にも活用出来ただろうに、それがちょっと残念な気もします。だって、世界を意のままに動かすことも可能でしょう。でも、神は、そんなことを考えないような人にだけ、こういう能力を与えるんでしょうね。ジョニーの傷ついた心をクリストファー・ウォーケンが、淡々と演じています。悲しい(T_T)。

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デッドマン   1995年 アメリカ  
<監督>ジム・ジャームッシュ
<出演>ジョニー・デップロバート・ミッチャム, ランス・ヘンリクセン , アルフレッド・モリナ 
<内容>モノクロ。アメリカ西部に仕事を求めて来た会計士は、ひょんな事から殺し屋に追われることになる。
*****

ジョニー・デップってこんな、訳の分からない映画にばかり出てるような気がする。残酷で、かつまた、コミカル。途中で、ビデオが切れた(T_T)ので、ますます訳が分からない。(2000.01)

●作品名インデックスへ
デッドマン・ウォーキング   1995年 アメリカ  ドラマ
<監督>ティム・ロビンス
<出演> スーザン・サランドンショーン・ペン, R・リー・アーメイ , スコット・ウィルソン
<賞>アカデミー主演女優賞 <内容>アベック殺人の罪で、死刑の宣告を受けた男と、、死刑制度の反対を唱えつつ、男の心を支えた修道女の話。
*****

ティム・ロビンスと、スーザン・サランドン夫婦の力作。重い。あんなに、死刑囚に、思い入れしたら、処刑後、立ち直れないような気がする。それができるのは、やはり宗教の力か・・・見ていて、辛くなる。(1999.08)

デトロイト・ロック・シティ      1999年 アメリカ アドベンチャー・コメディー・音楽   
<監督>アダム・リフキン
<キャスト> エドワード・ファーロング , ナターシャ・リオン
<ストーリー>ロックバンド、キッスが若者達の間で人気絶頂だった78年。仲間3人とバンドを組んでいる高校生のホーク(エドワード・ファーロング)は、キッスのコンサートチケットを手にして最高に盛り上がっていた。しかし、キッスを悪魔と言い切るジャム(サム・ハンティントン)の母親にチケットを燃やされてしまい、意気消沈。が、ラジオのクイズ番組に当選して、チケットを手に入れることが出来た!!しかし・・・。
*****

いやあ、最高っす!(^^)
キッスの曲も知らないし、もちろんキッスのファンでもないですが、それでもこの映画は、十分楽しめました。
高校生4人組がキッスのチケットを巡ってすったもんだする話なのですが、それに母親や学校、ディスコ野郎?等々が絡んで、この年代の男の子達の姿を描き出しています。
4人それぞれにチケットを手にしようと奮闘する姿が、生き生きしていて、面白い!!
私もあるグループの追っかけらしきことをしていた頃を思い出しました。やっぱりこの頃の年代は、いろんな事があって、エキサイティングで、いい思い出ですね〜〜(^^)。

主演は、エドワード・ファーロング!すごく久しぶりだったので、最初、誰だっけ??と思ってしまいましたが、やっぱり、いい役者だわ〜〜。一時、問題を起こして、「ターミネーター3」のジョン・コナー役を演じられなかったけれど、今は、どうなんでしょう?立ち直ってくれたかな?

キッスの映像もたっぷり見られるので、キッスファンの人は、悶絶するかも?(^^)。それ以外の人も是非どうぞ!(2006,02,10)

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デビルズ・バックボーン      2001年 スペイン 犯罪・ミステリー・ホラー・ファンタジー   
<監督>ギレルモ・デル・トロ
<キャスト>エドゥアルド・ノリエガ , マリサ・パレデス 
<ストーリー>内戦下のスペイン。親を失った少年カルロス(フェルナンド・ティエルブ)は荒野の真ん中にある孤児院に連れてこられた。そこで彼に与えられたベッドは12番。しかし、孤児たちは、何か、曰くありげなまなざしをカルロスに向けるのだった。そして、ある晩、カルロスは、幽霊を目撃する・・・。
*****

ホラーと言うよりも、内戦の悲劇を描いた作品です。
確かに、幽霊は出てくるのですが、怖さよりも、悲しさの方を多く感じさせられました。監督もきっと、戦争による悲劇を描きたかったのだと思います。でも、それなら、何故、ホラー仕立てにしたのか・・・?それがちょっと理解できませんでした(^^;。
ホラーを描こうとしたら、内戦の悲劇の方に引き込まれたのか。はたまた、戦争の悲惨さをホラーテイストで描きたかったのか・・・。いずれにしても、ちょっと中途半端な気がしました。

この映画は、スペイン製作の映画だからなのか、スペイン内戦の詳しい話は、省略されています。でも、今までにも、スペイン内戦の映画を見てきましたので、その悲劇は、よく理解できました。きっと、内戦のあの悲惨な思いは、もうこりごりという気持ちが込められているんでしょうね。

描かれている舞台設定は、いかにもホラーです。人里離れた孤児院。義足の院長。胎児入りの酒を飲む老紳士。不気味な地下貯水池・・・。
出てくる幽霊も幻想的な雰囲気で、怖さは薄いです。ただ、欲を言うと、顔がもっと普通の方が、より綺麗だったかなと思いましたが・・・。
ハリウッド以外のホラーも、なかなか趣があって、いいものです。(2005,07,12)

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デビルゾーン      
<監督>
<出演>ランス・ヘンリクセン
<内容>オムニバスホラー。
*****

(2000.07)

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デブラ・ウィンガーを探して      2002年 アメリカ ドキュメンタリー   
<監督>ロザンナ・アークエット
<出演>パトリシア・アークエット , ロザンナ・アークエット , ローラ・ダーン , ジェーン・フォンダ , ウーピー・ゴールドバーグ , メラニー・グリフィス , ダリル・ハンナ , サルマ・ハエック , ホリー・ハンター , ダイアン・レイン , ケリー・リンチ , ジュリアナ・マーグリーズ , サマンサ・マシス , フランシス・マクドーマンド , キャサリン・オハラ , ジュリア・オーモンド , グウィネス・パルトロー , マーサ・プリンプトン , シャーロット・ランプリング , ヴァネッサ・レッドグレーヴ , メグ・ライアン , シャロン・ストーン , デブラ・ウィンガー , ロビン・ライト=ペン , ショーン・ペン , エマニュエル・ベアール , テリー・ガー , エイドリアン・シェリー , キアラ・マストロヤンニ
<内容>アカデミー賞に3度もノミネートされた女優、デブラ・ウィンガーが、スクリーンから消えた理由を知るため、、女優ロザンナ・アークエットが直接本人にインタビューする。そして、また、ロザンナと同じように、スクリーンで活躍しつつ、妻であり、母である女優たちに、その心境を問いかけるドキュメンタリー。
*****

デブラ・ウィンガーを知っていますか?実は、この映画が公開された時、私は、彼女のことが分からなかったのです。「愛と青春の旅立ち」「シェルタリング・スカイ」?顔が思い浮かびません(^^;。だから、「愛と追憶の日々」「彼と彼女の第2章」を見てみました。そして、彼女の魅力を十分堪能したのでした(^^)。

その他にも、この映画では、たくさんの女優さんがロザンナ・アークエットのインタビューに答えています。その数、34名。そのうち、私が知っていた女優さんは、23名でした。これもひとえに、いままでたくさんの映画を見てきたおかげです。だから、とても面白かったです。
演技者として彼女たちを見るのもいいですが、その生の姿や声を知りたいと思ってしまうのは、ワイドショー的でしょうかね?!(^^;。

ロザンナがこの映画を作ったのは、40代になり、女優としての曲がり角に立ったことと、また、仕事と家庭との両立に悩んだせいだと思われます。
映画を見ていてよく思います。この女優さん、ちょっと見ないうちに老けたなぁとかね。
確かに、人は、歳と共に老けてゆくのですが、それと共に、人間としての厚みも出てきます。でも、女優という職業は、もてはやされるのは、若いうちだけ。年を取ってくると、出演する映画が、だんだんとなくなってしまう。過酷な職業ですねーー。
男優だったら、どんな不細工な男にも、役があるのに・・・と、彼女たちは、呟きます(^^)。
そのような彼女たちの本音が、ちらりほらりとのぞいて、おもしろかったですねーー(^^)。
女優ならではの、ヌードシーンのある場面での、心の葛藤もよく分かりました。先日観た、「僕の妻はシャルロット・ゲンズブール」でも、果たして、脱ぐ必要のあるシーンなのかどうかで、随分彼女が悩んでいましたね。ここら辺は、監督との信頼関係がないと、とてもこんな仕事は出来ないということでしょう。

一番衝撃を受けたインタビューは、ジェーン・フォンダです。彼女は、数年前に現役を引退したのですが、その事に未練は、ないそうです。ただ、一つを除いては・・・。そのあとの、女優としての醍醐味を語る彼女を見ていて、とても感動してしまいました。インタビューしているロザンナも泣いていましたが、私も思わず感動して、涙がこぼれました。

この映画、私は、知っている女優さんがたくさんいたので、その数に比例して面白かったのですが、あまり女優さんを知らない人が観ても、面白くないかもしれませんねぇ。ただのインタビュー番組、それも、女優達の愚痴や、自己弁護の羅列と言われてもしょうがないかもしれないです。でも、私は、女として、共感するところも多かったです。(2004,08,26)

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デューン・砂の惑星特別編   1984年 アメリカ  SF
<監督>デヴィッド・リンチ 
<出演>カイル・マクラクラン、ホセ・ファーラー 、ポール・スミス、フランチェスカ・アニス 、スティング , エヴェレット・マッギル , ヴァージニア・マドセン , フランチェスカ・アニス
<内容> フランク・ハーバートの大作SF。雨の降らない砂漠の惑星アラキスでしか取れない香料の採取による権力闘争。そして、その星に生存するサンドワームとの戦い。
*****

この特別編は、元の作品に、未使用シーンを加えた物だそうです。本編を見ていないので、分からないのですが、そのためか、3時間以上の大作です。サンドワームの特撮とかもいいのですが、やはり、17年前の作品なので、ちょっと今の映画と比べるとちょっと見劣りします。でも、出てくる人達が、ユニークで、特に、敵の「浮かぶ男爵」が、すごい!(^^;(2001.06)

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デュエット      2000年 アメリカ   
<監督>ブルース・パルトロー
<出演>マリア・ベロ , グウィネス・パルトロー , スコット・スピードマン , ポール・ジアマッティ 
<内容>各地で行われているカラオケ大会で賞金稼ぎをしながら旅をしているリッキー(ヒューイ・ルイス)は、別れた妻の死を知らせる電話を受けて教会に駆けつける。そこで、今まで一度も会ったことのなかった実の娘(グウィネス・パルトロー)と初めての対面をするのだった。
*****

すっかり退屈してしまいました。
カラオケ大会を目指す3組の人たちの話なのですが、その3組とも話が全部中途半端で、感情移入できません。おまけにラストもはっきりしません。なんて事でしょう。
カラオケ大会の話なので、出演者が歌うのですが、皆、さすがに上手です。リッキー役の人は、歌手だそうで、うまいのは当たり前ですが、グウィネス・パルトローも、すごく上手なので、びっくりしました。どうやら吹き替えではなく、本人が歌ってるようですね。ニコール・キッドマンといい、キャサリン・ゼダ・ジョーンズといい、綺麗な上に、歌が上手で、うらやましいです。
監督は、グウィネス・パルトローの父なので、彼女に歌わせたいがための映画という気がしました。(2003,04,17)

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デリカテッセン      1991年 フランス SF
<監督>ジャン=ピエール・ジュネ , マルク・キャロ
<出演>ドミニク・ピノン , マリー=ロール・ドゥーニャ , カリン・ヴィアール
<内容>終末戦争後のパリの街の、ある肉屋兼アパート。食糧不足のその時代に、肉屋には、あるはずのない肉が時々売りに出されるのだった。そんなある日、肉屋の出した求人広告を見て、ピエロの職にあぶれた男、ルイゾン(ドミニク・ピノン)がやってきた・・・。
*****

おほほほほ、おどろおどろしいですねぇ。
あの「ロスト・チルドレン」のジャン=ピエール・ジュネ、マルク・キャロ両監督の長編デビュー映画です。
うす気味の悪いこの雰囲気は、デヴィッド・リンチ監督の「イレイザー・ヘッド」によく似ていますが、まだこちらの方が、分かりやすいです。

ジュネ監督の常連ドミニク・ピノンが主演です。彼のアップの顔だけでも、どことなく不気味ですね〜(^^;。その他の出演者も、全員がちょっと普通でないところが、いかにも怪しげでそれぞれ面白かったです。
ただ、地底人との闘いの場面が、少々暗すぎて、分からないところがあってちょっと残念でした。

肉屋の主人が肉切り包丁を研ぐところとか、ベッドがきしむ音とかが、効果的に使われていて、先日見た北野武の「座頭市」も、影響受けたのかなと思ったりしました。(2003,10,12)

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注!!!大昔の感想です。新しい(2011年)の感想は、こちら
テルマ&ルイーズ      1991年 アメリカ
<監督>リドリー・スコット 
<出演> スーザン・サランドン ジーナ・デイヴィス, ハーヴェイ・カイテル, ブラッド・ピット, マイケル・マドセン  
<内容>家出した二人の中年女性は、車を飛ばして、気ままな旅をするが、途中で、男に絡まれ、その男を殺してしまい、警察に追われることとなる。
*****

この二人のおばちゃん、最初は、夫への不満からの家出だが、殺人を犯してからは、はちゃめちゃになって、それが、また、かっこいい。ピッ君が出てるのも、楽しい。痛快!!(1999.12)

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注!!!大昔の感想です。新しい(2015年)の感想は、こちら
天空の城ラピュタ       1986年 日本 アニメ
<監督>宮崎駿
<声の出演>田中真弓 , 横沢啓子
<内容>見習い機械工のパズーはある日、空から降りてきた女の子シータを助ける。しかしシータは、不思議な石の結晶、飛行石を持っていることで、海賊と軍隊に追われていた。パズーは、彼女を守ろうとするのだが・・・。
*****

見る機会を失っていて、やっと見れました。とっても楽しい冒険活劇でしたね〜。やっぱり、宮崎アニメは、こうでなくっちゃね。子供も大人もワクワクして見られることでしょう。私は、パズーとシータがラピュタに着いて、王家の墓にたたずむロボットを見た時に、滅亡した王国の悲しみが胸に浸みて鳥肌が立ちました(T_T)。やっぱりDVDで持っていたいアニメですね〜。(2003,03,14)

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天国の駅     日本  
<監督>出目昌伸
<出演>吉永小百合 、三浦友和、津川雅彦
<内容>
*****

吉永小百合もきれい!!でも殺人したら天国には行けないよ。(1999.04)

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天国の口、終わりの楽園。      2001年 メキシコ 青春
<監督>アルフォンソ・クアロン
<出演>ガエル・ガルシア・ベルナル , マリベル・ヴェルドゥ , ディエゴ・ルナ
<内容>幼なじみのフリオ(ガエル・ガルシア・ベルナル)とテノッチ(ディエゴ・ルナ)。学校が春休みになると、ガールフレンドたちは旅行に行ってしまい、二人とも退屈でしょうがない。そんなある日、テノッチの親戚の結婚式で、いとこの妻、ルイサ(マリベル・ヴェルドゥ)と出会う。暇を持てあます二人は、ルイサに「天国の口」というビーチに行こうと誘うのだった・・・。
*****

甘く、切なく、しょっぱい青春ロードムービー。17歳の男の子なんて、こんな事ばっかり考えているんでしょうかね(^^;。
そうだとすると、やっぱり女の子とは、だいぶ違うかもしれないですねぇ。
それにしても、この奔放さはなんでしょう(^^;
もう、ノビノビというか、フリフリというか・・・(^^;。
こんな怪しく危ない男女3人がビーチに来たら、ビーチの漁師さんもいい迷惑のような、子供の教育に悪いというか・・・?!(^^;
そんな軽〜〜い話なのですが、その反動で、最後のほろ苦さがかえって心に浸みました。宴の後の親友二人の気まずさも分かるような気がします。

本国メキシコでは、大人気だったそうで、主演の二人の男の子も、ヴェネチア国際映画祭賞で新人賞を獲っています。
私はガエル・ガルシア・ベルナル目当てだったのですが、彼のなんにも考えてないようなあの笑い顔、いいですね〜〜(^^)。
でも、「アモーレス・ペロス」の頃より、少し大人っぽくなって、顔がごつくなったような気がしました。
今公開中の彼主演の「アマロ神父の罪」も、楽しみです〜(^^)。 (2003,10,17)

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天国の日々   1978年 アメリカ   ドラマ
<監督>テレンス・マリック
<出演>リチャード・ギア、ブルック・アダムス, サム・シェパード
<内容>ビリーと妹リンダ、ビリーの恋人アビーの3人はテキサスの農場で農夫の職につく。病弱な農場主はアビーを見初め、彼女との結婚を望む。ビリーは、それを許すのだが・・・
*****

「シンレッドライン」の監督。さすがに風景が美しい。(1999.07)

天国の本屋〜恋火      2004年 日本  ロマンス・ファンタジー
<監督>篠原哲雄
<キャスト>竹内結子 , 玉山鉄二 , 香里奈 , 斉藤陽一郎 , 塩見三省 , 香川京子 , 原田芳雄 , 香川照之 , 新井浩文
<ストーリー>オーケストラをクビになったピアニストの健太は、目覚めると、見知らぬ場所にいた。その場所は、「天国」で、健太は、そこでアルバイトをすることになっていたのだった。ある日、健太は、小さい頃にあこがれていたピアニストの翔子と出会う・・・。
*****

またまた、竹内結子の天国ものです。こんなに、生と死のファンタジーばかりを演じていて飽きないのかな〜。と思いつつ、やっぱり、彼女は、こういうのが似合うんだなと感心しました。
ファンタジーなので、まあ、いいのですが、やっぱりあまりにも都合のいい物語で、ちょっと私には、合わなかったです。
愛する二人の心がすれ違ったまま、死によって、永遠に離ればなれになってしまったのは、可哀相だけれど、こんなに優しい奇跡ばかり見せられるとなぁーーー。
あえて好きな場面を上げたら、香里奈が屋上に戻ったシーンかな。この時、果たして、天国の記憶も、残っているのでしょうか・・・?

