羊たちの沈黙
羊たちの沈黙は私の中で最高の作品です。これでジョディ・フォスターのファンになりました。よく、映画は原作を超えられないと言うけど、これに関しては当てはまらないのでは。原作も映画もそれぞれ素晴らしいものだと思います。ハンニバルも読んだけど、かなりショックでした。あんなクラリスは違う!私も、ジョディが降りて残念だけど、何だか安心しました。(よかったら、HNを、お知らせくださいね(^^))

羊たちの沈黙の原作読まれました?私は、読んでないのですが、映画とは、だいぶ違いがあるのでしょうか。ハンニバルは、どのような映画にするつもりなんでしょう(T_T)。あんまり見たくないです(T_T)。 (kuu)

ブレードランナー ディレクターズカット
(電影迷さんからいただいたコメントです。ありがとうございました。)
ブレードランナーは詰まらなかったですか? 無理ないですね。わたしも原作は高校生の時に読んでいて、あまりよく作者の意図が分からなかった。ただ、シュールで何か思春期のもやもやした気分によくあっていた。
映画になったときは、こんな内容の話だったのか!と 驚きました。フィリップ・K・デックだったかデップだったかそれぐらい作者のなまえを覚えていませんが、この人のSFは本当に面白く殆ど読みました。スペキュレイティブSFと呼ばれていたこのジャンルではトップの作家です。powさんの所にも書きましたので、なんですが、 是非、この映画をもう一度見てください。ポイント1は、四年しか生きられないようにプログラムされたアンドロイドが反抗します。生みの親を探して、対決します。
ポイント2は、主人公を殺す事が出来たアンドロイドが 殺さないで、主人公を殺さず語りかけて、死んでいきます。この2つの場面に作者のテーマが凝縮しています。
人はどうして生まれてきたのか?何のために生きるのか?
アンドロイドは人間とどう違うのか?寿命とは?障害をもった技術者と宇宙開拓者の欲望の処理の為に作られたアンドロイドとの交流。原作ではあまり記憶に残らなかった場面が映画では命とはなんと悲しい物なのか!登場人物の名前も殆ど忘れましたが、作品から教えられた事は今でも 自分の人生に影響を与え続けています。これは、あくまで私見です。だから、あなたがご覧になった感想を否定する物ではありません。(2001.08.21)
(kuu=また、改めて見てみる気力が湧きました(^^))