父が住区を作る時に発行した「住区便り」に子供向けの何かを書いてくれないかと頼まれ、小学校向けに書いたお話です
その頃我が家に実在したアラップが猫にとって数奇な運命を歩んでいたのを、少し内容は事実とは違えて書いていきました。
アラップが正月の二日に外に行き、目黒通りで轢かれて、その後父は書けなくなり、この御話は終りました。
最後を父なりの書き方で終りました。実際の話ではなく、小説としてのアラップで挿絵は私が描いて本にしようと思ったのですが途中でやめました。
ここに小説として復元して父の童話を残したいと思います。