獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200011-121

文鳥の結膜浮腫
投稿日 2000年11月11日(土)17時38分 ぴょんた

はじめまして。私は獣医師免許を持っていますが、現在研究を仕事にしている臨床未経験の者です。本当は意見する方の立場なのかも知れませんが・・・。

95年9月にペットショップから成鳥で購入した実家のメスの白文鳥についてご相談です。昨年5月に大きな卵を産んだ直後から左脚の脚麻痺で起立不能になり、動物病院で診察の結果栄養性脚弱と診断されました。骨に異常はなく、アクトミン液・ビクタスS、ぺリアクチンSY(この薬については私自身分かりません)という薬を頂きしばらく経口投与していました。
その後脚麻痺は徐々に回復し、現在ではなんとか止まり木に止まれる状態です。(その間に下痢のため糞便検査を行ったところ便中に真菌がいたため、ファンギーソンを経口投与しました。)

さらに同年8月に左眼周辺の腫脹(および同側頭部にかさぶた)のため検査を行ったところ眼球表面に傷があり、眼瞼炎と診断され塩酸オキシテトラサイクリンと酢酸ヒドロコルチゾンの混合剤の点眼ならびに頭部への塗布を行いました。
それにより頭部ならびに眼瞼の腫脹は引いたものの、薬の投与を止めると頭部皮膚病は再発、左眼は結膜と瞬膜の浮腫のためうまく閉じられなくなってしまい、一進一退を繰り返しながら現在に至っております。

実家は離れているので、この報告は姉から聞いたものです。病院を変えたりしましたが、担当の獣医さんも原因が分からないと言っており、ステロイドと抗菌スペクトルの広い抗生物質ぐらいしか使っていない状況です。

もしかしたら全身性の感染症からきてるのかも知れませんが、今のところ局所的な対症療法のみで、私としては原因(脚麻痺との因果関係など)が知りたいです。
どなたかこのような結膜浮腫の原因および治療法について、どんな手がかりでもよろしいですので、ご意見宜しくお願いいたします!

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:ホームドクター・専門診療・救急:神奈川最大級のプリモ動物病院グループ様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。