獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200006-2

飼い主の覚悟
投稿日 2000年6月1日(木)08時11分 パールちゃん

返してしまった仔犬のことで書き込みが続いていましたね。
私は自分にいつも言い聞かせています。
自分の飼っている動物が病気になったり怪我をしたり老いてきたりしたときは、
飼い主である私の気持ちよりもその子の気持ちを尊重しようと。
もちろん相手は物言わぬ動物ですから言葉はしゃべりません。
でも、それまでの付き合いが長くても短くても
その子の性格が少しでもわかっていれば
こんなことをしてほしいだろう、こんなことはしてほしくないだろう
という気持ちはわかります。
たとえば人見知りの激しい子には入院はさせません。
たとえ入院したほうがベターな場合でも、
その子にとって入院はベストではないと思うからです。
入院させてしまったほうが飼い主としては安心です。
でも大切なのは飼い主が自分のためにどうするかではなくて、
その子のためになることをすることです。
かわいそうな子を見ている自分がつらいならいくらでも我慢することができます。
自分のつらさを軽減するための決定ではなく、
その子にとってどうするのがいいのかを最大限考慮するのが
「何かあったとき」の私の決定要素です。

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