意見交換掲示板 2004年10月7日(木)13時41分

アライグマはもともと北米が原産の外来種です。これこそ人間のエゴで気性が荒く凶暴な野生種をペットとして買い求めた結果、持て余し、野山に次々と捨てられている。各地で農作物の被害が出ているだけでなく、生態系にも影響を及ぼしているんです。
アライグマに関しては、ここでは容易く『殺傷することなく放獣すべき』とはちょっと言えません。でも同様に『殺すこと』だけをしていても解決できない。動物取扱い業、ことに外来種を輸入・販売する業者の許可制度(規制)、無論終生飼育は当然ですが、現在ある『遺棄』に対しての罰則もあってないようなもの。これらが改善されなければ、被害拡大は防げないでしょう。
これはまた別の難しい問題になるでしょうね…。

それから…。
クマは一匹だけではありませんよ。殺したからといってまた次が出てくるでしょうね。
次なる被害防止のための予防策は、個人or地域としてされていますか？(クマの生息地把握・その保全、被害・出没情報提供や注意勧告、クマ対処法の啓発、出没電気柵などによる侵入対策、クマ誘引要素(廃棄農畜産物、生ごみ)の処理徹底などなど)。

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