獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200109-224

ワンコの飼い主さんへ、質問!
投稿日 2001年9月26日(水)01時08分 シッポナ

突然ですが、みなさんのご意見をお聞かせください。
私は動物病院で看護士をしています。
8月9月と、交通事故に遭ったワンコが多数運ばれてきました。
幸いどのワンコも、みんな元気に帰っていきましたが、なぜワンコが事故に遭うのか?
とっても不思議に思っています。
私の家の近所で散歩しているワンコの中に、飼い主がリードを持ち、ワンコは飼い主の後を着いていくか、
前を歩くか、そこら辺を散策しているか・・・とにかく飼い主から離れているワンコがいっぱいいるんです。
ワンコにリードをつけず、飼い主が持って歩く、これにどんな意味があるのでしょうか?
「うちの犬はとってもお利口なんだよ、リードをつけていなくてもちゃんと着いて来るんだから」と、自慢でもしたいのでしょうか?
子供の匂いを嗅ぎにいったりして、子供は怯えています。
猫の姿を見つけて、全速力で追い掛けたりしています。
道の真ん中を歩き、車がクラクションを鳴らすと、車が飼い主に睨まれます。
ワンコはつないで散歩する!と、誰もが知っている決まりです。
事故に遭って運ばれて、元気に退院していったと思ったら、1週間後にまた事故に遭ったワンコがいました。
最初は骨盤と大腿骨の骨折でした。しかし2回目は、脊髄の神経が圧迫され、下半身麻痺となってしまいました。
私に会うたびに、ワンコの飼い主さんはこう言います。
「治りますか?歩けるようになりますか?見ていると可哀想で・・・」
私達看護士は、ただ病気やケガを治して、はいさようなら〜と、機械的に仕事をしている訳ではありません。
事故だったら軽傷であって欲しい、病気だったら治るものであって欲しい、そう願いながら仕事をしています。
力不足故に、元気に帰れなかった子達には、とても申し訳ない思いが残ります。
しかし、ワンコ達自信が、自分で病気を作り出している事は、そうそうありません。
ほとんどの病気やケガは、飼い主さんに落ち度があります。
車がワンコに向かって突っ込んでこない限り、交通事故は必ず防げます。
私も自分の家のワンコや、病院の入院やお預かりのワンコの散歩に行きますが、
危険な思いをしたことは全くありませんし、そうさせないように注意を払っています。
治りますか?元気になりますか?と心配なさるお気持ちは分かりますが、その前に、ワンコにそんな可哀想な思いをさせないでください。
私だって治してあげたい、立てるようにしてあげたい、奇跡を信じたいです。
しかし、医学や技術が進歩しても、治せない病気やケガはいっぱいあります。
もしこれをご覧になっているワンコの飼い主さんの中に、リードをつけずに散歩をなさっている方がいましたら、
お聞かせ願えますか?その理由を。
長文になってしまいましたが、みなさんのご意見、お待ちしております。



◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。