まっくすさんへ。
ヒザのお皿がはずれるかどうか獣医さんは後肢を曲げ伸ばしする診察をしていましたか?
膝蓋骨内方脱臼はグレード1〜4に分けられています。
ヒザのお皿がはまるべき溝から常にズレている場合はグレード3、
グレード3が進んで回りの骨や腱が変形や癒着を起こしているとグレード4、
グレード3・4になると外科手術の対象になりますが、
そこまでいっていないグレード1・2なら手術の必要はほとんどありません。
たまに足を上げてケンケン歩きをする様子なら、
落下によって膝蓋骨周囲の腱や筋肉が少し伸びてしまい、
それによって膝蓋骨周囲が軽く炎症を起こしていたり、一時的にヒザのお皿がズレる状態だと思います。
文面からは手術を必要とするほどひどくはないように受け取れます。
炎症があるうちは運動を制限して安静にしたほうがいいですが、
腫れたり患部に熱をもったりしていなければ軽い運動(ゆっくり歩く)をして
膝蓋骨周囲の腱や筋肉を伸びたまま固まらせないリハビリをしたほうがいいと思います。
走ったり、急旋回したり、飛び乗り飛び降りしたりは厳禁です。
室内飼育なら床は滑りにくいように工夫してください。
肥満気味だとしたら減量を。足に荷重負担をかけないために。
現在の状態はどうなのか、今後の見通しはどうなのか、手術の必要性はどうなのか、
手術するとしたら費用はどのくらいになるのか、
膝蓋骨脱臼を得意としている病院を紹介してもらえるか等々については、
すべて今診てくれている病院に聞くのがいちばんです。
聞いたら失礼ということはまったくありません。