獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-199907-282

RE、はな(雌猫8歳)糖尿病と診断されました
投稿日 1999年7月28日(水)09時27分 田口正行

猫の糖尿病はインスリンに反応しないものも多く(以前はNIDDMと言われていた分類になります)、治療が厄介な病気です。
しかし、全ての猫でインスリン抵抗性がみられるわけでは無いので、インスリンの投与をしないで始めから決めつけることは間違いと考えています。
糖尿病に侵された猫さんは来院時にすでに糖尿病性ケトアシドーシスといって緊急状態でみえることも多いので予後が悪い印象を持たれている先生が多いのだろうと思います。
まず、インスリン治療に入ってこの子の反応を確認することが大切と思います。
それでもしも反応が悪い(インスリン抵抗性が確認される)のならば基礎疾患としての内分泌疾患や膵臓の疾患などを診断していくことが良いと思いますが、、、
もう一度治療について先生と相談してください(僕もいま猫の糖尿病を診ていますが、その子は今は良い状態を保っています、あきらめるのは早いと思います)

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