犬の10歳には「歳も歳だから」という言葉が当てはまる場合と当てはまらない場合があります。
犬は7歳くらいから人間でいう中年期に入り、肉体機能は少しずつ衰えていきます。
しかし、10歳になるまで特に大きな病気や怪我をしたこともなかった犬が、
昨日と今日を境に急に歩行に老化現象を見せることはあまり考えられません。
嘔吐をともなっていることも合わせると老化現象というよりも何かしらの健康上の問題を疑うほうがいいと思います。
「何もせずに家で看取ってあげたい」と決めてしまうには早すぎる年齢です。
犬に負担がかからない方法、往診をしてくれる獣医さんを探すとか、
他の人や他の犬がいないよう診療時間の最後を予約するなど努力してみたらどうでしょう。
嫌がるのに無理矢理診てもらってストレスになってしまったという結果になるか、
早めに診てもらったから効果のある治療をしてもらえた、
あるいは検査の結果なにも問題なく安心できたになるか、
それは診てもらってからでないとなんともいえません。
検査費用については、どこをどう検査するかで大きく違います。
検査内容を決める前に、料金を知りたいと相談してください。