主演の竹内結子は、憂いを含んだ翔子と、元気いっぱいの香夏子の二役を、上手く演じ分けていて、小気味がいいです。(2005,12,20)

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天国の門      1981年 アメリカ 西部劇
<監督>マイケル・チミノ
<出演>クリス・クリストファーソンクリストファー・ウォーケンジョン・ハート 、 イザベル・ユペール
<内容>l892年にワイオミング州で起きた、「ジョンソン郡事件」を基にした映画です。ハーバート大を卒業したジム(クリス・クリストファーソン)は、20年後、ジョンソン郡の保安官になっていた。そこでは、ロシア、東欧地区からの移民が多く、彼らは貧困から、畜産協会の牛を盗んで生活を支えていた。業を煮やした協会は、傭兵を雇い、移民達の一掃を計る。
*****

歴史的名作か、はたまた、世紀の駄作か?!3時間を超える大作で、あの「ディア・ハンター」の監督作品だけあって、説明もなく、ひたすら卒業式のシーン、ひたすら街の雑踏、ひたすら畜産協会と移民との撃ち合い・・・・、そんな映画でした。歴史的背景とか、よく分からないのですが、公開当時は、観客の反発をかって、映画制作会社(ユナイト映画)が倒産したらしいです。私はと言えば、つまらなかったです(^^;。30分にも及ぶ卒業式では、たくさんの卒業生の中で、二人しか認識出来ず、しかも、いきなりその20年後に時代が移って、しかも、その二人が激しく対立する訳でもなく、何故か急に、娼婦と男二人の三角関係・・・。ちょっと、分からないところだらけでした。でも、ものすごい制作費(4400万ドル)をかけただけあって、戦闘シーンの迫力はすごいです。このシーンだけでも、見た甲斐はあった・・・と、思っておきましょう。(興行収益は、150万ドルだったとか・・・(^^;)。ミッキー・ロークや、ウィレム・デフォーも出てたらしいけど、分かりませんでした。(2002.09.20)

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天国の約束   
<監督>アーサー・コーン
<出演>アル・パチーノ、メアリー・エリザベス・マストラントニオ
<内容>映画を見たい少年は、自分が死んだら、お金をくれるという祖父との約束を待ちきれず、自分で、お金を稼ごうとして、色々な体験をする。
*****

退屈だった。アル・パチーノの老人役は、まだ、無理があるような・・・。(1999.05)

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点子ちゃんとアントン      2000年 ドイツ ファミリー
<監督>カロリーヌ・リンク
<出演>エレア・ガイスラー , マックス・フェルダー , ユリアーネ・ケーラー , シルヴィー・テステュー
<内容>点子ちゃん(エレア・ガイスラー)の友達のアントン(マックス・フェルダー)は、母親が病気のために、代わりにアイスクリーム店でアルバイトをしていた。そんな彼を助けようと奔走する点子ちゃん。しかし、点子ちゃん自身も、家は裕福ながら、両親共に不在がちで、いつも寂しいのだった・・・。
*****

ファミリー向けの、いい子いい子の映画とは、ちょっとひと味違っていました。だから、大人でも、十分に鑑賞に堪える映画になっています。
原作は、「ふたりのロッテ」のエーリッヒ・ケストナー。どちらも原作は未読ですが、映画の出来は、なかなかいいですよ。
特にこの映画の点子ちゃん役のエレア・ガイスラーちゃんが、役柄にぴったり。可愛くておしゃまで、生意気で(^^)。

でも、本当は、点子ちゃん、お父さんは、外科医で忙しいし、お母さんもボランティアで飛び回っていて、寂しいんですよねーー。これは、母親が病気でそのために大変なアントンよりも、実は可哀想なのかも知れません。
このお母さん、どうして一人娘をほったらかしにして方々に飛び歩いているのか、ちょっと理解できませんでした。イヤな女!父親が忙しいからと、自分も出歩いて、どうするの!? その代わり、彼女の家の家庭教師のロランスや、家政婦のベルタが、一生懸命彼女の世話を焼いてくれているので、やっぱり、お金持ちの子は普通の家の子よりも幸せのようですが、そんなことでは、愛情の補いは出来ないですよね。

色々な事件が巻き起こり、点子ちゃんもアントンも大変でした。でも、点子ちゃんのことを考えて、大人が自分のそれまでの態度を改め、めでたしめでたしかぁと思っていたら、最後の点子ちゃんの一言で、泣かされました。(2004,09,03)

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天使に見捨てられた夜      1999年 日本 サスペンス
<監督>廣木隆一
<出演>かたせ梨乃大杉漣永澤俊矢
<内容>引退した父の後を継いで探偵事務所を開いている村野ミロのもとに一色リナというAV女優を探してほしいという依頼が来た。彼女が主演したビデオで彼女が実際にレイプされたのではないかという疑いがあるのだった。
*****

これは、原作を読んでいるはずなのに、内容をすっかり忘れていました(またかい・・・(^^;)。こんな話だったのかな? 雰囲気は、出てると思いました。私には絶対歩けそうにない、新宿2丁目の夜の町・・・。女一人で、探偵事務所を開いているミロ。これが、ちょっと探偵らしくないですね。いろいろ調査はしてるけど、それ以外の彼女の私生活の方に重点が置かれている感じ。何しろ、かたせ梨乃の存在感がありすぎて、話の本筋の影が薄くなって、サスペンスとしては、今ひとつというところでしょうか。(2002.08.16)

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天使のくれた時間       2000年 アメリカ ロマンス・ファンタジー
<監督>ブレット・ラトナー
<出演>ニコラス・ケイジ 、 ティア・レオーニドン・チードル
<内容>ジャック(ニコラス・ケイジ)は、ウォール街で成功を収め、高級なマンションに住み、フェラーリに乗るような優雅な独身生活をし、、クリスマスイブの夜も会議をするような仕事人間だった。しかし、ある朝目覚めると、いつもの生活とはかけ離れた、妻と子供のいる父親になっていた・・・。
*****

この題名で、ニコラス・ケイジ主演と言うことで、さほどの期待もせず見たのですが、これが結構面白かったです。人生は、仕事と金、そう割り切った生活をして、何の疑問も持たなかったジャックが、突然、マイホームパパの生活にほうり込まれる。バタバタと慌てふためくところから、だんだん、その生活を楽しんでいくようになるニコラス・ケイジの演技がうまいですね〜。そして、いつものパパじゃないことを見抜いた、長女もかわいい。ティア・レオーニも、かわいらしく、たくましい奥さん役がなかなかキュートで、惚れました(^^)。(2002.07)

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電車男      2005年 日本 ロマンス   
<監督>村上正典
<キャスト>山田孝之 , 中谷美紀 , 西田尚美 , 大杉漣 , 瑛太 , 佐々木蔵之介 , 岡田義徳 , 木村多江 , 三宅弘城
<ストーリー>システムエンジニアの彼(山田孝之)は、彼女いない歴22年、アキバ系のいわゆるオタク。そんな彼が、ある日、酔っぱらいにからまれていた女性(中谷美紀)を助けたことから、彼女との交際が始まった・・・。
*****

とうとう見てしまいました。
2チャンネルには、HPを荒らされたことが何回かあって、いい印象がなかったので、全然見る気はなかったのですが、付き合いで見に行ってきました。
でも、大ヒットしているだけあって、面白かったですね〜。
特に前半の、オタク度全開の会話に、大笑い。
ネットに書き込む人たちを6分割して描く形式も、面白かったし、彼らが、自分のことのように、熱くなるのも、分かる気がして、よかったです。
ただ、前半が、とっても2チャンネラーっぽくて面白かった割に、後半が、普通の恋愛物になってしまって、残念。ラスト近くのエルメスの対応も、ちょっと不自然に感じました。

それにしても、エルメスが、どうゆう気持ちで彼と付き合ったのか、私には、さっぱり分かりませんねぇ。彼に惹かれた彼女の気持ちも、悪いけど理解できません。お礼は送るにしても、食事には行きませんーー(^^)。よっぽど、お付き合いしていたエリートの彼に手ひどく裏切られたとか、そんな感じの、心に傷を受けた直後だったのかなと想像してしまいました。なかなか、あんな出会いで、見るからに挙動不審の電車男とお付き合いしようとは、思わないよね。そこら辺は、オタクのファンタジーでしょうか(^^)。

電車男役の山田孝之は、最初、役を作りすぎてて、わざとらしい感じが気になりました。私は、どっちかというと、TVドラマの方の伊藤敦史の方が、そのままオタクっぽくって、合っているように思いましたが、どうでしょうか。(2005,07,01)

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デンジャラス・ビューティー      2001年 アメリカ コメディー・サスペンス
<監督>ドナルド・ペトリ
<出演>サンドラ・ブロック , マイケル・ケイン , ベンジャミン・ブラット, キャンディス・バーゲン , ウィリアム・シャトナー
<内容>FBIは、連続爆弾犯の次の標的が、ミスアメリカコンテスト会場だという情報を得て、現場に潜入捜査をすることになった。潜入する女性捜査官には、色気なしの女性捜査官グレイシーが選ばれた。ミスコンで、上位5位に入るようにと至上命令を受けたグレイシーの必死の美人変貌作戦が始まった・・・。
*****

気楽に楽しめるコメディーです。さすがにサンドラ・ブロック、彼女のいいところが全開です。特に、男勝りの捜査官を演じる彼女が、笑えてとてもいいですね〜。特に、あのブヒブヒいう笑い方!!(^^)。強い女性の映画は元気が出るから大好きです。そして、彼女が、仕事とはいえ、綺麗な女性になるための数々の試練を乗り越えてゆく。そう、女性って、大変なのですよ。ハイヒールなんて、足が綺麗に見えるし、足元が頼りなくて、か弱そうに見えて、いいかもしれないけど、履いている本人はとっても痛いんだから!!(T_T)。素敵なドレスの下に、拳銃とか手錠とかを隠し持っているところも笑えました。サスペンスとしては、単純なので、これは、コメディーとして見た方がいいですね。サンドラ・ブロックには、やっぱりこの手の映画がよく似合ってますね。(2003,03,03)

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デンジャラス・マインド      1995年 アメリカ 青春
<監督>ジョン・N・スミス
<出演>ミシェル・ファイファー , ジョージ・ズンザ  , ジョン・ネヴィル
<内容>ルアン(ミシェル・ファイファー)は高校教師の職を得て、張り切って登校する。しかし、受け持つクラスは、学校の中でも問題児ばかりが集まったアカデミークラスだった。やる気のない生徒達が勉強に興味を持つように、彼女は試行錯誤の授業を続けるのだが・・・。
*****

この話は、ルアン・ジョンソンという人の伝記が原作だそうです。情熱的な熱血教師だったのでしょう。荒れた地域に住む子供達に勉強の楽しさを教えて、ケンカやドラッグにまみれた環境からの脱出を導いてゆくのは、並大抵のことではないでしょうけれど、それだけにやりがいがあったと思います。だから、感動したのですけれど・・・。
残念なのは、ミシェル・ファイファー。どう見ても、海兵隊出身には見えないです。もっとごつい女優さんだったら違和感がなかったでしょうけど、彼女が、あの高校生達にばかにされないで授業をはじめられるとは、カラテの件があったとしても少々無理に思えます。高校生といえども、もう立派な大人の体格ですもんね〜。小柄でも、もっと肝の据わった感じのする女優さんじゃないとねぇ。
あと、ラスト近くの彼女の行動も少々無責任に感じました。無力感からの行動でしょうけれど、それはやはり他の子供達を切り捨てているように感じました。また、彼女自身も、ちゃんとした理由を生徒達に言わないところが、それまでの彼女らしくなく、釈然としません。(2003,06,26)

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電話で抱きしめて      2000年 アメリカ コメディー
<監督>ダイアン・キートン
<キャスト>メグ・ライアン , ダイアン・キートン , リサ・クドロー, ウォルター・マッソー 
<ストーリー>イヴの父親が入院した。慌てたイヴ(メグ・ライアン)は、雑誌社社長の姉(ダイアン・キートン)と、女優の妹(リサ・クドロー)に連絡を取るが、2人とも忙しくて力になってくれない。イヴ自身も、家庭のあるキャリアウーマンで忙しく、十分に父の面倒を見られないため、ストレスが高じるばかりだった・・・。
*****

この映画って、ダイアン・キートン監督作なんですね。道理で面白くないと思ったーーー(^^;。俳優だから、監督してはいけないわけではないですが、やっぱり、適不適がありますよね。
原題は、「HANGING UP」。でも、邦題が「電話〜」になるのもうなずける、電話の呼び出し音の多さです。
しかも、メグ・ライアン(きれい!)演じるイヴが、ヒステリックに大騒ぎしているのが、見ていて、白々してくるのでした。
だって、お父さん、ちょっと呆けているだけで、お元気そうでしたもん。あまり、心配なさそうに見えましたよ。まあ、結果は、ああなりましたが・・・(^^;。

それに三人以外の登場人物の描き方が、中途半端でしたね。母親にしても、「母親に向いてない」と、訳が分からない描き方だし、イヴの交通事故にしても、もっと話が広がるのかと思ったのに、そうでもなかったです。

でも、三姉妹の描き方は、結構良かったと思います。3人姉妹って、あんな感じなんだろうなと思えました。 しっかり者の長女。ちゃっかり者の末っ子。そして、一番大変な真ん中。真ん中って、上と下に挟まれていて、大変だって話は、よく聞きますよね。
離れていると、誤解も生まれて、ぎくしゃくするけれど、会って話してしまうと、また、幼い頃の仲良し姉妹になれるのは、私も、実感済みです。(2005,04,15)

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トーク・トゥー・ハー      2002年 スペイン    
<監督>ペドロ・アルモドバル
<出演>ハヴィエル・カマラ , ジェラルディン・チャップリン , セシリア・ロス  , パス・ベガ , ダリオ・グランディネッティ
<内容>交通事故で昏睡状態に陥った女性、アリシア(レオノール・ワトリング)。彼女は、完全看護の病院で看護士、ベニグノ(ハヴィエル・カマラ)の手厚い看護を受けていた。一方、闘牛士のリディア(ロサリオ・フローレス)もまた、競技中の事故で、昏睡に陥り、同じ病院に入院する。彼女の恋人は、突然の事故に、途方に暮れていた・・・。
*****

寒気がしました。

昏睡状態の人間の介護は、こんな風にするんだとよく分かる映画です(^^)。最初は、こんなに親身になって丁寧に、優しく、完璧に看護してくれるなんて、なんてアリシアは、幸せなんだろうとうらやましかったです。でも・・・。
患者ありきの看護じゃなくて、これは、アリシアに対する愛情ありきの看護だったんですねぇ。そう分かったとたんの寒気です。ベニグノが、彼女が昏睡状態になってから、看護士の資格を取ったわけでなくて、何よりでした。そこまでいったら、あまりにも怖すぎる・・・。
彼の心の内側を知ってから、彼のアリシアへの看護は、私には受け入れられないものとなりました。ただただおぞましい。彼女の父親も、もっと早く気付いて、彼を遠ざけて欲しかったです。

これは、男性側からのみ見た、究極の愛の形でしょうね。ここには、女性の意志は、ひとかけらも入っていません。たとえ、彼の究極の愛によって、彼女が救われたんだとしても、これは、許されないことだと、私は断じます。
これをひとつの愛の形として許せと監督は言うのでしょうか。考えられません。
アリシアが、真実を知った時、笑顔で、どうもありがとうと、言うとでも思っているんでしょうか。
ただ、もし私が昏睡状態になったとしたら、愛する人には話しかけてもらいたいです。その人の声なら、聞こえるような気がする・・・。

もう一つの愛の話の方が、理解できます。
愛する人が突然昏睡状態になったら、マルコのような反応が、ごく普通だと思います。マルコに彼女への対応を教えたこの時のベニグノは、いい人でした(^^)。
女性闘牛士のリディア。かっこよかったですね〜〜!あのスタイル、完璧です!!
闘牛士の衣装の着付けのシーンを見て、あの衣装自体が、一種の鎧のようになってることを知りました。すごく頑丈そうでしたもんね、あの衣装。

劇中に挿入されるふたつの演劇は、これもなかなか難解なのですが、世界的に有名なドイツの舞踏家・振付家ピナ・バウシュの「カフェ・ミュラー」の舞台だそうです。私には、雑念が多すぎて、この手の演劇は、まだ理解できないですねぇ(^^;。
そして、アリシアが好きだったというサイレント映画。劇中劇で描かれている「縮みゆく恋人」の衝撃映像!ちょっとリンチ(デヴィット・リンチね)的でした(^^;。

ベニグノの愛は、とうてい私には受け入れられないものでしたが、映像は、とても美しい映画でした。真実が分かる前の病室も美しかったし、闘牛のシーンもリアルでしたが、見応えありました。(2004,11,18)

