獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-199805-146

コロに出会えて17年間本当に幸せだったよ。
投稿日 1998年5月20日(水)14時41分 めぐ

こんにちは。めぐです。今日はとてもとても悲しいメッセージを書き込まなければならなくなってしまいました。今まで2回程相談させて頂いていた愛犬のコロが19日午前2:30天国に旅立って行きました。18日の昼間いつもの様に病院へ行き検査をしてもらった時は特に異常はなかったのですが、その日の午後9時頃ずっと鳴かなかったコロがとても辛そうな悲しげな叫び声をあげたのです。心臓とともに肝臓、腎臓もかなり弱り、そのため歩くこともできないほどのたくさんの水が肺やお腹にたまり息をするのもやっとでしたが特に変わった様子ではありませんでした。しかし万一のことを考えてお医者様に診てもらいました。お医者様もコロの様態の急変に「原因が分からない」と驚いていましたが色々考えた末、私たちの承諾を得て鎮静剤を打つことになりました。「鎮静剤を打つ事で楽になり朝まで寝てくれればいいが、もしかしたらそのまま眠り続けて死んでしまうかもしれない」と言われてしまいました。私は万が一でも死んでしまう可能性があるなら打たないで欲しいと思ったのですが、このままではあまりにもコロが苦しそうなので鎮静剤が効いて楽になってくれる事を信じて打ってもらいました。お医者様は「何かあったら真夜中でも構わないから連れてきて下さい」と言ってくれました。その後玄関に毛布を敷いてその上に寝かせてあげました。コロは苦しそうにしては落ち着くというのを夜中ずっと繰り返していました。私も毛布にくるまり「どうか元気になりますように」と心から祈り見守り続けました。だいぶ落ち着いてきたのでこのまま無事に朝を迎えられるだろうと思いつつも胸の不安が消える事はありませんでした。そしてコロの様子があまりにも静かなのでそーっと鼻の所へ手を持っていくと息をしてる様子がなく心臓も止まってしまっていました。慌てて両親を起こし、本当にコロの死を確認した後みんなで泣きました。私は、さっきまで頑張って立ち上がろうとしていたコロが死んでしまうなんて信じられず、お医者様に電話をして心臓マッサージとかでどうにかなりませんかと無理を承知でお願いせずにはいられませんでした。しかしお医者様に「静かに眠らせてあげた方がいい」と言われ私はただ泣く以外何もできませんでした。コロも死ぬ前に涙を流しました。犬が泣くのかどうかは分かりませんが確かにコロは涙を流したのです。私にはその涙の意味は分かりませんが「まだ死にたくない」という涙ではなく、「今まで楽しかったね。ありがとう」という涙だったと思いたいです。コロは本当に頑張りました。水がたくさん肺に溜り苦しいのに一生懸命呼吸をしてました。何度も何度も立ち上がろうともしました。しかし、すごく苦しくて辛かったはずなのに最期は本当に眠っているように安らかでした。今は天国に行って幸せに暮らしていると思います。しかし私はまだ昔のことを思い出して泣き続けるという毎日です。本当にコロが大好きで大好きでたまりませんでした。でも、私が悲しむことをコロは望んではいないと思うので早く元気になりたいのですがどうしても涙を止めることができません。獣医さんへの質問でもないのに個人的なことを長々と本当にすいません。でもあまりにも大きすぎる悲しみだったので私一人では抱えることができませんでした。でも別れは本当に辛いけれど、コロと過ごした17年間の思い出は悲しみには負けないと思います。だからコロと出会えたことを心から良かったと思います。皆さんもこれからもずっと愛するペットを大切にしてください。最後にとーるさんへ。私と同じような状況にいるとーるさんの心配が本当に良く分かります。いつ様態が変化するか本当に分からないので後悔のないように精一杯尽くしてあげてください。それと、「がんばろうね」と声をかけてあげるのが良いと思います。絶対に伝わると思うよ!早く元気になるように私も心から心から祈っていますから頑張ってください!本当に長くなってしまいすいませんでした。

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