獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200105-342

マルチレス
投稿日 2001年5月28日(月)16時24分 プロキオン

5月27日の kumiさんへ
プレーリードッグは、オグロであろうと他の種類であろうと、ジリスの仲間で
あろうと、本来笹や竹のような植物とその生息域が一致しておりません。食性
から言えば、適当であるとは言えません。
では、何を期待して給与するかということになれば、そのことを主張されてい
る本人でなければ説明はできません。
笹茶のような健康食品としての効能を念頭に置いているのであれば、その方の
実証試験が済んでから、内容をよく吟味して検討されたらいかがでしょうか?
個人的には、わざわざ笹に頼らなくても健康に飼育することは可能なはずと考
えています。

5月27日の セイコさんへ
私も他の方々と同様に、病院に落ち度やごまかしがあったようには 思われま
せんでした。
犬も猫も機械仕掛けで動いている訳ではありませんので、病院に来る患者の全
てを救うことはできません。救命できなかったからと言って、診料代金を減額
するいわれはありません。手を抜くことなく治療したのであれば、本来は堂々
と正規の料金を請求するべきなのです。
しかしながら、実際問題として請求しにくいのも事実です。また、あそこであ
あしたらこうしたらと、後から考えることもあります。そのようないろいろな
意味合いも含めての請求金額でありましょうから、赤字が予想されない限りは、
素直に受け取って良いのではないでしょうか。
決して、出血サービスとか、謝罪とかではないと思いますよ。

5月28日の チョッパーさんへ
フエレットのワクチン接種は、その生産農場によって多少接種時期が異なるの
かもしれませんが、多くは最初の接種が早期に実施されているようで、効果に
疑問の声があります。本当に有効無効を確認するには、ウイルスに暴露しなく
てはなりませんので、あくまでも理屈の上の話です。
しかし、ことが重大ですので、早期の接種を御破算に考えて、最初から接種し
なおすというのも選択枝の1つと言えます。
私は、昨年より安全とされていたワクチンが入手できなくなって以来、フェレ
ットは診料対象とはしておりません。もとより、国内にはフェレットに合法の
ワクチンは存在せず、料金とか接種回数とか以前に、獣医師と飼い主との間に
双方の合意が成立しなければ、ワクチン接種はトラブルの元となりかねません。
恐らく、安全であろうというワクチンを選択して接種することになるはずです
が、私はそのワクチンのフェレットへの使用経験がありませんので、具体的な
お話は、控えさせていただきます。

5月28日の ごんさんへ
小鳥の検疫は小鳥の種類、相手国と情況、対象となる疾病の日本の衛生情況に
よって必要とされる書類が違ってきます。
検疫対象外であれば、輸送手段の問題だけなのですが、どうも引っ掛かりそう
ということですね。このような場合は、輸入先の相手国の大使館に問い会わせ
る必要がありますが、大抵の場合は動物検疫所の方で必要な書類を把握してい
るものです。まずは、そちらに問い合わせると良いでしょう。獣医師広報版で
も官公庁の方でリンクされています。
以前、日本鳥学会の会頭をされている方が、「カシラダカ」の渡りを研究する
ためにシベリア方面へカシラダカを連れて行かれたことがあります。この時は
カシラダカが捕獲された地域の伝染性疾病の有無ということで、公共機関の獣
医師の証明書が要求された経験があります。
輸送方法は航空会社によってことなることも考えられますので、個々に確認さ
れた方が良いでしょう。小鳥そのものが駄目という場合も むろんあります。
こちらの場合は、どなたかにお譲りすることを考えなくてはなりませんね。

「犬の胃捻転」について書き込まれた方へ
ちょっと書き込み内容が気にかかりました。レスをつけるにも慎重さと言葉を
選ぶ必要があると感じていましたが、元の書き込みが分からなくなってしまい
ました。
直接、犬を診察可能な獣医師にセカンドオピニオンを求めることをお勧めしま
す。

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