獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-199911-27

マルチレスです。
投稿日 1999年11月4日(木)21時50分 ムクムク

小動物臨床獣医師です。

Re:ハワイからでもいいですか?
11月2日発言のEdwardさんへ

あごから背中にかけての脱毛ですが、ダニなどの寄生虫性の場合や糸状菌
といわれるカビが原因だったりすることがあります。 原因によっては飼い主
さんにも感染することがありますので、直接触られないことはお薦めできま
すが、マウスの世話もありますのでゴム手袋をしてから触るとか工夫して
下さい。 もちろん、動物病院で一度診てもらって下さいね。


Re:セキセイインコの足
11月2日発言のみっちさんへ

以下のページのような感じでしょうか。
http://www.vets.ne.jp/~mukumuku/case/kotukan/kotukan.html
ペンローシスは、早い目の治療で生活に不自由ない程度に起立・歩行でき
ようになることも少なくありません。 通常長期間の治療が必要です。

Re:噛み付くのは、愛情?それとも、凶暴?
11月2日発言のmarikoさんへ

このホームページのペットフォーラム・フェレットBBSにはフェレット
飼育のベテランの皆さんがいらっしゃいます。
そちらでも質問してみて下さい。

Re:物騒な質問ですが...
11月1日発言のKYさんへ

お仕事大変ですね。 訓練済みのイヌの件ですが、
http://www.vets.ne.jp/link/1100.html
に訓練所のホームページが多く紹介されています。
相談にも応じていただけると思いますのでご利用下さい。

Re:はじめまして
11月2日発言のyuuさんへ

どら声と嘔吐ですがストレスと言うより、喉の炎症などが一番疑わしい
と私は思います。

Re:寝たきり犬の介護について
10月30日発言のまどかさんへ

イヌの介護用品ですがヤマペットさんのホームページに紹介されています。
http://www.mediawars.or.jp/~yamapet/
いちど、見られることをお薦めします。

Re:原因が分からないとき
10月29日発言の234さんへ

鳥はイヌや猫と違って検査で十分な量の採血はしにくいし、レントゲン
検査も大きな動物に比較して情報量はかなり少ないです。
また、検査に対するストレスも強く受けますのであまり無理は出来ません。
その為、原因がわからないことは少なくはありません。
私の病院の場合、感染症を疑う症例が多いので、広範囲の細菌に効果のある
抗生物質を処方することが多いのですが、多分多くの飼い主さんがまたあの薬
かと話されていると思います。
ただ、鳥の診療は治すと言うより死なせないということが大事だと私は考えて
います。 抗生剤やビタミン剤で小鳥の状態が改善すれば、生体の自然治癒力で
疾病が克服されることはよく経験しています。
おそらく234さんの先生も、同じようなお考えではないかと思います。

掲示板設置者として
この掲示板は「意見交換」のネーミングの通り「健康相談室」ではありません。
ただ、アドバイスが可能な書き込みについては、私個人は出来る限り返事をつけ
たいとは考えています。
通常動物病院では、飼い主さんから症状をお聞きし、検査のプランを立て、
検査を実行し、その検査結果から疾病を診断し、治療プランを立てております。
「○○病なのですが、どのような病気なのですか」などは、比較的返事を書きや
すいのですが、「このような症状なのですが何の病気ですか」などは、かなり
特徴的な症状でないと病気一覧も書きにくいです。
特に、すでに先生に診てもらっているようなケースでは、先生との信頼関係を
損なわないように返事を書くのが非常に難しい場合もあります。
また、掲示板では診断が出来ないわけですから、治療法について答えが出ることは
まずありません。
私個人としては、異常があればまずお近くの動物病院に行っていただく。
また、診断治療に満足できない場合、他院の先生に診てもらわれることは悪いこと
ではないと考えています。
「皮膚病なのですが○○県でお薦めの先生はないでしょうか」などという面では
ネットワークは非常に便利なツールですが、診断治療については無力です。
このあたりの点をご理解お願いします。

なお、個々のメールによる相談はお受けしておりませんのでご了承下さい。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:ホームドクター・専門診療・救急:神奈川最大級のプリモ動物病院グループ様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。