小動物臨床獣医師のムクムクです。

Re:おかめインコの涙・・・
9月29日発言のnoobowさんへ

　オカメインコに涙があふれる場合は、麦粒腫や眼瞼炎など炎症が
　よくみられます。　眼に限定した疾病の場合もありますが、全身性
　感染症の一症状の場合もありますので油断が出来ません。
　注意深く経過を観察し、主治医の先生とよく相談して下さい。

Re:プレーリードッグのハゲ
9月28日発言のクーミンさんへ

　脱毛ですがいろんな疾病の疑いがあると思います。
　寄生虫性、糸状菌性、アレルギー性、内分泌性など。
　プレーリードッグを診られる先生は少ないとは思いますが、診てもら
　われることをお薦めします。

Re:卵が…。
9月27日発言のむつみさんへ

　卵が停滞しているとすれば出来るだけ早く鳥の診療を得意とされる
　先生に診てもらわれた方がいいですよ。
　衰弱してからだと、安全に卵を摘出するのが困難になりやすいからです。

Re:心配です・・・。
9月25日発言の椎名 弓子さんへ

　腫瘍は悪性の場合は癌と呼ばれますが、良性腫瘍の場合もあります。
　ただ、鳥類の腹腔内に発生した場合は、良性であっても生命の危険は
　あります。　卵管水腫は卵管の炎症などが原因で鳥とすればかなりの
　量の水が卵管に貯留します。　腫瘍に比較すると長期生存することの
　多い疾病です。
　今後の注意などは主治医の先生によくご相談下さい。

Re:あひるの大きな羽がすべて抜け落ちました。
9月24日発言のやまなかさんへ
　アヒルの場合は地域の養鶏場などに相談されたら家禽の診療に強い先生を
　教えてもらえるかもしれません。
　産業用のアヒルの場合は、地域の家畜保健所が組織としては担当されています。

Re:ハムスターの病気について
9月24日(金)01時56分 投稿者 はむ

　かなり臭いの強い血のような色をした物ですが血膿の可能性があります。
　それが外陰部から排泄されているとすると子宮蓄膿症の疑いもでてきます。
　ハムスターの診療を得意とされる先生に早めに診てもらわれることを
　お薦めします。

Re:助けてください
9月23日発言のあやこさんへ

　腫瘍はその悪性度も生命・治療に関わりますが、発生する場所も治療に
　関わってきます。　皮膚などにきのこ状に発生した場合は、根本を糸で
　くくるだけ治療できることもありますし、骨まで冒されていても、足や
　翼のように断脚、断翼で対処できる場合もあります。
　頚部に発生した場合、その基部に重要な呼吸器や血管、神経が通っており
　外科的切除が困難な場合が少なくありません。
　主治医の先生が手術は無理と判断されたのは、おそらく手術することが
　困難と言うより、命に関わると考えられたのではないかと想像しています。

Re:悩んでいます。
9月23日発言のくりくりぼうずさんへ

　最近、おしっこかけで困る場所にスプレーすることでかなり改善がみられる
　フェロモン製剤が発売されています。　これをまめに使用するとその場所に
　はスプレーしにくくなります。
　ただ、根本的にはトイレに対する不満がある場合もありますので、トイレを
　改善することはいいことだと考えます。

掲示板設置者として
この掲示板は「意見交換」のネーミングの通り「健康相談室」ではありません。
ただ、アドバイスが可能な書き込みについては、私個人は出来る限り返事をつけ
たいとは考えています。
通常動物病院では、飼い主さんから症状をお聞きし、検査のプランを立て、
検査を実行し、その検査結果から疾病を診断し、治療プランを立てております。
「○○病なのですが、どのような病気なのですか」などは、比較的返事を書きや
すいのですが、「このような症状なのですが何の病気ですか」などは、かなり
特徴的な症状でないと病気一覧も書きにくいです。
特に、すでに先生に診てもらっているようなケースでは、先生との信頼関係を
損なわないように返事を書くのが非常に難しい場合もあります。
また、掲示板では診断が出来ないわけですから、治療法について答えが出ることは
まずありません。
私個人としては、異常があればまずお近くの動物病院に行っていただく。
また、診断治療に満足できない場合、他院の先生に診てもらわれることは悪いこと
ではないと考えています。
「皮膚病なのですが○○県でお薦めの先生はないでしょうか」などという面では
ネットワークは非常に便利なツールですが、診断治療については無力です。
このあたりの点をご理解お願いします。