獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200410-3

レス:2題
投稿日 2004年10月1日(金)12時09分 投稿者 プロキオン

9月30日の カルタさんへ
血液検査の数値というのものは、ある1点の情報にすぎません。採血した
ときに動物がどのような状態にあるかが重要なファクターとなります。
1つの検査項目に対して、高い数値が出たとして、主治医がさらに検査を
進める必要性を認めなかったということであれば、その動物を実際に診察
していない獣医師であれば、それ以上の判断に踏み込むことはないと思い
ます。
これは別段深い理由というのではなく、「動物とデーターの双方を見てい
る者」と「データーだけしかみていない者」という判断材料の量の問題で
す。少ない材料の者の方が敢て、発言するというからには、何か重要な点
を感じたという場合になると思います。
検査項目の数値に不安を感じるのであれば、再度、検査を実施して数値の
推移を確認されてみてはいかがでしょうか?


10月1日の タオさんへ
猫の呼吸器病に対するワクチンは、「感染を防ぐためのワクチン」ではあ
りません。「病気を重篤にしないためのワクチン」です。
したがいまして、基礎接種をキチンと2回済ましている猫であっても、猫
の健康状態と周辺環境の汚染状態の如何によっては、ワクチン接種済みで
あっても、感染は成立します。
これは、ワクチンによってもたらされる免疫グロブリンの種類に依存して
いるためであって、根本的にワクチンを別の種類のもの作り替えなくては
なりません。今現在においては、そのようなワクチンは製造されておりま
せん。
研究中である「粘膜ワクチン」の開発を待たなくてはならないと思います。

また、同じようにワクチン接種猫の再度の感染について(慢性化してしま
った症例)のやりとりが、「動物・ペットフォーラム」のネコの掲示板で
ありました。少しばかり前のやりとりになってしまっていますので、過去
ログの検索機能を使用すれば、見る事が可能です。
副鼻腔炎にまでいって、慢性化してしまった症例では、なかなか治療に反
応してくれずに長引くことになると思います。

「白い液体がべっとり」の方は精液とお考えということですよね? こち
らについては、実際に見てみないと私には分かりかねます。
ただ、月齢からいけば、すでに去勢可能な月齢に達しているいるようです
ので、去勢は実施できるはずです。
実施するか否かは、飼い主さんが決めてください。

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