獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200202-40

Re>老齢猫のリンパ腫治療 :ふーさんへ
投稿日 2002年2月7日(木)17時36分 ぴーたーのママ

私の飼っているのは8歳になるウサギで 2ヶ月前くらいにこの掲示板に投稿していました。
彼(オスです)も リンパ肉腫があります。
発見は去年の9月19日。今もまだ頑張っています。
抗がん剤も 放射線治療も 化学療法も使わず頑張っています。
何故なら 放射線治療するにも体の大きさの割りに体力的副作用のリスクが大きすぎるから。
抗がん剤も ウサギの命の源である食欲と消化を司る消化管への影響が大きすぎるから。
化学療法もまた然り です。
今は 抗生物質とアガリスクをミックスさせ 腸管の動きを止めない薬もミックスした散在を水にとかして(といっても解けるものではないのですが)与えています。
獣医さんも ウサギさん 体小さいのに頑張ってる とおっしゃっていただいています。
もうこのフ〜さんのメールへのレスはあったかと思うのですが たまたま見つけ 似たような状況の方だったので 遅ればせながらレスさせて頂きました。

少し道は外れますが 少し人間の場合を例えにしましょう。
ご存知だとは思いますが、人間の場合 年をとっていれば年をとっているほど癌の進行は遅くなります。
無責任なことをいえば寿命が先か 癌に食われるのが先か になります。
私のウサギさんの場合は その命と癌の進行の具合に賭けたのもありますし 手術するには 骨盤の近辺は 大きな動脈があるため危険があるから恐かったことも事実です。
今となっては 腫瘍に支配された彼の下腹部では自力で排尿することすらできなくなりました。
でも 私がおなかを押して圧迫排尿 という形を取れば 痛みを我慢して圧迫排尿をしている状況です。
それでも 生きようとする気持ちは彼の気持ちだし それをどういう形であれ助けられているのは今の私の状況だと自負しています。

長くなりましたが いかがですか?
何かヒントにはなれましたでしょうか・・・。

ふーさんの猫さんが ふーさんと共に少しでも長い時間よりそって 幸せでいられますように心からお祈り申し上げます。

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