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トータル・フィアーズ      2002年 アメリカ サスペンス・アクション   
<監督>フィル・アルデン・ロビンソン
<出演>ベン・アフレック , モーガン・フリーマン , ジェームズ・クロムウェル , リーヴ・シュレイバー , フィリップ・ベイカー・ホール , ブリジット・モイナハン , アラン・ベイツ , キアラン・ハインズ
<内容>CIAの情報分析官ジャック・ライアン(ベン・アフレック)は、CIA長官キャボットの呼び出しを受けた。ロシアの大統領が急死し、後任の大統領にライアンの予想したネメロフが就任したのだ。一方、73年の中東戦争時、爆撃されたアメリカの戦闘機が装備していた原子爆弾が、秘かにアメリカに持ち込まれていた。そして、大いなる陰謀の幕が切って落とされた・・・。
*****

トム・クランシー作のジャック・ライアンって、有名なんですね〜。たしかに、「レッド・オクトーバーを追え」は、息もつかせぬ、緊張感のある映画でした。
今回は、このシリーズの4作目です。他の2作は、ほとんど忘れてしまいましたが、やっぱり、ヒットしていますよね。知的なアクション映画って事で、人気なんでしょうねぇ。

しかし、今回のこの映画は、どうなんでしょう。米ソの冷戦時代が過去のものとなった今でも、国と国との信頼関係やメンツなどは、悪意ある操作で不安定になり、それがそのまま核戦争=人類滅亡へと導くシナリオとなる怖ろしさが描かれているのですが、ラストの攻防など、もっともっと緊迫感のあるものに出来なかったのかと、ちょっと物足りません。ラストは「博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」を彷彿としてしまいました。しかも、あっちの方がインパクトあったし・・・(^^;。

でも、一番納得出来なかったのは、原爆の描写ですね。
本当にアメリカで爆発するとは思わなかったので、そのシーンは衝撃的でした。何はともあれ、大統領の命だけは、確保するという軍の動きも、リアルでした。
しかし、爆心地近くにいて、絆創膏一枚の傷とは納得ゆきません。
あれでは、ただの大型爆弾ではないですか。それとも、あまり悲惨さを出さないように、配慮したのでしょうか。唯一の被爆国の国民としては、納得出来ませんねぇ。

このジャック・ライアン役は、アレック・ボールドウィン、ハリソン・フォード、そして、今回のベン・アフレックと、3代目なのですが、ベンのジャック・ライアンは、不評らしいですね。どうも、これで、ベンの株が、だいぶ下がったようです。私が思うに、ベンは、やっぱり、へなちょこ役---「レインディア・ゲーム」「ドグマ」「チェイシング・エイミー」など---の方が、似合ってるような気がします。でも、他のふたりのジャック・ライアンと比べられることがなかったら、こんなもんかなと思っていたと思います。やっぱり、こういう、有名な役を演じるのは、難しいんですねぇ。
それに引き替え、モーガン・フリーマンは、いつもながらいい味出てました。いい役者さんです(^^)。(2003,12,17)

●作品名インデックスへ
トータルリコール      1990年 アメリカ アクション・SF
<監督>ポール・ヴァーホーヴェン
<出演>アーノルド・シュワルツェネッガーレイチェル・ティコティンシャロン・ストーン, マイケル・アイアンサイド 
<内容>西暦2084年。毎晩、火星の夢にうなされるクエイドは、リコール社による仮想疑似体験による火星への旅を体験しようとしたのだが、異常反応を起こしてしまう。その後、彼は、何者かに追われるようになる。その謎を解くために、彼は、実際に火星へと向かう。
*****

今現在が、果たして夢なのか現実なのか?そんな話だったのですね。昔々、映画館で見たのですが、そんなところは、完全に忘れていました(^^;。女の人の顔が割れて、シュワちゃんの顔が出てくるところが、少年ジャンプ(そのころの愛読書)などに載っていて、是非とも見たいと、見に行った映画です(^^)。12年前の映画で、シュワちゃんも、若い!。筋肉もすごい!シャロン・ストーンも確かに出てた!と、感動しました(^^)。今見るとSFXもちゃっちいけれど、当時としては、画期的な映画だったのでしょうね〜。それにしても、飛び出した目って、また元に戻るもんなんでしょうか〜?(^^;。(2002.10.04)

●作品名インデックスへ
ドーベルマン      1997年 フランス アクション
<監督>ヤン・クーネン
<出演>ヴァンサン・カッセル 、 モニカ・ベルッチ, ロマン・デュリス  
<内容>ドーベルマン率いる強盗団が、銀行を襲う。そして、彼を逮捕出来ない警察にしびれを切らした凶暴な刑事クリスチーニは、ドーベルマン一味を殲滅しようとある計画を練る。 
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「クリムゾン・リバー」で、ヴァンサン・カッセルを見て以来、見たかった映画です。期待どうりのスタイリッシュな映画で、面白かったです。とはいえ、これは、きっと賛否両論、けんけんがくがくの映画でしょうね。なにしろ、ヴァイオレンス・アクション、それも、極めつけって感じです。暴力映画反対!の人は、見ない方がいいでしょう。こういうフランス映画を見ると、決まって警察をおちょくっていますね。それがまた、痛烈で笑えます。でも、それが、ラスト近くになってくると、笑ってもいられなくなるのですが・・・(^^;。ヴァンサン・カッセルも、変な顔(失礼!(^^;)なのに、かっこいいし、なんと言っても、モニカ・ベルッチの美しさ。今まで、彼女が、美しいと言われても、あんまりぴんとこなかったのですが、これは、美しいです。というより、けばいです。でも、それが、妙に彼女に合っていて、かっこいいのです。ラスト近くは、ゲロゲロで、見るに耐えないのですが、前半は、好きですね〜。続編が出来なかったのは、この過激すぎる暴力のせいでしょうか・・・? また、監督が、日本びいきだそうで、「ゴジラ」にまつわる話には、笑えます(^^)。(2002,11,20)

●作品名インデックスへ
トーマス・クラウン・アフェアー      1999年 アメリカ 犯罪・ロマンス    
<監督>ジョン・マクティアナン
<出演>ピアース・ブロスナン レネ・ルッソ  、フェイ・ダナウェイ, デニス・リアリー 
<内容>大富豪のトーマス・クラウン(ピアーズ・ブロスナン)は、有り余る金で、あらゆる道楽をして楽しんでいるのだが、ある日、美術館から有名絵画を盗み出す。保険会社の捜査官キャサリンは、彼を怪しんで近づくのだが・・・。
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スティーブ・マックイーン主演の「華麗なる賭」のリメイクだそうです。元の映画は知りませんが、これは、究極の男の夢かな。お金持ちで、女性にもてて、頭がいいなんて!(^^)。やり手の保険会社の捜査官のキャサリンが、あまりにも簡単に、彼に恋してしまうのが、ちょっと物足りなかったけれど、あとは、楽しんでみられました。それにしても、ピアース・ブロスナンが、ボンドに重なって、はじめは、とまどいます。基本的には、似たような話なんだけど。レネ・ルッソが、55年生まれとは見えないほど、魅力的!!(2002.01)

●作品名インデックスへ
ドーン・オブ・ザ・デッド      2004年 アメリカ アクション・ホラー・スリラー   
<監督>ザック・スナイダー
<キャスト>サラ・ポーリー , ジェイク・ウェバー , メキー・ファイファー, ケヴィン・ゼガーズ , ヴィング・レイムス  
<ストーリー>慌ただしい病院勤務を終えた看護師のアナ(サラ・ポーリー)は、夫(ジャスティン・ルイス)の待つ自宅に帰り就寝する。深夜、物音に気付いた二人は、ドアの外に隣の家の娘ヴィヴィアン(ハンナ・ロックナー)が立っていることに気付くのだが、急にヴィヴィアンは、夫に襲いかかり、夫はあっけなく死んでしまう。パニックに襲われたアナだったが、今度は死んだはずの夫が、アナに襲いかかってくるのだった・・・。
*****

やっぱり夏はホラーですねぇ〜〜(^^)。それも、ジャパニーズホラーのように、後ろの暗闇が気になるような怖さのホラーもいいですが、疲れているときは、からっと明るく、勢いのいいゾンビ物がベストです(^^)。
その点、この映画は、本当に、面白かったです。
何が何だか分からなくて、主人公がパニックになる出だしも、迫力があっていいですし、ゾンビに噛まれた人たちの葛藤もなかなか見せてくれます。そして、そこからの脱出も、手に汗握る展開。あぁ、なんて、面白いんでしょう〜〜!(^^)。

主演は、「死ぬまでにしたい10のこと」のサラ・ポーリー。彼女、いいですね〜〜。怖がり方もいいし、芯がしっかりしてそうなところもこの手のホラー作品のヒロインとして、十分役目を果たしていました。
そして、他のキャストも、魅力的でした。

一番この映画でためになったことは、ゾンビに襲われて、モールに逃げ込んだことですね。あんな入り口のたくさんあるような所は、ダメに決まってると思いましたが、食料もたくさんあるし、生活必需品には困らないし、いつもは買えないような物まで勝手に使えたり食べれたりするし、籠城するには、あそこほど楽しいところはないでしょう。私も、ゾンビに襲われたら、大型スーパーに逃げ込むことに決めました!(^^)。

ラストもね〜、いいのよね〜〜。どうして、こんなに泣かせてくれるんでしょう、ホラー映画で。(2005,08,12)

●作品名インデックスへ
ドアーズ      1991年 アメリカ 伝記・音楽
<監督>オリヴァー・ストーン 
<出演>ヴァル・キルマーメグ・ライアン, マイケル・マドセン  
<内容>ロック・グループ、ドアーズのボーカリスト、ジム・モリソンの伝記映画。ジム(ヴァル・キルマー)は、自分の詩を歌にして、仲間とロックグループ、ドアーズを結成した。彼らの「ハートに火をつけて」は、大ヒットとなり、一躍トップスターとなるが、その影で、ジムは、酒と麻薬に溺れてゆく。
*****

ドアーズは、1965年に結成されて、デビューアルバム「THE DOORS」を発表し、瞬く間に若者達のカリスマロックバンドになったそうです。彼の神懸かり的なステージは、当時の若者達の熱狂的な支持を受けたのでした。でも、その虚像と、実際の自分の本質とのギャップに耐えきれなくなったジムは、酒に溺れ、27歳で心臓麻痺で死にます。演じるヴァル・キルマーが、ジムそのもの(顔も似てる!)、ジムが乗り移ったかのような熱演です。歌も、どうもヴァルが歌ってるみたいだし、彼って、すごいのね。ステージでの過激なパフォーマンスと、破滅的な実生活。彼が、酒や麻薬に飲み込まれていく様子を見るのは、辛く、見終わった後は、どっと疲れました。セックスピストルズのシドといい、彼らの末路は、悲惨ですね。伝説になった人、ジム・モリソン。実際に当時のドアーズを知っている人たちは、この映画のジムを、どう思うのでしょうか。(2002.09.23)

●作品名インデックスへ
トゥー・ウィークス・ノーティス      2002年 アメリカ コメディー・ロマンス
<監督>マーク・ローレンス
<出演>サンドラ・ブロック , ヒュー・グラント , アリシア・ウィット , ノラ・ジョーンズ
<内容>正義感に燃える熱血女弁護士、ルーシー(サンドラ・ブロック)は、市民の憩いの場となっている公民館の取り壊しを阻止するため、大手不動産会社ウェイド社に、直談判に訪れた。そこでウェイド社の看板男、ジョージ(ヒュー・グラント)と出会い、彼の顧問弁護士として働くことになる・・・。
*****

コメディーの帝王と、コメディーの女王のガチンコ対決です(^^)。だからもちろん、安心して見ていられるコメディーとなっていました。
ずっとこの路線を邁進しているヒュー・グラントは、ともかくとして、このところちょっと当たりの少なかったサンドラ・ブロック、久々の本領発揮という気がします。トイレネタであれほどリアルに笑わせてくれる女優さんって、そんなにいないでしょう(^^)。ほんと、いいですよ〜〜(^^)。

オープニングに二人の幼い頃のスナップ写真が登場するのも、また微笑ましくて、良かったです。ヒューは、いかにも、良家の子息っぽい感じ。方や、サンドラは、天真爛漫、元気いっぱいって感じでした。

サンドラが、ハーバード出の弁護士というのが、ちょっと似合っていませんでしたが、たわいもないコメディーを見たい時にはおすすめです(^^)。(2005,02,12)

●作品名インデックスへ
2 days トゥー・デイズ       1996年 アメリカ 犯罪・コメディー
<監督>ジョン・ハーツフェルド
<出演>ダニー・アイエロ, ジェフ・ダニエルズ, マーシャ・メイソン, ジェームズ・スペイダー, エリック・ストルツ, シャーリーズ・セロン キース・キャラダイン, グレン・ヘドリー
<内容>殺し屋リー(ジェームズ・スペイダー)は、元殺し屋ダズモ(ダニー・アイエロ)とともに、オリンピック選手ベッキー(テリー・ハッチャー)宅に押し入り、彼女の前夫ロイ(ピーター・ホートン)を殺した。この殺人は、実は、巧妙に仕組まれた計画殺人だったのだ・・・。
*****

たくさんの人々が、絡み合った群像劇です。最近、このような群像劇が大好きなので、とっても楽しめました。しかも、中心となる冷酷非情な殺し屋リーが、なんと、あの甘くて恥ずかしげなジェームズ・スペイダーなのです。
今回の彼は、髪も短く切って、非情さを醸し出しています。かっこいい〜〜(^^)。

この手の群像劇は、登場人物達がどのようにお互い関わり合ってくるかが見所なのですが、この映画は、その点、凄くすぐれています。ここで、彼女(彼)が出てくるか〜〜と、思わずニヤリとしてしまいます。
ただ、この群像劇、ある程度映画を観ていないとチンプンカンプンになる恐れもありますねぇ。登場する俳優に見覚えがないと、たくさんの登場人物を覚えきれないからです。映画を見始めの頃に観た群像劇は、そういう意味で、全然つまらなかったでした(^^)。それらの作品も、今見直すと、違うイメージになると思います。

映画は、保険金殺人の絡む犯罪映画ですが、コメディーでもあります。尿道結石の上に、犬嫌いの男に押し入られたアランの家にいた3番目の”犬”には思いっきり笑わせて貰いました(^^)。
その他の2匹の犬も個性的で愉快でしたが、さすがにそれ以上に、俳優さん達もそれぞれインパクトがあって面白かったです。皆さん、何処かで見たことのあるような、芸達者な脇役俳優さんですよね。
また、シャーリーズ・セロンが出ていますが、彼女がこれまたすごくきれい。顔も、スタイルも申し分なしで、露出度も高く、ファンにはたまらないでしょう(^^)。この時はまだ、女優というよりも、モデルの雰囲気ですねぇ。ひょっとすると、この作品が彼女の映画デビュー作かな?(2003,12,29)

●作品名インデックスへ
トゥー・ブラザーズ      2004年 アメリカ アドベンチャー・ファミリー   
<監督>ジャン=ジャック・アノー
<キャスト>ガイ・ピアース , フレディ・ハイモア 
<ストーリー>冒険家のエイダン・マクロリー(ガイ・ピアース)は、拠点をアフリカからアジアへ移し、カンボジアへとやってきた。そこでは、トラの親子がゆったりと生活していたのだが、彼ら人間の出現によって、親子がばらばらになってしまう。そして、子トラのクマルはサーカス団に売られ、サンガは、現地の行政官の家のペットとして飼われることになる・・・。
*****

あざとい動物の映画かと思って、全然興味がなかったのですが、見てみると、まあ、なんて可愛いんでしょう〜〜〜〜!!(^^)。
トラはネコ科の動物だと分かってはいましたが、こうしてみると、本当に、ネコそのままですね〜〜。
仕草が、いちいち可愛くって、思わず、うちで飼ってる黒猫くうちゃんを連れてきて、一緒に見ていました。と言っても、くうちゃんは、退屈そうでしたが・・・(^^)。

もちろん、トラたちが、演技をしているわけではないんでしょうが、シーンごとにそれらしい顔つきをするのが(そんな顔つきをした映像を集めるんでしょうね)、可愛すぎます〜〜(^^)。ここに描かれているのは、全て人間が考えたトラの世界観なのでしょうけど、分かってはいても、私は、そのあざとさにずっぽりと、はまってしまいました〜〜(^^)。

この映画を撮影し、編集した人たちには、本当に頭が下がります。それに、実際にトラ相手に演技した俳優さんたちも、大変だったことでしょう。
映画のプロダクションノートを読んでみると、撮影に使われたトラは30匹で、そのうち、赤ちゃんトラは18匹だったそうです。映画の撮影は、時間がかかるのに、トラの成長が早いからなんでしょうね。 また、トラがどんなに可愛く見えても、獰猛な捕食者であることに変わりはなく、トラの目の前で転んだら、待っているのは死である。とも、書かれてありました。やっぱり命がけですよねーー。
確かに、トラとの絡みは、赤ちゃんトラでも、指1本ぐらいなら簡単に噛みちぎられそうで、ちょっと怖そうです(^^;。
それにしても、大人のトラのあの優雅さは、どうでしょう。毛並みも美しいし、動きも、しなやかで、素敵ですね〜。

一応ストーリーもちゃんとありますが、この可愛い子トラちゃんや、美しいトラの勇姿を見ることが出来たら、もうそれだけで、満足できる映画です。ストーリーを考えると、ラストは、本当にあれでいいのかなと、チラッと思いましたが、まあ、いいでしょう。
トラとの決死の絡みを演じたガイ・ピアーズも、今回はとても素敵でした(^^)。(2005,07,22)

