獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-199907-299

猫の糖尿病について
投稿日 1999年7月29日(木)18時14分 播谷久美子

しまんまさんこんにちは 獣医師の播谷です。
 猫の糖尿病に関しては わたしも田口先生や りき先生とおなじ意見です。
 わたしも以前 猫の糖尿病の患者さんで 糖尿病性ケトアシドーシスをおこして来院されたあと 1日2回のインシュリンを飼い主のかたが注射して 3年間うまく維持できた経験があります。
 猫の場合 体重がすくないですし ペンシル型のインシュリン注射器がつかえるので 個人的には 猫にとってはそれほど負担になるとは考えていません。ただし 実際に治療をきめるのはしまんまさんご自身なので 参考意見としてですが。
 それはさておき いま このボードをあけたばかりなのですが はなちゃん 2〜3日元気がなくて 横になってばかりとのことですが 食欲があればいいのですが 食べなくなってきたら もしかして糖尿病性ケトアシドーシスの可能性があるような気がします。いかがでしょうか 田口先生 りき先生。
 ケトアシドーシスは 糖代謝の過程で肝臓で代謝されるケトン体が 代謝されずに体にたまり ケトン体中毒をおこした状態です。嘔吐がはじまれば緊急事態といってもいいので このまま亡くなってもいいとお考えになるなら別ですが とりあえず病院に行かれることをおすすめします。

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