獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-199906-153

抗てんかん薬 の こと
投稿日 1999年6月13日(日)21時15分 Tomo

抗てんかん薬についての質問を書き込みました Tomoです。

今年は鶏専門の じゅーいさん、 早々にレスを下さいまして ありがとうございました。

薬の量を 減らしたことについては 私の説明不足でしたが、
飲ませ始めて 3日目 ぐらいに 堪り兼ねて かかりつけの先生に 相談しました。
半分の量に 減らして様子を見る方法もあるが 、 最初の 1週間ほどは仕方がないし、
その後は 普通になるから・・・ と言われたので それから後2日間 我慢していました。
せめて、 1週間 頑張ろうと思っていたのですが、そこが 犬も 私たち家族も限界でした。

>それでも、ただ言いなりになるのではなく疑問点を質問し、
>飼い主さんも納得出来して治療を施してもらうべきではないでしょうか?
>それが、飼い主の義務であると思います。

もちろん、 それはそうだと 思います。
ただ、ひとつの 病気に対して いくつかの 治療方法がある場合、獣医さんの考えに
よって 治療方法も 変ってきますよね。
最終的には 主治医と よく話して 決めていくしかないのですが、素人にとっては
結局 その先生の考え方が 全てになってしまうわけです。

例を あげますと、 私の犬は 3年前に乳腺腫瘍の 摘出手術を受けました。
(現在も同じ病院に かかっています。)
発見が早かったので 腫瘍は 一個所で まだ小指の先ぐらいの大きさでしたが
「 乳腺はつながっているから 今 この1つを取っても いずれ近い将来 他にも
出来るから 」と 左側の乳腺全部を摘出 されました。
この時に いろいろ周りの人から話をきいたところによると 同じ乳腺腫瘍でも
その部分だけを 摘出した という人がほとんど でした。
確かに、 数ヶ月 又は 数年で 再発して 再手術を受けた という人もいました。

腫瘍の 病理検査の結果は 「悪性の疑い」とのことで、 抗ガン剤の投与を
薦められました。 いくら 信用している主治医の先生のおっしゃることでも
抗がん剤 の副作用の事を 思うと とても すぐに返事が出来ず、 私なりに
いろいろ調べました。 といっても 人間のような 医学書も あまりないので
大変困りました。
もちろん、主治医の先生にも 副作用のことは 質問しました。
「 人間のような 吐き気 とか 脱毛 のような副作用はでない。 」とのことでしたが
それでも 素人にしたら 「抗がん剤 」というだけで びっくりしてしまうのです。
結局 ある 大学病院の 先生に 電話で 相談させていただいて その先生から
「乳腺のがんには 抗がん剤が あまり効かない 」 ということと 「 自分のところ
では 乳腺腫瘍の場合は 摘出をしたら 抗がん剤は使わずに 様子をみていくように
している 」 ということを お聞きして 投与を お断りしました。

お断りしたことで 何か言われたりということは全くありません。
でも、あの時 いろいろなところに 聞いていなかったら 他の方法が あることを
知り得ませんでした。

今回、 抗てんかん薬に ついての質問を この BBSに書き込んだのは
やはり、他の獣医さんの お考えをおききしたかったからです。

「 てんかん」という病気については 本などで見みても 「完治はしないが
薬で 発作を押さえられる 」 程度のことしか わかりません。
薬で どの程度押さえられるのか、一生飲み続ければ発作は起きないのか
それとも いつか 効かなくなるのか、などなど わからないことだらけなのです。

一般的な見解でも 、ご経験からのお話でも とにかく 情報が欲しいのです。
よろしくお願いいたします。
長々と すみません。


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