獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200202-106

yuttin 様
投稿日 2002年2月17日(日)20時11分 Suzuka

本来、雄の成犬同士が顔を合わせるというのは、かなり危険なことなのです。
日本犬は洋犬に比べて成熟が早いですから、6ヶ月といえばもう子犬とはみな
してもらえません。
かなり危険なことをさせているのだということを両方の飼い主が十分に自覚し、
注意しながらでなければ、今回のような事故が容易に起きてしまいます。
(もちろん、顔見知りの犬の場合は別ですが、それでもお互いの機嫌によって
は、いつもは仲良しなのに・・・ということも稀ではありません)。

今後、他の犬と接するときにはどうしたらよいのか?というご質問ですが、
御愛犬の意志にまかせてください。
避けたり、激しく吠えかかるようなら、無理矢理に近づけることはせず、やり
すごしてください。
友好的に近づきたがる場合には、前述したように、お互いの犬の表情や仕草に
細心の注意を払いながら挨拶させてください(いつでも引き離せるようリード
は短めにしっかりと持っていてください)。
一瞬ではあってもケンカの前には前兆(鼻にしわをよせる、低く唸るなど)が
ありますので、見逃さないようにして、少しでも前兆があったら、そこで分け
てください。
見逃さない自信が飼い主にない場合には、初対面の成犬同士は近づけない方が
無難です。

なお、襲われた直後の興奮状態や、傷に触れてしまった等の場合は別として、
飼い主に向かって唸るという行為を黙認してはいけません。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:「ペット用品販売」「犬の快癒整体」OrangeCafe様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。