獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-199906-84

マルチレス
投稿日 1999年6月8日(火)11時48分 プロキオン

6月7日の あつこさんへ
介助犬にかかわる仕事をしたいとのご希望のようですが、ご存じかも
しれませんが、介助犬には定義がありません。
何の介助をするかにもよりますが、生活全般の介助ということであれ
ば誰がどのような訓練をしようと制約はありませんし、CAPPに携
わる犬は全てが介助犬と言えます。聴導犬も獣医師会の委託で訓練さ
れていますが、これは訓練師さんが実施しています。
獣医系大学へ6年行ってから、さらに訓練師を目指すというのもかな
りの回り道のように思えます。
「テンカン予知犬」はアメリカでは刑務所の服役囚が訓練しているそ
うです。介助犬の育成も現状では特に資格に拘る必要はないように思
います。資格よりも実力がものをいう世界です。本当に介助犬の方へ
進みたいのなら、早い方が良いでしょう。
考える時間が欲しいのなら、大学への進学も1つの道です。獣医師以
外にも看護や福祉系の学校も調べてみるのも良いと思います。

*盲導犬については、その定義が法律で定められています。

6月7日のmaiさんへ
ゴールデンハムスターの場合は臭腺は腰の位地で両方の体側に
存在します。
今からの季節ですと、この辺りの被毛が薄くなるのはよく見ら
れるケースです。しばらく様子をみても良いように思います。
ただし、皮膚炎・皮膚病の場合もありますので、経過観察だけ
は怠らないようにして下さい。ひどくなる傾向が認められたら
できるだけ早く病院へ行くようにしてください。

6月7日の朋子さんへ
私もムクムク先生と同意見です。動物病院へ行ったからといっ
て診断がつくとはかぎりませんが、やはり実際のところを診て
もらった方が良いと思います。
私の病院へ転院してきたセキセイは、「脂肪腫なので手術でき
る先生を捜して下さい」と言われての来院でしたが、実際は腹
壁ヘルニアでした。脅かすわけではありませんが、好ましから
ざる病気も結構あります。空振り承知で何件かの病院へ問い合
わせてみてはどうでしょうか?

6月8日のにしおさんへ
問題点はとどの親さんのレスのとおりです。
アカギツネにはホンドギツネやキタキツネも入ってしまいます。
野生個体の捕獲飼育ではちょっと問題があると思います。飼育
下で繁殖された個体でも、そのことをどうやって証明するかで
すね。
ペットショップで販売されているキツネ達は現地でも希少種で
す。飼育する前に彼らのあり方も考えて下さい。アカギツネに
ついても同様です。合法非合法の証明もさることながら、どの
ような生活が本来の姿なのか考えて欲しいのです。
野生のキツネなら彼らの生態を勉強すれば、見ることが可能で
すよ。私の近所でも密かに棲息しており、テレビで放映された
ことがあります。子供達の通学路の橋の下に巣があり、驚かさ
れたことがあります。私自身も2度程目撃しています。
キツネの生活を彼らの邪魔にならない程度にちょっと除かせて
貰うのではダメでしょうか?
本当に直ぐ側にいるのですよ、高速道路の脇で寝ていたりしま
すから。

かつては漁業会社が北海道でキツネの繁殖を手がけていました
が、今は縮小か廃止されているようです。


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