獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200103-202

re:視力に問題のある犬と生活する時
投稿日 2001年3月29日(木)10時57分 りんママ

ハスのママさんへ

はじめまして、犬飼いのりんママと申します。

やさしいお母さんですね。
実家にいた子は、老齢で視力や聴力が衰えた頃は家族(特に母)の側を好んでましたので、出来るだけ独りぼっちにさせない様に気をつけていました。
昼間は殆どお昼寝していたようですが、母の気配がなくなると、室内(1階)を探していたようです。
階段から転けてからは、2階には絶対に上がろうとせず、階段の下から呼んでましたけど。
買い物に行く前には、【お買い物よ】と声を掛けていくと、おとなしく待っていました。
朝晩の散歩にも良く行きました。体を触る前には、一声かけてから触るようにしたり、ドアを閉める時などに出来るだけ、物音を立てないようにしてました。
普段の生活で気をつけていたことは、このくらいですね。

ハスちゃんは、室内にいるのでしょうか?
室内で気をつけること(基本的には、人も犬も同様)

1.生活の場は、1階にしてあげて下さい。(階段の上り下りは危険です。)
  階段に上れないようにストッパーゲートをして下さい。(安全のため)
2.同じように、室内や外に出る玄関などの通り道の段差をなくして下さい。(スロープ)  
3.フローリングの床は滑りやすいので滑りにくい物、マットを敷いたり、床材を替えたり。
4.室内の大幅な模様替えはしない事。模様替えをしたい場合は、少しずつ位置を変えて下さい。
5.家具の角をクッション材(赤ちゃん用など)で保護して下さい。
  配線コードなども足を取られやすいので、出来るだけ床に固定させて下さい。(配線カバー)
6.犬と同じ目線で室内を見回して、実際に歩いて下さい。
  そうすると、普段私たちの目線では気が付かない危険な箇所が解ります。  
7.食器の高さを床ではなくて、少し高目にすると食べ良いようです。
  
当然の事ながら、外へ通じるドアの施錠や飛び越えられる高さの塀は、常に気をつけておりました。
など、ご参考になれば良いですが。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。