獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200210-113

reセキセイインコ
投稿日 2002年10月14日(月)22時51分 はたの

獣医師ではありませんがご参考まで。

 結論からいえば、その卵は捨てるしかありません。小鳥の卵の人工孵卵、孵った雛の人工育雛は、普通に飼っておられるかたの手には負えません。技術的にも、機材の面でも。不可能ではありませんけれど、超絶技巧の類です。

 もともと、「卵」や「子供」は、うまく育たないことがあるのを見越して、多目に産むものなのです。今の日本のヒトように、生れて来る子供が100パーセント近く育つほうが、「幸運な例外」なのです。
 セキセイにしても、最初は産みっぱなし、次は孵化まで、その次に育つところまで(進歩のしかたには個体差ありますけれど)というように、卵や雛を死なせながらうまくなってゆきます。
 
 ただ、いろいろと例外はありますが、室内放鳥を行っていると、繁殖が完結する確率はさがります。
 繁殖目的ならばケージ飼育がよく、逆に、室内放鳥をなさりたいのでしたら、繁殖は、「成功したらめっけもん」程度にお考えになるのがよろしいかと。

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