●作品名インデックスへ
トゥームレイダー      2001年 アメリカ アクション・アドベンチャー   
<監督>サイモン・ウェスト 
<出演>アンジェリーナ・ジョリーダニエル・クレイグジョン・ヴォイト, ノア・テイラー イアン・グレン , レスリー・フィリップス
<内容>若く、美しきトレジャー・ハンター=ララ・クラフト(A・ジョリー)は、惑星直列が、数日後に迫ったある日、隠し部屋で見慣れぬ時計を発見する。それは、15年前に死んだ、ララの父親が、隠し持っていた、5000年に一度の惑星直列の日に、時の扉を開けるための鍵だった。その鍵を巡って、ララと、秘密結社との戦いが始まる。
*****

かっこいい、アンジェリーナ・ジョリーが見られると言うことで、ずいぶん前から期待の作品でした。なかなか見る機会なく、とうとう、今日になってしまい、その間、結構悪い評判を聞いていたのですが、私は、楽しめました。何にも考えずに、彼女の迫力あるアクションに魅せられました。彼女は、この映画のために、何ヶ月?か、トレーニングしたそうですが、その成果が、十分現れていました。ワイヤーアクションも、銃の扱いも、カヌーも、なかなか様になっていました。ストーリーのことを言えば、イルミナーティとの協力とか、元彼との関係とか、ちょっと腑に落ちないところもあったけれど、こういう映画は、細かいこと考えずに、楽しんだら、いいんです〜〜(^^)。(2001.11)

●作品名インデックスへ
トゥームレイダー2      2003年 アメリカ アクション・アドベンチャー   
<監督>ヤン・デ・ボン
<出演>アンジェリーナ・ジョリー , ジェラード・バトラー , ティル・シュヴァイガー, ノア・テイラー , ジャイモン・フンスー , キアラン・ハインズ
<内容>ギリシャで起きた大規模な地震で、アレキサンダー大王が世界中の財宝を集めた月の神殿が2300年ぶりに海底に現れた。その宝を求めて世界中のトゥームレイダーたちが集まってきた。ララ・クロフト(アンジェリーナ・ジョリー)は、誰よりも早く、その神殿の場所を突き止め、パンドラの箱の秘密をにぎる珠を探し出すが、直後に、何者かによって、その珠は、奪い取られてしまうのだった・・・。
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相変わらずかっこいいララ・クロフトを堪能しました。 全編すばらしいアクションです。
今のように、アクション映画全盛だと、アクションもただのアクションでは、飽きられてしまうので、作る方は、大変でしょう。
でも、いろんな所に斬新なアイデアと、工夫が凝らされていて、飽きませんでした。
高層ビルからのウイング・スーツ着用の急降下、気持ちよさそうでしたね〜(^^)。それに、鮫との出会いも猟奇的!(^^)。

アンジェリーナ・ジョリーも、前作同様、出来るところは全て自分でアクションシーンを演じたそうで、彼女の動きを見ているだけでも楽しめました。スタイル抜群だし、ルックスも主人公ララにぴったりですよね、彼女。
ララのイギリスの自宅!もすごいし、世界に張り巡らされている根回しも見事でした。

ストーリーも、単純で、分かりやすくてよかったです。
ただ、どうして、ララが、元カレに固執するのか、分かりませんでした。危険すぎますよね。これも、納得の出来るひと癖もふた癖もありそうな男ならまだしも、テリー役のジェラード・バトラーが、印象が薄くて、がっかりでした。

しかし、個人的なことですが、最近3作品続けて映画館で寝てしまったので、最後まで起きていられたこの作品は、好きです。って、なんて、単純なんだろう・・・(^^;。(2003,09,29)

●作品名インデックスへ
東京原発      2002年 日本 コメディー・パニック・サスペンス   
<監督>山川元
<キャスト>役所広司 , 平田満 , 岸部一徳 , 塩見三省
<ストーリー>都民に人気がある、天馬都知事(役所広司)。彼は突然、東京に原発を作ると局長会議で宣言した。この発言に驚いたのは、この会議に出席していた各局長。しかし、この時、東京都内をプルトニウムが極秘で、搬送されていたのだった・・・。
*****

早く見たいと思っていた期待の映画です。
私もかねがね、そんなに原発の安全を言うなら、東京から離れた土地に原発を作らず、国会議事堂の隣に原発を作ればいいのに!と思っていたので、天馬都知事の意見に大賛成(^^)。
それにしても、出るわ出るわ。数字のマジックと、都合のいい解釈の数々・・・。原発がないと、電気が足りなくなるなんて、ウソだったんですねーー。それに、将来のことを全然考えていない、この発電方法。今さえよければ、それでいいというのは、ほんとに、民主選挙の弊害だと思いますねぇ。

映画としては、出演の役所広司さんはじめ、吉田日出子さんも、他の役者さんも、皆さんうまくて、コメディーとしての出来もよかったです。
でも、映画の大部分は、原発関連の机上の論戦。もちろん、コメディーなので、面白いところも多々あって、私は、大満足の映画だったのですが、興味のない人には、あまり面白くない映画だったかも。興行的には、どうだったのでしょうね。まあ、興味のない人は、あまり見ない映画でしょうから、見る人を選ぶ映画と言うことは間違いないですよね。
もう一つの同時進行で起こるプルトニウムトラックの乗っ取りの方は、今ひとつでした。会議室だけの映画では、動きがなくて、飽きられると思ったのでしょうが、それにしては、ちょっとお粗末でした。(2005,05,03)

●作品名インデックスへ
東京夜曲   
<監督>市川準
<出演>長塚京三 桃井かおり 上川隆也
<内容>東京、上宿商店街に、ある日、数年前に家族を残して家出していた浜中(長塚京三)が帰ってきた。商店街の人たちはたみ(桃井かおり)の喫茶店に集まって、彼についての噂話をするが、当の浜中は、平然と家の電気店で働き始めるのだった・・・。
*****

(1999.06)

●作品名インデックスへ
同居人/背中の微かな笑い声      1997年 イギリス サスペンス
<監督>ダグラス・ジャクソン
<出演>ドナルド・サザーランド , ウィリアム・マクナマラ , レスリー・アン・ウォーレン 
<内容>株屋のテッド(ドナルド・サザーランド)は、国税局の調査が入るなど、仕事が行き詰まっていた。彼の唯一の頼みの綱は、若く、才能あふれるジェレミー(ウィリアム・マクナマラ)だった。彼を会社に引き留めたいがためにテッドは、彼を自宅に住まわせることにするのだが、ジェレミーは、秘密の過去を持っていた・・・。
*****

この題名を見れば、ちょっと観ないわけにいかないでしょう(^^)。そういう意味で見事な邦題です(^^)。
株には疎いので、彼らの仕事がどういうものなのか、どうしてそんな大金が一瞬にして手にはいるのかよく分からなかったですが、何しろ、浮き沈みの激しい業界らしく、テッドも新聞で、褒められたり、たたかれたり、忙しいことでした。
ジェレミーの悪意は、最初から私たちに見せつけられます。ジェレミー役のウィリアム・マクナマラは、犯罪者としての顔と、優秀な青年としての顔をよく演じ分けていました。あまりにも、その演じ分けがすばらしいので、すごくいやな感じです。彼をそこまで追いつめていった過程も語られるのですが、彼の悪役ぶりがよく出来すぎていて、あまり同情心がわきません。少しの情けもない彼のやり方は、少々不快でもありました。
ラストは、あっさりしてましたね〜。あまり救いがない映画です。観た後すっきりというわけにはいきませんでした。(2003,04,01)

●作品名インデックスへ
トゥルーナイト      1995年 アメリカ ロマンス
<監督>ジェリー・ザッカー
<出演>ショーン・コネリー , リチャード・ギア , ジュリア・オーモンド , ベン・クロス 
<内容>レオネスの王妃グィネヴィア(ジュリア・オーモンド)は、アーサー王(ショーン・コネリー)との結婚が決まり、王の治めるキャメロットへと向かう。しかし、道中で、アーサー王の仇敵マラガント一派に襲われ、グィネヴィアはさらわれてしまう。そこに若き剣士ランスロット(リチャード・ギア)が現れ、彼女を救出するのだった・・・。
*****

とても美しい映画でした〜。
まずは、キャストが魅力的。
リチャード・ギア、かっこいいです〜〜。彼は長髪の似合う数少ない俳優の一人ですね〜〜(^^)。殺陣も、すばらしく、相手から剣を奪う剣さばきは、繰り返して見ましたが、何度見ても、どうやってるんだろう〜〜と見惚れてしまいます。騎乗姿もかっこよく、馬に乗る際の姿も美しい〜〜。私にとって、馬にかっこよく乗れる人は、もうそれだけで尊敬の対象なのです(^^)。最近、現代劇の彼ばかり見ていたので、ほんとに見直しました!!
ジュリアン・オーモンドも、聡明で、勇気があるグィネヴィア役を見事に演じていて、目が離せませんでした。彼女の騎乗姿もかっこいいんですよ。女性特有の横座りの乗り方もいいし、拘束されて乗っている姿も様になっていました。ランスロットとキスしているところをアーサー王に見つかってしまい、王に許しを請うシーンも、凛々しくて、素敵です。
ショーン・コネリーは、先日見た「キング・アーサー」のアーサー王と比べると、随分年を取っていてびっくりしましたが、彼のオーラはさすがです。妻の不倫現場を目撃した時の彼の顔は、もうそれだけでも見る価値のあるものでした。

そして美術が素敵。
なんと言っても、アーサーと言えばあの円卓。円卓に剣を乗せて上から撮ったシーンは見惚れるほど美しいです。
衣装は、結構簡素でしたが、簡素だからこその美しさもありました。2度目にグィネヴィアが誘拐され、助け出された時に、アーサー王の元に駆け寄るシーンのマント?がもう完璧なぐらいの美しさ。こんな所にこだわって映画を作り上げた美術さんなんだろうなと思ったのでした。

ストーリーの方は、「キング・アーサー」よりも、こちらの方が、元の伝説に近かったです。なんといっても、ランスロットと、グィネヴィアの不倫がテーマですから。
伝説なので、これと言ったちゃんとしたストーリーがないのかもしれませんが、あまりにも、「キング・アーサー」と話が違ったので、他のアーサー王伝説の映画も見たくなりました。(2004,11,23)

●作品名インデックスへ
トゥルー・ブルース      1990年 アメリカ 犯罪
<監督>ロバート・マーコウィッツ
<出演>ブラッド・ピット , ジュリエット・ルイス 
<内容>15歳のアマンダ(ジュリエット・ルイス)は、義父のレイプから逃れるために、18歳のボーイフレンドと結婚する。しかし、数ヶ月で彼との生活も破綻し、母親も、行方しれずになっていて、彼女は、たった一人で生きていかなければならなかった。そして、仕事を求めて入ったボーリング場で、ビリー(ブラッド・ピット)と出会うのだが・・・。
*****

アメリカのTV映画で、日本では、劇場未公開です。でも、何せ、ブラッド・ピット主演で、当時交際していたジュリエット・ルイスとの共演作ですから、見逃せません(^^)。

主演は、ブラッド・ピットになっていますが、本当の主演は、ジュリエット・ルイスでした。
このころの彼女は、まだ17歳ですが、すばらしい演技力です。まだまだ幼い顔をしているにもかかわらず、悲しみや、怒りなどの感情を爆発させる所など、驚くほど真に迫っています。
時折見せる、悲しげな表情も、抜群にうまいですね。ラストは、もらい泣きしてしまいました。

ただ、ストーリーは、病んだアメリカを象徴するやりきれなさを感じます。
義父によるレイプ、早すぎる結婚、児童の保護体制や、麻薬の蔓延・・・。
アメリカでは、州によって、法律が違うので、一律には言えないですが、彼女を助ける方法は、いくらでもあったと思えて、残念でなりません。
殺人事件を扱うのが初めてという弁護士の力不足もあるのではないでしょうか。
ラリっている時の犯罪は、普通、日本では、心神喪失で、責任能力がなかったと言うことで、病院送りがせいぜいですよねぇ。被害者側にとっては、やりきれない話でしょうが、この場合の彼女は、やり直しが十分出来ただろうにと思われてなりませんでした。(2005,01,19)

●作品名インデックスへ
トゥルーマンショー     1998年 アメリカ  ドラマ
<監督>ピーター・ウィアー 
<出演>ジム・キャリーエド・ハリス, ポール・ジアマッティ , ドン・テイラー 
<内容>普通のサラリーマンのトゥルーマン、でも、その生活は、そのまま全世界に放映されていた。
*****

よかった、最後は、泣かせる。でも予告を見過ぎたせいか、新たな感動は、なし。これではアカデミー賞は、無理でしょう。ジム・キャリーは、ライアーライアーが、一番好き!(1999.06)

●作品名インデックスへ
トゥルーロマンス   1993年 アメリカ  ロマンス
<監督>トニー・スコット
<出演>クリスチャン・スレイター パトリシア・アークエット デニス・ホッパーヴァル・キルマー ゲイリー・オールドマン ブラッド・ピット サミュエル・L・ジャクソン , エド・ローター , クリス・ペン
<内容>クエンティン・タランティーノ脚本のバイオレンスアクション。ビデオショップに働く青年は、誕生日の夜、コールガールと出会うが、たちまち愛し合うようになるが、彼女との出会いによって、事件に巻き込まれてゆく。
*****

なにしろ豪華配役で、そこのところは、楽しめた。なかでも、ヴァル・キルマーは、探したわ。でも、映画としては、つまらなかった。(1999.05)

●作品名インデックスへ
遠い空の向こうに      1999年 アメリカ 青春
<監督>ジョー・ジョンストン
<出演>ジェイク・ギレンホールクリス・クーパー ローラ・ダーン
<内容>アメリカの炭坑町コールウッドで、炭坑夫の次男のホーマーは、ソ連の人工衛星スプートニクを目撃してから、ロケット打ち上げの夢にとりつかれ、仲間3人と、ロケット作りに夢中になるのだが、彼らの前には、様々な困難が待ちかまえていた。
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よかったです。感動しました。炭坑の町に産まれた男の子は、将来は、炭坑夫になるのが普通だった時代。炭坑夫には、命に関わる職業病があり、また、時代の流れとともに、炭坑は、廃坑に追い込まれる運命だった。そんな暗い背景の中、彼らのロケットにかける情熱は、ますます燃え上がったんでしょう。この年代だからこその情熱が、いろいろな障害を乗り越えて、ロケット打ち上げ成功を導いてゆきます。そこまでの、プロセスが、なかなか面白かったです。また、彼らと、周りの大人との関係もよかったです。このような業績を残す彼らを支えるには、必ず、彼らを信じて、支えてくれる大人が必要なのです。実話です。(2002.06)

●作品名インデックスへ
トキワ荘の青春      1996年 日本
<監督>市川準
<出演> 本木雅弘 鈴木卓爾 生瀬勝久, 桃井かおり , 阿部サダヲ , 古田新太
<内容>昭和30年代、かつて手塚治虫が住んでいたトキワ荘は、いつしか漫画家を目指す若者たちの集まるアパートになっていた。そこからは、その後、赤塚不二夫、藤子不二雄などの有名漫画家を輩出することになるのだった。
*****

思いがけず、静かな映画でした。ユニークな漫画家達の集まるトキワ荘の話なので、もっとはちゃめちゃな感じだと思っていたのに、描かれた彼らは意外におとなしく、まじめで、傷つきやすい青年達でした。貧乏な売れない漫画家の彼らは、お金を融通しあい、また、たまに集まって、みんなで食事会をして、親睦を深め、お互いの書く漫画を見ながら、いつかは、売れる漫画家になるのを夢見ています。その木訥とした真摯な雰囲気が何とも言えずよかったです。ただ、皆が、同じように売れないときはいいのですが、時が流れ、才能のある若者は、そのうちに、漫画の締め切りに追われるようになり、それを見ながら、才能のない者、もしくは、才能があっても、まだ、その才能が花開かない者は、苦悩し始めます。これは、つらいですね。いくら頑張っても、才能だけは、どうしようもないのですから。しかし、売れるようになった人たちも、昔の仲間のことを気遣い、お互い思いやっているところが、心温まります。映画には、有名な漫画家の若かりし頃の姿がたくさん出てきます。ただ、その名前と顔とがあまり一致しなくて、残念でした。(2002,10,12)

●作品名インデックスへ
読書する女      1988年 フランス
<監督>ミシェル・ドヴィル 
<出演>ミュウ=ミュウマリア・カザレス, パトリック・シェネ  
<内容>美しい声の持ち主マリーは、その声を生かした仕事をしようと、本の朗読を始める。下半身不随の青年や、目の不自由なお金持ちの老婦人、離婚した寂しい中年男などを相手に、朗読するのだが、だんだんと、客の要求が、エスカレートしてくる・・・。
*****

う〜ん、いかにも、フランス映画。ハリウッド映画になれている私には、ちょっと理解に苦しみます(^^;。だいたい、読書する女って言うよりも、朗読者ですね。寝る前に、夫相手に朗読しているシーンと、読んでいる本の中の主人公として、朗読の仕事をするシーンとが、交互に出てきます。ただ、単に、朗読するだけでなく、どんどん官能の世界に入っていくのだから、驚きました(^^;。(2001.08)

●作品名インデックスへ
ドクター   1991年 アメリカ  ドラマ
<監督>ランダ・ヘインズ
<出演>ウイリアム・ハートエリザベス・パーキンス
<内容>あらゆる面で、恵まれていて、人の痛みを分からない外科医が、腫瘍になって、初めて、患者の痛みを知る。
*****

全ての医者に診て欲しい。病気の不安と、検査の苦痛と、死への恐怖、それらを、分かってくれているのか?

