意見交換掲示板 2002年12月25日(水)10時35分

獣医師の田口です。
確かに、ショッキングな亡くなり方だと思います。
治療過程で急変している事から不信感をもたれている事も理解できますが、
この子の呼吸は酸素吸入が難しい程の状態であった事を考えると、治療の選択が問題で亡くなったのでは無くぎりぎりのバランスを崩した事に問題があったのかもしれませんね。
病院へつれて行った事が無駄と言う意味では無く、基礎にあった疾患によって状態が悪くなり過ぎていたので頑張りきれなかったのかも、、、

帰宅後の出血は肺損傷からだと思いますが、これは懸命な救命処置の過程でのもので死ぬか生きるかの状態で除細動やマッサージを行なっていますから、、
一番大切な事は、この子が本来患っていた病気は何だったのかでは無いでしょうか？

獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

$サポーター：ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー$

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー