獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200012-218

Re:うさぎの耳&義父が猫をどうにかしろと・・・
投稿日 2000年12月27日(水)13時41分 にゃおみ媛@2兎飼

にゃおみ媛と申します。獣医さんなどの専門化ではなく、只のうさぎ飼いです。

>ぶるぼんさん
はじめまして。
さて、片耳だけが垂れたロップちゃんって、結構多いですよ。
耳垂れは劣性遺伝のため、遺伝し難かったり、
あとは小さいうちに重りを受けるなどしてむりやり垂らしてない子とか、
ビックリすると片耳だけ立っちゃうとか、いろーんな子がいます。

成長に伴って耳も伸びてきて、その重みで段々垂れてくる子もいますが、
片耳ちゃんは片耳ちゃんなりの可愛さがあるし、
異常というわけではないと思うので、ご心配には及ばないと思います。

あと、首が少し傾いているということですが、首が傾いている病気といえば、
「斜頚」という怖い病気があります。
他にこれといった症状や異変などがなければ、違うかな?とも思いますが、
もしも健康診断がまだなら、是非、うさぎに詳しい獣医さんの元で、
検便をはじめとした健康診断を受けて置かれることをお勧めします。
健康時のカルテがあること、いざというとき、かかりつけの病院があることは、
とっても大切なことなんで、是非、連れてってあげてくださいね。

「うさぎはデリケートだから」と通院を極端にいやがる飼い主さんも多いけど、
やっぱり、プロにしか分からないことって沢山ありますし、定期的な健康診断とかって、
とっても大事だと思っています。(もちろん、飼い主にしか分からない表情の変化とかもありますけど)

んで、我が家のうさぎですが、小首をかしげる癖があるんですよ。
特に旦那に対して、「ん?」って感じでお目々をキラキラさせてみつめて、ナデナデを要求したり、
ご飯を要求したり...まさに「小悪魔」って感じなのです。
お客様には、良く「あれ?首が傾いてる?斜頚にかかったことがあるの?」
なんて心配されたりもしますが、小さい頃からの癖みたいです。
お母さんが片耳ロップの子なんで、普通のミニウサギよりは、耳が長くて、
分厚くて、重そうな感じがありますし、心もち左耳の方が長いみたいで、
左側を下にして小首を傾げてる感じがします。

うちの子のように、たんなる癖なら良いのですが、
文章だけでは、ぶるぼんさん家のうさちゃんの様子がわからないし、
やはり、健康診断を兼ねて、病院に行かれることをお勧めします。


>さとっちさん
私は、猫ちゃんは飼ったことがないのですが...
確かに、動物を飼ってることで、とやかくいう人は多いですよねー。
ただでさえ、妊娠中は、いろいろ不安なことがあるのに...辛いですよね。
私はまだ子供はいないけど、結婚して1〜2年のころに「うさぎのせいで」と
いったことを言われ、かなりヘコんだ経験があります。

でも、清潔な環境を保って、お掃除をマメにしたり空気清浄機のような文明の利器を使ったり、
口うつしで物を与えないとか、動物を触ったらハンドソープなどできちんと手洗いをするとか、
そういう当たり前のことを守ってたら、ほっとんど問題はないんですよね。
ただ、体質というのは人それぞれなんで、やっぱり一度は産婦人科で、
トキソプラズマの検査とか、アレルギー科で血液検査などしてもらったりして、
きっちり、さとっちさんご自身のデータをそろえられるのが良いかと思います。

あとは、まず旦那様とよーく話し合って、赤ちゃんと猫ちゃんの為のルールを決めたり、
もしもこうなったら...って事を良く話し合った上で、
旦那様には「全面的に味方」になってもらってくださいね。
自分の親からの進言でもめげちゃうのに、旦那様からの親からだと、辛さ倍増!ですもんね。
そういう時、旦那さまにしっかりバックアップしてもらえたら、安心ですもん。
できたら、旦那様から、お父様にしっかりと説明をしてあげて欲しいです。
そのためにも、まずは、さとっちさんご自身のデータと、
こういうところでの「大丈夫だよ」って体験談をしっかりとまとめておいてください。
体験談では納得してもらえないようなら、専門的な観点で書かれたHPを印刷したり、
産婦人科の先生にお願いして、一筆書いてもらっちゃったり...(駄目かな?)
そうやって、少しずつ、味方を増やして行けたらいいですよね。

実は、先日、我が家でも、旦那が咳が止まらなくて...ってことがあり、
内科の先生にも、うさぎの毛のアレルギーなどを疑われ、血液検査などをしたことがあります。
幸い、検査結果は、まったく問題がないもので、咳も耳鼻科に行くことで止まったのですが、
義母に「大体、うさぎを室内で飼うのはおかしい」などと言われ、かなり困りました。(T_T)
検査結果の数値を説明し、アレルギーとは何か、免疫とは何か...など、
分かる範囲のことを必死に説明したつもりでしたが、なかなかわかってくれなくて、
段々こっちも感情的になり、しまいには
「外に出せとおっしゃるけど、私にとっては子供を外に出せと言われるのと同じことです!」
と言い放ってしまいました。(^^ゞ
結局は、旦那本人が、検査結果などなどを踏まえて、時間を掛けてきっちり説明することで
ある程度は納得してくれたみたいですけど、やっぱり感情で責めるより、
きっちりデータなりなんなり揃えて、冷静に理論的に説明しなくちゃ駄目なんだなーって痛感したんです。

私のは失敗例みたいなもんだけど、さとっちさんにも味方が増えて、
お父様にもできるだけ納得していただけて、
猫ちゃんと一緒に、ニコニコしながら、出産&子育てができるようになるといいなーと願っております。
すんごく長くなってしまったけど、沢山の方が応援してくださってると思うので、
少し頑張ってみてくださいね♪
でも、くれぐれも、お体に障りませんように。
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/gong/

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。