●作品名インデックスへ
ドグマ      1999年 アメリカ コメディー
<監督>ケヴィン・スミス
<出演>ベン・アフレック , マット・デイモン , リンダ・フィオレンティーノ , サルマ・ハエック , ジェイソン・リー , ジェイソン・ミューズ , アラン・リックマン 
<内容>天国を追放された二人の天使、バートルビー(ベン・アフレック)とロキ(マット・デイモン)に、天国に戻る機会が訪れた。しかし、彼らが天国に戻るという事は、神が否定された事で、すなわち、その瞬間に世界が消滅してしまうのだ。そこで、キリストの末裔ベサニー(リンダ・フィオレンティーノ)が、それを阻止する役目を負わされるのだが・・・。
*****

映画が始まると、長々と「お断り」の字幕が入ります。もうそこで、笑ってしまいます。特に、この映画の上映中に、上映反対運動があったことを知ってましたので、このコメントが何の効果もなかった事が分かってなおさらです。
私は、カソリックでも、プロテスタントでも、もちろん、ブードゥー教徒でもないので、ただただ、お気楽に笑えました。でも、熱心な宗教家達は、やはり見ていて、いい気はしないでしょうね。アメリカにおいて、このような映画を作って、上映しちゃう監督には、恐れ入ります。
ケヴィン・スミス監督作品の常連出演者が、またまた出ているのもうれしいです。特に、ジェイとサイレントボブ。今までの作品では、ほんの少ししか出ていなかった彼らが、今回はもうほとんど主役級なのもうれしかったです。ジョイのゲイ疑惑なんて、もう最高!(^^)。 他の配役も一段と豪華でしたね〜。皆、真面目に役になりきってるのも楽しいです。
この作品を見る時は、この監督の他の作品も見ておく事を、強くお奨めします〜。(2003,02,09)

●作品名インデックスへ
時計じかけのオレンジ       1971年 イギリス SF
<監督>スタンリー・キューブリック 
<出演>マルコム・マクダウェル 
<内容>夜な夜な仮面をかぶり、仲間と共に、暴力とセックスを繰り返すアレックス(マルコム・マクダウェル)。そのあまりに暴力的、独裁的な支配によって、彼は、仲間に裏切られ、ついに逮捕されてしまう。そこで彼は攻撃的な性格を根本から治療するための実験台にされる・・・。
*****

生理的にこの作品は嫌いで、何回も見かけたのですが、その都度挫折していました。今回、やっと、全編通してみることが出来ました。
嫌いなのは、暴力の描写。そして、オープニングのアレックスの瞬きしない目です。
なんで彼らは、こんなふうに暴力にはしるのか・・・?それは、人間の本能の一部だから・・・。
暴力やレイプシーンは、観ていてやはり嫌悪感がありますが、アレックスが仲間の反乱を悟って、怯えるところには、彼にも、恐怖心や、弱点があることがわかり、少し安心しました。
一方的な暴力は、もちろん、犯罪として取り締まられるべきものですが、だからといって、人間の判断、選択権を奪う統制、洗脳は、いびつな社会を作り上げる。しかし、秩序が壊れたときには、また、暴力的な世界が広がってゆく・・・。これは、果てしない社会の葛藤、人間の本能との戦いですね。
映画で洗脳するシーンや、元仲間の警官によるリンチ、永遠と続くアレックスのセックスシーン。この映画の撮影は、相当過激なものだったでしょうねぇ。この映画は、彼を一躍有名にしたのでしょうが、このイメージを払拭するのは、大変だったのではないでしょうか。
また、映画の中で語られる、この若者達のセリフ。これはいったい・・・(^^;。当時の流行の言い回しなのか、それとも、この映画だけの、アレックス語なのか・・・?このセリフのおかげで、より一層の奇抜感を感じました。
この映画、映像も色も、とても鮮やか。まさに「芸術」なのかもしれません。
こんな映画があるって事を知るために、一度は観たい映画です。(2003,05,02)

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閉ざされた森      2003年 アメリカ スリラー・ミステリー
<監督>ジョン・マクティアナン
<キャスト>ジョン・トラヴォルタ , コニー・ニールセン , サミュエル・L・ジャクソン , ジョヴァンニ・リビシ , ハリー・コニック・Jr , ロゼリン・サンチェス
<ストーリー>パナマの米軍基地から密林地帯に訓練に向かったレンジャー隊7名が消息を絶った。救出に向かったヘリが見たものは、味方同士で撃ち合いをしているレンジャー隊だった。結局救出されたのは、2人だけで、うち1人は、重症だった・・・。
*****

全く見事としか言いようがありません。「藪の中」の出来事で、捜査を進めるうちに二転三転する真実。いったいジャングルの中で何が起こったのか・・・。
暗く、雨の降るジャングル。鬼のような軍曹の元で行われる厳しい訓練。憎悪が憎悪を生む状況の中で起こった凄惨な殺人。

結構好きなんです、こんな状況(^^)。
そして、一瞬たりとも気を抜けないストーリー展開。・・・だったのですが、途中ちょっと寝てしまいましたーーー(^^;。
画面は暗いし、誰が誰だか分からないし、名前も覚えられない。女性隊員がいたのさえ、中盤まで知りませんでした。
登場人物が重要なこのような映画は、最初に、ちゃんとした自己紹介をして欲しいですねぇ。名前と顔、そして、性格なんかが最初に分かっていたら、こんな私でも、もっとちゃんとストーリーについて行けたと思うんですけどーー(^^;。
それでも、ラストのラストまでハラハラドキドキさせられて、やられたーー!という感じは味わえました。見終わって、映画のシーンを反芻して、やっと、なるほどなぁと納得する映画ですね。

もう1度見たら、その見事さが、さらに分かると思い、続けて再度、見てみました。それも、隊員の名前をメモし、その特徴や、言動も書き添えてながら・・・(^^)。そこまでしても、この映画、分かりにくかったです(^^;。これは、本で読んだ方が、きっと面白いでしょうね。映画では、ちょっと無理があるような・・・。でも、ラストのトラボルタの笑顔がコノヤロー!と思うほど、小粋な映画になってました。まあ、ものすごく都合のいい映画って気もしますがね・・・(^^)。(2005,03,29)

●作品名インデックスへ
年下のひと      1999年 フランス ロマンス
<監督>ディアーヌ・キュリス
<出演>ジュリエット・ビノシュブノワ・マジメル, カリン・ヴィアール
<内容>1830年代パリ。男爵夫人の地位を捨て、パリで、作家として生きようとしていたサンドは、ある朗読会で、厳しく批判される。傷ついた彼女を支えてくれたのは、詩人ミュッセだった。その後、二人は、恋人同士になり、イタリアに旅立つのだが・・・
*****

19世紀の芸術家や、貴族達の世界です。この主人公のジュルジュ・サンドという作家のことは、全然知らなかったのですが、絵画のドラクロワとか、三銃士の作者デュマ、作曲家のリストが出てきたり、名前が挙がったり。この頃の芸術家達の集まるパリの様子が面白かったです。とはいえ、映画としては、私の苦手分野。サンドと、ミュッセとの恋愛模様なのですが、いらち(大阪弁か?(^^;)の私には、耐えられません。好きなら好き、嫌いなら嫌い。一度別れたら、もう追いかけるな!と、私は言いたい。こんな激しい恋をしたことないから分からないのよ。と言われたら、それまでですが、感情移入出来ませんでした。だいたい、サンドみたいな女性はお友達にしたくないし、ミュッセみたいな男は、嫌いだ! しかしながら、ジュリエット・ビノシュは、確かにこのサンド役、はまり役ですね〜。(2002,10,28)

●作品名インデックスへ
トスカーナの休日       2003年 アメリカ・イタリア コメディー・ロマンス    
<監督>オードリー・ウェルズ
<キャスト>ダイアン・レイン , サンドラ・オー 
<ストーリー>作家のフランシス(ダイアン・レイン)は、突然、夫と離婚することになった。思ってもいなかった事に傷ついた彼女は、友だちにイタリア旅行を勧められて、思い切って旅立つことにする。そして彼女はある日、トスカーナ地方の古い屋敷と運命的な出会いをするのだった・・・。
*****

なにしろ、ダイアン・レインが美しくて、見惚れてしまいました。ちょうど今彼女は、若さと老いの中間地点で、危うげな魅力が発散中なんですよね。いい年の取り方してるなぁと、思います。

ストーリーは、「バツイチ女性の夢の生活」という感じでしょうか。
突然の離婚で、傷つき、そして、たくさんのお金が手に入ったんだから、こんな思い切ったことに使ってもいいんじゃないかしら。作家だから、土地を選ばずに仕事も出来そうだし。だんだん知り合いも増えて、なにより自由でいいですよね。イタリアの男性は、なかなか積極的みたいだしね。自由な生活を出来るのも、バツイチ女の特権でしょう(^^)。
気軽に楽しく見たい映画です。

フランシスを演じるダイアン・レインが、この映画の一番の見所です。
美しくて、ぢょっとドジで、憂いがあって、とってもかわいい。
この映画の前の「運命の女」も、とてもいい演技してましたよね。1枚剥けたって言うのは、こんな彼女のことを言うんでしょうね〜〜。

それにしても、気になるのは、彼女が、いったいいくらで、あの屋敷を買ったのかです。家主さんが提示した最初の価格は、分からないものの、途中で、2千万リラの値上げをしていることから、元の値段は、1億リラぐらいかな。それが、2倍になったんだから、2億4千万リラ。ってことは、日本円にすると、1700万円ぐらいでしょうか。でも、フランシスは、そんな額はとても出せないと行っていたので、1000万円ぐらいを提示したのかも、その値段にしても、最初家主が言っていた1億リラ=700万円よりもいい値段だったんだから、どちらも、満足と言うことでしょうか。(どこかで計算間違いしてるかも?(^^;)。それから改装費などがかかるから、フランシスが離婚で受け取った金額は、1500万円ほどかな。
この計算だと、なんだかやたらに、プラマソーレが、安いような気がするけど、本当は、どうなんでしょうね。(2005,09,29)

●作品名インデックスへ
ドッグヴィル      2003年 デンマーク スリラー・ミステリー   
<監督>ラース・フォン・トリアー
<出演>ニコール・キッドマン , ポール・ベタニー , クロエ・セヴィニー , ジェームズ・カーン , ステラン・スカルスガルド , ジャン=マルク・バール , ジェレミー・デイヴィス , フィリップ・ベイカー・ホール , パトリシア・クラークソン, ローレン・バコール
<内容>ロッキー山脈の麓にある孤立した小さな村、ドッグヴィル。その村に、ある日、一人の美しい女性、グレースがギャングから逃げてきた。彼女を助けたトムは、彼女を村に置くかどうかを、村人で採択するため、2週間、彼女を村で働かせることにする・・・。
*****

壁のない、奇妙なセットで、撮られた映画と言うことで、去年、話題になりましたね〜。
公開館が限られていたことと、3時間もの上映時間と言うことで、映画館では見なかったのですが、是非見たいと楽しみにしていました。
しかも、監督は、あのラース・フォン・トリアー。「あの」というのは、”あの「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の”と言う意味もありますが、私にとっては、”あの「キングダム」の”と言う意味が大きいです。
「キングダム」については、日記風掲示板にも書きましたが、それはそれは、ショッキングな映像の連続で、しっかり私の脳裏に焼き付いているのでした。

さて、映画の方ですが、最初は、牧歌的な村にかくまわれたグレースの奮闘ぶりに、少々退屈してしまいました。何しろ、セットがシンプルで、ストーリー以外に見るべきものがないのですから、そのストーリーが淡々としていたら、退屈するのも、無理ないことでしょう。
しかし、その穏やかな村は、警察がやってきたことによって、徐々に雰囲気が変わってきます。
ここから映画のイメージががらりと変わって、俄然面白くなりました。まさに、ここからが本題ですね。
民主的で、心優しい人たちが、ひとたび人より上位の位置に着いた時、彼らの取る行動の浅ましさ、いやらしさ、残酷さなどは、思わず目を背けたくなりました。それが、人間の本来の姿なのか、それとも、彼らだけに現れた特異な状況なのか・・・それは、考えなくとも、明らかですよね。今現在、存在するいじめや、短絡的な犯罪にも繋がる、現実にある現象、行動の集約なのだと思いました。人間とは、それらの行動を押さえることで、その尊厳を保てるのだと思います。
ラストに、村民の上に起こったことは、当然の報いだと感じました。ただ、その制裁をまるで神のように、行う彼女らには、これまた違う不快感が起こってきます。ただただ村民に従っていた彼女の復讐だと考えるのは、あまりにも一方的。
やはり、人と人との関係は、絶妙なバランスの上で、成り立っているのだと思いますねぇ。

極めて実験的な映画と言われているこの映画ですが、壁のないセットの意味があったのかどうか・・・。始めにグレースがレイプされるシーンは、ものすごくインパクトがありました。閉鎖された家の中で何が行われていようとも、周りには、全く知られることがない。すぐ隣で、ひどいことが行われていても、壁がある限り知ることが出来ないと言うことは、本当に怖いことです。ですが、他のシーンには、あまり必要なかったような気がしました。むしろ、見えないドアの開け閉めを俳優がしている仕草は、なんだか、滑稽で、気に障りさえしました。(2005,02,06)

●作品名インデックスへ
突入せよ!「あさま山荘」事件       2002年 日本      
<監督>原田眞人 
<出演>役所広司 宇崎竜童伊武雅刀天海祐希, 高橋和也 , 松尾スズキ , もたいまさこ , 松岡俊介 , 荒川良々
<内容>1972年、連合赤軍のメンバーが、あさま山荘の管理人の妻を人質に取って立てこもった。犯人達は、銃器を豊富に持っていたため、警察側に多数の死傷者が発生した。その時の状況を、警察庁から派遣された佐々淳行の視点で描く。
*****

あくまでも、その時の警察の状況のみを描いていて、犯人は、ほとんど出てきません。だから、事件の背景を知っていないと、全体像をつかむのは、ちょっと難しいかも。映画のオフィシャルサイトに行って、勉強してから観ましょう(^^)。その点、力を入れて描いたのは、警察庁、警視庁、長野県警の軋轢。警察の所轄の違いが壁になって、スムーズな連係プレーというのは、なかなか難しいみたいです。もっと、この構造、どうにかならんのか! 原作者の佐々淳行(警察庁)の視点で書かれているので、長野県警関係者は、ちょっと不服かも。NHKの「プロジェクトX」で評判になった鉄球も、想像したほど活躍しなかったんですね(^^)。でも、この映画を見る限り、人質が、無事に救出されたのは、運が良かったとしか、言いようがない気がします。私としては、犯人側のその時の心理状態も知りたかったです。(2002.05)

●作品名インデックスへ
隣の女      1981年 フランス ロマンス
<監督>フランソワ・トリュフォー
<出演>ジェラール・ドパルデュー , ファニー・アルダン 
<内容>32歳のベルナール(ジェラール・ドパルデュー)は、妻アルレット(ミシェル・ボームガルトネル )と息子の3人で、平穏に暮らしていた。ある日、隣の空き家に、新しい住人が引っ越してきた。しかし、なんと、隣人の妻マチルド(ファニー・アルダン)は、ベルナールのかつての恋人だった。ふたりは、ある事情があって8年前に別れたのだが、そのわだかまりが消えると、二人は、密会を重ねるようになる・・・。
*****

かつての恋人が隣人に・・・。こんな偶然、あってもおかしくありませんよね。二人の間に、どんな事情があったのか、あまり詳しくは語られていないのですが、分かるのは、二人の感情が消えずに、再び出会ったその時に、それまでの人生が、色あせてしまったと言うこと。
当時は、出会うのが早すぎ、そして、今は遅すぎた・・・。恋人同士にとっては、やりきれない、そして、また、その障害があるが故に、燃え上がってしまう恋なのだと思っていました。それが、不倫の醍醐味か?(^^)。
それにしても、二人の行動は、過剰すぎて、ちょっとついて行けませんでした(^^;。
あまりにも簡単なベッドイン。ベルナールの我を忘れた暴力。マチルドの精神錯乱・・・。
ラストは、衝撃的でしたが、ああなるほかに、二人には、道がなかったのかなと納得も出来ました。かわいそうなのは、残された家族です・・・。(2005,01,23)

●作品名インデックスへ
となりのトトロ      1988年 アニメ
<監督>宮崎駿
<声の出演>日高のり子坂本千夏 , 北林谷栄
<内容>お母さんが入院しているために、病院のそばに引っ越してきたサツキと、メイとお父さん。その家は、田舎のお化け屋敷のような家だった。ある日、一人で遊んでいたメイは、大きな木の中で、お化けのトトロを見つける・・・。
*****

今頃になってやっと見ました。なんと、14年も前の映画なんですね(^^;。TVで、放送されても、何故か見る機会がなかった名作です。 この時代(敗戦数年後?)のものは、どうしても、「火垂るの墓」を思い出してしまって、悲しい筋があるといやだなと、思ってしまいました。でも、そんなこともなく、子供達に支持されるのがよくわかるいい映画でした。 いいですね、この姉妹。お姉ちゃんのサツキは、お母さんが、入院していていない分、頑張らなくっちゃ、と言う感じに、優等生的なのが、ちょっと気になりましたが、その分、メイちゃんがいかにも子供っぽくて、良かったです。私も見ている時は、メイちゃんになりきって見てしまいました。 これを見たら、小さな子供達も、暗闇をそれほど怖がらずにいられるでしょうし、怖い時、寂しい時に、ひょっとしたら、トトロがそばにいてくれるかもと思って、心強いでしょう。(2002.08.02)

