獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200110-200

re柴犬について
投稿日 2001年10月20日(土)23時26分 はたの

獣医師では有りませんがご参考まで。

 「バットの中でしない理由」は何であるように観察できますか? それを見つけて対策する必要があります。ペットシーツがずれたりして踏ん張れないということはありませんか? もしそうなら、踏ん張れるように改良するわけです。排便の前にぐるぐるまわるうちに出てしまうことは? もしそうなら、バットを大きく、深いものにするとか。

 鼻ピン等してうなられて・・・というのはうまい対処ではありません。「打たれることに慣らしている」わけですから。叱るなら、イヌが脅えてうずくまったり、仔犬なら尿をちびるぐらい強く叱ります。マズルか首を掴んで顔を床におしつけ、ひーんと悲鳴をあげて、後ろ足から力が抜けるまで(抵抗の意志を捨てるまで)保持するなど。首筋をヒトが咬んで同じことをすればなお効果的。そのかわり、そういうことは滅多に(一生に何回か)しないですみます。一緒に寝る(ケージに入れるなら、ヒトが毛布を被ってケージの隣の床で寝ればいいのです)などして信頼関係が確立しているなら、強く叱ってもイヌがおかしくなることはありません。そして、そのように強く叱ったことがあれば、次は、舌打ちひとつで済むわけです。
 時と場合によってメリハリをつけ、雰囲気をきっちり変えることを考慮されてはいかがでしょう。
 遊んでいる時はイヌが上になったりゲームに勝ったりしてもよし。咬むのもよし。咬まれてヒトが(わざと)悲鳴をあげるのもよし。ただし、「終わり」と言ったら終わり。なお咬んだりするようなら、明確に「警告」。言葉はなんでもいいし、一定でなくてもいいので、毅然とした態度を示します。「警告」をも無視したら、雷を落とすのです。
2.5ケ月というと、親犬がけっこうきつくなるころですから、強く叱られることへの準備は出来つつあるはずです。

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