獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200003-242

いろいろ
投稿日 2000年3月23日(木)22時31分 はたの

まっちゃん様
拙宅でもイヌ2匹が老年性白内障ですので、ご心配はわかります。
プロキオン様ご指摘のように、ちゃんと受診して、原因を確かめることが大切でしょう
けれど、視力障害そのものは過度に心配なさることはないかと思います。日本やアメリカでは
フェレットはペットですが、ヨーロッパの少なくとも一部では実用の狩猟使役獣として飼われています。
目がどのぐらい見えているのか心配になるようなアルビノ・赤目の個体も野外で
実際に使われています。ペットとしての暮らしには、目は人が案じるほど大きな障害には
ならないでしょう。

まや様
手の上で射精しませんか? ヒトに刷り込まれた個体がヒトをメスと認識して交尾している
可能性が高いと思うのですが。再現性があるのなら、病院でその行動をさせて、顕微鏡で
見てもらわれたらいかがでしょう。

panchi様
私は獣医師ではありませんが・・・。
私もいろいろと病院で死なせています。どうしようもなかったものも、担当医の腕を
疑った経験もあります。
「明らかな手抜き、ミス」と、「平均的な獣医師が一般的に期待される注意を払っていたが・・・」
というケースは違うでしょう。すべての獣医に名医たるを期待することはできません。
平均的な獣医師が普通の注意を払ったか、運悪く、ということも有り得る、ことは、
現実として受け入れざるを得ないでしょう。交通事故の加害者がもしF1ドライバーなみの
運転技術を持っていたら・・・とは期待できないように。
運不運、はやはりあるのだと思っています。
だからこそ、ICが重要であり、主治医の同意を得た上でのセカンドオピニオンが
重要であり、信頼できない獣医師、セカンドオピニオンをいやがる獣医師は見限る
ことが大切なのだと思っています。
商売熱心も、一概に責めるべきか? というと疑問です。生活が安定しなければ
最新の医療法の勉強をするゆとりもない、検査機器も更新できない、つい不必要な検査・投薬を
やりたくなる、のですから。

もちろん、不実な説明や、拝金主義はまた別の問題です。

だからこそ、御自身が書いておられるように、「飼い主が獣医を慎重に選ぶ」
ことは必要なのです。飼い主たちだけが病院に淘汰圧をかけることができるのですから。
そうしたドライブ要因がよりよい動物医療をもたらすのではありませんか?

飼い主にできること。
・病院を選択する。ただし、一度信頼できる先生を見つけたら、病院渡りはせずに。
・主治医・畜主ではない関係の獣医師の友人を作る。そうした機会が得られるいろいろな
 会があります。
・朝一番の第一印象に気をつける。細かな健康管理は素晴らしいと思いますが、毎日
 見ている親は子の成長・変化に気づかず、親戚が気づくことってありますよね。

 獣医師がみな聖人君子のわけはありませんが、他の職業と比べれば、少なくとも、
「いい先生が見つからない」というほど「悪徳」だらけではないでしょう。
 そして、小動物臨床の開業医・勤務医は、行政やメーカーの獣医師、研究医にくらべても、
ひとつひとつの命を大切にしてくれるひとが多いと感じています。
 理想的でないことを嘆かずに、いい面、少し前より良くなった面、今まさに良くなりつつある
面に注目して応援したい、と私個人は思っています。

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