●作品名インデックスへ
隣のヒットマン       2000年 アメリカ コメディー・犯罪  
<監督>ジョナサン・リン
<出演>ブルース・ウィリスマシュー・ペリー 、 ロザンナ・アークエットマイケル・クラーク・ダンカン, ナターシャ・ヘンストリッジ , アマンダ・ピート  
<内容>歯科医のオズ(マシュー・ペリー)は、義父の残した多額の借金と、悪妻ソフィ(ロザンナ・アークエット)とその母を抱えて、最悪の日々を過ごしていた。そんなある日、隣に、マフィアに追われる有名な殺し屋ジミー(ブルース・ウィリス)が引っ越してきた。
*****

もしも隣に殺し屋が引っ越してきたら・・・?(^^;。面白かったですね。所々、思わず、声を上げて笑ってしまいました。TVドラマ「フレンズ」出身のマシュー・ベリー、なかなか笑わせてくれます。でも、話が殺し屋の絡むストーリーだけあって、いったい何人の人が殺された事やら・・・。コメディーなのに、こんなに人が殺されるって・・・。ちょっと、笑ってる場合じゃないよと、心の中でさめた部分もありました。何もあんなに殺さなくてもねぇ・・・(^^;。(2002,12,03)

●作品名インデックスへ
ドニー・ダーコ      2001年 アメリカ 青春・ミステリー・ファンタジー      
<監督>リチャード・ケリー
<出演>ジェイク・ギレンホール , ジェナ・マローン , メアリー・マクドネル , ドリュー・バリモア , パトリック・スウェイジ , キャサリン・ロス , ノア・ワイリー , マギー・ギレンホール , セス・ローゲン
<内容>高校生のドニー・ダーコ(ジェイク・ギレンホール)の前に、ある晩、銀色のウサギが現れて、世界の終わりを告げた。何故かゴルフ場で目覚めたドニーが家に帰ると、彼の部屋には飛行機のエンジンが直撃していた。その後、彼の周囲では、不可解な出来事が続いて起きるようになる・・・。
*****

なんともまあ・・・。ファンタジーというか、グロテスクと言うか・・・、形容に困る映画でした。
ドニーは、過去に放火事件を起こして、精神科医に通っている訳で、客観的に見ると、やはり、彼の病状は、悪化していると見るべきなのでしょうね。
心の闇を持つ子供を持つ家族、特に母親の苦悩は、大変なものでしょう。ここら辺は、「普通の人々」を彷彿とさせました。

でも、この年頃は誰しも、大なり小なり変なことを考えたり、妄想したりするから、程度の差の違いだけで、この手の変な夢を見たり体験をしていたりするんじゃないかなぁ。
それにしても、彼の前に現れるウサギは、「不思議の国のアリス」とは大違いのグロテスクで、不気味なウサギでした。彼の混沌とした暗い精神状態を如実に表している感じがしました。
また、フランクとはいったいなんだったのか??あ〜ん、分からないから、また見直さなくっちゃならないかしら・・・?(^^;

そして、ラストに、一気にこの物語の決着が訪れるのでした。
過程より結果が先にありきのストーリーで、定められた運命を生きるドニーの事を(もしくは、これが自分だったらと想像して)、見終わった後も考えさせられた、何とも不思議で、切ない映画でした。(2003,11,26)

●作品名インデックスへ
富江 tomie      1999年 日本 ホラー
<監督>及川中
<出演>菅野美穂 , 中村麻美 , 洞口依子, 田口トモロヲ
<内容>交通事故で、記憶を一部失っている月子(中村麻美)は、精神科で催眠療法を受けて記憶を取り戻そうとしていた。その結果、「トミエ」という名前を思い出すのだが・・・。ある日、刑事が、彼女の主治医の精神科医(洞口依子)の元にやってくる。
*****

管野が、すごいという噂を聞いていたので、期待して見ました。でも、話がちっとも怖くなかった、ホラーなのに・・・(^^;。設定は、いろいろと怖い要素があるのに、何故? 本を読んでいるように、淡々と見てしまいました。いったい、3年前に何があったのか? 謎はあるのに、富江の怖さがこちらに伝わってきません。たくさんの殺人と富江の結びつきが弱かったからでしょうか。刑事が、ちっとも刑事らしくないし・・・。精神科医役の洞口依子は、はじめは事件に関係ないはずなのに、妙に存在感があって、彼女の座ってる後ろ姿が、怖かったりして(^^;。さすがに管野は、微笑んでるだけで、不気味に怖かったですね。それでもこの映画、続編があるって事は、結構人気があったんですねぇ。(2002.08.02)

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富江 replay      2000年 日本 ホラー
<監督>光石冨士朗
<出演>山口紗弥加宝生舞窪塚洋介
<内容>ある夜、森田病院に救急患者が運ばれてきた。患者は、少女で、腹部が異常にふくらんでいたため、緊急手術を施されたが、そこから出てきたものは・・・?! その後、その手術に立ち会った医師や、看護婦が、次々と、病院から消えていった・・・。
*****

やってしまいましたねーーー(^^;。前作の「富江 tomie」をちっとも怖くないと書いたけど、これは、前よりも、ホラーっぽくはなったけれど、反面、話がよりむちゃくちゃになりました。今から思うと、前作の方が、まだ、管野美穂の雰囲気で、良かったなぁ。だいたい、富江さん、増殖しすぎ。それに、院長の指に出来たのは、いったいどうなったのか?? あんまり考えないで、怖がればいいのかも知れないけれど、これでは、あんまりでした(^^;。なんとラストの富江と由美の対決シーンで、私には睡魔が・・・(^^;。(2002.08.04)

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富江re-birth       2001年 日本 ホラー
<監督>清水崇
<出演>酒井美紀 妻夫木聡遠藤久美子
<内容>美大生の英雄が、恋人の富江(酒井美紀)をを殺してしまった。死体を森の中に埋めるのを手伝った巧(妻夫木聡)と俊一の前に、再び現れた富江。そして、英雄も、俊一も、異常な行動の末、死んでしまう。そして、ついに巧の周辺にも不気味なことが起こり始める・・・。
*****

あぁ、また見てしまいました(^^)。くだらないと思いつつ、シリーズ化している物は、ついつい録画してしまいますね。富江シリーズの第3弾です。前作が、ひどかったので、どうなる物やらと思っていたら、今回のは、今までで、一番よかったかも。主演の酒井美紀(この女優さんも好き!)、彼女が、かわいい顔してるのに怖い・・・かわいい顔だからこそ怖い。女って、怖いのよねーーー(^^)。前回の窪塚君といい、今回の妻夫木くんと言い、美形若手男優を使ってるところも、なかなかよろしい(^^)。(2002,10,30)

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富江 最終章 〜禁断の果実〜      2002年 日本 ホラー・ファンタジー・エロティック
<監督>中原俊
<出演>安藤希 , 宮崎あおい , 國村隼
<内容>高校生の登美恵(宮崎あおい)は、製氷工場に勤める父親、和彦(國村隼)との二人暮らし。学校では、いじめグループの標的になっていて、孤独だった。しかしある日、富江(安藤希)と名乗る少女に声をかけられ、彼女の美しさに魅せられた登美恵は、彼女と仲良くなって、有頂天だった・・・。
*****

「富江」の、これがやっと最終章かと、はっきり言って、ほっとしました(^^)。やっぱり、シリーズものは、最後まで見ないと、落ち着かないです(^^)。

今回の作品は、ホラー性は、低いものの、結構よかったです。
と言うのも、キャストがしっかりしていたからでしょうか。
孤独な少女、登美恵役の宮崎あおいのもっちゃりした演技も、富江役の安藤希のインパクトのある顔つきも、それぞれ適役でした。もちろん、父親役の國村隼の安定した演技も効いています。
ただ、ストーリーは、父親の仕事から、結末が、ほとんど分かってしまうのがあまりにもストレートですねぇ(^^)。
でも、あの富江が、ああなって、また、ああなるのは、今や、このシリーズの定石で、安心して!?見ていられました。
でも、深夜一人で、電気を消して見ていたにもかかわらず、恐いシーンがほとんど無かったのが、やっぱりホラーとしては、問題でしょうか・・・?
あぁ、これで、全部の作品を見ました!まあ、達成感ってあんまりないんですけど・・・(^^;。(2004,12,22)

富江 BEGINNING      2005年 日本 ホラー
<監督>及川中
<キャスト>松本莉緒 , 今宿麻美
<ストーリー>1987年。礼子(今宿麻美)たちのクラスに転校してきた川上富江(松本莉緒)は、その美貌と、不思議な魅力よって、1週間で、クラス中の男子生徒をとりこにしてしまう。それが気に入らない女生徒は、富江をいじめの対象とするのだが・・・。
*****

前回最終章だったはずの富江シリーズですが、何故かまた復活。やれやれ、また見なくちゃならないのか・・・(^^;。

今回は、高校の同窓会にやってきた卒業生二人が、高校時代、富江の出現によって起こった恐怖の体験を語る形になっています。
富江が転校してきて、彼らのクラスがどうなってしまったのか・・・?!
・・・当然、いつもの通り、ああなるんですが・・・(^^)。

富江シリーズの楽しみは、どんな若手俳優が富江や、犠牲になる青年を演じるかなのですが、今回は、知らない人ばっかりで、ちょっとがっかり。でも、富江役の松本莉緒は、目鼻立ちがはっきりした美人で、彼女自身も、魅力的だったので、まあまあ、よかったです。

それにしても、あのメイクは、どうにかならないものか。特殊メイクとは言い難い、ウン十年前のメイクみたいに不自然でした。映画を作るなら、もうちょっとお金掛けて作って欲しいですねぇ。
それにしても、いったい何人の富江がいるんでしょう?!やっぱり最終的には、一人に合体するのかしら??(^^;。(2006,01,27)

●作品名インデックスへ
ドメスティック・フィアー      2001年 アメリカ サスペンス    
<監督>ハロルド・ベッカー
<出演>ジョン・トラヴォルタ , ヴィンス・ヴォーン , マット・オリアリー , スティーヴ・ブシェミ 
<内容>フランク(ジョン・トラヴォルタ)の別れた妻スーザン( テリー・ポロ)が、再婚することになった。しかし、元妻と生活しているフランクのひとり息子ダニー(マット・オリアリー)は、義父リック(ヴィンス・ヴォーン)との仲があまりうまくいってない様子。そんなある日、リックの車に乗っていたダニーが、リックの殺人を目撃してしまう・・・。
*****

まあ、ちょっとあり得ない展開・・・(^^;。いくらダニーが、嘘つき少年だったとしても、それはないでしょう・・・(^^;。西部劇の時代ではあるまいし、ちゃんと捜査しなさいよ、警察のおっちゃんたち!!
こんなに簡単に殺人事件を隠蔽されて、いいのでしょうかねぇ。ほんとに、見ながら、怒り爆発でした(^^)。
それに、そんなことのあった晩に、家に連れて帰ろうとする母親。それを漫然と受け入れてしまう父親。まったく大人って、何の役にも立たないんだから!
他にも、うそ!と思った箇所は、多々あるのですが、割愛します(^^)。

よかったのは、母親が、子供を手放したくない心境がよく出ていたこと。ちょっとでも弱みを見せたら、親権を取り上げられてしまうと心配する気持ちは、よく分かりました。
また、父親の命が危ないと、自分のことは顧みず、リックの言うとおりに従うダニーは、いじらしかったです。まだ子供なのに、父親は自分が守らなくっちゃと思うなんて、ほんと、けなげだわ〜〜(T_T)。

トラボルタは、ますます顔が大きくなって、いよいよ嫌いな顔になってました(^^;。
スティーヴ・ブシェミは、またまた悪役(^^)。「28DAYS」のメイキングで、「犯人以外の訳は、画期的だ!」と言ってたことを思い出します(^^)。(2004,01,07)

●作品名インデックスへ
友だちのうちはどこ?       1987年 イラン
<監督>アッバス・キアロスタミ
<出演>ババク・アハマッドプール
<内容>小学校の授業中、アハマッド(ババク・アハマッドプール)の隣の席のネマツァデェ(アハマッド・アハマッドプール)は、宿題をノートに書いてこなかったことで、先生にしかられた。家に帰って、宿題をしようとすると、アハマッドの鞄には、ネマツァデェのノートが一緒に紛れ込んでいた。アハマッドは、ネマツァデェにノートを返そうと彼の住むポシュテ村に向かうが・・・。
*****

ストーリーは、至極簡単です。友だちにノートを返そうと、友だちの家を探す男の子の話。ですが、非常にイライラさせられる映画でもあります。
子供を執拗にしかる教師。ただひたすら宿題をしろと命令する母親。意味もなく、厳しくしつけようとする祖父。やたらに時間のかかるおじいさん。
子供には、それなりの理由があるのに、大人たちは、子供の言うことを全然聞こうともしません。おまけに、このアハマッド君、ぼそぼそと、小さい声で、訴えるだけ。もっと、しゃんと言わんかい!(^^)。でも、8歳の子供には、これが限度かな・・・。
こうして、ずっとイライラさせられ、とうとう真っ暗になってしまって、いったい彼は、どうするんだろう?!しかも、あれ?!ノ、ノートは??!!
というところで、ほとんど終わりかけに、それまでのイライラが、払拭するような、子供の笑顔!!あぁ、これよ、これ!ほんとによかったぁ〜〜!と、ラスト思わせるのは、本当に見事でした。
見知らぬイランの村や、ドア職人、大人と子供との関係など。見所は、たくさんありました。これぞまさしく異文化ですねぇ。
この映画は、ジグザク道3部作の第1作といわれています。このシリーズの他の作品では、「オリーブの林をぬけて」を見ました。なるほど、ジグザグだわね(^^)。
ちなみに、この男の子たちは、兄弟で、しかられて泣いてる子は、弟だそうです。かわいいよね〜(^^)。(2004,12,17)

●作品名インデックスへ
友へ チング      2001年 韓国     
<監督>クァク・キョンテク
<出演>ユ・オソン , チャン・ドンゴン, ソ・テファ , チョン・ウンテク
<内容>1976年夏、プサン。ケンカの強いやくざの息子ジュンソク、葬儀屋の息子ドンス、そして、ジュンホ、サンテクの4人は、仲のよい小学生だった。その後、別れ離れになった4人が、高校になって再会するのだが・・・。
*****

韓国映画は、顔と名前が覚えにくいのが、私のネックになっているので、今回は、一生懸命見ていたつもりだったのに、何故か睡魔が・・・(^^;。そのせいもあって、子供時代の4人と、大きくなってからの4人が結びつかなくて残念でした。大人になってからは、対抗するやくざに所属するジュンソクと、ドンスの軋轢だったので、わかりやすくなって何よりでした。やくざの親を持ったジュンソクが、最初は、どうしようもないやつだったのに、どんどん、かっこいいやくざに変わっていくのが、ちょっと感動的。子供時代の友情を描きたかったのか、やくざになってからの彼ら二人を描きたかったのか。どちらも、ちょっと中途半端だったかも。でも、最初、所々寝てしまったので、何とも言えません(^^;。(2002.05)

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ドライビング Miss デイジー   1989年 アメリカ  ドラマ
<監督>ブルース・ベレスフォード
<出演>ジェシカ・タンディモーガン・フリーマンダン・エイクロイド 
<賞>アカデミー作品賞、主演女優賞
<内容>教師を永年勤め上げたデイジーは、今や仕事を退いて、悠々自適に暮らしているが、ある日、不注意で、車をぶつけてしまう。そんな母親を心配した息子のプーリーは、運転手として、黒人のホークを雇うが、デイジーは、彼を受け入れようとしない。
*****

気難しいデイジー夫人が、始めは拒んでいたホークを、徐々に、受け入れ、最後には、best friendと、言わしめるところは、なかなか感動的です。特に、最後のシーンは、美しいです。話が、1940年代からの、南部アメリカなので、随所に人種差別のシーンが出てきます。その時代の、差別をする側と、される側の感覚や、考え方の違いが、分かります。差別したことがないと言いながら、知らず知らずのうちに、している人々。そういうことを、優しい視点で、描いています。(2001.03)

●作品名インデックスへ
ドラキュラ   1992年 アメリカ   ホラー
<監督>フランシス・フォード・コッポラ
<出演>ゲイリー・オールドマンキアヌ・リーブスウィノナ・ライダー アンソニー・ホプキンス  <内容>
*****

2回目。キアヌ・リーブスが美しい!!ゲーリー・オールドマン、不気味!!映像も凝っていた。(1999.01)

●作品名インデックスへ
ドラキュリア      2000年 アメリカ ホラー   
<監督>パトリック・ルシエ
<出演>クリストファー・プラマー , ジョニー・リー・ミラー , ジャスティン・ワデル , ジェラード・バトラー ,  オマー・エップス, シェーン・ウェスト 
<内容>ヘルシング(クリストファー・プラマー)が館長をするロンドンのカーファックス遺物館に窃盗団が侵入して、金庫の奥深くに隠されていた謎の棺を盗み出した。一方、金庫が荒らされ、棺が持ち去られたことに気づいたヘルシングは、棺を取り戻すために窃盗団達を追うのだが・・・。
*****

公開時、見たかったのですが、あまり評判がよくなかったので、そのまま見なかった映画です。でも、結構面白かったです(^^)。映像も綺麗でしたね〜。出演者達は、知らない人ばかりでしたが、それぞれ、適役だったのではないでしょうか。特に、ドラキュリア役のジェラード・バトラーは、ダークハンサムで、雰囲気があっていてなかなかよかったです。噛みつかれて吸血鬼になってしまう美女達も、ナイスバディーでいいですよ〜(^^)。脅かしかたもうまくて、何回もびっくりさせられました(^^;。
この作品では、ドラキュリアの正体の新解釈が出てくるのですが、なるほど、それで銀に弱いのね〜〜と、納得してしまいました。私、単純だからね(^^;。基本的にこの手の映画は、好きです・・・というか、好きになりました(^^)。(2003,03,04)
〔補〕Draculea[ドラキュリア]:ルーマニア地方において「竜」もしくは「悪魔の子」を表す言葉。ブラム・ストーカーが小説の題材として選んだヴラド・ドラクル伯爵は、自分の名を表記する際に好んでこれを用いたという。(「ドラキュリア」オフィシャルサイトより)

