獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-199912-16

マルチレスです。
投稿日 1999年12月2日(木)21時35分 ムクムク

Re:気嚢ダニ・Air sac mite
12月2日発言のNishiさんへ

 気嚢ダニはカナリヤで日本国内でも報告されています。
 Ivermectinは動物用医薬品として流通していますが、一般の方は入手でき
 ませんので獣医師に相談していただくことになります。

Re:セキセイインコについて
12月2日発言のさくぞうさんへ

 赤ちゃんや妊婦さんに限らずインコから人間に感染する疾病はあります。
 当ホームページの動物の健康・科学リンク集
 http://www.vets.ne.jp/link/sci01.html
 には、重要な人畜共通伝染病についてうまくまとめられたホームページを
 紹介していますのでご利用下さい。

Re:文鳥の雛
12月2日発言のりっくさんへ

 そ嚢食滞の疑いがあるようですね。 私は家庭での処置は難しいと考え
 ますので、鳥の診療になれた先生に診てもらわれることをお薦めします。

Re:猫のコクシジウムについて
12月2日発言のまりさんへ

 感染しても無症状の個体も少なくないのですが、幼ネコでは発病するものが
 多いです。 私自身なかなか治療が困難だった子猫・子犬を経験しています。

Re:うさぎのフンが少しやわらかめ
12月1日発言のえいろんさんへ
 糞だけ持っていくか、ウサギを連れて行くのかは事前に主治医の先生に
 電話で相談されたいいと思いますよ。
 私などは、直腸内の糞便を採取して検査しますので、特別な理由がなけ
 れば動物を連れてきてもらっています。

Re:獣医になるには
12月1日発言のあやさんへ
 どこに行っても同じと言うことはないと思いますよ。
 牛馬などの産業動物に力を入れている大学もありますし、地理的に小動物が
 集まりやすい大学もあります。
 獣医師広報板の獣医なサイトリンク集
 http://www.vets.ne.jp/link/vet01.html
 には獣医大生のリンクが多く紹介されています。
 各大学の現役の学生さんですので、各大学のカラーなども何となく伝わるの
 ではないでしょうか。 帯広畜産大学の情報はこの掲示板のお世話係の西原君
 が現役の学生さんですのでメールで相談されたらいかがでしょうか。

Re:気管支狭窄についてお尋ねします。
11月29日発言の坂本さんへ

 気管支拡張剤で気管が拡張するのはよく経験しています。
 あと、レントゲン撮影時の吸気と呼気のタイミングで気管の太さが
 異なって写る場合もあります。

Re:シマリスを飼っています。
11月29日発言のマエダさんへ

 右頬から胸にかけての腫れは、数日でと書かれていますので化膿性の
 疾病や浮腫が疑わしいと考えます。鼻先にも小さな白いデキモノですが、
 これは診てみないとなんと言えませんが可能性としては腫瘍の疑いが
 あると思います。

Re:犬の口臭
11月28日発言のミッチーさんへ
 イヌの口臭でもっともよく経験するのは口内炎や歯肉炎・歯槽膿漏
 など口腔内の疾病です。 歯ぐきや口内で赤くなっているような所
 はないですか?

Re:モルモットのパッシフィリア
11月27日発言のmonさんへ

 パッシフィリアですが原語の英単語はわかりませんでしょうか。
 似ている単語でちょっと調べたのですが、Passalurus ambiguusは
 蟯虫です。 Hasstilesia tricolorは吸虫といわれる寄生虫です。
 どちらもはずしていますね。 どなたかご存じないですか。

Re:ウサギについて。
11月27日発言のkayoさんへ

 ウサギの飼育法ですが、このホームページのウサギBBS
http://www.vets.ne.jp/bbs/c_1500.cgi
 には飼育のベテランの方がいらっしゃいます。
 そちらの方でもお聞き下さい。

掲示板設置者として
この掲示板は「意見交換」のネーミングの通り「健康相談室」ではありません。
ただ、アドバイスが可能な書き込みについては、私個人は出来る限り返事をつけ
たいとは考えています。
通常動物病院では、飼い主さんから症状をお聞きし、検査のプランを立て、
検査を実行し、その検査結果から疾病を診断し、治療プランを立てております。
「○○病なのですが、どのような病気なのですか」などは、比較的返事を書きや
すいのですが、「このような症状なのですが何の病気ですか」などは、かなり
特徴的な症状でないと病気一覧も書きにくいです。
特に、すでに先生に診てもらっているようなケースでは、先生との信頼関係を
損なわないように返事を書くのが非常に難しい場合もあります。
また、掲示板では診断が出来ないわけですから、治療法について答えが出ることは
まずありません。
私個人としては、異常があればまずお近くの動物病院に行っていただく。
また、診断治療に満足できない場合、他院の先生に診てもらわれることは悪いこと
ではないと考えています。
「皮膚病なのですが○○県でお薦めの先生はないでしょうか」などという面では
ネットワークは非常に便利なツールですが、診断治療については無力です。
このあたりの点をご理解お願いします。

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