""二重スパイB
2003年 韓国 サスペンス・ロマンス
<監>キム・ヒョンジョン
<出>ハン・ソッキュ , コ・ソヨン
<内>1980年、東ベルリンから西へ、銃弾の飛ぶ中を必死に国境を越えようとする男がいた。彼イム・ビョンホ(ハン・ソッキュ)は、北朝鮮からの亡命者だった。韓国の安全企画部は、北朝鮮のスパイではないかと疑い、過酷な取り調べをする。そして、疑いが晴れた後、イムは、着実に韓国側の信頼を得てゆくのだった・・・。
<感>少々寝不足で観に行ったので、途中で寝てしまうかもと思ったのは、危惧となりました。冒頭からの緊迫感で、それどころではありません。そして、韓国のスパイ容疑者への取り調べも、凄まじいものでした。
たった20年前の韓国の話です。この時期の北と南の諜報活動のすごさに衝撃を受けました。一般民衆にまで、知らない人を見たらスパイと思えという教育が徹底していたのでしょうか。平和な日本で、のほほんと暮らしている私には、思い及ばない世界です。
しかも、当時、南北とも、スパイは、存在しないことになっていたそうで、2000年になって、初めてその存在が明らかになったそうです。過去、死亡または失踪したスパイは、両国で8000人にも及ぶそうです。
このような時代背景をふまえて、ストーリーは、進んでゆきます。
個を消して国家に忠誠を誓うスパイ達。その生きざまが、心に重くのしかかりました。
南で生まれ、南で育ったユン・スミが、何故、スパイになったのか。とか、留学生スパイ疑惑の所とか、少々分からないところもありましたが、私の勉強不足のせいでしょう。
自分たちの暗い過去を、このように映画にしてしまう韓国は、すごいですね。
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