●作品名インデックスへ
ドラキュリアU 鮮血の狩人      2003年 アメリカ ホラー   
<監督>パトリック・ルシエ
<出演>ジェイソン・スコット・リー , ダイアン・ニール , ロイ・シャイダー , ジェイソン・ロンドン
<内容>十字架につるされ、焼かれた死体が、医大の死体安置室に運び込まれてきた。医学生のエリザベス(ダイアン・ニール)は、遺体を調べようとして、指にけがをしてしまう。その血が遺体の上にしたたり落ち、その部分が活性化し始めたため、この焼け焦げた遺体がヴァンパイアであると確信した彼女は、恋人で、大学教授のロウル(クレイグ・シェイファー)に連絡を取る・・・。
*****

面白かった前作「ドラキュリア」の続編ですが、急に正真正銘のB級ホラーになってしまいましたねぇ(^^;。
前作で、ドラキュラを演じたのは、ジェラード・バトラーでした。そう、ただ今、公開中の「オペラ座の怪人」で、ファントムを演じている人なんですね〜。しかも、彼を追う博物館の館長が、あのヴァン・ヘルシングだったんですよ。なんだか、面白いですねぇ(^^)。

今回のドラキュラさんは、全然迫力ないのです。だってほとんどの時間、縛り付けられて、紫外線を浴びせられて、弱々しいんですもん。なんだかなぁーーー(^^;。
ドラキュラがそんな状態なので、この作品は、ドラキュラの怖さよりも、ドラキュラの血の力を欲している人間たちの思惑の恐ろしさを描いているようでした。
だって、ラストは、ひからびたドラキュラの血を○○しちゃうんですもの、もう、むちゃくちゃですよ。
おまけに、前回は、出てこなかった、光と闇、両方の世界に生きる?ユフィジ神父が、ドラキュラキラーとして登場するのですが、彼を演じるのが、ジェイソン・スコット・リー。彼は、どう見ても、神父と言うより、カンフーでしょう。
彼の登場のおかげで、一挙に、香港映画のような雰囲気になってしまいました(^^;。

前作と同じ監督なのに、あまりにも前作と違っていて、びっくりするやら、がっかりするやらの1本でございました。(2005,01,26)

●作品名インデックスへ
ドラゴンヘッド      2003年 日本 SF・アドベンチャー
<監督>飯田譲治
<出演>妻夫木聡 , SAYAKA , 山田孝之 , 藤木直人
<内容>修学旅行で新幹線に乗っていた青木テル(妻夫木聡)は、突然の衝撃で意識を失った。気が付いた時には、新幹線はトンネル内に止まり、まわりは惨状と化していた。何が起こったのか分からないテルは、もうひとりの生存者、瀬戸アコ(SAYAKA)とともに地上へ脱出するが・・・。
*****

鳴り物入りで大きく宣伝していた本作ですが・・・。
評判が非常に悪い映画でも、見てみると、そうでもないよと思うものもあるのですが、これは、ほんとうにだめでした。
見所は、唯一火の玉の襲撃ぐらいでしょうか(^^;。

画面が暗くて見にくい。(最初の30分ぐらいは何がなんだか分かりませんでした。→家で録画したものを見たせいもあるのかな。)
日本映画でありがちな、セリフ=ぼそぼそで、字幕が欲しかった。
SAYAKAちゃんがあまりにも下手(^^;。
あの状態でパニックにならない人はいないでしょうし、トンネル内が真っ暗なのも分かります。でも、妻夫木君、転びすぎ。あまりにも転ぶので、いらつきました。
等々、映画がつまらなかったので、アラ探しばかりしていました。あぁ、また、性格が悪くなったしまったわーーー(T_T)

原作は漫画だそうで、漫画なら許せることでも、「実写にしてしまうと許せない事」が多々ありました。映画って、難しいですねぇ。
また、他の人が、地軸のゆがみ?で、精神がおかしくなっているのに、彼ら二人がなんの影響も受けていないらしいことも不思議でした。まあ、こうでもしないと、お話にも何もならないんですけど(^^)。

映画館で見た方は、お気の毒でした・・・。(2004,08,06)

ドラッグストア・ガール      2003年 日本 コメディー・スポーツ   
<監督>本木克英
<キャスト>田中麗奈 , 柄本明 , 伊武雅刀 , 余貴美子 , 藤田弓子 , 荒川良々
<ストーリー>薬学部3年の大林恵子(田中麗奈)は、同棲中の彼氏の浮気現場を目撃し、ショックのあまり、彼氏を殴って、家を飛び出してしまう。電車に乗って、たどり着いた見知らぬ駅で、開店準備中のドラッグストアに飛び込み、店員に胸の内を激白するのだが・・・。
*****

期待せずに何気なく見たのですが、これが、最初から大笑いさせられました。なんともビミョウな間が最高です。そして、元気いっぱいの田中麗奈も、このあっけらかんとした役柄にぴったり。
出演者も、豪華で、見たことがある人ばっかりで、楽しめました。

ただ、中盤にある事件には、ちょっと興をそがれてしまいました。どうしてあのような結果にしてしまったのか。コメディーなのに、シリアスになってしまって、残念です。その後、また楽しい展開にはなるのですが、前半のように、ノーテンキに笑えなくなってしまいましたねぇ。
ラストも、「少林サッカー」っぽくなって、笑いは誘われますが、あのレベルのおっちゃんたちに、国際親善試合は、あまりにも、無理がありすぎで、相手に失礼かと・・・(^^;。
前半の面白さが続かなかったのが、返す返すも残念な作品です。(2005,12,25)

●作品名インデックスへ
ドラッグストア・カウボーイ      1989年 アメリカ 青春
<監督>ガス・ヴァン・サント
<出演>マット・ディロン , ケリー・リンチ , ジェームズ・レマー , ヘザー・グレアム 
<内容>麻薬常用者のボブ(マット・ディロン)は、妻のダイアン(ケリー・リンチ)を含む4人組でドラッグストアや病院を襲い、クスリを手に入れてはトリップする毎日を送っていた。過去何回も逮捕されている彼らは、警察に目をつけられていて、車で移動しながらの生活を続けるのだが、ある日、仲間の一人が、クスリの過剰摂取で、死んでしまう。
*****

外国の映画を見ていると、麻薬に溺れる若者がよく出てきますが、この映画もまさにその手の映画です。しかし、1970年代の話なので、麻薬の種類が今とは違うのかもしれませんが、麻薬に対しての描写が甘いです。あまり麻薬の弊害も描かれていません。もちろん、仲間の一人は、過剰摂取で死ぬのですが、それが、彼女の無知によるもの、もしくは、ジンクスを破ったからだと切り捨てます。でも、この時代の麻薬中毒患者は、本当にこんな感じで、悲壮感がなかったのかもしれませんね。実際、映画の中に、70歳ぐらいの麻薬常用者(しかも神父!(^^;)が出てきます。今の時代だったら、こんなに長生きの麻薬常用者がいるわけないですよね(たぶん)。そんな意味で、軽くて明るいドラッグ映画でした(^^;。
この頃のマット・ディロンは、金城武に似ていて、かっこいいですね〜。そして、とっても若いへザー・グレアムは、よりにもよって、死に顔が一番綺麗だったのが印象的でした(^^;。(2003,03,11)

●作品名インデックスへ
トラフィック      2000年 アメリカ 犯罪   
<監督>スティーヴン・ソダーバーグ
<出演>マイケル・ダグラス , キャサリン・ゼタ・ジョーンズ , ドン・チードル , ベニチオ・デル・トロ , デニス・クエイド , エイミー・アーヴィング , ベンジャミン・ブラット, アルバート・フィニー , エリカ・クリステンセン , トファー・グレイス , ヴィオラ・デイヴィス , ジェームズ・ブローリン
<賞>アカデミー助演男優賞(ベニチオ・デル・トロ)、監督賞、脚色賞
<内容>メキシコとアメリカを結ぶ麻薬密輸ルートを巡る、メキシコの麻薬現場に密着する警官ハビエール(ベニチオ・デル・トロ)と、アメリカの麻薬取締最高責任者に新しく就任したロバート(マイケル・ダグラス)、そして夫が麻薬の密輸嫌疑で逮捕された妻ヘレーナ(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)の3人を中心とした物語。
*****

ずっと見たかった映画です。3つの話が分かりにくいという噂を聞いていたので、慎重に見ましたが、とっても面白かったです。噂通り、3つのストーリーには、それぞれ色がついていて、メキシコは、その土の色の黄色。アメリカのロバートは冷たいブルー。普通の家庭生活をしていたヘレーナは暖色で、それぞれ描かれていて、工夫の跡が見られます。実際、そのおかげで、混乱せずに見ることが出来たのかもしれません。 カメラは、手持ちを多用したようで、臨場感があります。手持ちと言っても、いかにも手持ちというような、見ている観客が酔ってしまうような、わざとらしい過剰な使い方でなかったのが効果を上げていたと思います。
果てしのない麻薬密売との闘い、それに屈せず、諦めず、命の危険をも顧みずに、闘い続けるメキシコの警官や、アメリカの麻薬取締官のなんと頼もしい事よ。
でも、一番感動したのは、夫を逮捕されてしまった後の妻の強さかもしれませんが・・・(^^;。この妻役を演じたキャサリン・ゼダ・ジョーンズは、この時、実際に妊娠5ヶ月だったそうで、体型だけでなく、顔もぽっちゃりしています。
この年、ソダーバーグ監督は、この作品と「エリン・ブロコビッチ」の両作品で、アカデミー賞監督賞にノミネートされました。なるほど、この2つとも、彼の最高の作品だと思います(2003年時点でね)。
ところで、ベンジャミン・ブラッドって、どこに出てたの?(^^;。 (2003,03,08)

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どら平太       2000年 日本 時代劇
<監督>市川崑 
<出演>役所広司、浅野ゆう子、宇崎竜童、片岡鶴太郎、菅原文太, 石橋蓮司  
<内容>黒澤明、木下惠介、市川崑、小林正樹の、4人の監督が書いた脚本を、市川昆監督が、30年後の今、映画化した作品。江戸にいる藩主に、任命されて、国元にやってきた奉行、望月小平太は、国元に来ても、なかなか、登城しようとしなかった。そして、いつしか、「どら平太」という名前で呼ばれるようになる。
*****

映画版の時代劇なんて、本当に、久しぶりでした。 この映画の出来るまでの長い道のりと、豪華なキャスティングが、すごいです。 役所広司のうまさも、際だっていて、重臣達を圧倒する迫力と、どうしようもない遊び人をうまく演じわけています。さすがです。でも・・・、話の筋が、見えていて、意外性がない。時代劇だから、こんな正統派の話で、いいのでしょうが、なんとなく、これなら、TVで、十分かな、と思ってしまいました。(2001.07)

●作品名インデックスへ
トランスポーター      2002年 アメリカ・フランス アクション・犯罪・サスペンス   
<監督>ルイ・レテリエ, コリー・ユン
<出演>ジェイソン・ステイサム , スー・チー , マット・シュルツ , フランソワ・ベルレアン
<内容>元退役軍人のフランクは、運び屋としての裏の顔を持っていた。彼の信条は自分のルールを守ること。そのルールとは、「契約厳守」「名前は聞かない」「依頼品は開けない」。しかし、ある日、彼は、依頼品を開けてしまうのだった・・・。
*****

出だしが、最高に面白いです。彼の運び屋としての3つのルール、これが、いいですね〜。現金強奪の現場で、強奪犯と契約のことでトラブっても、沈着冷静、生真面目にそのルールを守ろうとするところが笑えます。その後の彼の運転さばきには、もうほれぼれ。「TAXi」「トリプルX」「ワイルドスピード」を足したような爽快感(^^)。広々した道でのアメリカのカーチェイスと違って、ヨーロッパのあの細い道を、ミッションの切り替えも鮮やかに疾走する彼は、素敵でした。フランスのパトカーって、あの細い道でも自由に動けるように小さいんですね〜。しかも、わんさかと追いかけてくるし(^^)。ここら辺がとっても面白かったです。
しかし、中盤、彼の信条であるルールをあまりにも簡単に破ってしまうところからちょっとねぇ。現金強奪の時には、重量オーバーだといって決して譲ろうとしなかったルールを、いとも簡単に破ってしまうのはいただけません。しかも、首に縄って意味ないし・・・(^^;。彼って、女性には、ほんとに甘ちゃんですねぇ。ほとんどバカかと思いました(^^;。
その後のストーリーはあまり意味なかったです(^^;。ただただ、彼のアクションを堪能するのみ。裸になって、鍛え上げられた筋肉見せてくれるし、油だらけになって闘ったり、トレーラーを運転しながら闘ったり・・・。ちょっと暑苦しかったかなぁ。
ヒロインのスー・チーは、綺麗で、気が強そうで、なかなかよかったです。西洋人相手でも、決して見劣りしない東洋人女優と言うことでこれからも頑張ってほしいです。映画が始まる前に、予告編を何本かやっていたのですが、そのうち3本が、彼女の映画でした。彼女、ただいまブレイク中なんですね〜。(2003,02,15)



☆トランスポーターシリーズ☆

トランスポーター
トランスポーター2
トランスポーター3 アンリミテッド

ドリーマーズ      2003年 イギリス・フランス・イタリア   
<監督>ベルナルド・ベルトルッチ
<キャスト>マイケル・ピット , エヴァ・グリーン , ルイ・ガレル, ジャン=ピエール・レオ  
<ストーリー>1968年5月革命前夜のパリ。映画好きのアメリカ人留学生、マシュー(マイケル・ピット)は、ある日、双子のイザベル(エヴァ・グリーン)と、テオ(ルイ・ガレル)に出会い、意気投合する。彼らの両親が旅行に出かけた後、その家で、3人は、奔放な生活に浸るのだった・・・。
*****

まずは、5月革命から、つまずいてしまいましたので、さっそく調べてみました。元々は、大学の民主化や、ベトナム戦争反対運動から始まった革命で、この波は、日本へも波及し、日本の学生運動へと繋がっていったんですね。映画って、勉強になるわ〜〜(^^)。

そんな、時代の大きな波の中、マシューは、魅力的な双子、イザベルとテオに出会い、彼らと行動を共にするようになるが・・・。
まあ、何とも困ったちゃんの双子ですねーーー(^^;。あまりにも、似すぎてしまうから、こういう事になってしまうのでしょうか。姿形は、立派な大人でも、まだお母さんの子宮の中にいる感じなのかもしれないですねーー。
所詮、マシューが入り込むには、無理な世界だったのでしょう。

主演のマイケル・ピットを見るたびに、レオの姿と重なります。この映画の彼は、今まで以上によく似ていて、なんだか、レオの映画を見ているような気になってしまいました。
顔は、似てないんだけど、頭の形や、髪の毛の生え方、仕草や、骨格が、本当によく似ています。そんな彼が、あんな事や、こんな事をしてしまうので、本当に複雑な気分でしたーーー(^^;。俳優さんも、ほんとにご苦労さまな事でございますーーー(^^)。

あ、この映画の分類は、エロティックなので、間違っても、ご家族一緒の時には、見ませんように〜〜(^^)。(2006,01,24)

●作品名インデックスへ
ドリームキャッチャー      2003年 アメリカ ホラー・SF 
<監督>ローレンス・カスダン
<出演>モーガン・フリーマン , トーマス・ジェーン , トム・サイズモア , ジェイソン・リー , ダミアン・ルイス , ティモシー・オリファント , ドニー・ウォールバーグ 
<内容>大学助教授のジョーンジー(ダミアン・ルイス)、精神分析医のヘンリー(トーマス・ジェーン)、車のセールスをするピート(ティモシー・オリファント)、大工のビーヴァー(ジェイソン・リー)。彼ら4人は幼なじみで、毎年冬には山小屋、壁の穴に集まり、狩りをする習慣だった。半年前にひどい交通事故にあって、生死の境をさまよったジョンジーも、今年も、どうにか壁の穴の仲間になり、狩りを楽しんでいたのだが、その時、その地域には、ある変化が起こっていた・・・。
*****

大好きなスティーブン・キング原作です。悪評高きこの映画でしたが、私は、それなりに満足いたしました。原作も読破途中で(^^;、ネタバレもなく映画を観たのが、ちょうどいいタイミングだったのかもしれません(^^)。
脚本は、原作にとても忠実で、キング氏に敬意を表しているように思われます。出てくる○○達も想像通りです。それで、すご〜〜く満足しました(^^)。映像化するのが難しいと思われたところも、わかりやすくできていたと思います。グロくて、ギョエッと思う箇所もありますが、ホラーですからね〜〜(^^)。
長い話をうまくまとめてあると感心いたしました。ただ、カーツ司令官の存在感が、モーガン・フリーマンでは、ちょっと物足りないかな。もっと、人間離れした人がよかったかとも思います。ちなみに、キング氏の希望は、、ジェイムズ・ウッズまたは、クリストファー・ウォーケンでした。なるほどーーー(^^)。
何はともあれ、B級ホラー、バンザイ〜〜!!
〈余談〉でも、何より一番ホラーだったのは、この映画の前に「アニマトリックス」を上映されたことです。入る劇場を間違ったのかと冷や汗をかいてしまいました・・・(^^;。(2003,03,27)

