獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-199910-132

子犬の噛み癖
投稿日 1999年10月15日(金)15時41分 mon

かおりさんへ

あなたのべッカムは、おもちゃがあなたの手で
動かされていること、おもちゃより人間と遊んだ
ほうが楽しいのを知っているのです。きっと人間
が好きなのでしょう。

犬にとっての口は人間の手の代わりをします。
子犬は兄弟と遊びでじゃれあい、噛むことで
「どれくらいやったら相手がいやがるか」
「自分の力がどれくらいか」などを学習します。
相手が人になっても子犬には同じです。

ただ力が強くなっていきますから、犬が強く噛んだり
引っ張ったら、子犬だからと我慢せずに大げさに「痛い!!」
と言って遊びは中止、または「座れ」をさせてください。
あなたが慌てて犬をぶったり、逃げまわると「遊んでくれて
る」と犬が勘違いします。
まずいつでもどんなに遊んでいても、飼い主の命令で「冷静」
になる犬にすることが大切です。

それから歯の生え替わりも歯がかゆいくて物を噛みますから、
噛んでいい骨ガムや物を与えましょう。
ボール投げ、タオルのひっぱりっこなどは最後に必ず人が勝
つようにしてください。

「子犬だからいいや」と思っていると、成長の過程で犬はあな
たを家来とみなして、わがままになり、何でも自分に合わせて
くれないと牙をむくような犬になります。立派な犬になるかどう
かは、あなたの躾次第です。焦らずに生活を楽しんでくださいね。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。