獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200208-109

reプレーリー、野兎病補足
投稿日 2002年8月13日(火)22時21分 はたの

獣医師ではありませんがご参考まで。

 以下は「日本の」野兎病についてで、アメリカのものに当てはまるかは別ですが、パールちゃんご紹介のページもあっさりとしたものでしたので・・・。

 日本における野兎病は、感染した野兎を解体・調理することによってヒトに感染することがほとんどで、通常の接触ではうつりません。
 ヒトでは感染しても目立った症状が出ないことのほうが多く、やや以前ですが、東北の山村では半数以上の人が感染していて、かつ、自覚がなかったた例もあります。かかったとしても、気にしなくてすむことが多い、のです。
 症状が出た場合のうち、こじれるのは原因が判らない時で、「野兎病かもしれない」と医師に伝えて適切な薬剤の投与を受ければ、深刻な事態にはいたりません。

 原因不明の発熱やだるさが続くようならきちんと受診して野兎病の治療を受ければOKで、特に症状が出ないのなら、わさわ゛関しているかどうか調べずに放っておいてもOK、飼育しているプレからうつる確率も高くはない、という程度のものです。
 要するに、過度のご心配には及びません。

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