昨日の夕方のニュースで、「どうぶつたちへのレクイエム」と言う写真展と写真集の
事を取り上げていました。保健所に収容された犬や猫たちの命ある最後の姿を撮った
写真です。寂しそうな目・すでに諦めきった目・怯えた目・・それでもまだどこかで
人間を信じているような目・・・その目を見ただけでも胸を締め付けられるようで、涙が
出てきました。
　彼らはその数時間後にはガス室へ送られて、もうこの世に居ません。
決して安楽死などでは無く、炭酸ガスによる窒息死！
最後の最後まで飼い主が助けに来てくれると信じた犬もいたのではないでしょうか？
　収容されているペット達の多くは、飼い主による持込であり、そしてその多くは子犬
や子猫だそうです。

　なぜ飼ってあげられないのに生ませてしまうのか？生ませてやれないのなら、なぜ
避妊手術をしてあげないのか？手術をしたくないなら、なぜ生ませてしまう飼い方を
するのか？・・
もし、生まれてしまったのなら、どうしても飼えなくなったのなら、なぜ里親を探さ
ないのか？そもそもなぜ、生き物を捨てるような人が生き物を飼うのか？　
不思議で仕方がありません。

　雑用をしている最中にそのニュースに気が付いたので、一部しか見ることが出来ず
詳しくは判らなかったのですが、試しにパソコンで「どうぶつたちのレクイエム」と
検索してみたら、HPがあり写真の一部が掲載されていました。　
宣伝するような形になって、よいのかどうか迷ったのですが、現在ペットを飼ってい
る人達に是非見てもらいたです。もちろん飼っていない人にも見てもらいたいと思います。