獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200004-4

じゅんさんへ
投稿日 2000年4月1日(土)07時49分 ケンケン

セキセイ飼いのケンケンと申します。獣医ではありませんが、参考になれば幸いです。

 私も鳥を入院させたことがあります。オカメインコでしたが、自力で食事をとることができず、また、私に強制給餌の技術も無かったので、病院に預けました。いまではとても元気にしています。
 じゅんさん宅のインコちゃんの一日も早い回復をお祈りいたします。

 さて、保温に関して、白熱灯とヒーターのどちらを用いるか、ということですが、これは鳥の状態によって左右される物だと思います。

以下は私の方法ですが。。。
 本来ならば、インキュベータ−(保温器)を用いるのがベストですが、非常に高価なため(鳥の専門病院では導入されていますが)、一般的には白熱灯、ヒーター、エアコンを利用する手段が用いられ、また飼主さんに薦められてるようです。

 鳥がある程度元気で自力で食事をとれるなら、部屋全体を暖かくする、という方法がとれます。しかし、自力で食事をとるのがやっと、という状況になると、24時間、いつでも明るくて暖かい白熱灯を使います。これは気が向いた時にいつでも食べられる状況を作るためです。本来なら自力で食べてもらうのが一番ですから。

 そして、自力で食事をとれず、人間の強制給餌による食事管理となると、自力で食事する必要がなくなるため、照明は必要なくなります。明るくて起きてる時間が長いと安静させるのが難しくなるため、ヒーターで温度をとり、暗くして睡眠時間をとらせるためです。

 以上、私がかかりつけの先生に聞いたり、本を読んだり、体験したりして勉強したことなので、今かかられてる獣医さんのお考えとは合わないところもあるかと思います。
 疑問点は納得するまで説明してもらうのが良いと思われます。

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