トリコロール/青の愛      1993年 フランス
<監督>クシシュトフ・キエシロフスキー
<キャスト>ジュリエット・ビノシュ , ブノワ・レジャン, エマニュエル・リヴァ  
<ストーリー>有名な音楽家の夫と子供を自動車事故で、同時に失ってしまったジュリー(ジュリエット・ビノシュ)。一時は死ぬことも考えたが死にきれず、病院を退院して、家に戻ってきた。しかし、今までの思い出と共に生活することに耐えきれず、全ての財産を処分して、再出発をしようとするが、そんな時、夫に愛人がいたことを知る・・・。
*****

ほとんど説明のない映像が続きます。でも、じっと見ていると、彼女の置かれた状況と気持ちが徐々に分かってきます。
しかし、亡くなった人の思い出と共に暮らす事って、そんなに辛いことなんでしょうか。私は、幸い、ここまでの悲しい目にあったことがないので、分からないのかもしれませんが、肉親の思い出の品は、ちゃんと取ってあります。
実は、愛人のことを彼女が知っていて、ああいう行動を取ったものだとばかり思っていたので、途中でそうでないことが分かって、結構びっくりしてしまいました。それでは、財産処分の金を振り込んだのは、誰の口座だったのかしら??
ただ、彼女の行動は、潔い、とも思います。それは、彼女の持って生まれた強さそのものなのかもしれないですね。そうやって、思い出に浸ることなく、新しい自分で生き直すなんて、なかなか出来ないことでしょう。
逆に、こうやって切り離して、初めて、冷静に物事を考えられるのかもしれないですけど。
監督は、ポーランドの人ですが、いかにもフランス映画らしい映画で、詳しい説明がほとんどないことで、かえって色々考える事のできる映画でした。
主人公が音楽家と言うことで、色々なシーンで、天啓がもたらされるのが印象的でした。天才とは、こういう事なんでしょうね〜〜。
ちなみに、トリコロールとは、三色旗、フランスの旗のことで、青は、自由を表しています。これは、何ものにもとらわれない心の自由を得た女性の映画、ということでしょうか。(2006,02,24)

トリコロール/白の愛      1994年 フランス・ポーランド
<監督>クシシュトフ・キエシロフスキー
<キャスト>ズビグニエフ・ザマホフスキー , ジュリー・デルピー 
<ストーリー>妻(ジュリー・デルピー)に離婚の申し立てを起こされたポーランド人の男カロル(ズビグニエフ・ザマホフスキー)は、妻への思いが断ち切れない。ひとまず、フランスからポーランドに帰り、ある計画を胸に秘めて、がむしゃらに働き、そして、計画通り金持ちになるのだが・・・。
*****

性的不能になってしまった男が愛する妻に捨てられて、行き場を失ってしまう・・・。
夫婦とは、肉体的な繋がりだけではないでしょうにと、カロルが可哀相でした。
ひょっとすると、男性は、女性よりも、ずっとナイーブで、傷つきやすく、そしてその、怨みは深く、徹底しているのかもしれませんねーーー(^^;。
カロルが心に受けた傷は、彼の全人生を掛けるほど大きく、深かったということですか。
その力を別の方に発揮していたら、大成功者になったでしょうに、もったいない。
果たして、彼は、最終的にあの結末で、満足したんでしょうか??満足したんでしょうねぇ。それでも、彼は彼女をまだ愛しているようで、かわいさ余って憎さ百倍ってところのようですね。怖ろしい・・・(^^;。

主演のズビグニエフ・ザマホフスキーが、何を考えているのか分からない男を好演しています。(2006,03,23)

トリコロールに燃えて      2004年 アメリカ・イギリス・スペイン・カナダ ロマンス・戦争   
<監督>ジョン・ダイガン
<キャスト>シャーリーズ・セロン , ペネロペ・クルス , スチュアート・タウンゼント 
<ストーリー>1933年、イギリス。大学生のガイ(スチュアート・タウンゼント)は、ひょんな事から美しいギルダ(シャーリーズ・セロン)と出会い、恋に落ちるが、ギルダは、彼の愛を受け入れることなく、外国へと旅立ってしまう。3年後、再会した二人だったが、彼女は、パトロンがいる身だった・・・。
*****

美しい、ひたすら美しいシャーリーズ・セロン。これは、あの「モンスター」のあとに公開された映画だけに、なおさらそのギャップが効果的だったのではないでしょうか。まだ「モンスター」を見てない私でも、この映画の彼女の美しさには、目を見張りましたから。
しかも、最初の初々しいかわいらしさから、中盤から終盤にかけての、女盛りの壮絶な美しさまで、その美しさの種類も豊富です。もちろんファッションも、見事で、見応えたっぷりでした。

ただ、そうなると、そうなったで、反発心も出てしまいます。あまりにも出来すぎた人生。
34歳以降の自分が見えない彼女の、刹那的な生き方。それを裏打ちする、美貌と、財産。自分以外には、全く関心がなかったはずの彼女の終盤の行動。全てが、自己満足としか見えないのは、私の嫉妬でしょうか・・・。
ラストまでもが、彼女のための完璧な物語で、あまりにも美しすぎました。なんだか、どうだ!感動しろ!と言われているような気が・・・(^^;。
ただ、彼女のファンなら、絶対見逃せない映画ですね。(2005,11,25)

●作品名インデックスへ
トリック 劇場版      2002年 日本 ミステリー・コメディー   
<監督>堤幸彦
<出演>仲間由紀恵 , 阿部寛 , 生瀬勝久 , 野際陽子 , 伊武雅刀 , 相島一之 , 竹中直人 , 石橋蓮司 , 三宅弘城
<内容>父親の跡を継いで奇術師になった山田奈緒子(仲間由紀恵)だったが、いかんせん、生活が苦しい。そんな時、糸節村から、奈緒子に神様を演じて村人を安心させて欲しいという依頼が来る。その村では、近々大きな災いが起こると村人が信じていて、動揺しているというのだった・・・。
*****

もう、全くおばかですねぇ(^^)。でも、そのおばかさが面白かったです。
映画公開時、見たいなぁと思っていたのですが、TVの方を見たことがなかったので、ちょっと敬遠していました。過去に、「ケイゾク」というドラマの劇場版で、失敗していますので・・・(^^;。

もともと仲間由紀恵も阿部寛も大好きですので、すっとぼけた二人の掛け合いが面白かったです。それに、仲間自らが入れるつっこみも受けました(^^)。
クスッと笑える箇所もあちこちにあって、楽しかったです。

ただ、配役が、いかにもで、なんにも知らずに見たのに、あの人が出るだろうなと思うところに、ちゃんとその人が出てきたりと、ちょっと芸がないかもしれません。それともそれも狙いなのかな。

そこそこ面白く、楽しめて、肩も凝らず、リラックスタイムに見るには、ちょうどいい映画でしたね〜。(2003,10,19)

●作品名インデックスへ
トリプルX      2002年 アメリカ・チェコ アクション・犯罪   
<監督>ロブ・コーエン 
<出演>ヴィン・ディーゼル 、サミュエル・L・ジャクソンアーシア・アルジェント, マートン・ソーカス , ダニー・トレホ
<内容>ザンダー(ヴィン・ディーゼル)は、自ら行う命がけのエクストリーム・スポーツ(X‐スポーツ)をビデオ録画し、インターネットで販売することで、若者達のカリスマ的存在になっていた。そんな彼に国家安全保障局(NSA)が目をつけて、彼をシークレット・エージェントに任命し、犯罪集団「アナーキー99」への潜入捜査を命令する。
*****

大音響とともに始まり、ど派手なアクションの連続です。このアクションが、何しろすごい! 今までのアクション映画のメインを全部持ってきて、それをさらに派手にしたような感じでした。そして、それをやってしまうのが、007のようにダンディーな男でなく、それまで警察をコケにしてきたような男なんだから痛快です。ワルを一流のエージェントに仕立て上げるところは、男性版「ニキータ」(「アサシン」)って感じですね。ただ、ちょっと、途中で、中だるみ(っていうか、あまりのアクションの連続で、こちらが疲れてしまったのかもしれませんが)があり、そしてまた、アクションの連続。ふー、相当疲れました(^^)。CMでもおなじみの雪山の雪崩のシーン。これは、この映画の中でも、メインに位置する物と思われるのですが、私は、このシーンの間ずっと「果たして、雪崩と、スノボーでは、どちらが、早く滑るのだろうか」と、悩んでおりました。やっぱ、雪崩には、勝てないでしょうねぇ・・・(^^;。笑えるシーンも多々あり、十分楽しめる映画でした。それにしても、サミュエル・L・ジャクソンって、よく出るよね〜(^^)。(2002.10,26)

●作品名インデックスへ
トレーニングデイ     2001年 アメリカ サスペンス・犯罪   
<監督>アントワーン・フークア
<出演>デンゼル・ワシントン , イーサン・ホーク , スコット・グレン  トム・ベレンジャー , エヴァ・メンデス , デンゼル・ウィッテカー
<賞>アカデミー主演男優賞
<内容>ロサンゼルス市警の新人刑事ジェイク(イーサン・ホーク)は、伝説的刑事アロンゾ(デンゼル・ワシントン)とコンビを組んで、刑事としての初日、トレーニングデイを迎えた。憧れの仕事に就き、正義感に燃えるジェイクの前に、現実が容赦なく牙をむき始める・・・。
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後味の悪い映画でした。正義感に燃えるジェイクの夢を次々に打ちつぶすアロンゾの存在が、嘘っぽく見えてしょうがありませんでした。いくらなんでも、こんな刑事、いないでしょう・・・いるの?(^^;
確かに、大きな悪に立ち向かうには小さな悪には目をつぶらなくてはやっていけないでしょうけれど、これは、ひどすぎます。
これでは、理想に燃えて新しい仕事に就くジェイクに、殺せと言ってるかのごとくです。
こんなに後味が悪い原因の一つには、アロンゾを主役に据えているからでしょう。ジェイクを主役に持ってきていたら、ありきたりになるかも知れないけれど、こんなに後味は悪くないと思います。そして、二つ目は、やはりデンゼルの悪役が、あっていない。もしくは、うますぎて、嫌悪感をもよおすからでしょう。
この役でデンゼルはアカデミー主演男優賞を獲得しましたが、これは、今までの功績をたたえての受賞だったと思います。他の作品で、もっと素晴らしい演技をしています、彼は。 私としては、この作品が彼のアカデミー主演男優賞受賞作と、後世まで残るのが、残念でなりません。こうなったら、もう一回獲って貰うしかないかな・・・(^^)。(2003,12,21)

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新しい(2019年)の感想はこちら
トレインスポッティング   1996年 イギリス  青春
<監督>ダニー・ボイル
<出演>ユアン・マクレガー ロバート・カーライル, ケリー・マクドナルド
<内容>ヘロイン中毒のレントンは、仲間たちとヘロイン漬けの毎日を過ごしていたが、万引きで、執行猶予を受けたことを機に、まじめな人生を送ろうとする。が、仲間に、ヘロイン売買の話を持ちかけられ、その話に乗ってしまう・・・。
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ダニー・ボイル監督を一躍有名にした作品。なるほど、こういう映画を作る人だったのか・・・。スコットランドの若者の、友達や家族との関係、映画といえば、007や、ショーン・コネリー(^^)、そして、あの、汚いトイレ!!(T_T)、すべてが、興味津々(^^)で、おもしろかった。映像が、躍動感あふれていて、音楽もよかったです。ユアン・マクレガーは、いかにも、ジャンキーらしく、やせてて、顔色も悪いし、ロバート・カーライルの、きれかたも、絶品!!(2001.01)

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トロイ      2004年 アメリカ アクション・戦争・アドベンチャー   
<監督>ウォルフガング・ペーターゼン
<出演>ブラッド・ピット , エリック・バナ , オーランド・ブルーム , ショーン・ビーン , ブライアン・コックス , ピーター・オトゥール , ブレンダン・グリーソン , サフロン・バロウズ  , ローズ・バーン , ジュリー・クリスティ
<内容>長い間敵対してきたスパルタとトロイの和解の宴が執り行われているまさにその時、トロイの王子の弟パリス(オーランド・ブルーム)は、こともあろうかスパルタ王メネラウス(ブレンダン・グリーソン)の后ヘレン(ダイアン・クルーガー)と恋に落ちていた。その上、パリスは秘かにヘレンをトロイに連れ帰ってしまう。その事に激怒したスパルタは、トロイに向かって、大軍を送り込んできた・・・。
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バカな弟を持つと、兄は、苦労しますねぇ(^^;。
それでも、弟を思い、父を思い、妻を思い、子を思うヘクトルは、孤高に戦うのです。このヘクトルを演じるエリック・バナの素敵なこと!(^^)。
主役は、ブラッド・ピットのはずなのに、アキレスよりも、ヘクトルの方に感情移入してしまいました。あまりにも強すぎて弱みのない男よりも、やはり人間味のある分かりやすい男の方が魅力的です。
ピーター・オトゥールの老練な演技もよかったです。彼がアキレスに会いに行くくだりには、涙を誘われました(T_T)。
そんなわけで、完全に私はトロイの味方!アキレスのいるスパルタ軍、汚いぞ!などと、映画の最中、心の中でののしっておりました。

それにしても、アキレスとヘクトルの戦いは、重々しかったですね〜。力と力のぶつかり合いという感じで、力のない私には、あの盾が重そうで、あれを振り回すだけでも大変だろうにと、ハラハラドキドキして見ていました。

大軍の押し寄せる様子は、まるで「ロード・オブ・ザ・リング」のようでした。あの火の玉も凄かったです。これらの迫力ある戦闘シーンのためだけにでも、この映画は、是非とも大画面で見たい映画の一つといえますね。
そして、こんなすばらしい映画技術を見せてもらえる時代に生まれて、本当に私は幸せ者だとしみじみ思いました(^^)。(2004,05,23)

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トワイライト      1998年 アメリカ ミステリー
<監督>ロバート・ベントン 
<出演>ポール・ニューマン 、 スーザン・サランドンジーン・ハックマン, リース・ウィザースプーン , リーヴ・シュレイバー , ジェームズ・ガーナー
<内容>元探偵のハリー(ポール・ニューマン)は、2年前、映画スター夫妻の娘(リース・ウィザースプーン)をメキシコから連れ戻す仕事をした。その時以来、彼は、夫妻の家に居候しているのだが、ある時、余命幾ばくもない夫のジャック(ジーン・ハックマン)に曰くありげな封筒をグロリアという女性に渡してくれと頼まれる。そして、ハリーは、事件に巻きこまれてゆく・・・。 
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この豪華俳優陣を見てください!これなら、絶対見たくなりますよね〜。それにもかかわらず、何故か、日本では未公開。映画を見たら、その訳が分かりました・・・・。つまらないのです。ミステリーなんだけど、その元になる昔の事件が、しっかりと描かれてないので、この夫婦の苦悩が、も一つ伝わってこないのです。ポール・ニューマン中心に描いてあるせいもあるからでしょう。彼は、この年になっても、まだまだ魅力的なのですが、やはり、ハードボイルドの主役は、もう無理なんですね。何となく、痛々しくさえ見えました。これだけのキャストを使ったにもかかわらず、もったいない作品になってしまいました。(2002,10,12)

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永遠に美しく・・・      1992年 アメリカ コメディー・ファンタジー
<監督>ロバート・ゼメキス
<出演>メリル・ストリープ , ブルース・ウィリス , ゴールディ・ホーン , イザベラ・ロッセリーニ , シドニー・ポラック 
<内容>ヘレン(ゴールディ・ホーン)は、友人で女優のマデリーン(メリル・ストリープ)に何回となく彼氏を取られ、ついに、フィアンセ(ブルース・ウィリス)までも奪われてしまう。それから7年、マデリーンの女優としての盛りは過ぎ、夫婦間も冷たく冷え切っていた。そんな時、美しく変身したヘレンがマデリーンの前に現れる。そして、二人の間に火花が散るのだった・・・。
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ゴールデン・ホーンは、ともかく、メリル・ストリープが、こういう役をやるとは!(^^)。
といっても、観るのは、2回目です。1回目に観たのは、随分前なので、ヘレンの肥満体型とか、マデリーンのミュージカルシーンをすっかり忘れていました。何回見ても見事に面白いですね〜(^^)。 二人の女性の間を行ったり来たりの不甲斐ないダンナ役もブルース・ウィリスだし、シドニー・ポラックも出てるし、出演者もとっても豪華。それに、秘薬を飲んだ有名人に、あんな人や、こんな人も・・・!(^^)。
お腹に穴が開いたり、首がねじれたりの特殊効果もいけてます。
それにしても、あの秘薬って年と共にあんなになっちゃうなんて、不良品じゃないのかしら・・・?しかもバラバラになっても死ねないなんて、最悪・・・(^^;。(2003,07,18)

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ドンファン   1995年 アメリカ  ドラマ
<監督>ジェレミー・レヴェン
<出演>マーロン・ブランドジョニー・デップ 、フェイ・ダナウェイ 
<内容>自分は、ドン・ファンだと名乗る青年の治療に当たった精神科医は、その青年の話を聞くうち、ロマンチストになってゆく自分に気付く。
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はじめは、ジョニー・デップのドン・ファンに、なじめなかったが、彼の過去の話を聞くうちに、わたしまで、マーロン・ブランドのように、彼に魅せられていった。やっぱり、髭のないジョニデのほうが素敵(^^)。それにしても、マーロン・ブランドの太り方はすごい。何を食べたら、こんなになるんだろ??(2000.10)