獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-199902-15

マルチレスです。
投稿日 1999年2月13日(土)21時41分 ムクムク

Re:えさについて
2月11日発言のひよこさんへ

 オカメの餌ですが13歳というと今までのパターンを変えるのは
 難しいかもしれません。 シードをひかえられるのはお薦めできます。
 青菜は一年に一度くらいしか食べないこともありますので、食べないから
 入れないのではなく、カゴの肥やしのつもりで入れてあげてください。
 また、青菜によって好き嫌いがありますのでキャベツ・白菜・小松菜などの
 食用野菜からタンポポ・ハコベ・クローバーなど野草などもローテーション
 して入れてあげることもいいことです。 よく知られているように、野菜に
 よって栄養価が全く異なるので、好きだから同じものを入れ続けることの
 無いようにしてください。 あさのみやひまわりは小型のオカメでは
 食べないかもしれませんね。 どちらかというと皮のついたヒエやアワ・
 キビが中心になっているのではないでしょうか。
 ネクトンというのは私にはわかりません。

2月10日発言の外崎洋二郎さんへ

 「主要症状を基礎にした犬の臨床」によると中型のタマネギ一個程度
 (15-20g/kg)またはそのジュースを連続投与すると、赤血球内にハインツ
 小体が出現し、7−10日目には強い貧血が起こる。血色素尿は必発では
 ない。(DAIRYMAN)
 とされています。 大学時代の友人が研究でタマネギ中毒を取り上げて
 ずいぶん投与したそうなのですが、かなりの高用量を与えても症状が
 出ない個体もいたそうです。 そういう意味では個体によってタマネギに
 対する感受性がかなり異なるのかなーと想像していますが、このあたりは
 臨床家レベルの手に負えません。 あくまでも参考にしてください。


2月10日発言のrenaさんへ

 リンクよろしくお願いします。
 また、相互リンクが基本ですのでリンクフォームで登録していただけると
 ありがたいです。
 股関節形成不全ですが
 「原因−股関節形成不全の原因は明確にされていないが、遺伝的素因に
 よるものであることは明かである。 遺伝的素因に加え、発育期における
 栄養素の不均衡やタンパク質と灰分、特にカルシウムの過剰摂取が、その
 発生を助長すると考えられている。 また、急速に発育・成長する超大型
 犬や大型犬に発生が多いことから、発育期の骨と筋肉の発達に不均衡が生
 じるためと推測されている。」イラストで見るイヌの病気(講談社)
 とされています。 参考にしてください。

2月10日発言のアキコさんへ
 その後いかがでしょうか?
 化膿性の炎症浮腫かもしれませんね。
 アキコさんご自身が他院での診療を希望されているのなら、それもいいこと
 だと考えます。 早く元気になるといいですね。

2月9日発言のむらたさんへ

 フェレット・ウサギ・齧歯類−内科と外科の臨床(学窓社)によるとフェレット
 の腫瘍はインスリノーマ(膵臓)・リンパ腫・副腎皮質腺癌・皮膚腫瘍の順に
 発生が見られたそうです。 副腎の腫瘍は特徴的な皮膚病変が出る場合が
 ありますので診断されているのかもしれません。

2月8日発言のつくしさんへ

 動物アレルギーというのは、鳥の羽毛に対してアレルギー反応を起こすとか
 猫の毛に対してアレルギー反応を起こす体質と考えてください。
 つまり、そのような体質の方がアレルギー原因物質に接触すれば反応を
 起こします。 解放空間であっても接触機会があれば反応は予想されます。

2月8日発言のあやこじょーさんへ

 プレーリードックの去勢ですが手持ちの文献にあたってみましたが判明しま
 せんでした。 ただ、陸上ほ乳類の雄の去勢は麻酔さえ適切であれば、あまり
 困難ではないのではないかと想像しています。 このあたりは、他の先生の
 ご意見があれば私も伺いたいです。
 あと、去勢は行動抑制の補助療法にはなるとは思いますが、これでおとなしく
 なるとは限らないとお考えください。

2月7日発言のバングの父さんへ

 特に原因がないのに舐めたり咬んだりし続け、脱毛に至ることもあります。
 極端な場合はエリザベスカラーのような、局所をいたずらさせないような
 ことも必要な例も見ています。 原因はなかなか分からないこともあります。

2月6日発言のホソザワさんへ

 猫白血病ウイルス感染症は感染した猫の免疫力を低下させ、肺炎・敗血症
 歯肉炎・口内炎などの最近原虫並びに真菌感染(日和見感染)の誘因となる。
 (イラストで見る猫の病気−講談社)より
 とされています。決定的な治療法はなく対処療法が中心となります。
 猫の様子をよく観察され、先生に定期的に診ていただくとともに、症状の
 変化はこまめに相談してください。

2月6日発言のRubyさんへ

 冬毛が抜けてしまうような脱毛ならよく診ますが、地肌が見えるような
 脱毛は正常ではないと思います。
 先生に診てもらわれることをお薦めします。

2月5日発言のもどきさんへ

 肝機能障害というのはイヌや猫でもなかなか治療の決め手が無い場合もあり
 苦労することもあります。 まして、ハムスターとなると飼い主さんの
 ご苦労は大変だと思います。 書き込みを読ませていただきますと栄養の
 改善を中心に治療が行われているようですね。 多くの先生がやはりその
 ような対処になるのではないかと考えています。
 なんにしても長い治療期間が想像されますので、根気よくお世話してあげて
 ください。

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